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蛇行する川のほとり
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蛇行する川のほとりの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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| 2002年12月から、2003年8月にかけて3冊にわけて出版された同名小説を一冊にまとめた本です。同著者の他の本に比べて、短いような気がします。物語の舞台は、ある学生の、蛇行した川のほとりの家。そこで合宿する少女たち、そしてやってくる少年たち。そこで彼らに語られる昔話の真相とは。ミステリーちっくです。というかミステリーなのかなぁ?ひとりひとりが、とても魅力的です。自分も彼らの輪の中に入りたいと強く感じます。ただ、この著者の本には多い気がするのですが、ラストが・・・なんだか納得できない感じがするんです。要するに不満?そこが、☆4つの理由です。恩田陸ファンの方、読んで損はありませんよ。 | ||||
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| この第三巻は、「真魚子」という第3者の視点から描かれていて、 事件の全貌が描かれています。 事件の真相は、最後に。 ある一夏の日常は過ぎていきます。 その中で、少女・少年たちが見出した愛情、死、罪とは? 是非、その目でご覧あれ。 | ||||
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| 見えてきそうで、見えてこない謎。 もどかしく、手を伸ばし、掴みかけたところに、 するりと抜け落ちてしまったかのような、 もどかしい巻でした。 徐々に提示されていくキーワードに、 この巻は「芳野」さんからの視点で、描かれています。 そして、第三巻は真魚子。 毬子、芳野、真魚子の三者から語る物語は、 果たしてどのような結末を見せるのか。 次巻に期待です。 | ||||
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| 三巻完結という形式の、第一巻。 少女たちの無邪気な夏を描くとともに、 どこか薄気味悪いミステリーの要素も含んで、 物語は進んでいきます。 全体の雰囲気としては、 乙一氏の「夏と花火と私の死体」に似通った雰囲気を持っています。 無邪気な夏に見え隠れする。 じとりと汗がにじむような気味の悪さ。 ミステリーの要素も高いので、 次巻にも期待です。 | ||||
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| 第三部「サラバンド」は鞠子の親友、真魚子の視点で語られる。 入院した鞠子に代わって、真魚子が「船着き場のある家」での合宿に加わる。真魚子は、演劇祭の舞台背景の製作を手伝うと同時に、第三者として、10余年前に起こった事件の真相に関する物語を見届ける役目を負うことを決める。 野外音楽堂に完成した舞台背景を運びこんだ後、芳野と月彦が舞台に上がる。香澄の母親が死んだ事件について、月彦が迫る真相と、疑問を挟む芳野との間で応酬が展開される。そしてまた、暁臣の姉が死んだ事件の真相が芳野と暁臣によって明かされる。 最後に、芳野は香澄の父親の前で香澄を演じ、母親を殺した犯人と動機を芳野なりの想像で語り、父親に別れを告げる。 終章「hushaby」は、時間的には第二部の雨上がりの朝に戻り、香澄の視点で語られる。 その前夜、母親の死の全てを鞠子に語り、香澄の中の少女と女が一つになった朝、香澄は子供の頃からずっと言えなかった一言を芳野に言うことに決める。 どの1冊も1時間程で読み終えられる短さと軽さを持ちながら、少女から大人への変化を見事な筆致で描いている。また、3分冊という発行形式がミステリィの妙味を引き立たせており、彼女の物語の語り手としての力量を再認識させられる作品である。 | ||||
