■スポンサードリンク
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 81~100 5/12ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み進めるにつれて、読むのをやめられなくなる。 物語のスケールもどんどん拡大していく。 とにかく面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新宿で仕事後、どうしてもお酒が飲みたくてよく行くゴールデン街のママのお店に。 時間が早かったせいかお客さんはわたしだけ。 ママと四方山話をさんざん話し尽くして最後に行きついた一言。 「やっぱり小説はハードボイルドに限る。」 チャンドラーあたりは当然ですが、ママのイチオシはへニング・マンケルとこの『ミレニアム』シリーズ。 いろいろ読み散らしてスウェーデンに行きついたようです。 「毎日そこの紀伊國屋本店に通って、こんなに分厚い本を6冊も、1週間で読み切っちゃったよ」とのこと。 そんなにおもしろいのか!とさっそく1冊買ってみたら、もうハマってしまって わたしも毎日東京堂へ通うハメになりました。 人間のひずみやゆがみなど、読んでいられないくらいにいやな面が次々と突きつけられますが、 騙されても虐げられてもボコボコにされても相手に立ち向かっていく 主人公“ドラゴン・タトゥーの女”の強さと純粋さと頭の良さ、 何があっても曲げることのない信念はとてもカッコよかったです。あこがれちゃうなあ。 著者が若くして亡くなっていて、続編が読めないのがなんとも残念。伊藤計劃氏もですけれど。 余談ですが、このシリーズを読んでいるときに「松嶋×町山 未公開映画を見るTV」で ノルウェーのブラックメタルのドキュメンタリー映画「UNTIL THE LIGHT TAKES US」を見て、 ほんわか北欧というイメージが180°変わりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夫がすごい勢いで読み進めていたので、興味がわいて拝借。 読めば読むほどどんどんどんどん先が気になり、あっという間に上下巻を読み終えました。 片田舎の悪しき一族のうちに起こる殺人、被害者の美少女、魅力溢れる有能な追跡者、女性への暴力、狂気じみた妄信、愛とセックス、といった特徴が、個人的にはなんとなく海外ドラマのツイン・ピークスを彷彿とさせると感じました。 初めは経済サスペンスかと思いきや、なぜか古い殺人事件の捜査へと巻き込まれていく急展開、雑誌ミレニアムの生死を賭けた攻防、リスベット・サランデルという魅力溢れるキャラクターの描写、どいつもこいつもうさんくさい容疑者一人ひとりの描写、などなど、たくさんの要素を盛り込みつつも、どれもこれも面白くて、飽きさせません。 特にリスベットのキャラクターが魅力的で、ミカエルなんかよりも何よりも、リスベットがどうなるのか知りたくてどんどんページをめくってしまう。 ただ、苦手な人は苦手だと思います。また、賛否両論あると思います。 第一部は女性に対する蔑視および暴力(ミソジニー)をテーマとしているとのことでしたが、何もここまでというおぞましい暴力描写に、時折吐き気がするほどでした。一人の女性として、強い嫌悪感を感じました。 女性への不当な暴力への異議をとなえるというよりは、読者を惹きつけるために過激に描写していると受け取れなくもないので、そこに異論を感じる人もいるのではと思います。 (また、女性への性的暴力をテーマとして取り上げつつ、一方でなんで主人公はやたらと女性と関係を持つんだという疑問もなくはない) しかし、世界6000万部の大ベストセラーとなるのも納得の、おぞましく醜悪でありながら、強く惹きつけられる魅力を持つ、不思議な作品です。 第2部、第3部と夫婦で読み進めている今、家での会話がすごく少なくなってます(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
100ページ以上読んでも何もおきない。何もはじまらない。 だらだらと登場人物のことを書きつらねている。 ドラゴンタトゥーの女がいかに優秀かということを約20ページで説明している。 2ページで終わらせてほしい。 簡潔に説明できるのに、無駄に細かいところまで書いている。 独自の比喩があるわけでもなく、ただ物語を説明しているだけ。 電化製品の説明書を読んでいるような気分になった。 映画版も見たのだが、脚本は原作の7割ほどをけずったらしい。 なっとくである。いらない描写がおおすぎる。 ながい文章を読むのがお好きな方にはいいのかもしれない。 だが、推敲に推敲をかさねた洗練された文章が好みの方は絶対にたのしめない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上・下巻の2冊から成るが、内容的には3冊分、4冊分に 相当するのではないか。それがぎゅっと詰まっているので、 読んでいて飽きることがない。 世界的なベストセラーとなるにふさわしい小説だ。 