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億男
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億男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 221~240 12/13ページ
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作者のこれまで作品、「億男」題名と帯のコメントなどから期待をして読み始めたが、読み終わって 薄い内容にがっかりした。 期待をしすぎていた分なおさらその感じが強い。 読みやすくすらすら読めるのだが、心響いてくるものがあまりなかった。 | ||||
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お金と幸せについて、考えさせられるテーマの小説です。絶対に有り得そうもない話しなのですが、ぐいぐい読者を小説の世界に引き込んでいくような所があって、読んでいて面白い作品だと思います。お金持ちの生活って、意外と虚しいのかなとお金持ちの気持ちが少しはわかるような気がしました。途中、町内会の福引、宝くじ、IT長者や競馬の馬主などあぶく銭に踊る様なストーリー展開です。深味はないのかなと思います。 | ||||
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表紙とタイトルのインパクト。 売り出しが上手な作品だなと思いました。 もし、3億円が当たったならあなたはどうしますか。 経済本は世の中のたくさん出回るけれど、その経済本を手に取る人物が金持ちには見えない、とはけだし名言だと説得させられます。 そうした、構成力というか、発せられる言葉というか・・・、時代にそぐわって、切実に感じられます。 しかし、作家として、文章表現から垣間見れる説得性には乏しいような感じがしました。 あくまで私見ですので、読んでいただいた方々には申し訳なくいです。 | ||||
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仕事と家事の合間にさらっと読め、 3日間で読み終えることができました。 弟の借金を背負い、昼も夜もなく働き続けていた男が ひょんなことから奥のお金を手にしてしまう。 そしてそれを、これまたひょんなことから失ってしまい… 探し求めるうちに、数々の金言といろんな金持ちの人生に触れていく。 どれをとっても、実際にはありえないだろう、という状況ばかり。 だが、ほかの方が書いてあるように、映像にしたら面白いと思う。 というよりも、読み進むうちに映像がはっきりと浮かんでくる。 映像を意識した作品なのだろう。 「ああ、なるほどね、面白かった」 読後はそういった無難な感想だ。 読書から離れていたり、あまりホンニ親しみがない、という人の 活字への第一歩としては、なかなかいいものではないだろうか。 | ||||
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冒頭の状況説明で、失踪した弟の借金返済というのが出てきますが、 もうそこから???です。 保証人になっていたのか? そうでなければ、返済する必要はないのでは? 残された弟の妻子も、保証人でないのなら返済義務は無いし・・・と。 主人公が、なぜ、弟の借金を返すのか、 そこを描くだけでも、たぶん一冊の本になるはず。 どんな借金なのか、そして、なぜ兄はそれを返すのか??? それを、この本文中では、「なによりも弟の仕出かしたことが恥ずかしかった」と8行ぐらいで終わらせている・・・。 すごく、残念。 そのあと、お金を切り詰めて暮らしている主人公は、離れて暮らす9歳の娘と4000円の高級フレンチを食べる。 キャットフード買って、猫飼ってるし。 お金を切り詰めているにしては、それも、どう考えても、ピントはずれ・・・と私は思う。 親友(?)とのエピソードも、???が多い。 抱き合って泣くか??とかツッコミをいれたくなる。 主人公は、平和ボケで「考えなし」すぎる。 人になんでも聞けばいいってもんじゃないと思う。もっと、自分の頭で考えるのが大事だと言ってあげたい。 名言のツギハギというか、なんとも浅くて、残念でした。 | ||||
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テンポ良く話が進むので非常に読みやすかったです。 内容は、お金の稼ぎ方などのhow to的なものではありません。 真正面からお金とは何かを考えさせられる内容です。 だからといって堅苦しいものではありません。 ドラマ仕立てとなっており、雑誌で掲載されていたらしいので 話にメリハリがあります。とても面白かったです。 | ||||
