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(短編集)
花の下にて春死なむ
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【この小説が収録されている参考書籍】
花の下にて春死なむの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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本の紹介文『優しく、ほろ苦い。短編の名手が紡ぐ、連作ミステリー。不朽の名シリーズ第1弾!』に 惹かれて購入したけど、ま~面白くなかった。1話目の俳句に興味がないから?2話目からいいの? 頑張って読めば面白いのかもしれないけれど、1話目の内容に気色悪いものを感じ脱落。 ★1レビューを見てから購入を検討すればよかった。反省。 | ||||
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・謎解きについて 普段あまりミステリを読まないので完全な主観ですが。 広げた風呂敷が全て一つの解に繋がって収まる、綺麗な謎解きではありませんでした。提示した事実の一部を無理やり繋げた感じ。あんまりスッキリしません。 ・ビールの描写について ビアバーを描写するのであれば、ビールのことをもっと調べて欲しかったなと思います。度数の違う4種のビールがあって、それが全て?ピルスナー(ピルスナーグラスを使っている)というのは無理があるかと。 工藤さんが度数だけで客に出すビールを選んでいるのも気になりました。ビールこそ奥深い世界、味も千差万別ですから。 また、「最高度数のビールは12度で、ロックで飲む」というくだりがありますが、少なくとも僕はそんなビールは見たことがありません。東南アジアの軽い(薄めの)ビールでしたら、氷を入れることもあるようですが。ヨーロッパの12度ぐらいのビールはむしろ赤ワインに近い扱いで、色も褐色や黒色。ぬるめの温度で、ワイングラスに注いで飲んだりします。そもそもピルスナーではないです。大分類のラガーですらない。 | ||||
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北森鴻氏はタイトルのつけ方といい、親しみやすく読みやすい設定といい、とてもうまい作家さんだという印象を受けます。ただ、個人的には、特に人物造形に無理がある気がして、今度こそと思って読んではみるものの何かしっくりこないことが多いです。 この本には6つの短編が収められ、共通の人物が登場する連作になっています。最初の「花の下にて春死なむ」と一番最後の「魚の交わり」は繋がっていて、ひっそりと質素に生きてきたもの静かな老俳人、故・片岡草魚の人生を、フリーライターの女性、飯島七緒がたどってゆく話です。 他のレビューアさんが、65歳と28歳のこの2人の恋愛に無理があると書いていらっしゃいました。年齢も同感ですが、七緒が草魚を自分の部屋に誘うところが唐突でしっくりこず、後の方の「魚の交わり」でも、七緒がここまで激情的になって草魚の足跡にのめり込んだり、まわりも目に入らなくなるほど感情を爆発させるのが非常に違和感がありました。どうもこのキャラクターは不自然で理解しがたいです。 他の登場人物も、「いや、ここでそういうことを言うかな・・」とか「ここでこういう行動には普通出ないだろう」みたいなことをしょっちゅう感じてしまい、「蓮丈那智シリーズ」を読んだ時もそういえば同じことを感じたのだったと思い出しました。先にプロットありきで、それにあわせて登場人物の動きを詰め込んでいるような印象というか。 他、「終の棲み家」は多摩川の土手に小屋を建てて住みついた老夫婦をしみじみと描いていますが、終わりが何か納得できない、「七皿は多すぎる」と「家族写真」は話の設定自体が不自然、などなど、辛口ですみません。この作家さんで気に入ったものは今のところ「裏京都シリーズ」の2冊だけですが、こちらは軽いユーモア・ミステリなのでそんなに期待していなかった分、意外性が楽しかったのかもしれません。こちらも京都のお惣菜がおいしそうでしたが、この香菜里屋シリーズもビールと料理がおいしそうで自分でも作ってみたくなります。 | ||||
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なんとなくかな | ||||
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北村鴻は、『メインディッシュ』を読んで、 どうもよくわからないなぁ と感じたことがあった。 それで、この本が評判なので読んでみた。 あいかわらず、ムリな設定をするのだと思った。 物語から 年齢を推定すると この本の 現在は 1998年となっている。 はじまりは、現在の2年前から。 飯島七緒は 最初の物語が 28歳の時。1968年生まれ。 大学を卒業し、4年間働き、2年目のフリーライター。 その時に、片岡草魚とであい セックスをする。 片岡草魚 昭和22年10月7日 長府の大火事 そのとき 18歳だった。昭和22年は、1947年。 単純に計算すると 1931年生まれ。 つまり、片岡草魚 65歳のときである。 死に方から見れば、ホントに枯れすすきのような状態で セックスができるのかと疑わざるを得ない。 『愛しいという言葉に語弊があるならば、乾きと言い換えてもいい』 この場合は 乾きでなく 渇きだろうけれども、 片岡草魚が 乾きすぎていると思うけど。 それにしても、その後は 片岡草魚は飯島七緒の歌をも読んでいない。なぜ? ふーむ。この飯島七緒は、 よっぽど物好きか、おかしなオンナなんでしょうね。 どこか、年齢の計算が違っているのだろうか? その設定から 物語が紡がれるので、事件が古びていて、 時間感覚が 随分ずれている。 香菜里屋のマスター 工藤哲夫 ワインレッドのヨークシャテリアの絵がついているエプロン。 いろいろ、解明するのだが 嘘っぽいなぁ。 仮説、推定、妄想のクチで、検証されていないところがミソかな。 何れにしても、無理やりの設定があり マグロ七皿をたべるオトコの話は、全く意味不明である。 物語が 破綻しているまま つらぬきとおす。 | ||||
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1998年に出た単行本の文庫化。 おしゃれなビア・バー「香菜里屋」のマスターが客の話を聞きながら、様々な謎を解いていくという短編集。6篇が収められている。 ビールや料理は美味しそうだ。ホタテの殻をそのまま鍋に使ったものなど、ぜひ、食べてみたい。 しかし、ミステリとしての出来は悪い。トリックや謎というより、人生の機微を解き明かすような話が多い。小説としては興味深いが、謎の解き方は滅茶苦茶で、方向性を間違えているのではないかという気がする。 | ||||
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1998年に出た単行本の文庫化。 おしゃれなビア・バー「香菜里屋」のマスターが客の話を聞きながら、様々な謎を解いていくという短編集。6篇が収められている。 ビールや料理は美味しそうだ。ホタテの殻をそのまま鍋に使ったものなど、ぜひ、食べてみたい。 しかし、ミステリとしての出来は悪い。トリックや謎というより、人生の機微を解き明かすような話が多い。小説としては興味深いが、謎の解き方は滅茶苦茶で、方向性を間違えているのではないかという気がする。 | ||||
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うーん…。 謎解きに無理があるのはまぁこの手の話としてはしょうがないとして、店に来ている客がいちいち「どうして!」とか「え!?」とか気持ちの悪いリアクションをとるのがどうにも気になって。 話も微妙な軽さがハマる人にはハマるのでしょうか…。 他の方も書いてみえますが、料理は本当においしそうです。 内容は(私は)つまらなかった。 | ||||
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うーん…。 謎解きに無理があるのはまぁこの手の話としてはしょうがないとして、店に来ている客がいちいち「どうして!」とか「え!?」とか気持ちの悪いリアクションをとるのがどうにも気になって。 話も微妙な軽さがハマる人にはハマるのでしょうか…。 他の方も書いてみえますが、料理は本当においしそうです。 内容は(私は)つまらなかった。 | ||||
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