■スポンサードリンク
(短編集)
触身仏
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
触身仏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作では民俗学と事件がもう少し密接していたのだが、今回は民俗学とは無縁な 平凡な動機で事件が起こることが多く、どうにもミステリとして楽しみにくい 民俗学的に見ても、秘供養あたりは面白いのだが、どうにも前作に比べるとできがいまいち まあそれでもそれなりには楽しめるので、続刊を期待して買うのもありかもしれない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2002年に出た単行本の文庫化。 民俗学とミステリの融合をはかっている本シリーズだが、第二作ではむしろ大学や学問世界における人間関係のドロドロした部分に焦点が当てられている。民俗学の世界のことは良く知らないが、いかにもありそうなことだ。読んでいて恐ろしくなった。 このシリーズは、どの話も暗い情念が渦巻き、しょっちゅう主人公が危機的状況に陥るため、読んでいて緊張を強いられるのが特徴だ。しかも、結末でほっとさせてくれるわけでもないし。 寝る前とかに読むのは避けた方が良い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「凶笑面」に比べると民俗学と事件との間の解離が広がり、怜悧なロジックが影を潜めた印象があります。蓮丈先生も怪我をしたり犯人に陥れられたり。ちょっとドタバタしてしまったな、という印象です。解説では人間味云々と持ち上げていますが、蓮丈シリーズはあくまでもクールであって欲しかった思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章が読みやすいので、へえ~、と流されてしまいそうになるけど、これしかない!的に蓮丈那智が導きだす結論が、他にも選択肢はあるだろーと思わずにはいられないところが、シャーロックホームズ的とも言える(笑)。それに「異端の民族学者」だから、ある程度は許されるのかなぁと思うけど、考古学上の自分の説を、あまりにも断定的に言うところが、それはないだろ~と思わずにはいられず、本筋とは関係ないところで読後感がすっきりしない。逆に考古学好きな人にキビシイかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!