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お金と幸せの関係を古今の名言に絡めて描き出す・・・という謳い文句に惹かれましたが 展開に実感も無くかといって意表をつくほどの事件もなく 名言自体も聞き飽きたものが多くて読んでて退屈でした。 ケータイ小説みたい、とおっしゃってた方がおられましたがそんな感じ。 あまり本を読まない人向け? | ||||
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なかなか面白い。。。 「芝浜」「死神」という 二つの落語を使いながら 「金と幸せ」について 体験していく・・・・ 軽く読めて面白い、 大金を手にしたら、どうするのだろう と 自分に置き換えて 読み進めると 面白い・・・・ お金を手にした人の「人生観」が 使い方を決めていく 大散財をしてしまうのか 無かったことにするのか まだまだ増やそうとするのか 大金を手にしたり、借金を背負ったりすることに よって「人生観」の違いが大きく見えてしまう・・ お金の怖さ・凄さなのでしょう・・ 軽い中にも 考えさせられる物語でした・・・・ | ||||
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連載物であり、油絵的な作風ではなく作りからして執筆はマラソンの様。癖のない文体は読みやすくボリュームも適度、物語構成もシンプルな為、多くの人は抵抗もなく読み進めることができるだろう(3時間程で読破)。 借金に追われながらも男性特有の盲目的「見栄」に囚われ続ける主人公「一男」に、作者は禅問答の様に「金と幸せ」という難題をぶつけ続ける。彼は特殊な人間ではなく、あまりにもありふれた一般的平均値の夫であり父親。それ故に彼の思考は読んでいて歯がゆくもあるが、親友である「九十九」を追って彼の旧知を巡る内、読む側も自問自答を余儀なくされる。 各所に偉人たちの格言を散りばめられ、それら引用が場面補填の様に用いられる。ただ頻度の問題で、まるでそれらが民放TV教養バラエティーに有りがちな「安易な箔付け引用の胡散臭さ」と重なってしまう(格言に寄りかかる必要があったのかと)。また物語を通して「落語」が重要なウエイトを占めているのだが、落語を知っている人間には「顛末さえ見えてしまう」。各要素の用い方に合点がいくものが多い分、この辺りはやや残念な所。仕方ない事だが一男の価値観ベースで書かれている為(出来事の受け取り方等)、繊細な問題ながらも読者が単一の思考レールに身を委ねてしまう恐れもある。とは言え、シンボリックに「金と幸せ」の概念を問い続ける展開は、読者人生の「ターニングポイント」になる可能性も秘めている。 本書題材の答えは実の所、本文以上にカバーイラストで集約されている気がする。本文でそこまで辿り着かないのは、どうも「作者の仕掛け」の様に思えてしまうのは気のせいだろうか。個人的な印象としては、今後があるならドラマや映画化よりも舞台劇が合う様に思える。少し甘いかもしれないが星4つとした。 | ||||
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平凡で堅実に過ごしていた男に突然伸し掛かる弟の借金! 昼夜働き詰めの生活に家族との交流もなくなり家族は出て行った。そんな彼に突然の幸運宝くじが当たって三億円が! 男は『金』という存在が判らなくなり、大金持ちになって成功していると大学時代の友人の元に『金』の正体を聞きに行く、彼と会った翌日彼は三億円と共に消えていた・・・そして主人公は消えた友人を追いかける過程で『金』に纏わる体験をしていき『金』と『幸せ』について考えていく・・・ というお金に纏わるファンタジーのようなお話だったが、自分には肌が合わなかったというのが正直な感想だ。 何か「教えてあげる」という感じの上から目線の雰囲気がそこかしこから顔を覗かせ、ある結論に持ってくる為に、それらしいエピソードを継ぎ接ぎして出来た物語を、ポエミーというかファンタジーという包装紙でうまく包んでできたような感じがして、それなりにいいことが書いてあるのだが鼻につく! 『金』に振り回された・・・伝々・・の主人公も友人・九十九も、『金』に振り回されたのではなく、単なるコミ障で、主人公は家族と「借金とこれからの自分達の生活」についてしっかり話し合わずダメになったのであり、九十九も会社の発展に寄与した仲間が金に目が眩み夢を売り払った的な事に絶望するが、他人が自分と同じ夢を持って当然と考えている事そのものが傲慢だと気づかないのは、そもそも「金」の問題じゃあないだろ、などつらつら考えた。 まあ何んだかんだ考える事もあったので☆は二つとしようと思う。 | ||||
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「世の中は全て金で解決できる」「幸せはお金で買える」と思っていると考えている 人に一度は読んで欲しい本。お金の使い方や考え方についてについて 今更ながら再確認させられて凄く面白かった。 一度だけ読んでも理解しがたいところもあったが再読すると納得させられた。 たしかに理想と現実、難しいテーマではあるが読む価値はあると思う。 | ||||
