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億男



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【この小説が収録されている参考書籍】
億男 (文春文庫)

億男の評価: 3.40/5点 レビュー 245件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全245件 41~60 3/13ページ
No.205:
(4pt)

お金に興味がある方は読んでください

お金に興味がある方は読むべき本です。内容はフィクションですがお金に関する色んな考え方 格言が紹介されています。
読みやすいです。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.204:
(1pt)

登場人物が著者一人だけ

登場人物は複数いる設定だが、人格が1人分しかない。
登場するキャラクター全員が、一貫した著者が伝えたいのであろう一種類の説教をひたすら得々と語る、小説と言うよりは著者のお金観のエッセーだ。

いわゆる我々一般人が想像する「お金持ち」のイメージそのままの登場人物しか出てこず、皆お金全体を語る風を装いながら終始「お金と自分」と言う枠内だけで語っている。
10代の子供などがお金感の1つを学ぶには良いのかも知れない。

お金持ちの話題になると「そんなにお金欲しいかねえ?良い車とか興味ないしデカイ家や良いレストランなんてのもあまりいらないねえ。そんなに欲張ってどうするの?」などと言う意見を聞く。
「強欲な金持ちとは自分は違う」とか「私は足るを知っている賢者」アピールをしたいのだろうが、これは本人が気づいていないだけで実際は私利私欲にまみれた人のセリフである。

小説の例も全てそうだったが、上記は全て「自分が何かを手に入れる為のお金の使い方」でしかない。

社会において、やるべきだけれど税金では追いついていない部分や、有用だけれども赤字で続けられない事業や研究などはゴマンとある。被災地やもっと言えば自分の住んでいる町内や親戚、知人などでどうしてもお金を必要としている人や状況も「調べれば」幾らでもある。
ただこの「調べれば」がとても大変で、それらがどんな状況で何がどう、どれ位必要で、何をどうすれば良くなるのかを把握して適切に事を運ぶのは、事業を1つ起こすのと同じくらい大変な事だ。

これが「使う方が大変」の意味なのだが、本の中では上記のセリフ同様、ひたすら自己快楽の為のパーティやギャンブルなどで「沢山のお金なんて意味が無い」感を出している。

被災地や難民などに対する募金箱なども巷には溢れているが、実際にそのお金がそこがうたっている対象で有用に使われるのは、少しでもあれば、ほんの一部である。ただ自分で被災地や難民などの現状について調べて必要な所に必要なお金を送るのは面倒なので、その全てを代行してくれるであろう、レジの横にある募金箱にお金を入れる。楽して良い事をした気分にさせてくれるステキな箱な訳だが、皆私利私欲以外のお金の使用について脳を労働させるのは本当に嫌なのだ。そんな自分が楽をしていい気分になっているだけなのは棚に上げて、それをしない人間を責めたりする人もいるので厄介だ。

以前東北大震災の際に、某IT長者が新しい事業を立ち上げてそこからの利益は永続的に被災地に寄付すると発表した際に、それこそがお金を正しく使う為の多大な労力の良い例にも関わらず、「結局金儲けかよ」と面倒な事は全て人任せでただお金を箱に入れるだけの自己満足の人々がお門違いの非難をしていたのは皮肉としか言いようがない。

沢山のお金を正しく使う、と言うのはそういう意味で本当に大変な労力や判断力、実行力を要する事なのだが、多くは「お金使う=私利私欲」→ 「沢山欲しい=強欲」と言う一面しか見ず、この小説でもそれ以外の事は一切書かれていないのは、映画化などされ大きな影響力を持つものだけに、少し残念だと感じた。
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4167910268
No.203:
(5pt)

自分の答えを探す旅

お金の奴隷という言葉が脳裏を離れない。改めてお金と幸せを考える良書
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.202:
(5pt)

期待はずれの、いい本。

タイトルや帯から期待していたようなお金についての話は格言を引いてくるばかりで、エピソードとして貧弱。
お金は物語の装置の一つであり、お金についてはほぼ何もいっていないと言ってよいだろう。
しかし期待していなかった良さがこの本にはあった。
人を生かす力や、人を思う心があふれていた。
私ははっとした。私に欠けていたものを見出した。
何か人生がパッとしないな、という方へおすすめ。良い本だった。
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4167910268
No.201:
(5pt)

