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(短編集)
地雷グリコ
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地雷グリコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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直木賞の下読み委員は何を考えてこの作品をノミネートしたのか。 選評で浅田次郎がいうように、この作品は大衆文学作品にそもそもカテゴライズされるべきではないのである。 漫画を直木賞の選考にかけてもそもそもお門違いで終わるだけ。 作者は出版業界の都合に振り回されず、これからも自分の土俵で作品を書き続けてほしい。 | ||||
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こんなのが賞とって関係者がほめそやすって 今の小説界って大丈夫なの?って思うような内容 どの勝負も知恵比べというよりルールの穴をついた盤外場外戦法で勝ってるだけ 小学生でも思いつきそうな卑怯な勝ち方で勝ってても頭いいなんて誰も思わない 出てくるキャラクターが軒並み気持ち悪くて誰にも共感も感情移入もできない 特に坊主衰弱のかるた部関連、学生が喫茶店を貸し切りで利用した際にグラスを割って普段の騒がしさの小言まで店主に注意されて逆ギレして出禁になり来年使う後輩が困るだろうから一応謝りに行こうというくだりに 学校が校営ギャンブルやらせてたり賭け事に勝つために火事を起こしたりと いやもうこの世界の人間はどういう倫理観してんだよと言いたくなる こんなラノベや漫画でやるようなことをミステリと題して出してる今の小説界が怖い | ||||
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カイジやライアーゲームのようなものを期待していたが、どのゲームも浅く、また無理があるものばかりで残念でした。 | ||||
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頬白高校の教師陣は無能です。生徒だけで迷惑をかけた店に謝罪に行かせ、しかも生徒会に一任するなど怠慢でしょ?同伴しなさいよ。何かあったらどうするの!しかも、近くの名門私立高校は普通に賭け事容認してますよ。闇カジノやら違法賭博やらに身を沈める未来が見えますわ! 内容は最高です!真兎は良い奴!ひりついた読み合いの後のほのぼのした空気、敵だった相手と仲良くなる雰囲気好きですね! | ||||
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この小説は、自分には苦手なタイプのお話でした。 毎回どんでん返しはいいのですが、苦しいこじつけが多いかな?とも思いました。 しかし、最終章ののそれはお見事でした。 まあ何はともあれ、ハッピーエンドで終わって良かったです。 あと、自分の読者としての守備範囲の狭さに、須らく気付かせられた次第です。 | ||||
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小説である必然を感じない。漫画やテレビドラマにした方が良さそう。 | ||||
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ライトノベルにスパイスを加えて大人向けにした謎解き小説、と感じました。文章も世界観も私には合わず、何度も手が止まって最後まで読むのに頑張りが必要でした。 アイディアを丁寧にまとめ、文章にしたのは大変なご苦労があったと推察しますが、評価と内容が見合っているかなという感じです。著者がこの分野のパイオニアとして今後活躍されることを期待しての評価ではないでしょうか。 | ||||
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本格ミステリを期待して読んだらデスゲームもので残念。こういうのは「神様の言うとおり」で楽しんだのでもういいや。 本格ミステリってなんだろう… | ||||
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一話目の地雷グリコでギブアップ。対戦相手が思考放棄状態なので、主人公を知恵者だと演出されると話全体が失笑もの。対戦相手の先輩は生徒会・無敗・成績学年トップという設定なのだが、終始とても考えが浅いので違和感しかない。 駆け引きや逆転を売りにする作品なら、意表を突く仕掛けや展開、伏線を考えてほしい。 しかし、自分にはまったく合わなかったが評価が高いということはよくできた作品なのだろう。 あとは、キャラクターの気持ち悪さ、なんとかならんの? | ||||
