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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 61~80 4/12ページ
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映画では女性の特異性が目立ちますが、実際彼女がどうしてそういう女性になったのか、この本を読まなければわからないと思います。 | ||||
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最近、北欧ミステリーが熱い、という新聞記事を見て 久々にミステリーを、初めて北欧ミステリーを読みました。 読み始めの感想はスウェーデンのイメージが福祉国家と美童グランマニエ君しか思い浮かばなかったのですが なかなか複雑というか大変な国なんだなぁ、というのが第一印象。 そして、作者がジャーナリストというバックボーンのせいか、 三部作の最初なので説明というか細かい設定が長くて、 そして、場面がころころ変わる文体というのもなかなか話に入り込めず 半分くらいまでは全然読み進めなくて、何度か読むのを挫折しかけました・・・ しかし本題に入ったところからは、スムーズに読めました。 内容的に斬新さはないのですが、 主人公が確かに魅力的。 文体もうまくてどんどん読みすすめます。 ミカエルの話はだいたい出てくるのですが、リスベットの背景は 少ししか書かれてないので、だんだん書かれるんでしょうね。 とりあえず、後篇と今後にこうご期待という感じでしょうか? | ||||
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上巻より、細かい描写もなくなり読みやすくなりました。 失踪の謎はどういう帰結を迎えるのか…と ぐんぐん中盤まで読みすすめました。 ・・・が、結末はこれか・・・というのが正直な感想です。 半分くらい読みすすめるとだいたい結末が見えてきたうえにあまりに予想通り。 ミカエルが依頼を受けることになった動機に対する ヘンリックのお礼の内容にしても ハリエットの結末にしても、犯人にしても・・・ ヘンリックに関するあたりはあまりに予想通りでがっかりしましたが、 どんどん先を読みたくなるような、謎を少しずつ明かしていきながら 更なる謎を出していくストーリー展開・・・ 作者と訳者の文章力があるんだと思います。 本当のテーマはリスベットみたいなので(1を読了したときに初めて気づきました!) 2も読みたいと思います。 これだけ色々広げてあったら先も気になるし、ベストセラーにもなりますね。なっとくです。 でも、ここまで虐待しなくてもなぁ・・・と思うんですが それにしても、ミカエルはいろんな人と関係を持ちすぎと思うんですが 美童君の国だからですかねぇ | ||||
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こんな表紙じゃ、読む気がしない。 なんかのハウツー本にしか見えない。 これがミステリー小説の表紙? ほんと、誰がデザインしたか、誰がこれで大丈夫と承認したかわからないが、 センスを疑う。 このダサい表紙でどれだけの潜在読者を失っていることでしょう。 | ||||
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ハリウッド版を見て、原作にあってはしょられているところを見てみたいと思って、読んでみました。 正直原作のほうが面白い。 ハリウッド版より評価のよい、オリジナル版を見たいと思いました。 さてミレニアム2は映画を見るか、原作を先に見るか。 | ||||
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こんな風にパソコンがあやつれると面白いだろうと思い痛快である。、反面、世の中がめちゃめちゃになってしまうからあり得ないお話なのかな、とも思う。痛快で「下」も読まずにはいられない。、 | ||||
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「上」を読んだら当然「下」に進まないではいられない。リスベット・サランデルが格闘に強すぎるのが不自然ではあるけれど。なお、クリステル・マルムは男性なのに話し言葉が女性語なのは誤訳でないだろうか。数か所あるけれど、例えば154頁における会話。クリステルが男性であることは、もっと前でも記載があったが、184頁の5行目に「彼」と男性であることが示されている。 | ||||
