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斜め屋敷の犯罪



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斜め屋敷の犯罪の評価: 3.79/5点 レビュー 109件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 81~100 5/6ページ
No.29:
(5pt)

壮大なトリックに彩られたロマン溢れるミステリ

「占星術」に続く2作目。作者の代表作であるばかりでなく、日本ミステリ史上に残る傑作。全体が"斜め"に傾いた屋敷という趣向。雪の中、幻想感溢れる雰囲気、奇矯な探偵御手洗の登場と舞台設定が抜群だ。
作中で起こる様々な不可思議な現象も、事件と有機的に繋がっており、それが最後に合理的に説明されるのも心地良い。とにかく、メイン・トリックの壮大さは他に例を見ない程で、良い意味で笑い出してしまう程だった。カーの良く出来た密室物を読んだ時と同じで、「良くこんな事を思いつきますねぇ〜」という想いだった。作者がミステリに対して夢とロマンを持っているとヒシヒシと感じた。
実は、犯人(分かりやすい)が席を外した時、このタイミングで犯行を行なっているなぁ、と察したのだが、方法が分からなかったのだ。それが、ああいう説明とは......脱帽しました。御手洗の奇矯な言動が不自然ではない程うまく整えられた舞台設定と壮大なトリック。冒頭でも述べたように、日本ミステリ史上に残る傑作である。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.28:
(2pt)

いまいち

トリックは御手洗シリーズらしくよくも悪くも奇想天外なものですし
そのことについては大きな不満もないのですが
登場人物や動機、背景などに魅力を感じなくていまいちでした。
事件に至るまでの背景・人間の悲哀が描かれている面に魅力を感じ
そしてそれを求めて御手洗シリーズを読んでいた私には合いませんでした。
ミステリは何よりもまず、トリックが重要だという人向けだと思います。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.27:
(5pt)

これなくして本格ミステリは語れない

人物造詣や設定の有無より、まずトリックで驚きたいという人にはお勧めの作品。
トリックは眼前に広がっているのに気づかないような鮮やかさであり、それを証明する御手洗の話術や行動に「ううむ」と唸らされる。
このトリックは、作者の手腕と御手洗という登場人物によって遺憾なく発揮されているように思える。
戦後の本格ミステリ史でも類をみない秀作
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.26:
(5pt)

トリックに私が望むもの

ミステリーにおけるトリックについて、私は自分なりの判断基準がありました。リアリティ、必然性、厳密さ、解明された瞬間の衝撃度。島田荘司氏が「斜め屋敷の犯罪」において仕組んだトリックは、トリックそのものの驚きもさることながら、トリックに対する私の判断基準を根底から揺るがす、まったく新しい思考をもたらしてくれました。この作品のトリックには詩的な輝きがあるのです。そのフォルムには優美さが、そのトーンにはユーモラスで物悲しい音色が、その色彩には淡く儚い霧のような時が刻印されているのです。「トリックにおける美の追求」私はこの作品に出会うまで、そんなことを考えたことすらありませんでした。これ以降、きっと私はミステリーを読むたびに、その本の作者に心の中で問いかけるでしょう。「あなたのトリックは美しいですか?」と。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.25:
(5pt)

衝撃のトリックでした

 初めて読んだ島田作品です。最初はよくある設定だと思いました。最初にある理由で、犯人は解ったのですが殺害方法は読めませんでした。 最後残り3分の1になって探偵が登場するという展開にも感銘を受けました(そこまでムリなく読めた引きのある作品でもあったという事ですね)。そしてあのトリック。素晴らしすぎます。ヴォードレールの引用もゾクゾクします。「占星術」を読んだ方にはニヤリとする箇所もあり面白いと思います。 
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.24:
(5pt)

タイトルの付け方がうまいと読んでから気づきます

前作『占星術殺人事件』と同様、御手洗潔が活躍する島田荘司の2作目です。事件の内容はタイトル通りで、ピサの斜塔のようにわざと斜めに建てられた邸宅で連続殺人事件が起きるというものです。いずれの事件も密室殺人で、犯人が部屋に入ることも部屋から出ることも全く不可能に思えます。雪国での事件だというところがひとつのミソでしょう。前作のような怪奇的な趣はなく、極めて現実的に筆が進みます。が、トリックを知った時の驚きは前作以上かも知れません。ストーリーにはあまり関係ないと思っていた部分がこんな意味を持っているとは!読者の気を逸らすミスディレクションの使い方がとてもうまく、騙される快感を見事に与えてくれる作品です。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.23:
(1pt)