映画化チームの想像力に期待します

著者は映画プロデューサーだということで、略歴を見ると、錚々たる作品を製作しておられる。ヒットメーカーである。
その経歴からすると、本作も映像化を前提として書かれたのかもしれない。
「お金」という資本主義の産物に振り回される人間の愚かさと哀しさを巧みなプロットで描き出した本作を、どのように映像化されるのか、公開を前にとても楽しみ。(原作の哀しいほどの虚無感が、どう表現されるのかが見どころかと)

文庫化にあたって書き下ろされた俳優:高橋一生さんの「あとがき」も秀逸です。九十九という捉えどころのない役をどうお料理されたのか、劇場で拝見します!
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4167910268
No.200:
(4pt)

お金と幸福度の関係

以前から気になっていた作品ですが、映画化されるということで購入、映画公開前に読了。

映画の予告編のおかげでほとんどの登場人物のキャストといくつかの場面が頭のなかに入っており、読んでいて場面場面のヴィジュアルが容易にイメージできた反面、読了したあと「もう映画観なくていいや」という気分になりました(笑)。

※以下ネタばれを含みますので、それを了解ずみのかたのみお読みください。

弟の借金を肩代わりして三千万円の借金を抱えた主人公が三億円の宝くじに当せんしたが、その3億円を昔の親友(資産百億円超)にもち逃げされる。親友と三億円を追って、親友と関わりのあった人物たちに会いにゆく、というストーリィ。

この作品の肝は、各登場人物のお金に対するアティテュードだと思います。主人公が会いにゆくひとたちは全員資産十億円をゆうに超えている。履歴から類推するに、作者自身がこれだけの資産をもっているとは思えず(もってたらすいません)、想像の産物なのでしょうが、それでも私のような庶民にはその考えが理解しがたい。

典型的なのは、主人公の借金三千万円はおろか親友にもち逃げされた三億円すら、その気になれば「あげるよ」とぽんと差し出せるのに、親友含めて誰ひとりそうしようとはしないこと。お金に倦んでいて、下手すれば自分のお金を減らすことに血道を上げているにも関わらず、です。

でも、米国の億万長者なんて、慈善事業が趣味かってくらい他人のためにお金を遣いますよね。もちろん自身の子どもには充分な額の資産は残してあるのでしょうが、それ以外はぽーんと寄付しちゃったりする。そういうのを頭の片隅に置いて読むと、理解はできなくともわからなくはない。

ただ、最後にお金と幸福度に対する作者なりの結論みたいなのが示されると期待していたのですが、うまいことはぐらかされた感じ。

もしかすると、その答えはこの作品を読んだ読者それぞれの環境や境遇によって左右されるから、「答えは風のなかにある」っていうことなのかな。とはいえ自分としてはその結論だとしても書いてほしかったので、星ひとつ減らしました。

文体は簡潔で、親友と三億円のゆくえを追うという核があるので、各登場人物を理解はできなくても反発を感じなければすらすらと読み進められると思います。私はたまたまその時間があったのもあって、一気読みしました。
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4167910268
No.199:
(4pt)

読みやすい。

読みやすく面白かったです。若い作家さんは避けていたのですが、映画を観に行く前にと読みました。映画、楽しみです。
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4167910268
No.198:
(4pt)

欲があるからこそ、生きていける

大金を得ることによって欲が無くなってしまう。
大金を得て一瞬にして欲しいものを手に入れられる状況になることは、必ずしも嬉しいことばかりではないことに気付かされました。
頑張って仕事をして稼いだお金でこそ、欲しいものを手に入れたときに幸せを感じるものなのかなと思いました。
(けどやっぱり大金は欲しくて、豪遊してみたい気持ちもある、、笑)
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4167910268
No.197:
(2pt)

娯楽小説としては良いのかな…

伝えたかったのはお金に振り回されずに本当にやりたいことを求めよう、というありがちな答えなようだ。その結論までの物語の流れも不自然なところも多く、あまり物語にも入り込めなかった。途中で出てくる登場人物の行動も不可解な行動が多く、何か新しいものの見方が提示されることもない。

 各所で偉人の金や富に関する名言が披露されるが、一面的な捉え方で思考が深まらない。お金と幸せ、というとても大きいテーマを掲げて扱いきれなかったという印象が残る本だった。
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No.196:
(4pt)