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なぜこの本が評判になったのか、よくわかりません。 私の興味のツボから外れているだけなのかもしれませんが。 キャラクターに魅力がないのか? スウェーデン経済界の話に関心が持てないからか? とにかく、途中で挫折。 | ||||
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ノオミ・ラバスが出ている方のDVDをみたら、原作が読みたくなって買いました。ノオミ・ラバスが、DVDの解説のところで「この役を演じたくて、ぎすぎすに痩せた」とか、この映画に賭ける意気込みを語ったのが印象的で、どうしても原作が読みたくなったのです。 そして満足しています。 小さな事件や大きな事件を主人公のミカエルとヒロインのリスベットを襲いますが、最初から最後まで気になる疑問がいつまでも解けず、靴の中にある小石のような存在となってつきまといます。この疑問を解決することこそが命題の小説なのに、ときどきこの命題を忘れてしまったかのごとく、どこかに消えてしまいます。しかし、物語がすすんでいくと、この問題に戻ってきます。靴の中の小石のように、気になり始めるとどうしてもとりたくなるのですが、とれないもどかしさがありますが、わたしはこれがとても気に入りました。 ということで星四つ。一つ減らしたのは、ちょっとおおげさかなーと思ったところもあるので。どうも、洋書というのは、話しを大きくみせたくてしょうがないのかな、なんて思うことがあります。本もエンターテイメントですし、どんな荒唐無稽なものでも想像させてしまうのですからなんでもアリなんでしょうが、うーんって思ってしまうのよね。 | ||||
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この物語の登場は衝撃だった。 今、北欧ミステリーのブームが静かに続いていて、次々に質の高い作品が紹介されている。 その中には、この「ミレニアム」シリーズよりも以前に書かれた作品も少なくないが、 なんといってもブームの火付け役は、この作品だったに違いない。 「名物に旨いものなし」という言い方があって、本についてもベストセラーはつまらないという説があるが、 しかし世界中で2100万部売ったというこの小説は、文句なし、掛け値なしだ。 もちろん好みや相性もあるだろうし、世間で売れているからといって安心できないのはもっともだ。 だが売れているだけでなく、業界の目利きの褒め方も半端ではない。 たとえば『ライラの冒険』シリーズの原作者、イギリスのフィリップ・プルマン。 日本ならたとえば書評の王様のような故・丸谷才一。 いずれも絶賛である。 つまりこの本を手にとった読者が満足する確率は、相当高いということだ。 面白さにおいて、北欧ミステリーの最高峰というだけでなく、 この数年の世界のミステリーの記念碑的なヒットだろう。 すぐにスウェーデンで、またのちにハリウッドでも映画化されたので、 映画だけご存じの読者もあると思う。 映画の評価も悪くないようだが、映画を見てまあまあとか、あるいは大したことがないと思い、 原作もその程度だろうと思うのならとんでもないと思う。 もしかするとずっと後悔する誤りである。 スウェーデンの辺境の名家で起こった遠い過去の失踪事件。 迷宮入りとなり、忘却の彼方に消えた謎を解き明かす、というのも ミステリーの王道を行く本格推理の面白さがあるが、 作品の真の魅力は、独特のヒロインの造型にある。 リスベット・サランデル。 これはもう歴史的なヒロインと呼ぶしかない。 謎の過去、抱え込んだ心の闇、異様なまでの反社会性、とんでもない能力、 気持ちの激しさと強さ。 ツッパリでいて子供っぽくもあり、真っ直ぐでいてヒネクレている。 過激さと繊細さの混じり合い、表立った派手さと秘められた影の同居が絶妙である。 むしろ昨今の日本の新しいマンガに見られるようなこの強烈な個性は、 いわば時代の子として広く共感を呼ぶのではないか。 当然のように物語は、 一方でそれ自体興味深い犯罪を解き明かすことを軸にしながら、 同時にそこに関わるリスベットの物語でもある。 謎解きそのものは最初は静かに進行するのだが、 複雑なものを背負ったリスベットへの興味がまずあるのでそれが面白い。 何よりもヒロインが、そしてそれに関わる人間像が魅力的なのだ。 もちろんミステリーとしても一流である。 舞台がスウェーデンという馴染みのない土地であるのも新鮮に感じられた。 3部作のこのシリーズ、本当は5部構成の構想だったそうで、残念ながら作者は途中で突然亡くなったという。 これだけ売れるとも知らず執筆途中で亡くなってしまったのはいかにも気の毒だが、 そう知ってしまうと読者としては、幻の2部の分、損をしたという気持ちもないではない。 だがあえてここで言ってしまうと、次作はさらに、微妙に趣向を変えてヒートアップする。 まだまだ謎めいたヒロインのこともだんだんわかってくるだろう。 こんな物語が三作も読めるというのは、やはりぜいたくな話に違いない。 | ||||
