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斜め屋敷の犯罪
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【この小説が収録されている参考書籍】
斜め屋敷の犯罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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トリックが奇抜というか児童向けかな。怪盗21面相とかそういう感じ。 | ||||
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「フーダニット」として読むならば、いろんな状況から、わりと序盤で「この人だろうな」と予測がついてしまいます。 じゃあ「ハウダニット」となると、ちょっと凝り過ぎていて読者から推理はできない。 「ホワイダニット」は論外。 そう考えると、この小説は面白くない。 本格ミステリの世界は、大変だなと思います。 | ||||
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2019年にこのミステリーを読んで衝撃を受けろ、という方が難しい。他の方がレビューしているとおり、言葉遣いでまずシラケる。 綾辻氏のように、リアルタイムで読んだら絶賛していたのかも。 | ||||
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トリックとしては凄いのかもしれない。でもあまりにも非現実的で、読後に疲労感だけが残った。次の作品は読む気が無くなった。 | ||||
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だいぶ前の作品のようですが、それにしても言葉づかいが不自然。 小説なので、普段は使わない言葉づかいがあっても全然かまわないのですが、 あまりにセンスが無いと思います。 愛人の社長さんにパパ!て呼び掛けるのも笑えます。 しかし、御手洗のセリフ回しは好きです。 御手洗が出て来てから読むのが楽になりました。 ストーリーどうこうより(ストーリーも面白いと思いませんが)こういう細かい部分が私には合いませんでした。 | ||||
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司馬遼太郎、城山三郎と「大人」の小説を読んだ後、 続け様にこの小説を読んだら、 ミステリマニアの中学生が書いた作文にしか見えなかった。 「でもきっとそれだけのことはありましてよ。」 「東京にいては絶対に味わえませんことよ。」 これが23歳のお嬢様のセリフである。「お蝶夫人」か? 「それがここなんじゃよ。」 これが68歳の実業家のセリフである。仙人か? 警官同士の会話も、とても大人のそれには思えない。 大学生のおしゃべりのようだ。 ここが笑わせどころであるのは心得ているが幾ら何でも、である。 「解説」によると、本書を含めて改訂完全版は3冊も出ているらしい。 まるで閉店セールを続けたままいつまでも閉店しない「洋品店」のようだ。 このような作品に「変わらぬ輝き」を見出す作家も作家だ。 トリックの荒唐無稽さは咎めない。奇想が島田の持ち味なのだから。 が、殺人の動機はどうだ?こんな理由でここまでして人を殺すか? 何と言うか、残念な小説、いやミステリクイズである。 | ||||
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自分は推理小説やミステリーは肌に合わないのかもしれないと読みながら思いました。最初から9割以上状況説明がメインで、最後の1割の謎解きだけを楽しみに読み進めました。自分には合わない本でした。例えば、犯罪が行われているのになぜ、宿泊を続けるのかが不明です。一人死人が出た段階でみんな帰るでしょう。例えば天候や交通手段で設定的に帰れなかったなら分かりますが、警察、御手洗も死人が出てから入ってきたので、ここまで到着できるのでしょう。更に複数の殺人があった場所にまだ居たいと思いますか?普通このパーティは解散するでしょ。最後の謎解きは重厚な設定が入ってきますが、それまでの軽さと比較すると重すぎて小説としてのバランスが悪いかと。謎解きも突っ込みどころ満載ですが、それまでのストーリーも退屈でした。それでも、評価が高い人が多いのは、推理小説好きの人と自分の思考や興味が違うからなのかもしれません。 | ||||
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屋敷の絵や構造がとにかくわかりにくい 犯人があっさり自供 謎解きの過程のずぼらさ サスペンスさに欠く展開 読んでて深く没頭出来ないし、続きも気にならない 人物の希薄さ 占星術は文句なしで面白かったのに、これは正直期待外れ 推理であって小説ではない 読み物としては二流 テーブルマジックと言うよりは金の掛かったイリュージョン 謎解きされても、大してびっくりしない | ||||
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舞台が大袈裟でサーカス小屋のよう。 それにしても、あのトリックは唯一解と言えるのか。 (それ以前に寝返りをうっていたらダメでしょう) 一案として、あの空間から侵入できる遠隔操作殺人機なんてどうだろう。 舞台とトリックがあまりにも一直線すぎて、、、 筆者の妄想ワールドにすぎず、普遍妥当性を持ちません。 個人的には占星術殺人事件の方が納得できました。 | ||||
