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六番目の小夜子
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六番目の小夜子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 41~60 3/9ページ
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推理の内容とかは勿論良かったですが、何より高校生活って良いなぁと強く思いました! どんどん引き込まれていきました。読了感は良かったです。 | ||||
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リドル・ストーリー。それは、「物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了するストーリー」という意味である。本作で言えば、サヨコ伝説の全容が解明されないまま物語が終了する事に適用されるのではなかろうか? といっても、よく読むと、示唆的には答えは提示されている。(該当箇所を探るのも醍醐味の一つなので、詳細は各自で確かめてもらいたい。) 逆に言えば、そういった特質を持つ作品だけに、読者の想像力を膨らませる事ができる点も高評価の一因だ。 又、上記のようなミステリー要素と同時に、高校三年生の一年間という期間における少年少女の青春群像劇も描かれている。 ミステリー、若しくは、青春群像劇。これらのどちらか、若しくは、両方が好きな方にはお薦めの一冊である。 | ||||
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何回も読み返している大好きな小説です。 子供たちに貸したら無くしてしまったらしいので、再度購入しました。 (−_−#) | ||||
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物語序盤の設定が良く、読み初めの期待感は高いです。 反面、説明不可解なまま投げっぱなした謎や、 意味不明な行動なども多く、ミステリー小説的なきっちりした解決を求める人には★2、 細かい話より雰囲気や設定を重視する人には★4といった所でしょうか? 特にホラーテイストやノスタルジックな学園モノが好きな人にはお勧めです。 | ||||
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青春小説として受け取るか、ミステリ小説として受け取るかで、たぶん評価が割れるのでしょう。 貴方が小学生高学年、中学生、高校生だったら、読んでください。きっと貴方の青年期の思い出の一冊になるでしょう。 すでに大人になっていて、不条理が理屈で解決されないと不満に感じるようならば、あえて読むことはありません。 未成年なのに、もう大人並に心が固まっている人は、もう一度、学校がどんなところなのか思い出せるかも… | ||||
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結局小夜子が何者だったかわからないとか、雰囲気だけでラスト腰砕けとか、重要な役が最後にとってつけたように出てくる構成ミスとか、もう、さんざん聞きました。レビューでも、巷でも。 でもいいの。地方の高校、それも男女共学の雰囲気、そこで学ぶ者たちの物思い、明るさ、文化祭での弾け感をここまで活写してくれた小説ってないと思う。 男女共学の進学校といえば、林真理子さんの「葡萄が目にしみる」も好きなのですが、自分が経験したのは、こちらのほうに近かった。読めばいつでも「あのころ」に引き戻される。美人(に見える)で神秘的な転校生、何でもできる秀才くん、おとぼけの三枚目、ふつうだけれど賢い主人公、いつも背をまるめて一人でいたガリ勉、テキトーな先生、しっかりしていて全生徒をさばける生徒会長。キャラそろいぶみです。全員、実生活でいましたーー | ||||
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小夜子伝説の件などは ほかの方のレビューにも見られるとおり 賛否両論だと思います 個人的には、 文化祭の演劇シーンはスピード感があり とても好きですが 案外あっけなく終わってしまったために すこしだけ 残念な気持ちになってしまいました ですが、よくよく考えてみると 学校の都市伝説ってこういうものよね〜 という感じです(笑) 学校という舞台が ただなんでもない行事や習慣を 魅力的なものに見せてくれるだけであって 実際は なんてことないものだったりするのだ、と・・・ 小夜子伝説もそのひとつだったのだと思えば 納得します それよりも、注目して欲しいのは 受験生という設定と 随所に散りばめられている青春のシーンです リアルタイムで受験生活をしているときに この小説を読むと つくづく共感します 学生さんにはぜひ、読んで欲しいです 学校、という場所が いかに 不思議で奇妙な場所なのかが よくわかります それにしても、青春時代って 過ごしている当の本人たちはツライばかりですが 大人から見ると果てしなく羨ましいという なんとも不思議な時代です・・・ そんなことを考えてしまう小説でした | ||||
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サヨコ伝説が醸し出す不思議な世界観があればこそ、 本来もう戻れないはずの高校生活に知らず知らず引き込まれました。 リアルタイムで読める人には味わえない深い郷愁がここにはあります。 再読しても、 もやもや感は残るでしょうが、 また異様な世界観についていけないかもしれませんが、 それでもおすすめしたいと思います。 合わない人はごめんなさい。当然、星5つです。 デビュー作ゆえの未熟さが幸いしてかえって高校生活の雰囲気を色濃く感じます。 | ||||
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確かに謎がやっつけ感は否めません。 個人的には加藤くんがオタクっぽいというか、ちょっとリア充ではないってだけで 即入院させられてて、雑魚キャラ感満載で悲しかったかな… 美人イケメンの主要キャラがキラキラ青春してるのを僻んだ目線で見なければとっても楽しく読めますね! 先生がなんで手の込んだことをしてるのか、いまいち理由が弱かったかも | ||||
