■スポンサードリンク
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 141~160 8/12ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全くつまらないということはないものの、巷の人気に比べて面白くありませんでした。 キャラの個性を示す書き込みがまるで足りません。 一例をあげれば、リスベットは腕利きの調査員となっていますが、実際にどう調査しているのかが描かれていない。 読者に対しても、「机の上に、ぽんと報告書を置いた」だけであって、どんな手段で調査したのかが描かれていないのです。 そうした細部を欠いているために登場人物に深みがなく、魅力を感じなくなってしまっています。 しかしスウェーデン社会の片鱗を知る面白さはありました。 ウィキリークスのアサンジ事件の際、スウェーデンは女性の同意なしにコンドームを着けなかっただけで犯罪になる国だと知り、女性の権利の高さに感心しました。 しかし本書を読むとなかなかひどいことも多いようです。 海外ミステリーといえばアメリカ製が圧倒的に多いけれど、この作品のヒットを機にもっと色々な国のものが読めるようになるといいなという期待はあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書好きの私は、気に入った本は何度も読みます。 たいていは、好きな本は手放さず本棚に置き、 期間を空けて、また手に取ることが多いです。 しか〜〜し!! 「ミレニアム」は、続けざまに、繰り返し4回読みました。 あまりの面白さに、まいりました!! 全6巻を読み終わると、どうしてもまた読みたくなり、 また「ドラゴンタトウーの女 上巻」から始めてしまう。 強度の中毒状態で、一端離れるために敢えて他の本を読んだほど。 映画ももちろん、3回ずつ見ました。 話の複雑さと、登場人物の多さ、 慣れないスウェーデン文学であることから、 登場人物の名前や地名が覚えにくく、始めは少し苦労しました。 しかし、6巻読み通す頃にはすっかり慣れ、 映画を見てからはもっと慣れ、すっかり馴染んでしまいました。 特に「ドラゴンタトウーの女 下巻」からの急展開に引き込まれます。 作者が発売直前に急死したこと、返す返すも残念。 続きが読みたい・・・!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューはブクログに書きました。 http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152089849 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2009年の翻訳ミステリ界で話題を一手にさらった作品の第1部である。遅ればせながら読んだ。 本書は登場人物が多く、名前も読みづらいが、うまく書き分けられていてそんなに苦労はしない。主要人物はミカエルとリスベットであるが、このドラゴン・タトゥーの女、リスベットの登場により俄然話が面白くなる。彼女は映像記憶能力が抜群で、情報システムにも篤く一流のハッカーでもある。 孤島で少女が失踪するが、「そして誰もいなくなった」(クリスティ)のイメージの孤島ではなく、島と本土間には橋が架かっており、そこで車とタンクローリーが衝突し大事故になる。パトカーや救急車によって半ば封鎖された状況の中で島内にいた少女が失踪するので、大きな密室トリックの謎になる。 何と云ってもメインのミカエルとリスベットが魅力的に描かれ、謎を一歩一歩解いていく経過が、とりわけ少女が写っている一枚の写真から、その後ろに写っているアベックを探し出していく辺りがスリリングで唸らせる。 舞台がスウェーデンなので、その風俗と風土も一風変わって新鮮だ。 ストーリーは少女失踪事件から連続殺人事件に発展するのだが、一方ミカエルを嵌めた大物実業家への復讐譚も挿入され、読みどころがたっぷりなのも嬉しい。しかもこの大物実業家のリアルタイムの描写がないのもユニークだ。 さて枝葉末節を一言。本書の魅力的なシチュエーションの一部が英国ミステリ「血と肉を分けた者」(ジョン・ハーヴェイ)と似ているのだが、どっちが先に書いたのだろう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミカエル、もう少し理性があってもいいんじゃないの? リスベットも、こんな男好きになるのやめなさい! と言いたい! まあ、そんなことはおかまいなしに没頭して読みました。 面白い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は登場人物が多すぎて混乱しそうだったがそれぞれの性格、生い立ち、何よりもヴァンゲル家の歴史を手抜きなく組み上げていて、重厚な背景の上で一個づつピースを組み上げていく、緩みのないストーリー展開。おいしいミステリーで堪能できました。読まなければいけないとは思わないけど、読めば満足できます。ひとつ注文として主人公だと思われるミカエルの女性との付き合い方と幼稚に思える時もある正義感にはちょっと呆れてしまうところもありますが、ミステリーの本筋とは関係ないからいいのかな。あとリスベットの凄腕と生活力のギャップがわざとらしく感じられるところも。でも早く2部を手に取りたくてうずうずしているのは事実です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20年来の都合のいい愛人を持ってて、事件の調査のため島に行ったら年上の女性に言い寄られ、20も下のパンク少女(少女じゃないか)にもモテモテ、しかも写真見てたら気づいちゃって、娘から教えてもらって、パンク少女とその仲間の凄腕ハッキングテクで全部わかって、因縁の悪徳実業家の秘密を全部教えてくれて、ぜーんぶ解決!!ってあまりにもご都合主義!! 日本のサラリーマン小説なみ??主題の少女失踪事件ももっとすごい歴史的な裏があるかたと思いきや、「ええー」な結果だし、その後の巨悪を叩っ斬っる!!な話もステレオタイプで、うすーい経済ジャーナリスト批判だし・・・。分厚いのに読みやすかったのは、訳がよかったから、かと思ったけど、内容がないからなのね。有名なラーメン屋さんのラーメン食べたときの「え?」という期待はずれな感じ・・・。ごちそうさまでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
