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柔らかな頬
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柔らかな頬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 101~103 6/6ページ
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ある日突然身近なひとが原因不明で姿を消したら。それも自分の子供が・・・。 私はまだ子供持ったことがありませんが、そうなったときの気持ちを一生懸命かんがえてみました。母親としての気持ち、子供の側の気持ち。読んでいくうちにすっかり入り込んでしまい、最後は主人公と同じように現実を受け入れられなくなっていました。読み終わったしばらくは放心状態でした。 | ||||
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桐野夏生の作品は犯罪小説とかミステリーとかいう単純な枠組みで括りきれない幅を持つ。 人間のこころのひだを、多くも少なくもなくきちんと描き切る力量には毎度のことながら感服するばかり。私自身は主人公とは何の共通点もないのに、知らぬまに深く感情移入している。ラストを「受け入れられない」読者も少なからずいるだろうが、敢えてこのラストにしてあるところにこの作品の奥深さがあるように思う。 | ||||
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私は母親である。母親にとってこんなに怖い小説はない。自分の娘が失踪する。原因は自分かもしれない。自分が悪いのだ。・・・日常に潜む恐ろしい闇を見事に描ききっている。この本を読み始めたのが午前1時。読み終わったのは朝5時。一気に読んでしまった。そして読み終わった後、まだ寝息を立てているわが娘の幼い顔をじっと見続けた。全ての母親に読んで欲しい本である。 | ||||
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