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| 高校1年生の美術部員の鞠子は、野外音楽堂で行われる演劇祭の舞台背景を描くために、蛇行する川のほとりにある「船着き場のある家」へ、彼女の憧れの先輩である3年生の、香澄と芳野に招待される。 夏休みの9日間の合宿には、香澄の従弟である月彦と、その友人の暁臣が加わり、表面上は平穏に、舞台背景の作成が進んでいるようだった。 しかし、その背後では「船着き場のある家」で10余年前に起こった殺人事件と、その同日に起きた野外音楽堂での少女の事故死の真相が、静かに鞠子を追い詰め始めていた。 鞠子の視点から語られる、第一部「ハルジォン」は、ミステリィの匂いを密かに漂わせながら、芳野の視点で語られる第二部「ケンタウロス」へと続く。 どの1冊も1時間程で読み終えられる短さと軽さを持ちながら、少女から大人への変化を見事な筆致で描いている。また、3分冊という発行形式がミステリィの妙味を引き立たせており、彼女の物語の語り手としての力量を再認識させられる作品である。 | ||||
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| 1巻を買った数時間後には、2・3巻を買うために本屋さんに走ってました。 あまりにも魅力的な登場人物と、なんだか懐かしい舞台設定。 『木曜組曲』や『ネバーランド』の登場人物も十分素敵ですが この作品の主人公達には、さらにカリスマ的な魅力が詰まっていると思います。 夏休みのけだるい雰囲気と、どこか緊張して張り詰めた雰囲気の鮮やかな対比を楽しみながら、 ぜひ夏の午後に読んで欲しい小説です。 2・3巻ももちろん素晴らしいですが、謎がちりばめられた1巻には 特にぐいぐいと引き込まれました。 | ||||
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| 夏の終わり、蛇行する川のほとりの家に集まった高校生たち。この家は、昔、集まった高校生の母親が、姉が亡くなった場所。幼かった高校生たちは、その事件に関わっていた。その時、いったい何がおこったのか?犯人は、誰なのか? 2巻が始まって「あっ」となり、また3巻で、と内容とともに、いろいろ驚かせてくれる本でした。謎解きも面白かったですが、それ以上に、性格も考え方も異なる高校生たちの感情、不安が興味深く読めます。あの頃にしか、抱けないような感覚を、味わう(思い出す?)ことができました。一気に3巻読みました。 高校生の夏の数日が、濃い密度で描かれています。 夏の終わりの雰囲気が、GOODです。 | ||||
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本書は高校夏休みが舞台。 少年少女が幼い頃に起きた「事件」を反芻しながら、 真実を追い求めるストーリー。黒と茶の幻想のように 語り部が章毎に変わり、読むものを飽きさせない。 ミステリー要素も強く、各巻の最後に用意されている 急展開は、あっと驚く事ばかり。 さすがストリーテラー、恩田陸。 1巻を読めばすぐに2巻、3巻と読みたくなる。 まとめて買ったほうが良いですよ。 読了後の爽快感もマル。(恩田作品にしては稀有) ネバーランドや黒と茶の幻想が好きな人は買いです。 私的には恩田作品で一押しですね。 | ||||
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| あれだけ各章で余韻を残し惹き付けておいてラストはどうするのだろう?と少々不安もあったのですが文句ない最終章です。 二部の終わりの香澄の突然の死により物語の語り部は「真魚子」に代わります。 そして舞台は揃い、香澄の母の死の真相、暁臣の姉の死の真相が語られる事に・・・。 真魚子が加わることで物語に心の内部、憎しみ・嫉妬・愛情・憧憬など二部までにない深さが出てきます。 恩田さんの作品は文章を読んでいると川の流れる音や木漏れ日、少女達の風景などが驚く程鮮やかに浮かんできます。 何となくこの「蛇行する川のほとり」と共に私の一夏も終わった感じ・・・。 恩田さんの作品で言えば「木曜組曲」と「ネバーランド」を合わせたような雰囲気かな。 | ||||
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| ようやく最終巻まできました。今回の語り手は1巻の主役、毬子の友人の真魚子で、第3者の視点から彼女たちの事件の謎解きが行われます。 子供のときの、夢の中のような、ぼんやりとした記憶のなかの殺人事件。 1巻を読んだとき、背景程度に扱われていたこの事件の解決が、とても納得のいく形でされていて、意外なのと同時に感心しました。ここに視点を据えて読んでいたら肩透かしなんてことはないと思います。 少年少女たちの人間関係に焦点を当てて読むと、ちょっと消化不良の感が残るかも。 最後のエピローグは、香澄の視点で、嬉しかったのとともに、何もかも納得がいって、かなりスッキリした気分になれました。面白かったー。 | ||||