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商品の状態は価格以上のレベルでした。 商品の包装もプチプチシートにくるんであり、丁寧でした。 大変満足しております。 | ||||
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いやはや、、、、 ハリウッド映画版が べっこうアメ だとすると、 この小説は 本格フランス料理 みたいなもんやね。 スゴい。 スウェーデン・ミステリってのを究めてみたくなった。 誤植がカッコいい理由は、 そこにしか欠点がないから。 しかも笑える欠点やし。 校正した方はくれぐれも後悔などなさらないように。 ピラミッドの中腹の岩のカドが少し丸まっていたからってだれが気にする? あ、誤植は下巻や。 僕はこれまでミステリ全般がキラいだったんだけど、 この作品だけはなぜか好きになりました。 まさに、 「その領域でカンペキなものは その領域を越える」(ゲーテ) んですね。 この作品でこの一週間すごく楽しめたわけやけど、 それにしてもつくづく感じるのは、 西洋っていうのは本当に 成功することが すべてなんだなあ ってこと。 サクセス文明やね。 それに対して東洋はなんやろ、 快楽? 平安? 調和? ほどほど文明かな。 ま、日々アンノンに暮らせればそれでええんちゃうのん っていう。 成功の美酒より ふだんの野洲酒 みたいなとこありますな さ、話が見えんくなってきたとこで、 そろそろハローワークいこ | ||||
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待っていたので、期待どおりの本でうれしかったです。早く着きました。 | ||||
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楽しみにしていたので、すぐに着いたし、期待どおりでとてもよかったです。 | ||||
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読後、落胆がひどくて読書一般への意欲が一時的に失せたほど。これが世界的ベストセラー? まず、ミステリーとして成立していない。これが致命的。登場人物に一応説明させていますが、あの方法では不可能です。ネタバレするので詳述できませんが、結婚云々は問題ではなく、それ以前に不可能ということ。その決定的な欠点を敢えて無視しても、がっかりな出来です。おどろおどろしい雰囲気の事件のはずが、後半やけにあっけらかんとした展開となり、コミカルにさえ。明かされた謎が衝撃的ならまだしも、「また、このモチーフなのねん……」と。一族の仰々しい家系図はこけおどしでした、とだけ言っておきましょう。戦前のナチズムへの傾倒というモチーフの使い方も紋切り型(欧米人は、ほんっと、好きね)。ミカエルの訴訟問題と少女失踪事件の謎解きとの分量のバランスの悪さに悩まされるのですが、続編を書いてシリーズ化させたいという作者の欲求に読者がつきあわされただけ、という気がするのは私だけ? ミレニアム2も同時に購入も、未読のままお蔵入り。 世界的ヒットになったのは、サディスティックな描写がてんこ盛りだから、でしょうか、やはり。 | ||||
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知人にすごく勧められました。 この手の本は、散々読みまくった自分。 それでも、知人の熱意に負け、購入し、読んでみることに。 正直なところ、予想通りの「質」なので、がっかりもしません。 読んだことがあるような人物設定と脚色。 知人がどうしてあのような勢いで私に勧めてきたのか不思議だ。 とにかく。 ある程度、この手の本を読みこんでいらっしゃる方は、十中八九失望するので、この本はお薦めできません。 | ||||
