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億男



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【この小説が収録されている参考書籍】
億男 (文春文庫)

億男の評価: 3.40/5点 レビュー 245件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 1~20 1/3ページ
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No.42:
(3pt)

導入部はよかったが...

入りやすく、届いて4時間程で読み切りました。

以下、ネタバレ注意

序盤、十和子〜百瀬あたりまでは興味を引いたが、万佐子との復縁〜九十九の最後のオチがヒドい。万佐子の「欲を持て」という資本主義的発想は主人公の唯一の長所の欲の無さをスポイルしますし、オチも、芝浜を期待させておいて、電車の網棚上に返却とは荒っぽ過ぎやしませんか。そこは芝浜同様に万佐子経由で返却がよかったのでは。借金返して自転車買って家族一緒に住んで残った金は資産運用し生活の安定を得て慎ましくも幸せという芝浜的終わりでは作者は納得できなかったのでしょうか? 最後だけは模倣を回避したかったのでしょうか?

尚、構成の仕方も「永遠のゼロ」の模倣ですが、これは成功していると思います。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.41:
(3pt)

本当の幸せとは

主人公の一男は図書館の司書。弟が3000万円の借金を残して失踪した。その借金を一男が返すことになった。昼は司書、夜はパン工場で働く。借金の返済が終わるのは20年以上先である。借金のことで夫婦関係がうまくいかず、妻は一人娘を連れて出て行った。娘のまどかとは時々会うが、妻とは別居したままだ。

まどかの誕生日を祝って食事をした後、ショッピングビルの福引きをして宝くじ10枚を手に入れた。そのうちの1枚が当たっていたのだ。その額、なんと3億円。

さすがに冷静ではいられなかった一男だが、次の日に当選金を換金しに行き、とりあえず預金することに決める。その後、ただ一人の親友に相談しようと考える。

その男は九十九(つくも)という名で、大学の落語研究会で知り合った。その後、九十九はSNS系のネットベンチャーを立ち上げ、100億円以上の資産を持つ大金持ちになったという。

その九十九に3億円の使い途を相談する一男だった。彼はタレントやアイドルを集めてどんちゃん騒ぎを始めた。しかし、それが終わって一男が目を覚ますと、九十九が消えており、3億円もなくなっていた。どうやら、立ち上げた会社を去年売却し、会社は解散したようだ。その売却益を設立時のメンバー3人と分けた。

その1人が十和子(とわこ)である。九十九の恋人だといううわさがあった。一男は彼女のところに行くことにする。そして、他のメンバー、百瀬(ももせ)と千住(せんじゅ)のところにも行くことになる。

だんだん、著者の意図が読めてくる。九十九は「お金と幸せの答え」を求めていた。彼の後を追ううちに、お金で幸せになれるのか、本当の幸せとは何かを著者は問いかけているのだ。

一男の辿り着いた答えは何なのか。その答えと「億男」の行き先が気になってつい一気読みしてしまう小説である。
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No.40:
(3pt)

気分転換にどうぞ!

気分転換に軽く読めました。
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No.39:
(3pt)

薄くて軽い

興味に持続はあるから最後まで読めるが、内容は薄め。
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No.38:
(3pt)

80点でもいいんだけど、40点でもいいかもしれない。

文章と言うより、全体の流れが稚拙な割に、複雑で、有り得ない答えに
立ち向かっているから、ややこしくなってしまうんだろうなあ。
 ってのが読後感ですね。

 最近、職場の売店に並ぶ本が、とても魅力的で、その中の一冊。
 億男。映画になるんだ。ってな感じ。
 主人公は一男君。落語研究会出身の図書館司書さんが、弟さんの
借金の肩代わり。失ったものは家族。
 たまたま当たった福引の景品が宝くじ。それが当たって3億円。
 さてはてその使い道は?
 悩んだ一男君が、相談したのが九十九君。九十九君が導いたのが
十と百と千のお友達。辿り着いたのが万の位で、本当に失ったのは
一体何だったのか。それぞれのドラマと、それぞれのストーリー。

 落語の芝浜をプロットして、そこから描いたストーリー。
 最後に手を伸ばした一男君の両腕がどこに届いたのかな、という
余韻。

 80点でもいいんだけど、40点でもいいかな。
 正直、若い方が背伸びして、宗教めいたことを諭すように語るのは、
あまりにも底が浅すぎて、ちょっと笑っちゃったかな。
 実際に、どん底に落ちたことがないんでしょうね。この方。だから、
うわっ滑りなんだね。で、だいぶ年長者の私には、薄い覚めたコーヒー
みたいなお味かしら。

 面白いんだけどね、伏線も工夫しようとしてるんだけどね、テーマも
良いんだけどね、流れも良いんだけどね、映画を意識した脚本みたいで、
みらいのみらいみたいになっちゃったかな。
 読む価値は十分あります。賛否は両論、どちらの意見も賛成します。
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No.37:
(3pt)

答えは日常の中にあり

神とは何か、信じるとは何か
生きるとは何か。
共に生きるとは何か。
答えはない。
ただ探る事。これが生きる事か。うーん!
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No.36:
(3pt)

暇を潰すには十分な面白さ

まあまあ面白いけど、オチや流れが何となくわかりつつの展開で、凄くお勧めするほどではない。
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No.35:
(3pt)

この本が売れている理由とは?