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くそくだらないトリックです。正直現在では酷評されるレベルです。かといってどんどん先を読みたいと思わせる文章でもありません。推理小説はトリックと引き込まれる文章力の2つが命ですが、この本は当時としてはトリックだけは凄いと言われたんでしょう。あくまで当時のレベルでは良かったんでしょうが今となっては退屈な古典です。 | ||||
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キャラ設定や会話、表現力は素晴らしいし楽しめますが リアリティにかけ過ぎで、漫画を読んでいるみたいでした。 | ||||
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元々「本格推理」というのは、人間の描き方としてリアリティがある必要はないとか、トリックのためのトリックというところがあるので、それをいっちゃあおしまいなんだが、殺人を犯すためだけにここまで準備する必要があるのか?そもそも物理的にも被害者が寝返りうってたりしたら必ずしもうまくいかないし、という突っ込みどころが多すぎる。そういう荒唐無稽なところも含めて「本格推理」はつきつめるとこうなる、という議論もあるかもしれないのだが。 | ||||
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ユーモアと必然性が咬み合い、いくつかのちりばめられた小トリックが心地よい作品。御手洗がゴーレムにせっせと洋服を着せるシーンは面白いが、警察がそれを軽蔑しつつ黙認してしまうのは、かえってリアリティが感じられない。さらに斜め屋敷を利用した奇想天外な大トリックの必然性は冷静に考えてみるとまったく見えてこない。このトリックそのものに一体何の意味があるのか、まったくわからない。むしろ失敗することのほうが多いのではないか。犯行に至る詳しい動機も不明(=消化不良!)にしてあるが、書かれているような激しい動機ゆえの犯罪であるなら、是が非でも、達成の可能性が高い方法を取るのではないか。あくまで読者の側から言えば、これに影響を受けたとされる「新本格」の一部の作家に良い影響を与えているとは言えないと感じる。ちなみに私は社会派信奉派ではありません。 | ||||
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トリックは御手洗シリーズらしくよくも悪くも奇想天外なものですし そのことについては大きな不満もないのですが 登場人物や動機、背景などに魅力を感じなくていまいちでした。 事件に至るまでの背景・人間の悲哀が描かれている面に魅力を感じ そしてそれを求めて御手洗シリーズを読んでいた私には合いませんでした。 ミステリは何よりもまず、トリックが重要だという人向けだと思います。 | ||||
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動機も今ひとつ。最後の殺人方法はちょっと偶然に頼りすぎでは。もっとも、この方法でなくては、成立しないから仕方がないのでしょうか。 | ||||
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犯行動機になまじリアリティを持たせたために、犯行方法との間で釣り合いが全く取れていません。いっそ動機の方も同じテイストにすれば、完璧にアレなものとなったはずです。本作品、倒叙形式にした場合、とてつもないものができ上がることでしょう。 | ||||
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「占星術殺人事件」で初登場した御手洗潔シリーズ作。 本編はなぜか他のシリーズ作と比較してユーモアが散りばめられている。本作が発表された頃は赤川次郎が全盛期だったから、それに感化されたのだろうか。 本作は主人公の御手洗が中盤になってから登場する、という構成になっているので、御手洗の嫌味な性格にウンザリする前に読み終えられるのが何より良い。 メイントリックは、それなりに面白いものの、犯人がそこまでするか? と突っ込みたくなる。 | ||||
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これまでにない大掛かりなトリックで読者の度胆を抜いたミステリーの傑作。島田氏のデビュー作である「占星術殺人事件」と並んで本格推理小説ファンの必読書であろう。 ただ、現実の世界との乖離があまりにも大きい作品なので、謎解きを重視する、いわゆる「本格」ファン以外の人は戸惑うのではないだろうか。わざと斜めに建てられた屋敷。これがトリックにつながってくるのだが、人によっては設定を聞いただけで馬鹿らしくなって本を放り出してしまうかもしれない。また、トリック自体も一発勝負的なものなので、「ふざけるな」と感じる人もいるかも。 「本格」の傑作というのは、トンデモ本と紙一重だったりする典型例だ。 | ||||
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お約束の「私は読者に挑戦する」という宣戦布告。全ての情報はそろっていると宣言されるが、その時点の情報でこのトリックを見破ることの出来る人が果たして存在するだろうか?犯人は予測できるが、トリックの筋が通らない。犯罪の成立が偶然に頼りすぎているのである。確かにアイデアには胸がすくし、人物たちの掛け合いも面白い。ただこのアイデアは、短編で切り口鋭く使用すべきだったように感じる。後から後から動機が出てくるのも、横溝物並に予測不能。 | ||||
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