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新年になって産経新聞に「今ブームの北欧ミステリー小説」というコラムが掲載され、スエーデン、ノルウェイ、デンマークの人気推理小説作家の作品が要約された。その筆頭に上がっていたのが、このスティーグ・ラーソン著の副題「ドラゴン タトゥー の女」であった。読後感は一言、ナルホドこいつはは面白い、である。今後の読者の楽しみを奪わない程度に書評をして見よう。気鋭のジャーナリストが挑んだ大物実業家の不正疑惑記事が不発に終わって、逆に名誉毀損で実刑判決を受けてしまう。失意のジャーナリストに奇妙な仕事のオファーが舞い込む。ストックホルムから北へ列車で3時間ほどの町に住む大実業家一族の娘が35年前に忽然と姿を消し、事件は迷宮入りとなった。一族の名誉会長は金にいとめをつけず、1年かけて事実調査を彼に依頼する。零下20度を下回る気温の中で調べまわる様子は読んでいても寒くなってくるが、その一族を構成する人物の多さとその属性をフォローするのには疲れる。膨大な調べものに調査員の助手が当てられる。異能のパンクロッカー風女子(ドラゴン・タトゥーの女)である。上巻は調査の内容がああでもないこうでもないと記述されて行くが、下巻ではこの天才女子とのコラボレーションで一気に物語は進展して行く。一族の一部にある異常な「血」がもたらす、ひた隠しにしてきた異常な犯罪が不気味に暴かれていく。ここで私は口をつぐもう。さてこの一件はさておき、天才女子はくだんのジャーナリストが受けた実刑判決は不当だったとして、再度実業家のなした巨悪不正事件を持ち前のハッキング能力で必死に暴き出す。こちらも読んでのお楽しみだが、著書の主要な部分は失踪少女の捜索の方だ。スケールの大きいなかなか知的な作品である。ところが著者はこの作品を含めた3部作の出版が大成功を博したことを聞かずに50歳の若さで病没してしまう。ご冥福をお祈りしたい。 | ||||
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これはミステリーではなく、社会問題を訴えた傑作だと思う。途中にはさまれるスウェーデンでのDV現状項目はそれを示唆している。だから、ミステリーだと思って読むと「?」な方もいるであろう(もちろん、ミステリーとしても素晴らしいと思うが、謎解き部分は出色なものではない) 「女を憎む男」の存在が常に社会を暗く覆う影となってまとわりつく。ヨーロッパ全体の社会問題となっている「ネオナチ」もしっかり描かれている。常に差別される側である女性という「弱者」から描いた「あがき」が悲鳴のように文章から漂ってくる。 思わず耳をふさぎたくなるような(目をそむける、ではなく、あえてこう表現したい)描写があるが、「性犯罪」はあいまいな言い方をしたのでは、その残虐性が伝わりにくいので納得できる。 そんな残虐さの清涼剤となっているのがミカエルとエリカの関係であると思う。 ミカエルの言葉でいえば「敬意と信頼」の元に成り立つ彼らの友情関係は奇妙ではあるが、ある種の「男女平等の理想の姿」かもしれない。 ミカエルは多くの女性と関係をもつが、求めるのも離れるのも女性側。つまり決定権は女性にあるのだ。 「執着」は「支配」と「征服」と結びついている、という暗示があるのかもしれない。 まったく知らずに購入したので、続きものだという事も、作者が存命していない事も知りませんでした; | ||||
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映画が非常に面白かったので原作も読んでみようと思い。 私の場合先にハリウド版映画ありきだったわけですが原作小説は非常に新鮮でした。 もともとはこんなんだったですね、という。 私はあまり海外の小説を読まないというか苦手なほうなのですが、これは普通にスラリと読みやすかったです。 翻訳のセンスが良く、自然な日本語として読めたからだと思います。 | ||||
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とりあえず1だけのつもりで読んだのですが、続きが読みたくなる仕様ですので2も読もうと思います。 ミカエルとリスベットのコンビは非常に魅力的ですね。 解説にもありましたが、ミカエルとリスベットの役柄は、一般の物語の男女(ヒーロー、ヒロイン)の役割を交換している感じがします。 私は映画ではリスベットが好きですが、原作を読んでみるとダニエルが好きになりました。 登場人物がみんなセックスに対して奔放というか、だらしないというか、これはスウェーデンのお国柄ってわけじゃないですよね | ||||
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