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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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内容自体は面白かったのですが、文章が堅く、雑誌の記事のようだと感じました。もう少し文章に魅力や味わいが欲しかったです。登場人物は魅力的だと思いました。 | ||||
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世界的なベストセラーと聞いて期待して開きましたが、うーむという感じ。ストーリー展開がそれほどでもないかな。 | ||||
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上巻と同様、うーむという感じ。謎解きも結末も期待ほどでもないかな。 | ||||
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ちょっと前に話題になっていたので気になって読んでみました。 分厚い上下巻を比較的スラスラ読めました。 サラ.リスペットのツンデレキャラの魅力に牽引されて 読み進んだという感じでしょうか。 プロットしては、奥深い謎が潜んでいると上巻で匂わせて案外浅かった感がありました。 他の方々が指摘されているように終盤にかけてのご都合主義というか、やっつけ仕事のような感じの終盤になっています。天才的ハッカーとか国際的な秘密ネットワーク?とかが出て来ちゃうと何でもありになるし、その辺はちょっと非現実的かなと感じました。 2作、3作は今すぐにでも読みたいとは思わなかったです。 長いw | ||||
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私には向いてない本だろうと、ずっと無視していた本ですが、あまりにも評判がいいので、観念して手に取りました。結果、評判ほど面白いとは感じませんでした。たぶん、私はもっと純粋なミステリーを求めているのだと思いますが、このミレニアムは、あくまで総合的なエンターテイメントなのでしょうね。 というのも、ドラゴンタトゥーの女ことリスベットサランデルの魅力を描くことに徹しており、事件の謎を解くことには主眼が置かれてないように感じるのです。 例えば探偵小説というのは、まず素晴らしい謎があり、それを説くためだけに探偵が存在するのであって、探偵の人物像の素晴らしさだけを強調することは何の意味もありません。 ということで、シリーズ1作目は、まあまあというレベルで楽しめましたが、2作目以降はさらにミステリー色が薄くなっているようなので、読むことはないと思います。 どうも北欧ミステリは私の肌に合わないようです。たくさん翻訳されてるのに残念です。 | ||||
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現代スウェーデンを舞台とした壮大な物語。当然ミステリーの枠組みに収まらない総合エンターテイメントになっています。歴史、政治、宗教、企業、家族、メディア、IT、DV、SM、TS、レイプ、近親相姦、トラウマ等々、ありとあらゆる要素が詰め込まれたこの娯楽小説はシリーズ三部作として世界中でベストセラーとなり、映像化もされました。 暴力は伝染し、それは常に弱者へと向けられる。 創世記によれば、人類最初の殺人は兄カインによる弟アベル殺しなのだが、カインを育てたのはアダム、生んだのは女。神によってアダムのあばら骨から造られた、それは男から取られたのだから女と呼ばれる。女は蛇に唆され、禁じられた善悪の実を最初に食べ、アダムにも与える。こうして二人は楽園を追放され、妻の妊娠、産みの苦しみ、夫による支配が。そもそもアダムが神の命令でなく、妻の声に従ったゆえに地面は呪われ、人は命の日のかぎり、その産物を苦痛のうちに食べる。顔に汗してパンを食べ、ついに地面に帰らねばならなくなったのだから・・・以上は僕が聖書から性差別な理由を正当化すべく抜粋したものですが、確かに女性に対する偏見、軽蔑の源流をここから見出すのは容易です。 本書にも「まあ女なんてみんなそんなもんでしょう、父さん」というセリフがありますが、これは夫による暴力から逃れて実家に戻った妹に対して、慰めるどころか「こんな売女が男を引きとめておけないのも無理はない」は言い放つ父親に続く、笑いながらの兄の言葉なんですから。 彼らはヴァンゲル家の一族、スウェーデンという国家の歴史とともに、その経済に大きな影響を与えた企業グループを形成し、物語はその前会長であったヘンリックが、40年前、一族が住む孤島からお気に入りの姪孫(兄の孫娘)が、ある日突然いなくなってしまった(失踪、誘拐、殺人?)事件の調査を依頼するところから始まります。 | ||||