お金の価値

宝くじで3億円当てた主人公が「お金と幸せの答え」を探すストーリー。
分かりやすく徐々に導いてくれる展開が読みやすくて、あっと言う間に引き込まれてました。
もっとお金があれば、もっともっと楽しく幸せな生活ができると、漫然と思ってました。
でも、欲しかったものを手に入れても、思いっきり幸福感を得られるわけではないと分かってしまっている。

『金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味がでてくる』
最初、この意味がわからなかった。
『死ぬことも、恋することも、人間が誕生したときからそこにあったものだ。だけどお金だけが、人がみずから作り出したものなんだ。人の“信用”を形に変えたものがお金なんだ。…お金は人間そのものだと思わないか?だから僕たちは、人を信じるしかない。』

信用を積むためにどうするのか、模索していく。正しいお金の使い方を見極めていく。その先に得られるモノに期待したいと思えました。

お金に価値があるのではなく、お金の使い方や見方にその人の価値観や生き方が反映すると、何となくわかっているつもりでしたが、本著を通して可視化出来たと思います。

私は大人になるまで、家にお金がないことが恥ずかしかった。だけど、その時の両親は自分の仕事や生活に対して誇らしく頑張っていた、その事を疎かにしてしまっていた自分が恥ずかしい。
だから、これからはお金がないということが恥ずかしいのではなく、お金に振り回されて自分を見失わないことを教訓にしたい。
何度もでてきたチャップリンの言葉
『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』
なかなか難しいことです!笑
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No.195:
(3pt)

答えは日常の中にあり

神とは何か、信じるとは何か
生きるとは何か。
共に生きるとは何か。
答えはない。
ただ探る事。これが生きる事か。うーん!
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4167910268
No.194:
(5pt)

お金の本当の姿がわかる

高橋一生さんが好きで、映画化すると聞いて買いました。お金のサイズや重さ…意外と知らないことだらけなんだな、と思い知らされた本です。
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4167910268
No.193:
(5pt)

面白かった

読み終えるまでに日は落ちなかった。
今までのお金以外の問題までもが紐解かれる気がした。
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4167910268
No.192:
(4pt)

お金のことを考えるきっかけとなる

三十代半ば。年収400万程度。それなりの暮らしが精一杯の僕は、お金がたくさんあったならなぁ、とよく考える。
この本を読んで、3億欲しいという漠然とした考えから始まり、お金って何だ?お金があったら何をするか、お金があったら自分は変わってしまうのか、とお金について考えるきっかけとなった。
それぞれ読んだ人の立場で、お金と向き合うことが出来る本だと思う。
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No.191:
(4pt)

お金と幸いの関係には公式はない。でも多数の例があり、選ぶのは自分です

お金と幸せ、家族や友人との価値観の違いを知る話。やはり正解はない。でも全編の中に「私はこの考え方が好き」とか「合う」とか「これだなぁ」ってのがあると感じた。格好を付けて「これ」って言っても、自分の事は騙せない。個人的に「お金って何?」と思う方に勧めみたい。特に『お金に不自由しない安定した職業に就きたい』と、将来の夢の欄に書いてしまう中学生の方に。巻末に高橋一生氏のあとがきがあるのは映画化された特権?と思った。
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No.190:
(5pt)

真の幸せとは

いくらお金があっても“信用”は買うことはできない。もしお金で買えるそれがあったとしたら一時的なものなのだ。“幸せ”でも同じことが言える。お金で買える幸せはいつかは終わりが来て、絶望へと両替されてしまう。
全243ページ。これからの生き方のヒントになる物語でした。
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No.189:
(3pt)

暇を潰すには十分な面白さ

まあまあ面白いけど、オチや流れが何となくわかりつつの展開で、凄くお勧めするほどではない。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.188:
(5pt)

映画の公開が楽しみ!!

とても読みやすいです。
お金のことをしっかり考えないと!と思いました。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.187:
(1pt)

もっとしっかりしたものが読みたい

なんで、ストーリー仕立てにするのかな。面白くないし、理解に苦しむ表現も多い。せめて法律に関することはきちんとしてほしい。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.186:
(4pt)

大切なもの

メッセージはシンプルでありきたりだが、大切なものを想起させる。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268

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