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六番目の小夜子
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六番目の小夜子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 121~140 7/9ページ
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同名のドラマを一話か二話観たことがあった。もちろん話の流れは理解できない。でも直感的に面白い小説の匂いを感じた。本を手にとり、自分が吸い込まれていった。あの時、確かに自分も「サヨコ伝説」を信じていた、肌で感じていた。意識の中で自分は確かに主人公たちと一緒だった。一息で読んでしまうこと間違いなしの一冊。タイトルはホラーな感じだが、この小説はホラーじゃない、ホラーじゃなくて良かった・・・そう思える、深みある小説。自信を持って星五つ☆ | ||||
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この作品はだいぶん前にNHKでドラマ化されました。私はこのドラマをすべて見ていて、当時かなり気に入っていました。今でも「再放送しないかなー」と思っているくらいです。ですが、最近になってやっと原作のこの小説を読みました。読んでみたら、ドラマのストーリーと小説のストーリーが結構違っていて、驚きました。ですが、「六番目の小夜子」のメインイベントは小説とドラマではあまり差異はなかったと思います。どのシーンかは読んでもらえればわかると思います。一番ドキドキするところです^^。小説の終わり方が私はちょっと気に入らないのですが、それを除けばすごく面白い作品です。ぜひ読んでみてください!! | ||||
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どっかで聴いたこと在るようなストーリー。小学生の頃、こっくりさんだとか、トイレの花子さんだとかのようなものの、不幸の手紙的な口承伝承文化を描いた秀作。物語には比較的入りやすいのでこの著者は非常に多作なので、まずはこの処女作。そして”光の帝国”あたりへとすすみ、ミステリーの長編ではまる。というのが正しい恩田陸の楽しみ方。としておすすめ。とにかく、まず初めに読んでおいて損はない。 | ||||
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どこの学校にもかならずある、怪談話、伝説。SFになるのかな? あまりSFが好きじゃない私も、おもしろおかしく読むことができました。 | ||||
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すごいおもしろいか、と聞かれると果たしてはっきりそうは言い切れない作品です。 が。 まぎれもない恩田ワールドだと思います。確かにラストがちょっと割り切れない、というかすっきりしない部分はありますが、これはデビュー作ということでがまんかな。でも途中はすごくストーリーに引き込まれました。関根秋くんやそのお友達たちのキャラクターも好感持てます。秋くんのお父さんは『象と耳鳴り』にでてくる元判事さん。ここの一家の雰囲気ってとっても好きなんですよねえ。 ストーリーはこの学園に伝わる「サヨコ」という一種のゲームのようなものを中心に進んでいきます。転校生の津村沙世子はなにものなのか?「サヨコ」が今まで一度も途切れず続いているのは誰かの強い意思が働いているのか?その誰かとは?なんだか現実と幻想が入り交じる不思議な空間。まさに恩田ワールドですよ。 ミステリーだとかホラーだとかファンタジーだとか、ジャンルを特定しないで「恩田陸の作品」として読めば、素直に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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いい大人が読むにはレベルが低いです。著者の「Q&A」が面白かったので期待しすぎたせいかも。登場人物が美男美女ばかりで 会話も薄っぺらくてひっかかりがなかった。高校時代にさしたるノスタルジーも感じていない私にはこの話は学校を美化しすぎな気がして、学園祭の劇にしても 別にすごいとも思えなかった。学園もののファンタジー、であっても SFみたいに辻褄を合わせる努力がもうちょっとあってもよかったのでは?すっきり終わらないうえに 心に何も残らない本でした。 | ||||
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学校に代々伝わる伝説。転校してきた謎めいた美少女。そしてそこから巻き起こる不可思議な現象・・・・・。魅力的な導入部についつい引き込まれてしまいますが、みんなが指摘している通り、余りにも「オチ」が酷い。提示された数々の「謎」が未消化のまま放り出され、読んだあとすっきりしない。ミステリーとしても、ホラーとしても、ファンタジーとしても中途半端。だけど、ストーリーの端々に煌めくセンスは確かに感じる。某ファンタジー賞の最終候補となったこの小説が掬い上げられ世に出たことは、作者にとって(そして一部の読者にとって)幸運だったのだろう。荒削りだった作者の才能がこの後、見事に開花したことを思えばこの本が出版された意味はあったのかもしれない。 | ||||
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サヨコとは一体何なのか‥その謎に対する不安が始終どことなく漂っている。 その不安感が読み手にも伝わってきて、途中、自分の背後が怖くなってしまう場面もありました。 本の内容にぐいぐいと引き込んでしまう勢いもあって、ハラハラドキドキしながら楽しく読めたな、と思います。 ただ、最後のオチが納得できないというか‥書店で、『学校に行けなくなる 本格ホラー』と書かれているのを見て買った私としては、サヨコというものが漠然としたままになっていて少し不満が残ってしまい、その点が残念なように思えました。 面白い作品だな、とは思いますが、多分"ホラー"が好きな人には少し物足りなく感じてしまうのではないかと思えます。 | ||||
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学園という空間、学生という時間、他から切り離された場での群像描写や、物語の盛り上げ方がこの作家さんは得意ですね。私はこの作家さんの演出や物語の展開の仕方が好きなので、物語後半まではところどころ拙い個所がありながらも、勢いがあり、非常に引き込まれました。青春モノとしてもなんだか懐かしい空気があって良かった。きらきらしてる感じです。ただオチはちょっと杜撰でしょう。小夜子の正体、事件の動機、伏線の始末のつけ方、全部適当すぎです。ミステリにおいて致命的な欠陥だと思います。ちゃんとラストまで練り上げてから書いてほしいですね。でも前半が面白かったので読む価値は充分あると思います。 | ||||
