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億男
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億男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 1~20 1/4ページ
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大学時代に落語研究会で友達だった九十九と一男の話です。一男は弟の借金を肩代わりして高額な負債を抱えていた。それが原因で夫婦仲が悪くなり奥さんは娘を連れて出ていって別居状態です。ある時に商店街のイベントで宝くじを貰った。その宝くじで3億円が当選。最初の方に九十九と一男のエピソードで九十九は落語研究会で芝浜という演目が得意だったと書かれていた。そこで芝浜を知ってる人ならこの小説のオチがだいたいわかってしまったのではないでしょうか。自分も知っていたのでわかりました。芝浜の内容は高額の財布を拾った男がこれからは働くていいと思いどんちゃん騒ぎをする。朝起きたら財布無くなっており奥さんに聞いても夢でも見てたんじゃないのといわれる。男はまじめに3年間働き大成する。奥さんは実は3年前拾った財布は自分が持っておりこのまま旦那に財布を持たせておくと働くなると思い隠してしていたと告白する内容です。この小説でも一男が3億円が当たってどうしたらよいのかどうか九十九に相談に行く。一男と九十九は酒を飲んでどんちゃん騒ぎをする。朝起きると3億円が入ったバックと九十九が消えている。その後に九十九の会社の従業員3人くらいに会いお金の考え方について聞く。結局一男は別居している奥さんや娘とまた一緒に住みたいという結論に達する。その後に九十九が現れ持ち去った3億円の入ったバックを返して貰えるという話でした。芝浜そのまんまやんw 最後の方で九十九が落語の芝浜が得意だったという説明しないと最初の方でオチが読めちゃうじゃん。その辺がマイナスポイントでした。 | ||||
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お金についての哲学書という触れ込みの本ですが、内野がとてもライトで且つ登場人物が極端な人ばかりで自分にはささらな買ったです。 10代、20代の若い子向けかな?という印象。 | ||||
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全体的に傷だらけで、所々折れた商品が届きました。 中古なのでしょうか。。。 | ||||
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著作の作品を読むのは初めてです。 序盤の九十九に会うまでは、テンポよく楽しめました。九十九のキャラクターは好きですが、もうちょっと詳しくかいて欲しかった。 中盤からは、逆に盛り上がりに欠けていった印象です。 登場人物全員が、お金に関して深く難しい事を語っていますが、あんまり共感理解は出来なかったです。 | ||||
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人は自分が実現できる範囲内でしか物事を想像する事ができないのではないかと、いつも思う。 例えば、「持ち家なんかいらない。欲しいとも思わない。」と発言する人が、たくさんのお金を手にすると「家でも建てようかな」と考え方が変わる事もあると思う。これは自然な事だ。 この本には全体的に「お金よりも大切なものがあるんだよ」という事が書かれているが、著者はそれなりの収入を得てきた人だと思うので、素直でないなと感じた。 | ||||
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書店の棚によく並んでいた小説。前から少し気になっていて、 最近この本を読む機会があり「まぁ読んでみるか」程度の気持ちで読んでみた。 ざっと内容を書くと、 "宝くじに当たった主人公(一男)が、かつての親友(九十九)にそのお金を持ち去られて、 その親友とお金を探すとともに「お金と幸せの答え」について見つけようとする…" そんな内容。 何かの答えを見つけようといろいろな人間に会いに行くあたりは 村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に似てるし、 お金にまつわる様々な言葉が出てくるあたりは「夢をかなえるゾウ」っぽい。 各章ごとに話・中心となる人物が変わり、章が繋がってるようで独立してるような感じが湊かなえっぽい。 また、物語の中で「過去に何かあったっぽい」を臭わせて、徐々にその過去を明かしていく あたりはここ20年くらい使われてるテレビドラマの手法っぽくもある。 読んでて思うのが、話全体に3億円盗られたという緊張感・焦燥感が無い。 一男はお金を持ち去った九十九の関係者と次々と会うが、九十九の居所よりも 「お金と幸せの答え」の方が大事のようで、九十九を捜すというより 「お金と幸せ」のレクチャーを受けに行ってるように思えてくる。 著者の考えなのか、物語の都合上そうなのか、 お金に関して悪い・暗いイメージがベースになってるのも特徴的。 突如入った大金で人一人の人生が狂ってしまうのはよく聞く話だが 勢いのあるベンチャー企業(技術・サービス)の買収話(お金での揺さぶり)なんて 割とよくありそうな事だと思うが、それで会社・会社の仲間同士のつながりまで 瓦解してしまうのはいくら何でもという気がする。 またその仲間個人個人がその後、大金を持ちつつ歪んだ価値観・歪んだお金との付き合い方で 苦しんでる様子も 何だかなぁという気がしてくる。 