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(短編集)
地雷グリコ
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地雷グリコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 81~100 5/6ページ
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すげぇーって感じです。 シンプルでやさしい短い文章が続いて、話はかんたんに分かりやすい。 作中のゲームもシンプルでわかりやすく、それがめちゃくちゃひねられて突っ込まれる。 何に。→深い穴に。 そして鋭く面白い。 トリックやゲームだけじゃなく、主人公の少女たちの関係性にもミステリアスなドラマが。 凄い面白いです。 直木賞はこれだと思う。 | ||||
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色々な賞を総なめにしているということで、試しに読んでみました。 最初の2話を読んだあたりでは、面白いけどそこまでか?と思っていましたが、後半に向けた盛り上がりが圧巻で、一気に読んでしまいました。 続編があればぜひ読もうと思います。 | ||||
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一気に読めそうで読めない 展開されるゲームにもはらはらさせられるうんだけど、まさか最後にほろりとくるとは思わなかった | ||||
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頭脳ゲームで、難敵を蹴散らせ! 勝負師のJKはいたって平凡、しかし、あらゆる難敵を軽々と打ち負かすストーリー。子供のころにした単純なゲームにルールを加えることで劇的な勝負になる物語。 続編を期待。 | ||||
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基本的にトリックを見破る楽しみで成り立っている。どれだけ常識や固定観念を疑うことができるか、が肝。リアリティーや人間ドラマは皆無。 誰でもよく知っているような単純なゲームが、一つ条件を足すことによって全く見知らぬゲームに変貌するというところが、世間でこれほど評価された理由だろう。つまり、日常がちょっとしたきっかけでとてつもない非日常にひっくり返ってしまうマジックなのだ。山本周五郎賞まで取ってしまったのだから、読んで損はない。 でも、読み終わったらきれいサッパリ忘れてしまえるほど読後感は淡白。 | ||||
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複雑すぎる各ゲームのルール、難読名前だらけの登場人物などの挫折要因を乗り越え、主人公の逆転劇の爽快さに魅了されて読了した。但し最後のポーカーゲームの話には疑問がある。試合前のルールでは、各部屋に並べたカードの位置を審判は「微修正」することがあるとのことだったが、実際は空きスペースができるとそこに他のカードを横にずらして間を詰めているようだ。これでは話が違うし、カードを推測することがほぼ不可能になるのではないか? | ||||
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著者のことも知らず、本の内容もわからず、タイトルに惹かれて手に取った。グリコのキャラメルに地雷でも仕掛けられた話?とか、頓珍漢な想像をしながら。ところが読み始めたら止まらない面白さ。これはミステリーなのか、冒険活劇なのか、ジャンルを超えた物語だ。緻密に張られた伏線がエンディングに向けて一つ一つ回収されていき、最後に一気にどんでん返し。子供のころに遊んだゲームが、こんなにも頭脳戦、心理戦になるとは。著者の仕掛けたトリックに感嘆しました。最終章はポーカーだったが、欲を言えば、これも鬼ごっととか、かくれんぼみたいな懐かしい遊びして欲しかったな。 | ||||
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カイジ、イカゲームを例に出すまでもなく、単純なゲームに「ルールを追加するだけ」で途端に戦略が複雑化され、ベットするものも跳ね上がります。 一億円を賭けるjkバトルは見ものです。 いやぁ、久しぶりに小説で夜更かししました。 | ||||