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代々高校に伝わる「小夜子伝説」。このゲームは、いったい何なのか、誰がなんのために、このゲームをはじめたのか?そして、伝説の女性と同じ名前を持つ転校生は、いったい何者なのか?伝説と、この転校生は、どう関係があるのか・・高校の1年間の行事とともに、主人公の高校生達は、この謎に挑んでいきます。謎とともに、話の筋と文章でゾーと来る恐怖、高校のあの頃しか味わえない感情・不安、主人公たちの青臭さと妙に老熟した考えの同居、高校生活の凝縮、ゆかいな仲間たちとの掛け合い、豊かな本でした。この本を読めば、同じ筆者の別の本がきっと読みたくなります。 | ||||
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恩田陸の原点の原点であり、好きな作家の出発点となる作品は読むのが私の主義です。しかし作品としては錬度が今一。神秘的で不可解だった小夜子がどんどん普通の女になるようです。現実離れしていればいいって言うわけじゃないけれど、最後まで小夜子に引きずりこんでいく筆力が感じられませんでした。彼女の最高の作品を読んでから、参考のために読んでおくといった程度がふさわしいかも。 | ||||
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「ドミノ!」や「上と外」に続いて手に取るが、この2作には及びもつかない作家の在りようの振幅に唖然。感性の問題?いやいや、こんな漫画な展開でも良しとするほどにはヒマではないのが大人なのだ。 | ||||
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テレビ版を見てから読んだので、正直、設定の違いに「あれ?」という感じも。少年少女の内面などデビュー作らしい初々しさがあるが、ミステリーとしてはテレビの方が面白かった。主人公もちょっとインパクトが弱い。 恩田作品で一番最初に読んだので、結構楽しめたけど、散々他の作品を読んでからだとちょっと物足りないかも。が、魅力的なタイトルのつけ方はやっぱりさすが! | ||||
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学校の伝説って、どこに行ってもありますよね。大半は怪談ですけど。この本を読んだとき、過ぎてしまった学生時代を思い出しました。ミステリー要素もありますが、これは学園モノとして割り切った方が読みやすいと思います。登場人物も好感が持てて、微笑ましい情景が目に浮かんできました。恩田さんを知るきっかけになった本なので、とても印象に残りました。 | ||||
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はっきり言って3分の2は面白かったです。でも最後が....。全然すっきりしない結末。誰が主人公なのか、何のために津村小夜子をこの学校に呼んだのか、黒川はいったい何がしたいのか、設楽が見た6番目の小夜子と津村小夜子が学園祭から消えたのは関係あるのか、石碑は誰が壊してなぜ壊されたのか、佐野美香子はどうして津村小夜子に利用されたのか。『冬の章』まではそれなりに楽しめましたが『再び、春』で拍子抜けしてしまいました。どの謎も半解きにしかなってないような気がして始めのころのワクワクドキドキ感が消えてなくなりました。どの女の子も美人という設定にもうんざり。私としてはもっと関根秋と津村小夜子に焦点を定めて欲しかったです。 | ||||
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はっきり言って3分の2は面白かったです。でも最後が....。全然すっきりしない結末。誰が主人公なのか、何のために津村小夜子をこの学校に呼んだのか、黒川はいったい何がしたいのか、設楽が見た6番目の小夜子と津村小夜子が学園祭から消えたのは関係あるのか、石碑は誰が壊してなぜ壊されたのか、佐野美香子はどうして津村小夜子に利用されたのか。『冬の章』まではそれなりに楽しめましたが『再び、春』で拍子抜けしてしまいました。どの謎も半解きにしかなってないような気がして始めのころのワクワクドキドキ感が消えてなくなりました。どの女の子も美人という設定にもうんざり。私としてはもっと関根秋と津村小夜子に焦点を定めて欲しかったです。 | ||||
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学校に伝わるサヨコ伝説。これを追う段階は興味を引く。忘れかけていた学校という空間というものを改めて感じさせる。しかし章ごとでもなく視点がコロコロと変わってしまうと、感情移入がし辛く、最も盛り上がるといわれる上演シーンも何となく過ぎてしまい、何となく終わってしまいました。それとストーリー以前に、太字強調はどうかと…こういったことは、やはり力量で読ませ示すべきでは? | ||||
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「サヨコ」が上演されるあのシーン。あの場面だけがドキドキさせられて面白かったけれど、あとは全くダメだったと思う。読み終わった後、自分としてはしらけムード。ホラーとしても青春モノとしても中途半端に終わった。評判が高かっただけに、徒労感も大きかった。 | ||||
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本当におもしろい!何度読んでも読みたくなる。ミステリーのような、学園ドラマのような不思議な魅力が詰まってます。サヨコとは何・・?本当は何がしたかったのか、なんど読んでもちがうなぞが出てきます。恩田陸の本は全部好きなんだけどとくに最高傑作だと思う!絶対読んでほしい!! | ||||
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本当におもしろい!何度読んでも読みたくなる。ミステリーのような、学園ドラマのような不思議な魅力が詰まってます。サヨコとは何・・?本当は何がしたかったのか、なんど読んでもちがうなぞが出てきます。恩田陸の本は全部好きなんだけどとくに最高傑作だと思う!絶対読んでほしい!! | ||||
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