随分前からずっと気になっていた一冊です。英語版を人からもらって、序章をふむふむと読み、次のページをめくったら全然べつのグループの登場人物がでてきて、しかも彼らすらも冒頭の家系図に登場しない。。。これは相当人間関係が厄介そうだぞと思ったので、早々に白旗を振り、日本語版を購入しました。一気に読みました。 日本語版には、英語版よりも詳しい家系図が載っており、その上、その他の登場人物をまとめたしおりがおまけになっていて、すごく助かりました。あと、地図もついています。 長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞きました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあ面白かったよと言われて読み始めました。結末は幾分平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。 すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
随分前からずっと気になっていた一冊です。英語版を人からもらって、序章をふむふむと読み、次のページをめくったら全然べつのグループの登場人物がでてきて、しかも彼らすらも冒頭の家系図に登場しない。。。これは相当人間関係が厄介そうだぞと思ったので、早々に白旗を振り、日本語版を購入しました。一気に読みました。 日本語版には、英語版よりも詳しい家系図が載っており、その上、その他の登場人物をまとめたしおりがおまけになっていて、すごく助かりました。あと、地図もついています。 長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞きました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあ面白かったよと言われて読み始めました。結末は幾分平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。 すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半の盛り上がりを受けるには、やや期待はずれな展開でしたが、十分に楽しめました。おもしろかったです。ミレニアム2も読もうという気になりますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
翻訳本のミステリーは当たり外れがありますが、これはとても読みやすかったです。肝心のストーリーですが、・登場人物が多い割りに細部まで書き込まれている人物が少ない・作者のフェミニズム思想が全編を通して無駄に強く出すぎていることから、中盤あたりで結末までの展開が読めました。主人公の男性が途中でサラ・パレツキーを読んでいるシーンがあります。私はパレツキーのVIシリーズの大ファンですが、根底にある姿勢は似通っているものの、ミレニアムの作者が表現するフェミニズムや人物描写が薄っぺらく、正直鼻につきました。物語終盤で、さまざまな問題はスーパーウーマンたちが全てサラっと片付けてしまうところなど、いかにも娯楽映画向きのストーリーです。主人公の女性は、アメリカのドラマでたとえるなら、ALIASのシドニー(スパイ)とマーシャル(天才プログラマー)を足して2で割ったような凄腕で、風体はNCISのアビー(ゴシック科学者)を連想させ、ついでに壮絶な過去を背負わせたという感じです。昨今ありがちなスーパーキャラクターをまとめて一人に設定してしまったので、非現実的過ぎて、これをミステリーの登場人物と呼ぶのは到底無理だと思います。私は重厚なミステリーだと勘違いして読み始めたので拍子抜けしましたが、娯楽としては十分楽しめる小説でした。読み返したいとは思いませんが、ハリウッド版で映画化されたら観たいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品自体は面白いと思います。 しかし、私にはこの作品の登場人物ミカエルとリスベットの設定が、アメリカの作家G・M・フォードの作品「憤怒」をはじめとする「コーソ・シリーズ」の登場人物フランク・コーソとメグ・ドアティの設定に酷似しているように思えました。 フランク・コーソは告発記事にからむ訴訟沙汰で新聞社を追われた隠遁作家。 メグ・ドアティは全身に刺青を施され、黒一色のパンクファッションで身を固めたカメラマン兼調査助手。 私にはこの二つの作品の登場人物の設定は殆んど一緒だと思えるのですが・・・・。 因みにコーソ・シリーズの刊行は2001年。 ミレニアム・シリーズは2004年刊行です。 ミレニアムの作者は既に故人なので真相は闇の中ですが・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品自体は面白いと思います。 しかし、私にはこの作品の登場人物ミカエルとリスベットの設定が、アメリカの作家G・M・フォードの作品「憤怒」をはじめとする「コーソ・シリーズ」の登場人物フランク・コーソとメグ・ドアティの設定に酷似しているように思え、そこに引っ掛かりを感じてしまい、物語の中に没入出来ませんでした。 フランク・コーソは告発記事にからむ訴訟沙汰で新聞社を追われた隠遁作家、メグ・ドアティは全身に刺青を施され、黒一色のパンクファッションで身を固めたカメラマン兼調査助手。 私にはこの二つの作品の登場人物の設定は殆んど一緒だと思えるのですが・・・・。因みにコーソ・シリーズの刊行は2001年。 ミレニアム・シリーズは2004年刊行です。 ミレニアムの作者は既に故人なので真相は闇の中ですが・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