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読んでると、どの編もトリックが途中でわかってしまうところや、賢い人たちがそろっていながらなぜそれだけには気付けないの?とかなぜそんなに油断してるの?とか、モヤモヤしながら読み進めましたが、最後の高校生らしい終わり方にすっきりしました。ただ、小説よりも、マンガ向きなのかなと思いました。 | ||||
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青崎有吾さんの天才高校生達の頭脳バトル小説『地雷グリコ』。 グリコ、ジャンケン、ポーカー等の馴染みあるゲームで戦うのでとっきやすい。けど独自ルールが追加されて重厚な頭脳戦になってる。最後に逆転する展開は予想できても、どう勝つのかは全く読めず、気になりすぎて一気読みしました。 | ||||
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一気に読み切りました。進むにつれて複雑になるルールですが、全て身近なゲームなため、イメージしやすく、楽しめました。理論的に進む部分とルールの隙をつく反則スレスレの部分とのバランスもよく、こういう話によくある、それはないよ感もなく.気持ち良く騙されました。 | ||||
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さまざまな賞を受賞後に期待して購入。 読む前まで、表題作「地雷グリコ」は本当に地雷原でグリコをする話だと思っていたので、高校生同士が「白線から足を踏み外したらサメに食われて死ぬ」みたいなゲームをしていてガッカリしたものの、その真剣さに思わず背筋を正した。この本は普通のギャンブル漫画みたいに負けても命までは取られないし、何なら負けても警察に駆け込んだり教師に言いつければ無効試合になりそうではあるが、命を賭けていないだけで勝負事には真剣なのが伝わってくる。 ただ「地雷グリコ」と「坊主めくり」はイマイチだった。他の方も指摘しているが、要するに、「そのトリックって成立するの?」と疑問に感じ、ご都合主義的だなと思ってしまった。トリックなんて運否天賦の側面もあるが、ここで使われているのは勝負相手の思考を操るということであり、そんなんで本当に相手に考えなくさせることが可能ですか?と聞きたくなった。 一番おもしろかったのが「フォールーム・ポーカー」だ。両者ともに初めて知るギャンブルのルールをまっさらな状態から理解し勝ち方を探っていく話だから、勝負としてはすごくフェアだ。しかしやっぱり屁理屈をこね回しているようにしか読めなかった。 できたばかりのゲームというのはルールに抜け穴が多すぎる。例えば麻雀なら、相手に牌を投げつけてはいけないみたいな文言もきちんと盛り込まれているだろうし、観客がいる大会なら理牌すべしとお達しがあるだろう。だが本作に出てくるゲームは即席だからこそ、抜け穴というか解釈の多様性がある。だからその解釈に対して、感心するか興ざめするかで本作の受け取り方はだいぶ違ってくるはずだ。 ただ、ルールに書いていないことはOKなのに、ルールにあることを絶対とするのは、頭が柔いどころか頭でっかちな考えに見えた。この話に出てきたゲームを実際にやってみたら……という設定の二次創作小説を読んだが、このルールをこう解釈したら射守矢真兎に勝てるんじゃないかという二次創作もつくれそうだ。何が言いたいかというと、この本ってゲームの勝ち負けじゃなくルールの解釈を争っているだけじゃないのか? そして、主人公が「勝つ」のであればきちんと勝って欲しかった。まあ射守矢にとって「勝つ」のは目的ではなく手段だし、結果ノーサイドだったから勝ち方なんかどうでもいいのか。ただ、ギャンブル勝負よりもルールの解釈に重きを置いている感じが強いので、ギャンブル小説ではなくリーガル小説じゃないのと思った。 | ||||
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殆ど賭ケグルイとかジャンケットバンクとか嘘喰いのノリなので、それらが好きな読者は楽しめる。ジャンル分けするなら日常学園青春ギャンブル小説?作者は百合好きなので射守矢・鉱田・絵空の関係に多分に妄想の余地あり。 まず全員キャラ立ってるのを評価したい。コミカルな掛け合いや頓智の利いた会話も面白く、ゲームのルールが難解でもキャラの魅力で引っ張っていけるのが強み。推しは堅物メガネの椚先輩と関西弁カチューシャ新妻先輩、個人的な印象だと裏染天馬シリーズよりアニメ化しやすい気がする。 見た目はギャルで中身は策士な射守矢もかっこいい。椚先輩を確信犯的におちょくるお茶目な所はもちろん、友情に厚いギャップにぐっとくる。