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| 恩田陸はジャンルが固定してないせいか、期待して臨むと「ん?」と思うことがあります。もちろん、その期待はかなり個人的なもの。私個人の好みは「学園もの」(この表現は好みでないけど)。ストーリーよりも、文章で表現される過ぎた時間への「懐かしさ」や「せつなさ」を味わうのが大好きです。その意味でもこれは合格点♪期待通りです。もちろん、ストーリーも次を期待する内容で、満足しています。 | ||||
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| 徐々に登場人物たちの失われた記憶が少しずつ少しずつ甦ってくる。 事件の被害者となった香澄の母の不品行と、彼女が常用していたという睡眠薬が、その死後きれいに消えていたこと。飼っていた犬がいたこととその名前。 やがて記憶の一片一片が繋がれ、真相が日の目を見るのでは――と期待を持った途端に予想外の退場の仕方をする、一番「何か」を知っていそうな登場人物…。 誰もが何かを知っていて、誰もが何かを隠している。 誰のために? 何のために? ざわつく雰囲気は収まらないまま、それに浸りながら3部作の最終巻である次巻を待ちたい。 | ||||
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| 誰もが一度は感じたことがあるかもしれない、夏休みへの希望と恐怖。 結局ただの夏休みだったあなたの求めていたものがここにはあります。 結局はひとつの話でしかないけれど過去と現在と未来が交錯しています。 3部の出版を待つのがもどかしい。 この本を読んで奇妙な感慨とあの夏の日を思い出してください。 | ||||
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| 三部作からなる蛇行する川のほとりの二部作目です。 恩田さんの『ネバーランド』にも似ていて隠された秘密・過去が少しずつ 浮き出してきながら物語が進んでいってます。 衝撃の告白から一夜あけた場面から始る第二部、5人に関係する過去の 秘密、『香澄の母の死』『黒い犬』『鈴』と次々と会話の中に出てくる のですが肝心の真相はまだわからないままです。 そして何よりも衝撃のラスト・・・。 うーんこんな場面で終わるとはやっぱり恩田さん次作まで思いっきり惹き 付けてくれます。 8月まで待てない面白さです。 | ||||
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| このお話は読者に少女漫画を読んでいるんじゃないかと錯覚させるようなお話。でも、きらきらした美しい夏のひとときの中にも背筋が寒くなるような出来事がところどころにちりばめられていてミステリーが好きな人も楽しめると思う。物語は三部から成っているのでこの本(第一部)を読んだら続きが読みたくてたまらなくなるはず。これからの展開がとっても楽しみ。恩田陸の作品の中でも特に読んで欲しい作品。 | ||||
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| 自慢じゃないが、記憶力はいい部分とまったく抜けている部分に分かれているのが私だ。子ども時代の遊び友達の名前など、今では2人くらいしか思い出せない。何をやって遊んでいたかも、強烈な記憶しか残っていない。 恩田陸の'02年最後になるであろう本書は、子どもの頃の夏、川のほとりで起きた人の死に関わる事件に纏わる物語だ。何かを知っているらしいが、思い出せないヒロイン毬子、ヒロインより謎めいている香澄と、その従弟の月彦、その友人で幼い頃姉を失くした暁臣。心理サスペンスの様相を見せる1巻目だが、「上と外」の例もある。どこに着地し「ああ、こういう話だったんだ」と感嘆させる恩田陸の筆力に、'03年もきっと目を離せないことだろう。 | ||||
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| 最近、推理物やSF作品ばかりでしたが、久しぶりにゴシック調ミステリーを書き下ろされました!やったーという感じですv こういう話をずっとお待ちしていました。「不安な童話」や、大好きな「麦の海に…」のような雰囲気の作品。あの、どこか現実でない古くて綺麗な童話のような空気が好きな方、是非是非おすすめです。来年4月、8月がすごく待ち遠しい話でした。 | ||||
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