その方法は可能なの

動機も今ひとつ。最後の殺人方法はちょっと偶然に頼りすぎでは。もっとも、この方法でなくては、成立しないから仕方がないのでしょうか。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.22:
(3pt)

南波杏もお勧め。

『占星術殺人事件』の次に読む小説となります。著者の実質的な第一作である『異邦の騎士』がもたらすようなスピード感は、この小説にはありません。時間的・肉体的・物理的に、やはり無理なんじゃないかな、と思える箇所があります。ただ、女性心理を巧みに描いているので、勉強になりました。南波杏が公式ブログの中で「(トリックについては、)実験してみたいナリ・・・。」と書いていましたが、そんな気にさせるトリックでした。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896
No.21:
(1pt)

いっそ動機も

犯行動機になまじリアリティを持たせたために、犯行方法との間で釣り合いが全く取れていません。いっそ動機の方も同じテイストにすれば、完璧にアレなものとなったはずです。本作品、倒叙形式にした場合、とてつもないものができ上がることでしょう。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.20:
(5pt)

御手洗の出番が少ない

謎解きのその一言を読んだとき、思わずうーんとうなってひっくり返った覚えがある。単なる偶然とか、全く無意味な犯人の勘違いとか、そういうものの積み重ねの上で、至極奇怪な犯行現場が完成した、という落ちの推理小説がある(残念なことに、この作者が本作以降、時々それをする)が、本作は本筋ではそれはない。トリックも壮大で、フェアである。リアリティーがどうとか批判する人がいるそうだが、推理小説って最初から虚構の世界のものなんだから、そんなこと言わずに、素直に驚愕したら良いと思うんだけどなあ。御手洗の出番が少ないのが残念。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.19:
(5pt)

本格推理最強の傑作

言わずと知れた島田荘司氏の「占星術殺人事件」と並び賞される傑作。勿論最大の評価点はあの驚天動地の大トリックなのでしょうが、さらにこの作品で評価したいのは、むしろあの単純明快なトリックを、しっかり伏線を提示しながらも、ラストまで見事に読者から隠し通しているという点にある気がします。読者は初読で大トリックにただ驚き、再読では巧妙な伏線に唸るという、本格推理の正しい楽しみ方ができるわけです。大トリックを用いたミステリにありがちな、単なるワンアイデアもので終わっていない稀有な作品です。幸いにもノベルズ刊行時にこの作品に出会ってからミステリにはまって20数年、あの時の読後の衝撃を超える作品には未だ出会っていません。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.18:
(5pt)

本格推理を意識した最後の作品

御手洗シリーズの『占星術殺人事件』に続く作品。1981年12月に『占星術殺人事件』は発表されていて、その次の作品として本作は1982年11月に発表されている。いわゆる本格推理作家としての第2作として発表されたということで、本作の巻頭にはヴァン・ダインの作品のように全登場人物と事件現場の詳細な構造図が図示されている。しかしながら本作の後、氏の御手洗シリーズはプツリと止まり、再会は1985年11月の短編『数字錠』、長編に至っては1988年4月の『異邦の騎士』を待つことになる。実はここに氏の御手洗潔に対する妥協のない愛着を感じずにはいられない。実際は最初に書かれていた『異邦の騎士』はいつでも発表できる状態だったであろうし、その内容の素晴らしさからも読者に圧倒的な支持を受けるのは分かっていたであろう。しかしながら氏は受け入れる読者の熟成と発表の機を待ったのである。『暗闇坂の人食いの木』以降の作品を読めば一目瞭然だが、氏は単純な本格推理として御手洗を出したくなかったである。単なる謎解きではなく、並列して発動するストーリーに伝説や過去の重要な事象それ自体をひとつの物語として組み込む手法が加えられ、それらが最後に一つに連環し、一挙にリンクする素晴らしいプロットが完成するという仕立ての上の一つの香辛料として謎解きはあるべきだと考えていたに違いない。ということで本作はいわゆる『本格推理小説』としての御手洗最後の作品と言えると思う。謎解きやトリックは良くできている。しかしながら作者はそれでは満足できなかった。それの何よりの証明が3年間の御手洗の封印だと僕は思う。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.17:
(3pt)