写真を手がかりにして謎が解けかけてきたあたりは、まあおもしろかったのですが、後半急にドタバタになった感じです。疑問に思ったのは、ヘンリックがなぜ、身近にとんでもない殺人鬼がいることに気がつかなかったのか? それから、ミカエルは、あんなに綿密な調査をしながらなぜアニタについては全然調査しなかったのか?? この点が不満です。おもしろかったですが、絶賛するほどではないですね。読み返そうとは思いません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢中になって読んだ。 ミステリーあり、サスペンスあり、社会性にも富んでいる。 しかも、ひとつの社会的な問題に焦点を当てるというよりも、スウェーデンという国全体を扱っている。 スウェーデンという馴染みのない国について、もっと知りたくなった。 ミステリー小説というよりも、サスペンス性が素晴らしい。 謎を追う興奮がとんでもない。すごくのめり込んだ。 次々に展開していくドラマ性もばっちり。 所々で、思わず声を上げそうになるほどの驚きがあった。 掘り下げていくごとに明らかになる社会悪。 裏では、様々な問題がうごめいている。 ストーリーとも相まって、そのメッセージ性はこれ以上ないほど強烈でした。 最後はやや駆け足な展開で、ミステリーとしてはちょっと拍子抜けだが、 勧善懲悪なストーリーは読んでいて気持ちがいい。 次作も楽しみです。 【以下ネタバレを含む】 ハリエット失踪時の孤島の作り方。 聖書に基づく殺人。これは、「なぜ見立て殺人をするのか」に対する完璧な回答ではないか。 下巻P247「引き継いた」という単独犯でも共犯でもない、新しい犯罪の形。 すごくアイディアに富んだ作家さんだな、と感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢中になって読んだ。 ミステリーあり、サスペンスあり、社会性にも富んでいる。 しかも、ひとつの社会的な問題に焦点を当てるというよりも、スウェーデンという国全体を扱っている。 スウェーデンという馴染みのない国について、もっと知りたくなった。 ミステリー小説というよりも、サスペンス性が素晴らしい。 謎を追う興奮がとんでもない。すごくのめり込んだ。 次々に展開していくドラマ性もばっちり。 所々で、思わず声を上げそうになるほどの驚きがあった。 掘り下げていくごとに明らかになる社会悪。 裏では、様々な問題がうごめいている。 ストーリーとも相まって、そのメッセージ性はこれ以上ないほど強烈でした。 最後はやや駆け足な展開で、ミステリーとしてはちょっと拍子抜けだが、 勧善懲悪なストーリーは読んでいて気持ちがいい。 次作も楽しみです。 【以下ネタバレを含む】 ハリエット失踪時の孤島の作り方。 聖書に基づく殺人。これは、「なぜ見立て殺人をするのか」に対する完璧な回答ではないか。 下巻P247「引き継いた」という単独犯でも共犯でもない、新しい犯罪の形。 すごくアイディアに富んだ作家さんだな、と感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判がよかったため読みました。 まあそこそこ面白かったですが、期待ほどではないです。 徹夜本というほどでもないですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とっても面白いから読んでみて!と外国人の友達に薦められました。 外国では相当の人気らしいですね。 登場人物の多さに最初は混乱しますが、慣れます! 物語の構成、進め方はさすがだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とっても面白いから読んでみて!と外国人の友達に薦められました。 外国では相当の人気らしいですね。 登場人物の多さに最初は混乱しますが、慣れます! 物語の構成、進め方はさすがだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミスで、面白そうだなと思い原作を読む前に映画を見に行きました。 リスベットがかっこいい!萌える!という評価が多かったのですが・・ う〜ん。 女の私からみてあまり魅力的でなかった。 役柄や設定はすっごい魅力的になりそうなのに。 個人的に顔や雰囲気があまり好きでない。 レオンの時のナタリーポートマンみたいな子がやったらぴったりな気がするんだけど。 ストーリーも映画というより、TVドラマを長くした感じ。日本で言えば2時間枠のワイド劇場みたいなかんじでしょうか。 きっと、映画の配役がいまいちだっただけで、原作はもっと面白いに違いない! と意気込んで読んだ本作。 確かに、映画よりは面白いのですが、なんだかな〜。 暗い。 原作のタイトルは「女を憎む男たち」らしいけど、まさにそんなかんじ。 女の私には読んでてやっぱり不愉快。 面白くないことは、ないんですよ。そこそこ面白いんですよ。 でも、ここまで絶賛されるほど、面白いんだろうか。 といいながら、第2部もたぶん読みます。リスベットの過去気になるもん。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!