以下、その他で疑問点・気になったこと ・九十九がお金と幸せの答えを探す「旅」に出た動機がイマイチ分からん ・一男の妻・万佐子が「欲を無くすこと」「他人に欲を断たせようとすること」を悪のように 言ってたが、万佐子がやろうとしてることも一男と娘・まどかの欲を無くさせることには ならないのだろうか?ここがとても矛盾に感じる。 何となく私個人の解釈だが、この本においての「お金とは?」については目次に書かれてるような気がする。 目次各章の人物名の上を取ると「一、九、十、百、千、万、億」と並んでる事なんてどうでもよい。 むしろ下、お金とは「世界」であり、「金(そのまま)」であり、「愛」であり、「賭」であり 「罪」であり、「欲」であり、「未来」でもある…と。 では幸せについてはどうか?本に不幸な人しか出てこないので何ともいえないが 結婚前の図書館によく来ていた頃の万佐子、娘・まどかあたりに答えがありそうだ。 (「ありそうだ」にとどめておく) 本の評価だが、そんなに面白くはないし感動・共感等もないが 一応小説としては読めなくもないので星2つ。 私は他人にはこの本を薦めない。 | ||||
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申し訳ないのですが、全体的に何を言いたいのかよくわからなかったです。 何億円もの大金持つと人生ってそんなに不幸な方向に進むのでしょうか、て感じです。 登場人物のお金に対する価値観がことごとく悪い方向に偏りすぎているような気もします。 お金は悪だ、て言いたいのでしょうか。 バフェットやビルゲイツみたいな大富豪がお金に変な考え持ってるんですかね。多分普通です。 | ||||
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お金に対して、間違ったことを教えている小説です。 人間は金から解放されて初めて、自分の生まれた意味を知るという欲を持てます。 金がないままでは、生存欲求とか、安心欲求に遮られ、自分の欲が見えなくなってしまいます。 金持ちになる事によって、欲がなくなるというのは間違いです。 | ||||
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映画化してるしと思って面白いのかと思い買いましたが、そんなに内容がなく、雰囲気だけの内容でした | ||||
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映画は未視聴。映画の予告はおもしろそうに感じ、図書館で借りた。 こんなにつまらないのに映画化出来るって‥ 作者のお金に対する哲学をダラダラ聞かされてるだけのような小説。 盛り上がりも意外性も謎もなんにもなし。ただただ薄っぺらい。 お金で買えない、この本読むのにかかった時間を返してくれ! | ||||
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冒頭の宝くじに当選で15年来の知人に相談の連絡をしようとした所で読む気を失い最終章だけ読みました。 おそらく、その男が3億円を持って失踪し、最終的に戻ってくるまでにお金について考えるという話なのでしょう。 それ以前に考えるべきことがいくらでもあるだろw 実体験として億レベルのお金を動かしてる人、借金で苦しい思いをしたことがある人、苦しい思いをしなくても、例え住宅ローンでも借金というものを経験したことがある人は違和感を感じて受け入れられないでしょう。 不自然に愚かな登場人物を出さないと物語を書けないレベルの人がベストセラーになってることに驚きます。 何かしらの理由があるのでしょうね。 | ||||
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登場人物は複数いる設定だが、人格が1人分しかない。 登場するキャラクター全員が、一貫した著者が伝えたいのであろう一種類の説教をひたすら得々と語る、小説と言うよりは著者のお金観のエッセーだ。 いわゆる我々一般人が想像する「お金持ち」のイメージそのままの登場人物しか出てこず、皆お金全体を語る風を装いながら終始「お金と自分」と言う枠内だけで語っている。 10代の子供などがお金感の1つを学ぶには良いのかも知れない。 お金持ちの話題になると「そんなにお金欲しいかねえ?良い車とか興味ないしデカイ家や良いレストランなんてのもあまりいらないねえ。そんなに欲張ってどうするの?」などと言う意見を聞く。 「強欲な金持ちとは自分は違う」とか「私は足るを知っている賢者」アピールをしたいのだろうが、これは本人が気づいていないだけで実際は私利私欲にまみれた人のセリフである。 小説の例も全てそうだったが、上記は全て「自分が何かを手に入れる為のお金の使い方」でしかない。 社会において、やるべきだけれど税金では追いついていない部分や、有用だけれども赤字で続けられない事業や研究などはゴマンとある。被災地やもっと言えば自分の住んでいる町内や親戚、知人などでどうしてもお金を必要としている人や状況も「調べれば」幾らでもある。 ただこの「調べれば」がとても大変で、それらがどんな状況で何がどう、どれ位必要で、何をどうすれば良くなるのかを把握して適切に事を運ぶのは、事業を1つ起こすのと同じくらい大変な事だ。 これが「使う方が大変」の意味なのだが、本の中では上記のセリフ同様、ひたすら自己快楽の為のパーティやギャンブルなどで「沢山のお金なんて意味が無い」感を出している。 被災地や難民などに対する募金箱なども巷には溢れているが、実際にそのお金がそこがうたっている対象で有用に使われるのは、少しでもあれば、ほんの一部である。