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学園モノだがミステリだし、評価も高いしとAudibleで視聴。ナレーションの方のレビューは置いておいても、内容には大変ガッカリしてしまった。以下、マイルドなネタバレを含む。 一つ目の短編、まさに地雷でグリコをする話、ルールに設定されていた「あいこが5回続くとより上段にいる方のプレイヤーの勝利となる(語句はうろ覚え)」が全く効いてない。「私は完璧頭脳も明晰」みたいな男性キャラが対戦相手、「ゆるーい女子学生でも中身はホームズ真っ青的な」な主人公、グリコじゃんけんの特性上3段か6段しか登る選択肢が無いのは何度も何度も触れられているわけで、展開的に先のルールが存在するならば「相手に6段登ると地雷直撃と思わせておいて出せる手を絞り、あいこ5回で延々に負の二択(あいこを続けるか地雷を踏みに行くか)を取らせる」という展開を挟んで、そこからこちらが思ってもないような展開に転じるのかな、と思いきや、なんというかずーっと読み手のこちらが思いつくような展開をだらだらと続けられてそのまま終了。 それだけならばまあたまにある「偶然こちらが思いついた手が作者側の思惑と被っちゃった」という事で、残り短編が4篇あるので期待して続きを聞いた。 二話目はとある喫茶店で学校のかるた部の生徒が粗相をして店主と口論になり、出禁になった事から話が始まり、1話目で格の下がりまくった男子生徒が生徒会だかなんだかで、出禁を解いてもらうために一緒に謝りにいく話。 学生がぞろぞろ集団で(約二名以外)客でもないのに営業時間内に入店するだけでもそこそこ酷い話だと思うが、きっかけがかるた部の粗相にある出禁を一方的にかるた部の都合で解除願いに来店する、そして淡々と出禁解除願いを受け付けない店主に初対面の語り部女子学生が「愛が無いから商品も不出来だろう」「相手が困ってるのを喜ぶ嗜虐的なタイプ」「そういう笑みを目から感じた」と、何コレ?ただの頭の悪いガキの考え丸出しじゃない?出禁にされたら「不当だ!」とかそういう事言っちゃう倫理観なんですか? そこから主人公がしゃしゃり出てきて店主に「私と勝負をして勝ったら◯◯負けたら◯◯」という展開にもっていき、店主も乗ってあげる(ご都合展開とはいえ優し過ぎんか?)んだが、まあ間違いなく主人公が勝利して、曲がったモラルのお子様達もなんとなく良い雰囲気のいい人になって終わるんだろうなあと思うともう聞く気がしなかった。 | ||||
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私には合わない。 主人公のキャラクターも勝ち方も好きではないし、途中で飽きてしまった。 | ||||
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クラスで浮いている勉強のできない中学生を「こんな小説読んでるなんて俺、凄い」と錯覚させるために書かれたライトノベル。 全てのトリックが陳腐。あっと驚く展開もない。ひたすら重箱の隅を突き、揚げ足を取り続け、それをドヤ顔で語る主人公にとってのご都合主義展開が続く。主人公がなろう系過ぎるのが吐き気がした。思うに、他の名作ギャンブル漫画はいかにルールの範囲内で相手の心理を読むか/裏をかくかに注力しているのに比べ、このライトノベルはひたすらルールの揚げ足を取ることに腐心し、ましてやそれをかっこいいものだと思っている。そこに不快感を強く抱くのだと思う。ルールに明文化されていない=やってもいいという、先人が敢えて良心という名のモラルに委ねたものを破壊することをクールだと思っているのだ。短絡主義もここまで来たのかと絶望する。 嘘喰いやカイジの完全劣化版。何一つとして勝っているところがない。トリックはもちろんキャラクターの魅力も。貘さんやカイジが持つ泥臭さのような人間的魅力、深みが一切なく、ペラッペラのテンプレート紋切り型性格。 このミスを受賞したから読んだがここまで地に落ちているとは思わなかった。ミステリーでは全くない。読めてもギリギリ高校生まで。大人が読むものではない。仮にこの本を読んで楽しめる大人がいたらヒカルや加藤純一を崇拝している層であろう。そういう意味では大衆向けなのかもしれない。この作者の本は二度と読まないことにする。 | ||||
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最初の地雷グリコはよかったけど、その後のゲームの攻略法が美しさのかけらもなくてがっかりでした。 必勝法がルールを逸脱してます。言われてないからやっていいって何か違うと思いました。 カイジの麻雀で相手がイカサマをするのを利用して勝利するような、納得感のある戦いが見たかったです。 新品のかるたと使い古したかるたって普通見ればわかるでしょ…。 一人称がコロコロ変わるのが、文章として致命的。それもたまに三人称。 自分はオーディブルで聴いたから声で誰の視点かわかったけど、文字で読んでる人は理解に苦しんだでしょう。 人が変わる時は名前を出してわかりやすくするものなのになあと思いました。 マト(オーディブルなんで漢字わからない)がエソラ(漢字わからない)の復讐の理由もパッとしない。 放火もお母さんが悲しむだろうから普通しないよね。 普通の家庭の人がお坊ちゃん学校に行くと現実的にはギャップで息苦しい学生生活を送るみたいです。 子供の時から誕生日は豪邸に友達を呼んで盛大なパーティーをするような人たちとはどうにも話がかみあわないみたいです。そういうのも書いておいて欲しかったです。 全体的に現実味が薄い。お金ってみんながお金と言って成立するもので、それの作り方や材料には工夫が施されている。チップって一枚10万円もするなら、偽造の対策とかめちゃくちゃすごいんだろうなと思いました。 | ||||