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彼女の名前はリスベット・サランデル。本書のサブタイトルの「ドラゴン・タトゥーの女」とは彼女のことなんですが、トマス・ハリスの小説『レッド・ドラゴン』でそれを背負うのは男。彼はウィリアム・ブレイクがヨハネの黙示録に基づいて描いた水彩画『大いなる赤き竜と日をまとう女』に魅せられ「赤き竜」、レッド・ドラゴンを自分と同一視し、いつかは自分も竜になるのだと信じて凶悪犯罪を重ねていきました。 彼女もある種の怪物です。とはいっても体は二十歳すぎというのに、少年のように華奢で背も低い、だけどゴルフクラブでサイコ・キラーに立ち向かったりする、攻撃態勢に入った彼女の顔は「猛獣のようにむき出しになった歯。黒く輝く目。蜘蛛のようにすばやく移動し、獲物にぐっと狙いを定めて」という具合に。 本書では彼女の尋常ではない過去(「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ」ニーチェ)が仄めかされてはいますが、それはシリーズ第二部(「火と戯れる女」)に明かされる模様。現在のリスベットは、社会と何とか折り合いをつけながら、自身の特殊能力、映像記憶だけでなくそれから推理推論し現状を打破する瞬発力や、地道にコツコツと事実を積み重ねまったくの感情の移入なしに、特定の人物のプロフィールを作成する貫徹力等を駆使し、数十年前のハリエット失踪事件の謎に迫ります。 もちろん主人公の失意のジャーナリスト、ミカエルの助手としてですが、ともに調査を進めるうちに、対人関係について、特に男に関しては自らの冷徹なロジックでその都度、目の前の案件を処理するというふうに完璧にあしらってきた(もちろん失敗もあり、痛い目にも合う)のに、この四十過ぎのミカエルにリスベットは心揺るがされるわけです。 事件解決後、クリスマス・プレゼントをミカエルに手渡そうとしたリスベットは自分の世界と彼らが生きている世界のあいだに横たわる深淵に愕然とします。“結果を見越して行動しなければ”、やがて彼女は冷静になり、「(リスベット・)サランデルの馬鹿、みっともないったらありゃしない」と声に出して言います。 そうか、このラストのセリフを読むために上下巻、計800頁を超える長い道のりがあったのだと僕は深く感じ入ったのでした。 | ||||
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最近、北欧ミステリーが熱い、という新聞記事を見て 久々にミステリーを、初めて北欧ミステリーを読みました。 読み始めの感想はスウェーデンのイメージが福祉国家と美童グランマニエ君しか思い浮かばなかったのですが なかなか複雑というか大変な国なんだなぁ、というのが第一印象。 そして、作者がジャーナリストというバックボーンのせいか、 三部作の最初なので説明というか細かい設定が長くて、 そして、場面がころころ変わる文体というのもなかなか話に入り込めず 半分くらいまでは全然読み進めなくて、何度か読むのを挫折しかけました・・・ しかし本題に入ったところからは、スムーズに読めました。 内容的に斬新さはないのですが、 主人公が確かに魅力的。 文体もうまくてどんどん読みすすめます。 ミカエルの話はだいたい出てくるのですが、リスベットの背景は 少ししか書かれてないので、だんだん書かれるんでしょうね。 とりあえず、後篇と今後にこうご期待という感じでしょうか? | ||||
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上巻より、細かい描写もなくなり読みやすくなりました。 失踪の謎はどういう帰結を迎えるのか…と ぐんぐん中盤まで読みすすめました。 ・・・が、結末はこれか・・・というのが正直な感想です。 半分くらい読みすすめるとだいたい結末が見えてきたうえにあまりに予想通り。 ミカエルが依頼を受けることになった動機に対する ヘンリックのお礼の内容にしても ハリエットの結末にしても、犯人にしても・・・ ヘンリックに関するあたりはあまりに予想通りでがっかりしましたが、 どんどん先を読みたくなるような、謎を少しずつ明かしていきながら 更なる謎を出していくストーリー展開・・・ 作者と訳者の文章力があるんだと思います。 本当のテーマはリスベットみたいなので(1を読了したときに初めて気づきました!) 2も読みたいと思います。 これだけ色々広げてあったら先も気になるし、ベストセラーにもなりますね。なっとくです。 でも、ここまで虐待しなくてもなぁ・・・と思うんですが それにしても、ミカエルはいろんな人と関係を持ちすぎと思うんですが 美童君の国だからですかねぇ | ||||
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こんな表紙じゃ、読む気がしない。 なんかのハウツー本にしか見えない。 これがミステリー小説の表紙? ほんと、誰がデザインしたか、誰がこれで大丈夫と承認したかわからないが、 センスを疑う。 このダサい表紙でどれだけの潜在読者を失っていることでしょう。 | ||||
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・犯人はこの中にいる!なミステリーもの。 ・ハッカーが活躍して事件を解決するのが今風。 ・テーマは女性への暴力。 ・舞台設定は興味を惹かれましたが解決はベタでびっくりとまではいかないかも。 ・過激な性格のリズベット嬢が好きになれるかで評価が変わりそう。 | ||||
