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彼女は存在しない
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彼女は存在しないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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最後まで真相が分からずすっかり騙されてしまった。物語の展開方法はおもしろかったが、多重人格の話に重点を置いていた結果、殺人事件が起きているのに警察の捜査が発生しなかったり、兄とその恋人の出会いが分からなかったりといくつか気になる点もあった。 | ||||
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うひょ!面白かった。('-,_ω-`)プッ 迂闊なことを書くとネタバレになるので、事細かに書けませんが、一応内容らしきものを書いておくならば、とりあえず多重人格者のお話です。 男女二人の主人公が出てきて、それぞれの視点で物語が綴られます。この時点ですでに叙述は始まっており、ラストのトリックに繋がっていきます。 まぁ僕は途中でそのトリックに気づいちゃいましたが。('-,_ω-`)プッ ミステリ的な部分を排除しても今作はその淡々とした文章で綴られる登場人物の凄惨な過去や心の葛藤があまりにも生々しく、読んでいて始終胸が苦しくなりました。 だけど面白いです、はい。文句なく。('-,_ω-`)プッ | ||||
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少なくとも、浦賀和宏殺人事件、眠りの牢獄など、初期以後の浦賀作品の中ではこれはかなりいいと思う。 ミステリ的にも一応きちんとしていて、僕はミステリをあんまり読んでなかた頃にこれを読んだので、かなりいいと思った。 主人公のラストのあれもとてもいい感じだし。 | ||||
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軽いタッチなのですらすらと一気にラストまで読みとおせる。そこが肝心!たぶんあまり時間をかけて読んでいると最後に何がなんだかわからなくなってしまいそうである。多重人格者の特徴を見事に生かした構成。文章がどこかジュニア小説っぽいのが気になるものの、この構成の上手さに感心してしまいました。 | ||||
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大学時代に著者のデビュー作「記憶の果て」を読んで、とても衝撃を受けました。とにかく、この人の書く文章は、人の心の繊細さを文字に書き表して、私を切なくしてくれます。それはこの作品でも強く出ています。物語は、多重人格障害の疑いのある妹と、それに向き合うことで変化に巻き込まれる兄とその恋人、妹の別人格のときに交流する人々たちで進んでいきます。この作品では、その「人格」をキーワードに、それぞれの人間関係、劇的な展開、あっと驚く結末が、「記憶の果て」同様、「やられた」と衝撃を与えてくれます。個人的には、よりエモーショナルになれる終わり方のが、好きなんですが、やはりこの表現力と構成力は、素直にすごいと思います。 | ||||
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多重人格の描写が、こわい。夜一人で読んでいると、だんだん「ひとごと」でないような、気になってくる。誰が誰だか、わからなくなって来る恐怖。もしかして、自分の身近にも・・と考えると、怖くなります。 | ||||
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「すごくアヤコに似ていたから、あなたと間違えちゃったみたい」自分とそっくりなアヤコという女がいる・・・・誰だって興味を覚えずにはいられないだろう。この物語の主人公、香奈子は見ず知らずの女の子に人違いされ、そこから女の子と仲良くなる。しかしそれが、恐怖への幕開けだった。2重人格の女アヤコ、もう一つのペルソナ由子を中心に、ごく普通だった人間関係が歪み始めた。゛存在しない彼女゛とは一体誰なのか?息もつかせぬ展開に、きっとあなたも引き込まれるはず。「彼女は存在しない。」 | ||||
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