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学校に伝わるミステリアスなゲーム展開に緊迫感を覚える一方で、自分自身の高校時代を回想しなくてはいられないようなノスタルジックな雰囲気が、そこここに顔を覗かせています。 大学受験を控えた主人公たちの、刹那的とも言える日々の積み重ね。淡い恋心。心に染みる卒業式。そして何よりも、脳裡にこびりついて離れないほどの強烈な印象をもたらしたあの学園祭のシーン。 夜遅くまで文化祭の準備に明け暮れた高校時代。年に一度の文化祭には、いつもと違う何かが起こるような気がして、訳もなくそわそわしたり。必ず終わりが来ることを知りながらも、そんなことなど気付かないふりをして、必要以上にはしゃいで見せたあの頃。そんな経験のある人ならば、きっとこの物語の良さがわかると思います。 | ||||
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まだ僕が小学生の頃に、実写版がドラマでやっていた。 当時の学校教育の悪平等というか、集団的・同一化的な学校のシステムに疑問を投げかけるシーンが好きだ。 「同じ授業、同じ制服、同じ机とイス、テストで同じ解答を求められる。」 青春や学園生活は、漫画やアニメみたいに明るくは無い。 傷つきやすい人々が、傷つけあうのが学校だったような気がする。 僕はまたあの不思議な感覚や、10代の愚かしいセンチメンタルな雰囲気を味わいたくて、 DVDを探したら、これが高い。 なので小説版を読みましたが、やっぱりあのドラマ版の「音楽」が欠けているためにカタルシスはやや劣ります。 (勿論活字だけで、十分面白いです) 最近のドラマやJPOPにありがちな、軽率的な風潮・キャピキャピ主義・現状肯定観では得られない子供の残酷性も魅力だ。 個人的にトワイライトシンドローム探索・究明編みたいなノリだと思います。 学園型都市伝説系作品では今のところ最高峰。 | ||||
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学園もので、高校生を巡るホラーミステリーに近い内容の本です。この年代の何とも言えない青春そのものが、独特の感性で描がかれています。恩田陸さんのその後の活躍を予感させる、優れた本です、兎に角読んでください。 | ||||
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わたしはTVのDVDの方から入ったが、原作の方も嵌ってしまった。TVは中学生、原作は高校生、それでは原作をいかに手直しして、TVにしてるのか興味しんしんになってしまった。どっちがいいか、うーん、難しいところですね。原作も実は、なんとか賞落選版と、その後の手直し版がある。ついつい両方買ってしまった。あまり大きな違いは無いように思えますけどね。 | ||||
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かなり文章が読みづらい。 場面転換が会話文で始まるのはドラマの影響なのだろうか?1行開けているだけなので、場面転換したと気付きにくいことも多い。独白の書き方が統一されていないので、地の文と混同しやすい。擬音を多用する表現も稚拙。 ストーリーは常に謎で読者を惹き付けて飽きさせない。しかし、その伏線はほとんど回収されずに最後は打ち切り漫画の様な終わり方。読んでいる最中に残りページの少なさから不安になるが、その不安が的中して時間の無駄を痛感させられた。 結末が酷いので、これをミステリー小説とは呼べません。 | ||||
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ずいぶん昔に読んだ作品です。 美人で抜群に頭が良いが、どこか謎めいた転校生とその友人たちの話です。 いろいろと伏線を張るので、 「どーなるんだ!」 と読み進めますが、 「あれ?これで終わりですか・・・(ガックシ)」 という感じでした。 あのですね、、、自分で張った伏線は回収してください。 後味悪いといいますか、正直「読んで損した。時間返せ」という感覚になってしまいます。 「七番目の小夜子」でもいいから、書き直したら良いのではないかと思います。 | ||||
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物語は流れるように進む。 読後、結局あれは?。あそこは?。という疑問というか想像が止まらない。 雰囲気や流れを重視した洋画を見ている様。 | ||||
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超自然的な力がアリな世界なのかそうでないのか、途中まで濁されている。そのためジャンル分けに困るところが批判の集中する要因か。スルーされている伏線とおぼしきシーンや、乏しい擬音語表現なども目に付く。 それでも緊迫した状況を描くのは巧いので、伝奇的な作品を好む人は読んで損は無いだろう。 | ||||
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面白くて、2日で読んでしまいました。 絶妙な間合いと、読者を飽きさせることない文体は素晴らしいと思いました。 私的には、後味の悪さによって、学校というものの特別な感じや脆さを一層引き立てている気がして、逆にスッキリ終わってしまうより著者の言わんとするところが伝わるように思いました。 是非一度は読んでみて下さい! | ||||
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ちょっとホラーなのかな?と思っていましたが、そういう要素はまったくありませんでした。 途中、かなりドキドキのサスペンスな部分があり、これがたまらなく心地よかったです。 読みやすいのに読み応えがある、良作です。 | ||||
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ホラーでもないし、SFでもないし、ミステリでもない、ジャンル分け不能な不思議な作品。しいていえば、ジュブナイルってことになるのだろうか。 サヨコなる、今でいえばチェーンメールっぽい伝統行事(?)の設定は、かなり面白いと思う。が、中盤までの盛り上がりは、終盤、腰砕けの展開に。この落差に驚いてしまった。あの思わせぶりな言動、行動はどうなったのかと、伏線らしきものの決着がつかないんで、ストレスが溜まってしまう。 せめて共感を感じられればよいんだろうが、本書を読むには年をとりすぎたということか ・・・ それにしても、登場人物の高校生達が幼すぎないかなぁ。 | ||||
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