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ミステリーではありません。ほかの方も書いているけど、権力者に媚びるジャーナリズムに対する怒り、フェミニズム的な怒り(?)が一貫したテーマです。随所で純血的な民族なるものの問題?を感じさせられます。例えば血族経営、新興宗教、ネオナチ、猟奇性犯罪など。キャラは面白く映画化、ドラマ化はよく理解できる。面白いけど、読み終えると問題を解決したのは、ほとんどリスペット嬢本人でカッレ君はなにもやっていないよな? | ||||
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なれない名前、語感、地名など速読が難しいと思われる中で確かに、 ぐいぐい読ませる。その理由は2点。 ・難しい話(経済もITもスウエーデン社会も)がない、単純 ・翻訳がよい からであると思われる。 従って分厚い上下ニ巻あるわりには、なんか内容が薄い。 もっとスウエーデンの政治、経済、文化、ダークサイド、アングラが 描かれているかと思ったがあまりなく、まるで横溝正史の海外版のような 設定と内容。 バイオレンスやセックスもネタとしては多数あるものの、ちっとも 描写がないため今イチ。 女性リサーチャー、リスベットもステレオタイプかな。 まあ「読みやすい」のは事実なので。シリーズ2以降も読んでみるか、、 | ||||
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ハリウッド版、スウェーデン版、本書の順で鑑賞。 本書をミステリー作品として読まない方がいいと思います。 犯人探し自体は別におもしろくはありません。 著者のジャーナリスト魂が強く表れているところが この本の最も良いところだと思いました。 権力の監視を怠っているジャーナリスト達への憤り、 女性への暴力に対する怒り。 福祉のイメージが非常に強いスウェーデンという国の 別の一面を知ることができたので、読んでよかったと思います。 しかし文章が冗長すぎるのは辛かったです。 続編の複線を張っているので長くなるのかもしれませんが、 それにしても冗長すぎるのでは。 映画を見ていたため、余計冗長に感じたということもあるかもしれませんが…。 つまらなくはないのですが、ベストセラーになる理由はよく分かりませんでした。 | ||||
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ミカエル・ブルムクヴィストは著名なジャーナリストで40代の男ですが、ある裁判に負けたために自身が編集を勤める雑誌「ミレニアム」を去ることになります。そこに大富豪であるヴァンゲルグループの会長ヘンリック・ヴァンゲルから自身の姪の失踪事件を再検証して欲しいという依頼を受けます。その失踪事件は今から40年近く前のものなのですが・・・というのが冒頭です。 そこに非常に個性的なキャラクターである、リスベット・サランデルというキャラクターの物語が平行して始まっていきます。 ぐいぐい読ませる、非常にリーダビリティ高い作品であり、なかなか面白い展開です。 印象的なことは、閉ざされた密室のような孤島の出来事であり、そこに因縁とも言える家系の中の暗部とも言えるものを加えて、しかもずっと以前の事件を解決しながらも、自身の裁判、もしくはジャーナリストという立場のモラルを同時に扱う部分は素晴らしいと感じました。 キャラクターとして、ある意味非常に同化することが男性であるなら心地よい(と言えば聞こえは良いですが、凄く都合の良い)キャラクターであるミカエルと、女性からどう見えるかは分かりませんが、ある意味鉄槌を喰らわせるキャラクターであるリスベットという主要人物が素晴らしく、それだけでも十分楽しめました。続きもなかなか気になりますね。 ミステリが好きな方、多面的な作品が好きな方、あるいは「ツイン・ピークス」的な世界を好む方にオススメ致します。 アテンション・プリーズ ちょっとだけネタバレに近い部分あります、未読の方はご遠慮くださいませ。 が、多少のミステリ好きな方なら、犯人は分からなくとも、疑わせるに充分でしたし、あまりに容疑者が多すぎるのと、苗字が同じことでキャラクターが判別しにくかったです。多分分かり易くするために多少長ったらしくとも、苗字・名前表記を続けているんでしょうけれど、それが余計に混乱したように感じました。 また、ミカエルが狙われるのは安易過ぎるように感じました、今ここに犯人がいますよ、と言っているのと同じですし、慎重に犯行を繰り返す犯人が取る行動とは思えない、安直なシーンのように感じました。 また、事件の後、何故連絡をしなかったのか?ということへの説明が弱いのも致命的だと感じます、警察に密告でも、ヘンリックに伝えるでもしていれば、被害者はずっと少なくできたはずなのに。被害者が被害者を救う手立てをみすみす逃すとは考え難いです。 そして、各章ごとの見開きに繰り返される、「スウェーデンの女性〜」の数字が大きすぎるのも気になりますね、ここもフィクションなんでしょうか?もし現実であるならば、そのことがホラーですね。 | ||||