他、同性愛者(?)な生徒会長も良キャラ。自称凡人代表な鉱田ちゃんが読者目線だと大分頭が良く描かれてるのはご愛敬か、一般人はルール一回聞いただけで理解できねーぞ。 なんとなく難しい先入観で敬遠してる人はもったいないので、まずは一話の地雷グリコだけでも読んでほしい。ルールでガチガチに縛って数理上の抜け道を探す話にあらず、本作は国語の解釈問題。いわゆる飛び道具でルールの盲点を突く話なので、理数系ダメダメな人でもそこまで拒絶反応起こさず読み進められる。一番やられたー!と思ったのは「だるまさんがかぞえた」。アレは完全に発想の勝利。 正直な所細かなルール説明は飛ばした自分でも、ギリギリまで追い詰められてから全部ひっくり返す射守矢の手並みには恐れ入ったし、存分に痛快さを味わえた。 複数のライバル校や射守矢の博識な叔父の存在が仄めかされていたので、続編に期待したい。 | ||||
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単純に面白かったです。心理戦に頭脳戦、いやはや脱帽です。 キャラもみんないいですね。 真兎は鉱田ちゃん大好きやなーと百合??もいい味出してましたね笑 | ||||
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この世界が終わらないでほしかった。 彼女たちにまた会いたいです。 | ||||
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『本格ミステリ大賞』ということで読み始めましたが、結果的に非常に満足できる作品でした。 これが本格ミステリーなら嘘喰いやジャンケットバンク、賭ケグルイも「ミステリー」の枠になってしまう…という難癖はあれど、その内容は読みやすく、飽きさせない構成且つ刺激的な頭脳戦の応酬となっており、これが大賞になったのも納得。 上に挙げたような漫画作品が好きであればきっと満足できるでしょう。 シリーズ化に期待したい作品。 | ||||
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まず基本的にゲームがそこまで面白くない 論理的っちゃ論理的な部分もあるが基本的に子供だましのような トンチが多いし あっと驚くような 心理の外側を付くような論理は出てこなかった 例えば表題作の地雷グリコだが 最初にルールを聞いた瞬間に連鎖爆撃は思いついた 普通誰か聞かないか?降りた先に地雷があったらそれはどうなるんですか?って 一応なぜ聞かなかったのかという心理誘導をしたという説明はあったが正直納得しがたい 説明を聞いてる外野の心理描写にすらそこに疑問をもつという部分は無かったからだ 結局ラストの落ちのためにキャラを都合よくバカにしている カイジの限定じゃんけんのような上質な頭脳バトルを期待して読むと俺みたいに肩透かしを食らうだろう そういうのにあまり触れてこなかった素人なら楽しめるかも | ||||
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傑作なんですが、ここには書けない理由により⭐️一つ減点です。 この著者だからこそ期待したい高いハードルなので、ほとんど言いがかりなんですが。 | ||||
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青崎有吾先生の『地雷グリコ』読了しました。 登場人物含め、読み方がややこしい。 なので読む手が止まってしまうのは残念でした。 読んでて思ったのが、映像化されそうやなーと。 イメージとしては『賭ケグルイ』的な。 面白かったし、続編があれば是非読みたいと思いました。 | ||||
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だんだん戦う相手が強敵になって、賭けるものの価値が釣り上がって、とか某マンガ週刊誌の王道のバトルものかと思って読みましたが、テンポもトリックもすごく良かったです。文章の語り手がときどき入れ替わるので、各段落の始まりに語り手を表すアイコンが付いています。そこに気が付けばすらすらと読み進められますが、最初だけ戸惑いました。各トリックは意表を突くものがちりばめられていて、こういうの好きです!・・・現実の世の中だって、目の前の競争とか勝負の外側にはもっと大きな意味を持つ勝ち負けの世界があるので、それを分かりやすく例えて教えてもらった感じがします。 | ||||
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