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柔らかな頬
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柔らかな頬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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ミステリーと思って読見始めたので、この終わり方には大不満でした。しかしミステリではなく普通の(?)小説だとしたら、後半の夢と現実が交錯させた表現も含め「色々な解釈の仕方があるのだ」ということで、不自然ではないです。女性独特(と思われる)の心理・・・カスミの典子に対する羨望の混じった嫉妬や、サチコがカスミに両親の消息について嘘をつく箇所等等・・・を描き方が巧みで一人一人を違和感なく受け入れることができると感じました。 | ||||
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主人公・カスミの娘が行方不明になると言うことからミステリーだと思って読み進めていました。しかし死を宣告された元刑事・内海が登場する辺りから物語はヒューマンドラマの色を濃くしていきます。人間描写・心理描写が多く、「生きるとは何か」「死ぬとは何か」という人間の究極のテーマについて深く考えさせられます。内海やカスミが娘の失踪に関する夢を見るのですが、読み手は夢想と現実の区別がつかなくなります。あらゆる解釈が可能な物語だと思われます。 | ||||
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さくさくと読めました。次の展開はどうなるんだろう。と思いながら読み進めるとあっと言う間です。下が楽しみになります。 | ||||
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全体的に(特に下巻)、ダラダラと話が進んでいく感じがしたけど、ときどき、テンポが変わってよかったと思う。しかし、最後の終わり方はもうちょっとうまくしてほしかったな。 | ||||
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夫以外の男と大胆に繰り広げた情事の翌朝、忽然と愛娘が消えた。基本的には相関関係の無い「不倫」と「娘の失踪」、しかし当事者は失踪に「意味」を求める。「意味」とは天罰であり、地獄への道標となる。それぞれの大人の事情がいわば自分勝手に反映された「意味」。だから「意味」は何通りにもなってそれぞれの大人を責め苛む。贖罪への旅も、結局は大人のエゴに過ぎないという作者の冷酷な視点が、そこにはある。事件に巻き込まれた者がその後多くを失い人生を狂わせる中、主人公の娘探しは続く。登場人物に全く救いの手を差し伸べない作者の冷徹な筆致は健在。個人的には「OUT」の方がまだカタルシス、というか生きる力みたいなのが得られて後味が良かったが、この話の結末は……議論が分かれるところではないだろうか。 | ||||
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ウーンおもしろかったけど、個人的には『グロテスク』の方がよかった!もし自分が母親だったら、主人公の気持がよりわかりやすいのかな?最後の部分(どういう所かはネタバレになるので書かない)はいらなかったと思う・・・ずっとミステリアスなままで終わった方がヨカッタと。だってこのお話は、主に主人公と愛人と元刑事の感情を語ることがメインでしょ?だったら無理に「答え」を書く必要はなかったのでは(アレが本当に「答え」になってるかどうかは疑問だけど)。「答え」を書いたことで、作品のクオリティーが下がった気がするのは私だけでしょうか??抽象的なことばかり書いて、わかりにくくてすみません。でも読んだ方なら私が何を言いたいのかわかってくださるのでは?と思います。 | ||||
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読んでいくうちにどんどん引き込まれるので、読書のプロセスとしては十分たのしめる。しかし、結末にはやはり少々たじろぎ、後味の悪さを残す。また、主人公の人物像がつかめない。詳しく描写しているものの、同性の友人に苦境に普通たよらないものだろうか? | ||||
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