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経営コンサルタントのYさんが自身の出版セミナーで「これからはビジネス小説しか売れないのではないか?」と「億男」を推薦していたので購入。 さすがにヒット映画を連発している気鋭のプロデューサーだけあってストーリーテーリング力に長けておりあっという間に読み終えてしまった。 (現在、8万部を突破しているとのこと・・・) 後半ややネタバレするところもあったが、それも恐らく著者の計算なのだろう。 一男と九十九の友情と一男の家族の終わりと再生に不覚にも涙が込みあげてきた。 お金や人間関係の素晴らしさと脆さを考えさせられる佳作で映画やドラマにも向いているのではないだろうか? 主役は瑛太さんと綾野剛さん又は吉岡秀隆さんと草なぎ剛さんでお願いします。 | ||||
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楽しく読めました。ただ答えがあったのか、無かったのか最後ちょっとモヤモヤしました(答えを教えてもらいたくて最後まで読んだので)。 お金を持つことで失うものって確かにあると思う。失うというより変わっちゃうんですよね。お金を手にした人自身も周りの反応も。自分にとって幸せってなんだろう。本当にほしいもの、大事にしたいことって何だろう。お金のあるなしに関わらず人生を生きていく上で大事なテーマだと思います。ゆっくり考えたいと思います。 | ||||
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とても読みやすくて、2日で読みました。 ただ、その人その人の今までの環境じゃないけど、生活レベルの違いで思い方は、大きく違ってくるのかと。。そんな印象でした。 | ||||
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P72に主人公が昔読んだ本の中の笑い話として銀行強盗が成功した後に猛吹雪の中で盗んだ金を燃やして暖をとる決断ができずに 金を見つめたまま凍死するというものが書かれている。 つまり金より命が大事だと判断できずに死んだということである。 P14には「貨幣とは奴隷制度の新しい形だ」とのトルストイの言葉も引用されている。 金がいかに人間を縛るものかと考えさせられる。 お金と幸せの答えは見つからなかったが、つまらなくもなかったので星3つ。 | ||||
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雑誌ブルータスに連載していたので、ずっと読んでいました。『猫』同様に、川村さんならではの視点が面白いですね。 小説というより、映画の原作っぽい雰囲気。 | ||||
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登場人物がステロタイプな気もするし、確かに先の展開がある程度は判るのだが、話としては面白いと思った。 小説ではあるけれど、読みながらあれこれと「お金のこと」を考えていた自分がいたので、 ちょっと自己啓発的な要素もあるのかもしれませんね。 何かするときに「お金さえあれば・・・」とすぐに考える私としては、少し考えを改めるべきなのかしらと思いました。 | ||||
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宝くじに当たれば会社を辞めて、海外にロングステイして・・・ と空想をめぐらせるのが好きなのですが、 この本はそんなことよりも、 もっと大切なものがあると教えてくれるすばらしい本でした。 「猫」の時もそうたっだけど、 普段忘れている大切なものを思い起こしてくれる「元気」の本が好きです。 | ||||
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宝くじを買うたびに、当せん発表までの間は「億単位のお金が入ったら、あれを買いたい、あそこに行ってみたい・・・」と妄想を抱くものの、それが実現したことは未だにない。でも、本当に当たったら、一男のように「怖さ」「不安」が先に来るかもしれない。書店に行っても、お金もうけのノウハウ本、貯蓄や投資やFXなどの実践本は並んでいるけれど、「お金」の本当の意味を考えさせてくれる本は見つからない。そういった点でも、本書はとても深いことを考えさせてくれる。 その一方で、「家族の崩壊と再生」の物語もサイドストーリーとして描かれていて、なかなか一筋縄ではいかない小説だ。 | ||||
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お金で苦労する、読んでいてツラい小説なのかな、とちょっと思ったのですが、とにかく面白いです! 「世界から猫が消えたなら「同様、映画や小説からのお金に関する膨大な引用はビジネスシーンでも応用できそう(笑)。人生に大事な物は何か、改めて思い知らされました。 | ||||
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