しかも、日本語訳がすばらしい。翻訳小説を読むとき特有の ストレスをまったく感じなかった。 だが★は4つ。なぜか。この絶妙のストーリー展開を成り立た せているのが、スーパーウーマンの存在だから。 リスベット・サランデルという超人的な技能をもった女性が いるからこそ、様々な難問が解決していく。 現実にあり得る技術なのかも知れないが、どうしても 「それは禁じ手ではないか」と思ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直なところ、期待はずれでした。「捜査手法が細かく書き込まれた云々」などのうたい文句を見て本屋で購入したのですが、確かに一見ややマニアックに書き込まれているように思えたものの、唸るほど細かく書き込まれているようにも思えず、期待はずれに終わりました。 その上途中でなんとなく、被害者とされる人物のその後も、そして犯人までもが推測できてしまいました。それにもかかわらず、終盤に入っても動機はまったく見えてこないまま。結局、最終局面を迎えるまで動機らしい動機は浮かんでこず、最後の最後で突然驚愕の事実が明らかになります。個人的には家族間の嫉妬などが動機かなと思い、最終局面でその辺の心理が詳しく明かされるのなら「まあ良いか」と思っていたのですが、違いました。良くも悪くも結末はあまりにも驚愕的で、思わずのけぞることとなりました。このような展開をダイナミックと表現することも可能かもしれませんが、どちらかと言えば唐突過ぎるという感じでどうしても受け入れることができません。こんな風に感じてしまう一番の理由は、犯人および犯人周辺の人物に関する書き込みが足らないためでしょう。これだけ長い小説であるにもかかわらず、彼らの人物象がちっとも見えないままにストーリーは進み、最後の最後でやけにあっさりと犯行の状況や動機が明かされることとなります。結果、読後の感想は「なんじゃそりゃ」という感じになり、拍子抜けの気分で読み終えることになります。 ちなみにこの小説のウリの登場人物、リスベット。彼女に関しては偏った人物像をそれなりに面白いと思ったものの、キャロル・オコンネルのキャシー・マロリーの偏り具合の方が上で、個人的にはマロリーに軍配を上げたい気がします。善悪の基準が曖昧だったり、ハッキングの天才だったりといった設定に関して両者はどことなく似ていますが、リスベットは容疑者の周辺を嗅ぎまわるのみ。彼らと直接対峙することが無いため、結果的に容疑者達の人物像が希薄なままにストーリーも進んでいくことに。 一方マロリーは直接容疑者に接触して追い詰めていく捜査手法をとるため、その過程で容疑者達の人物像も必然的に炙り出されていくことなります。結果、人間模様の面白さがストーリーの中で浮き彫りとなり、小説としてもマロリーシリーズの方が読み応えがあるように思えるのですが、このあたりは個人の好みで評価は分かれるのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先ほど、3部の下巻まで、興奮のうちに読み終えました。 ちょっと、いけないことかも知れないのですが、加筆・修正したレビューを掲載させてください。 というのは、この3部作は、面白さが「加速」していく、ということをどうしても伝えたかったからです。 (以下は、3部下巻のレビューの修正分です) 読書能力の非常に高い友人が、興奮気味に勧めてくれた全世界6000万部の“怪物本”。 3部作合計で約3000ページの大著を読み終えた今、名峰の頂上に立ったような達成感と満足感に満ちている。 「ミレニアム」。まさに1000年単位で何冊出るか、と言っても決して大げさでないほどの質量ともに充実した名作! 第1部から、読者を引き付けて離さない魅力があるが、第3部の終わりに向かって、面白さはぐいぐいと加速していく。 スウェーデンの長い名前が、何十人も登場するし、ストーリーも重層的なので、私程度の読書力だと、結構時間はかかった。 だが、読み始めた方は、第3部下巻まで“完走”されることを強くお勧めしたい。 主人公・リスベット・サランデルを巡る裁判と、最後の復讐劇に至るクライマックス部分は圧巻である。 女性パートナーの協力を得て著した本著は、第5部までを予定し、第4部の4分の3まで用意されているという。 著者・スティーグ・ラーソンの早逝は実に無念であり、完結を見たいのは、多くの読者が願うところであろう。 だが、第3部が、話の大きな区切りとなっており、ここまでだけでも、十分な満足感を得ることができる内容である。 著者は、人道主義的な政治雑誌『EXPO』を創刊し、編集長を務めたが、その経験が執筆に大いに生かされていると感じる。 政財界をはじめ、公安警察やアンダーグラウンドな世界を含めての社会の仕組み、風俗やファッション、人間の細やかな心理に至るまで、実によく精通している。 魅力的な主人公の一人、ミカエル・ブルムクヴィストは、著者自らの願いが投影されたキャラクターのように思えてならない。 制作過程でも、女性パートナーがいたればこそ、女性心理の描き方まで、リアルな感じを出すことができたのではないだろうか。 