ただ自分で被災地や難民などの現状について調べて必要な所に必要なお金を送るのは面倒なので、その全てを代行してくれるであろう、レジの横にある募金箱にお金を入れる。楽して良い事をした気分にさせてくれるステキな箱な訳だが、皆私利私欲以外のお金の使用について脳を労働させるのは本当に嫌なのだ。そんな自分が楽をしていい気分になっているだけなのは棚に上げて、それをしない人間を責めたりする人もいるので厄介だ。 以前東北大震災の際に、某IT長者が新しい事業を立ち上げてそこからの利益は永続的に被災地に寄付すると発表した際に、それこそがお金を正しく使う為の多大な労力の良い例にも関わらず、「結局金儲けかよ」と面倒な事は全て人任せでただお金を箱に入れるだけの自己満足の人々がお門違いの非難をしていたのは皮肉としか言いようがない。 沢山のお金を正しく使う、と言うのはそういう意味で本当に大変な労力や判断力、実行力を要する事なのだが、多くは「お金使う=私利私欲」→ 「沢山欲しい=強欲」と言う一面しか見ず、この小説でもそれ以外の事は一切書かれていないのは、映画化などされ大きな影響力を持つものだけに、少し残念だと感じた。 | ||||
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伝えたかったのはお金に振り回されずに本当にやりたいことを求めよう、というありがちな答えなようだ。その結論までの物語の流れも不自然なところも多く、あまり物語にも入り込めなかった。途中で出てくる登場人物の行動も不可解な行動が多く、何か新しいものの見方が提示されることもない。 各所で偉人の金や富に関する名言が披露されるが、一面的な捉え方で思考が深まらない。お金と幸せ、というとても大きいテーマを掲げて扱いきれなかったという印象が残る本だった。 | ||||
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なんで、ストーリー仕立てにするのかな。面白くないし、理解に苦しむ表現も多い。せめて法律に関することはきちんとしてほしい。 | ||||
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読むのが大変です 3億円あたった人がどうなるんか とかは非常に良い題材だと思うのですが その後結局 昔の友人を探すだけに今のところなってしまってて ちょっと置いてけぼりをくらってる気がします 文章の流れ?というかテンポも素人くさい所がありますね、、 | ||||
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川村さんの作品だったから、期待したけれど、面白くなかったです。 | ||||
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薄いのですぐ読み終わります。 タイトルと序盤は良かった。 アイデアだけだったかな。 | ||||
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今度映画化されるようで話題となっているのもあり、読ませていただきました。 他の方のレビューでもありますが、今は読んでいた時間を返して欲しいという気持ちでいっぱいです。 物語自体の構成は村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』にとても似ていて、村上春樹作品に影響を受けているんだろうな、ということが分かりました。 しかし、全てが劣化版に終わっています。文章は稚拙で一度違和感を感じたら読み進めることに苦痛を感じますし、情景を表す時のボキャブラリーの貧困さは中学生レベル。 また、主人公の自我のなさには目を瞑りたくなります。こういったタイプの主人公で小説を書くならもう少し作者の力量とユニークさがないと、ただ人に流されるだけで終わってしまうキャラクターに成り下がってしまうのではないでしょうか。 一方で、映画にするなら分かりやすくいい意味で単調な作品だとは思います。(実は元から意図して書いていたのかな?)高橋一生さん佐藤健さんが演じるなら上手く調理して面白くしてくれるんじゃないかと期待しています。 まぁ、良くも悪くも専業作家が書いた作品ではありません。 | ||||
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「世界から猫が消えたなら」が面白かったので読んでみました。 著者の作品を読むのは2作目ですが、正直あまり面白くなったです。 主人公は借金を抱え、妻と別居中の男性。3億円の宝くじが当たり、あまりの金額に大学時代の親友に相談に行くのですが・・・というストーリー。 うーん、大学時代の親友に相談する前にまずは何千万の借金をすぐ返すんじゃないかな?他にもいろいろ主人公が不思議な行動をするので、あまりストーリーに入り込めず、億万長者になった人にもお金の使い方について相談しに行くのですが、その人たちもかなり個性的で、ひとことでいうと胸やけのする小説みたいな感じでした。特にお金持ちたちは読んでいて、あまりにも人柄がギラギラし過ぎていて、ちょっと引いてしまいました。 よかったところは別居している奥さんの考え方かな。そこだけ共感できたので星2つ。 | ||||
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ライトライトライトノベル 中学生の日記でしょうか。 高評価やマーケティング露出がすごいのですがギャップにがっかりです。 佐野 研二郎と交流があるので人脈でムーブメント起こしたりステマレビューを書いてもらったりしているのでしょうか。 | ||||
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