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普段はミステリーは海外ものしか読まないが、とても評価が高かったので読んでみた。 カイジみたいだと思って読み始めたが、不快な気分になることが多く、後半は飛ばし読みした。 ミステリーに関しては日本はまだレベルが低いのだろうか。 残念ながら。 | ||||
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ライアーゲームがどれだけすごい作品がよくわかりました | ||||
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話題だったので読みましたが、なぜこんなに話題になっているかわからない作品でした。 この手の作品は小説でなければ色々あるのですが、 その同ジャンルの他作品と比べてゲーム自体が面白くなく、逆転の方法もありきたりなものです。 ルールの裏や隙をついて逆転するのがこの手の話の定番ですが、そのカラクリが単純で読んでいる最中にわかってしまうようなレベルの低いものでした。 またギャンブルを題材にしておきながら負け額を簡単にチャラにしてしまう点も気になりました。一度チャラにしてしまうと、今後の作品でもどうせチャラになるしなと思ってしまい、全く緊張感がなくなってしまいます。私はこの作者の今後の作品を読むたび「どうせチャラになる」と思うことでしょう。 この手の作品は福本漫画をはじめ様々な先駆者がいます。漫画原作もしているようですから、ゆかりのあるヤングジャンプのジャンケットバンクでも読んで勉強してみてはどうでしょうか? 正直言って私には劣化ジャンケットバンク、劣化賭ケグルイとしか思えない作品でした。 | ||||
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読むに耐えない。 | ||||
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ちゃんと面白いエンタメ小説だった。 ただ私は、これをミステリだと思って手に取った。だって本格ミステリ大賞取ったんだもの。直木賞の候補だっていうんだもの。 風聞に流されて変な期待感を持って読み始めた私が愚かであり、この作品も、筆者も、なに一つ悪くない。 本来、あらゆる作品にはなんの偏見もなく読み進めるべきなのだ。 読み終わった私の感想は「これ、原作が漫画の小説化?」だった。 そんなことはなく、もともと作者が漫画原作と活躍されている方だった。私の見識の浅さに恥いるばかりだ。そしてきちんとこの小説は漫画化された。売れるといいな出版界の盛り上がりを願うばかりだ。 さて、誤解がないように言うが、この小説はちゃんと面白い。 もしもこれがライトノベルとして出版されて手に取ったら、舞台設定がちょっと適当だけど頭脳ゲーム戦をちゃんとやってくれている! と感心して高評価しただろう。 だけれどもこれはラノベではなく権威ある賞を受賞した一般文芸作品として売り出されていた。 これはミステリでもなければ、文芸としての人間ドラマもない。 登場人物は人間ではなくキャラクターとして描かれており、ドラマ描写は弱い。ライトノベルのキャラクターか、よくてキャラ文芸。それが悪いのではなく、それを一般文芸とするのが悪い、というのはもう老害じみてるのかもしれない。……でもこれ、どう考えても漫画化を前提としてるよね? 話は基本的に、ワトソンポジの主人公がホームズポジで活躍する女の子のゲームをハラハラしながら見る構造だ。頭脳ゲーム戦は主人公のピンチを演出しながらもルールの裏をかいて勝つという形式を繰り返す。 もちろん、頭脳ゲーム戦の出来はいい。世に溢れるラノベの頭脳戦はすべてこれの真似をしろと言いたいくらいお手本の構造をしていて、エンタメ的で、もうはっきり言って漫画のプロットじみている。最初から漫画で楽しませろ。 総じて、エンタメとしてのお手本とすらいえる完成度が高いキャラクター小説である。 読んでいて気持ちがよく、楽しく、けれども文芸作品ではない。今回は候補止まりだったが、こう言った作品が直木賞をとったら、完全な時代の変遷になるだろう。それは悪いことではなく、文芸というジャンルがよりエンタメとして洗練されていく過程なのだと思う。 なんにしても、偏見なく読みたかった一冊です。誰だこの小説をミステリだとか売り出したのは。 | ||||
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軽い気持ちであれこれ考えずにグングン読める。少年漫画とか、ライトノベルみたいな爽快さ。若い世代には特に人気が出そう。 | ||||
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まず、「本格ミステリ大賞」受賞作品だったので、自分が考える本格ミステリーの文脈で読み始めたのが良くなかったかもしれない。蓋を開ければ、カイジの限定じゃんけん的な世界観を、高校生主人公の学園物に置き換えた作品だった。 それぞれの章ごとに独自ルールのゲームが設定されているのだが、後半にいけばいくほど、内容が複雑化していくため、今一つ乗り切れないまま終わっていく印象だった。キャラクターや舞台設定も非常に漫画的なので、これが原作の漫画だったら面白いのかもしれない。小説というフィールドで読者を引き込むには少し力が足りないかなとという印象で、全体的に消化不良だった。 | ||||
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