スリルとサスペンスに満ちた、ミステリとしての面白さもさることながら、スウェーデンの文化や人間模様を描いた総合的な文学としても興趣が尽きない。 読書好きな方、これほどの至宝を見過ごしては、後悔するほどの代物として、お勧めしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミレニアム 文庫になったので、気になってたので試し読み。 ・・・。ミレニアム3(全6巻)まで全部読みましたw 全巻 読んだので「楽しかった」と評価します(`・ω・')キリッ 内容は、アメリカのドラマ など好きな方は、好みじゃないかなー。 「離れた島が、密室 となり、そこから消えた少女を探す」ミステリー が、 ミレニアム1 です。 ミステリーとしての謎は期待せず、登場人物たち、それぞれのストーリーを楽しむ。 ・状況説明や、ロケーション説明が多く読みづらいので、軽く流すw ジャーナリストでモテ親父 と 凄腕調査員の少女 の物語 まぁ、気になったら、少し読んでみてください。先が気になったら購入でw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みはじめたらやめられませんでした。 登場人物のキャラのつくりがうまい! そして生い立ちや性格を小出しにしていて、 やめられなくなる本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・犯人はこの中にいる!なミステリーもの。 ・ハッカーが活躍して事件を解決するのが今風。 ・テーマは女性への暴力。 ・舞台設定は興味を惹かれましたが解決はベタでびっくりとまではいかないかも。 ・過激な性格のリズベット嬢が好きになれるかで評価が変わりそう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の筋は略すとして、何と云っても謎の導出と展開、謎に絡んでくる一癖も二癖もありそうな登場人物たちの陰翳に満ちた造型が素晴らしい。147頁のヘンリック・ヴァンゲルの言葉から後は一気に物語が躍動し始め、読み耽りました。正に読書の至福ですね。 「きみに助力を乞う真の理由にやっとたどり着いたよ。私は、ヴァンゲル家の誰かがハリエットを殺し、その後四十年もの長きにわたって私の頭をおかしくさせようとしているのかを、きみに突きとめてほしいのだ」(147〜8頁)。 文間から立ちのぼる不気味な雰囲気は、私見ですが横溝正史の因習に満ちた家族関係に起因する陰惨な事件を描いた諸作品(例えば『犬神家の一族』など)にも通ずるものがあると感じました。訳も、流麗かつ微妙なニュアンスを伝え切っており見事。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん。とにかく面白かった。読み終わってしばらくは、頭がボーっとしていました。 リスベットが遭って間無しにミカエルに惹かれてしまうという展開にはやや違和感を感じましたが、とにかくそこからラストまでは一瀉千里でした。それぞれ登場人物の描写に厚味がある上に、謎解きあり、スリル&サスペンスあり、社会派推理小説&猟奇小説の趣きあり、ジャーナリズム論あり、そして「必殺シリーズ」的要素もあり。これだけの「具材」がテンコ盛りになっていながら、全体として破綻がなく、読者をグイグイ惹き付ける作者の力量には敬服します。夭折が本当に惜しまれます・・・ なお、備忘までにリスベットのTシャツのロゴ一覧を: 「わたしもエイリアン」(文庫版(上)79頁) 「ハルマゲドンはきのうだった−今日、難題がわれわれを襲う」(同(下)96頁) 「最強のあばずれと化すこともあり。試してごらん」(同346頁) 「皆殺しにせよ、選別はあの世で神がなしたもう」(同418頁) なお、評者が読んだ第19刷(2012年2月16日付)では、362頁の6行目から7行目に誤植は無いですね。(修正済み?) しかし、第一部がこれだけの出来だと、第二部は一体どうなるのか。何だか読むのが怖くもあります・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の考えを色濃く反映した人工物。後からストーリー、キャラクターを肉付けした感じで、この人作家と言うよりジャーナリストなのだと変に納得してしまう。ミステリーにしては謎解きはチープだし、登場人物も一見濃いようでいて、かなり薄味。架空の人物です!感が拭えず、シリーズ物のヒーロー・ヒロインとするには、イマイチ魅力に欠ける。 それでも悪くない出来には仕上がって入ると思う。お題も(提示された時点では)興味をそそられるし、展開もまぁまぁスリリング。お時間があればどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やけに評判の良い本ですが、理解できません。これでも月間5〜6冊程度は読んでおりますが、理解できません。確かに読みやすい文章ですが、いかんせん冗長過ぎ。いらない情報や文章が多過ぎる。1冊でまとまるのではと思います。男女の主人公がいて、別々の話がひとつに収束して…よくある話ですよね。