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上下巻を読んでの感想です。 読み始めの、スウェーデンの横溝正史か?みたいなおどろおどろしさ、重厚さはしだいに薄れていく。 全体に薄味。登場人物のかかわりあいも実に淡白だ。 「えっ、そんなこと?」というようなことが解決の糸口になってあれよあれよという間に真相が暴かれるが、意外性はない。 そして、あまりにもご都合主義な大団円! がっかりでした。 | ||||
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ミステリーの要素は期待した程に奥深くなかったし(出口を塞がれた島での失踪事件という設定も古典的)、展開もあまり捻りのないストレートな勧善懲悪的なものだったが、エンターテイメント小説としては素直に面白く読めた。実際のところ週末で一気に読み抜いたし。ハリウッド映画化もされるべくしてされたという作品。 意外性の乏しい展開ながら私がそれなりに面白く読めたのは、主人公の設定に負うところが大きいだろうと思う。リスベット・サランデルが歩んでいく先を見てみたいので、多分「2」「3」も買うと思う。「1」で打たれた布石が後半を面白くするとの評価も耳にしたので、第1弾はキャラクタの売り込みと理解して、物語は後半戦に期待しよう。 ところで、日本ではスウェーデンの社会モデルを一つの理想形として論じる本が多いように感じるが、小説とはいえ本書を読むと改めてその一面的な見方もどうかなと思わせられる。 | ||||
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ミステリーの要素は期待した程に奥深くなかったし(出口を塞がれた島での失踪事件という設定も古典的)、展開もあまり捻りのないストレートな勧善懲悪的なものだったが、エンターテイメント小説としては素直に面白く読めた。実際のところ週末で一気に読み抜いたし。ハリウッド映画化もされるべくしてされたという作品。 意外性の乏しい展開ながら私がそれなりに面白く読めたのは、主人公の設定に負うところが大きいだろうと思う。リスベット・サランデルが歩んでいく先を見てみたいので、多分「2」「3」も買うと思う。「1」で打たれた布石が後半を面白くするとの評価も耳にしたので、第1弾はキャラクタの売り込みと理解して、物語は後半戦に期待しよう。 ところで、日本ではスウェーデンの社会モデルを一つの理想形として論じる本が多いように感じるが、小説とはいえ本書を読むと改めてその一面的な見方もどうかなと思わせられる。 | ||||
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全世界で800万部の大ベストセラーだから、日本のミステリー小説やサスペンス小説なんか 問題にならないくらい面白いのか?というと、そういうわけではない。 村上春樹の某作品のように、「売れているから私も買おう」的な読者により、雪崩減少が起きる こともよくある。「一番売れた」=「一番面白い」には必ずしもならない。 筋は面白いと思うし、こういう一族の秘密的な話は興味をそそる。スウェーデンが舞台というの も他にはあまり無いので大変興味深かった。女性に対する暴力行為が多い国というのはイメージ と違っていたので勉強にもなった。 だが、大絶賛するほどの面白さは感じなかった。ミステリー性もサスペンス性も特に際立ってい るとは思えない。 ただ感じるのは、もしスウェーデン語を理解出来て原書で読めれば、もっと面白いと感じたかも しれないということ。とにかく翻訳文特有の文章が台無しにしているような感じがして仕方が ないのだ。なんで翻訳文って下手な作文にしか感じないのだろうか? | ||||
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私の好きな俳優で映画になるということで 読んでみました。とにかく緻密で登場人物と 核心に至るまでが丁寧に描かれてます。 スウェーデンの名前に慣れていない私は 何度も付録の人物紹介を参照しながら 読みましたよ(フゥ〜) 聖書を元にした猟奇殺人はセブンとかもありましたし (それにしても聖書って本当にあんな一節あるのかな?) 一族のドロドロした話もよくありますし 舞台が北欧であると言うこと主人公がジャーナリストで なかなか魅力的な人物であり、相棒となるリスベットが それ以上に読者の心をとらえるキャラである為に 読み進められました。 ただ、娘を持つ親としましては被害女性達への 暴力や殺し方があまりに残虐で想像するにも 恐ろしかったです。「レッドドラゴン」などの トマスハリスのような猟奇殺人の作品が 人気がありますが、模倣する人が出たら本当に 恐いです。本書の殺人犯に対する対処が私には 納得できませんでした。それにここまで残虐にする必要は あるのかな?って。報道に対するミカエルの姿勢が 素晴らしいだけに不満が残ります。 彼女たちが気の毒すぎます。 ただ続きがあるようでリスベッタの活躍は 読んでみたいです。処女作と言うことですが その点は全く驚かされます。 | ||||
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