スケールの大きい作品

島田荘司らしいスケールの大きいトリックをメインに据えた作品。ほぼ、力業としか思えない強引なトリックに賛否が分かれるとは思いますがこの系統のトリックが流行ったことから考えると影響は計り知れない作品です
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.16:
(3pt)

本格が好きなら

作者も承知とは思いますが、この仰々しい館はちょとやりすぎの感があります。読者は連なる謎に対し、懸命に解明を試みまるでしょうが、作者の挑戦に勝つ事はまず不可能でしょう。途中で何となく犯人には気づきますが、与えられた条件で動機を量ることはまず無理で、犯行の為に、果たしてここまで準備するだろうかと考えるのは野暮でしょうか。本格とはそのようなものかもしれませんので、本作のように良い意味で馬鹿馬鹿しいほど大げさで推測不可能なトリックは、その極まった形であり、本格の醍醐味なのかもしれません。好みの問題ですが、わたし的には犯人のトリックよりも、最後に御手洗が仕掛けたトリックの方が気に入りました。名作と評されるだけあって面白いことは面白いですが、「占星術~」に比べて評価が分かれる作品と思います。特に本格好きでないならば、パスする選択肢もありです。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.15:
(3pt)

非現実的かな

「本格ものの傑作」とお勧めの人が多いので期待して読みました。確かにすごいトリックで、謎解きとしては面白いとは言えますが、ちょっとあまりにも作為的過ぎる気がします。現実には、ほとんどありそうもないsituationですね。本格推理小説好きの人以外はお勧めしません。
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4061810294
No.14:
(5pt)

まさに驚天動地

数あるミステリのトリックの中で、本書を超えるものがあるだろうか?勿論「占星術殺人事件」のトリックも世紀に残るくらい凄い。しかし本書からは「占星術殺人事件」のトリック以上の衝撃を受けた。まさか?! そんなことを?!という衝撃を頭にガツンとくらわせられた。正直、御手洗が登場するまではやや退屈な感が否めない。しかしそれを乗り越えたとき、読者は御手洗からご褒美として「驚愕する悦び」を貰えるだろう。まさに至福のひととき。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.13:
(4pt)

単純明快

トリックは単純明快。今まで読んだ中には、細々とした理論云々が多過ぎて辟易したり、完全に忘れてしまっているものもありますが、これは頭にスパッと入り、いつまでも忘れられない類のものです。故に再読率は低いかもしれません。個人的には初の島田作品、噂に聞く御手洗潔との初の出会い。彼のキャラクターには圧倒されました。パロディものじゃないのに、ついつい笑み。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.12:
(5pt)

豪腕

『占星術殺人事件』が、その時点で島田荘司氏が言いたい事を目一杯詰め込んだ観が強かったのに対して、この作品は、「本格である事」を徹底して意識したような造りです。物語作家、島田荘司の本領が発揮されているのですが、その天才的な文章力に裏打ちされたロマンティックでサスペンスフルなストーリーテリングやペダントリー、感動的な人間物語、などを全て吹き飛ばしかねない破壊力のオチ(トリック)が何より凄い。笑い出してしまうほど凄い。「本格ミステリ」という事で云えば、数ある島田荘司作品の中でも1、2を争うクオリティでしょう。掛け値無しの傑作にして代表作の一つ、だと思いますよ。 
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.11:
(3pt)

ミステリとしてはイマイチだが

「占星術殺人事件」で始まる御手洗シリーズの一冊。 本編の特徴は他のシリーズ作と比較してユーモラスな場面が盛り込まれていること。著者は、今となってはそれらの場面を書いたことを恥じているだろうが、小説としては読み易く、面白い。犯人の動機やトリックには問題があるが。 主人公であるはずの御手洗が最後になってようやく登場する、というストーリー構成になっている為、御手洗の嫌味な性格にウンザリさせられる前に小説が終わってしまうのがむしろ良い。
斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社ノベルス)より
4061810294
No.10:
(5pt)

”そんなバカな!”の大トリック!!

はっきり言って呆れてしまう、そんな凄まじいトリック。おもわず笑っちゃいました。「こんなのアリ?」って感じです。さすが新本格館ものの元祖と言ったところでしょうか、よく考えられていて、いたる所に伏線が張られています。御手洗さんの出番は後半の方ですが、待たせた分だけ期待以上の大暴れ(?)をしてくれます。こちらも爆笑です。
斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)より
4061851896

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