孤島での失踪事件が40年を経て…これもまた然り。とは言っても我慢して読んでるうちに…と期待して頑張ったのですが、これ以上の時間を費やすつもりはなく撤退いたします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーではありません。ほかの方も書いているけど、権力者に媚びるジャーナリズムに対する怒り、フェミニズム的な怒り(?)が一貫したテーマです。随所で純血的な民族なるものの問題?を感じさせられます。例えば血族経営、新興宗教、ネオナチ、猟奇性犯罪など。キャラは面白く映画化、ドラマ化はよく理解できる。面白いけど、読み終えると問題を解決したのは、ほとんどリスペット嬢本人でカッレ君はなにもやっていないよな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知人に借りて読みました(上下)。 舞台はスウェーデン。企業の不正を書いた記事で名誉毀損罪を言い渡された敏腕ジャーナリストが、とある大企業のトップから数十年前の事件の真相について調査するよう依頼を受けます。報酬は多額のお金と先の企業の不正の情報。そういう話です。 なかなか面白いです。舞台はスウェーデンの島で、言ってみれば孤島ミステリの要素があります。全体を通してスウェーデンの女性に対する犯罪をテーマにしており、時折出てくる統計にはこれが高福祉で有名な国の影の部分かとドキリとさせられる内容もあります。 そして登場人物の個性がきちんと書かれているところもいいです。結構心理描写も細やかで、このあたりはどこか日本のミステリに似た雰囲気も感じられます。特に主人公の男性ジャーナリストがどこか女性的に、彼を補佐する女性リサーチャーがどこか男性的に描かれておりその対比が面白いです。ただ、ところどころでちょっと都合良く行きすぎなんじゃないのってところもありますが、そこは大筋じゃないので良しとします。 スウェーデンならではという部分はそれほどありませんが、テンポが良くとても読みやすいです。映画になったのも頷けます。スウェーデンという国についてもっと知りたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品が、優れているところは、やはり1冊目で十分に書き込まれた人物像が、2冊目でキャラクタ−を生かしながら躍動するところかと思う。 ミステリ−作品でありながら、それにとどまらない、社会批判やメッセ−ジが込められ、作品に重厚さを与えている。 もちろん、ミステリ−作品としても一流で、この展開は予測できなかった。 スエ−デンという、あまりなじみのない国が舞台であるので、地理的な知識や、個人名の珍しさ(?)に多少戸惑うかもしれないが、読まずに置くには非常にもったいない作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻を読み終えたところから、これはもう読むな一日で、と思った通りになった。いやあ、なかなかすごい。 舞台であるスエーデンだけではなく、現代社会が抱える経済、社会、様々な問題と言う横糸に、100年以上の時間の流れの中でのある名家の闇と人の心に潜む狂気と言う縦糸。 実に巧妙で、ドラマティック。文句のつけようのない作品でした。 このまま怒涛のように第二、第三作にいくでしょう。。。。残念ながら著者は、第六作くらいまで構想を持ちながら、四作に着手したところで亡くなったそうだけど。 でも、星五つはつけない。 リスベットが、とっても好きだから。著者の多分チョットしたいぢわるを、僕は嫌ったんだ。 ま、いぢ悪返しをしてやった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直言って、映画のコマーシャルを見るまで、この著者も作品も全く知りませんでした。お恥ずかしい。 で、たまたまスウェーデンと縁の深い北海道の当別町を訪れ、今後も様々に関係が続きそうな中、スウェーデンを舞台にした本作品を手に取ることになりました。 最初とっつきがちょっと悪かったですね。 ロシアの小説と同じように、名前があまりに馴染みがなく、フルネームで長い! 似てる名前がたああくさん出てきて、地名も馴染みがなくって、ちょっととっつきが悪かった。 でもねえ、中盤に差し掛かる前には、そんなことはものともせず。いやあ、はまったねえ。 まさに異国の旅をしながら、謎解きに入ってしまっている。何時の間にか。 いやあ、何とも魅力的。時間は、じっくり流れて慌てない。それが、まどろっこしくない。 そのゆっくりした流れの中で、次に何が起こるかわからない怖さがある。そう、次の展開が全く読めない。なのに、イライラしない。 上巻の最後はホント駆け足で読んだよ。さ、下巻! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めたら止まらない。最後まで読んで、二度目は部分的に丁寧に読む。二度目も退屈しない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!