話題になっていたので売れている理由を知りたくて、買って読みました。読み終わりましたが、まだその理由は見つかっていません。
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No.34:
(3pt)

面白いけど・・・

序盤~中盤までは面白いのですが、終盤は失速します。
ラストは、なんだか「うやむや」になります。
読んで損はないですが、最後はがっかりするかも、ですね。
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No.33:
(3pt)

なかなか面白かったです。

最初の方は面白かったです。

高橋一生がどんなふうに演じるか楽しみです。
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No.32:
(3pt)

お金に振り回される人

人生に必要なものは、 勇気と想像力。 それと、ほんの少しのお金です。
名言とはこういうものをいうのだなと思った。

もしあなたが突然3億円を手に入れたらどうするだろうか。
おそらく頭の中が3億円でいっぱいになって何も手につかなくなり、毎日の仕事で手に入る給料なんて馬鹿らしくなるだろう。
お金を貯金して仕事を続けるなんて常人には到底できるわけがなく、億を超えるお金の前に常人は理性を保つことができず振り回される。

主人公は3000万円の借金を弟からなすりつけられたことで崩壊した家庭を修復したいという明確な目標を持ってお金を求めていた点は明らかに常人とは違う。
しかしそれでもネットにはびこる話と同じように主人公もお金に振り回される。
3000万円の借金が主人公の家庭を崩壊に導いたことは表層的には正しいが、問題の本質は娘のバレーを続けるか否かという問題を起点として生じた不信感だからである。
だから主人公は最後まで家庭を修復することはできなかった。

常人には身の丈に合ったお金が幸せなのかもしれない。
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No.31:
(3pt)

まぁこんなもんかな!

読み始めは、子供みたいな文章だなと思ったが、お金がテーマということで個人的にも興味があり読み進めることができた。
お金に関して色々考えさせられることもあり、なるほどなと思った。
最後まで読み、落語で芝浜という演目があることを知った。
今思うことは、億男=芝浜の現代版?
テーマは興味深かかったが、内容がちょっと薄かったかな(+_+)
簡単に読めるので、サクサクっと読み終わった。
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No.30:
(3pt)

あと一歩、飛びたい

あと一歩感。日経のプロムナードで川村氏がこの本を取り上げていたので読む。お金とは、本書の通りであり、チャップリンの一言…。それはその通り。その通りは安心でした。やっぱりなんだ。
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No.29:
(3pt)

クレジット

お金があることが幸せか。お金で欲しい物は手に入るのか。突然訪れた大金だからこそ余計「突きつけられる」感じがするんだろうなぁ…
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No.28:
(3pt)

お金について考える啓蒙本

宝くじで思いがけず3億円を手に入れた主人公が、親友の影の導きで様々な人から
お金の話を聞き、自分とお金の距離について学んでいくという話。
お金があるからといって幸せなわけではない、お金に囚われすぎると人生でもっとも
大切なものを見誤ることがある、等々がメッセージでしょうか。
ただ、そもそも主人公にはお金が必要な明確な理由があるので、やっぱりお金がないと
始まらないこともあるよな、というのが率直な感想です。
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No.27:
(3pt)

伝わってこない…ここにヒントはない…

お金との関わり、がテーマだと思いますが、あまりにもご都合主義のストーリーとテーマの掘り下げの浅さ、というかお金にまつわる有名人の金言をちりばめただけ、という薄さで、物語としては安直に感じましたし、テーマについては何も伝わってきませんでした。設定は面白かったですけど。
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No.26:
(3pt)

読みやすかったがインパクトにかけてたかも

とても読みやすかったです。最後まですらすら読めました。ただ最後まで波もなくさらっとした終わり方だと思います。落語の知識が多少あればまた違った楽しみ方もできるでしょう。

正直他の金持ちのお金の桁が違いすぎて、せっかく3億円が当たったのに金額が小さくみえたように思えました。あとどう考えても弟の借金は返さなくていいんじゃないかな~とか野暮なことを考えてしまいます。

しかし、とてもわかりやすい内容だったので映画化すれば大ヒットすると思います。
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No.25:
(3pt)

欲しがることの意味

これはお金の話というよりも、欲の使い方の話だ。
明日を生きるためには、人間は欲を持たなくてはいけない。
確かに欲は人を狂わせることもある。金融詐欺とか賭け事とか。
しかし、欲は明日への活力にもなる。
そのためにお金を欲するならば、それは間違った使い方じゃない。やりたい事とか欲しいもの、そういう欲がなければ生きていても虚しい。
最近「欲しいモノがなくなった」という声が聞かれるけど、それは同時に「生きる欲がなくなった」ということでもあるのかもしれない。
まぁ、モノがありすぎるし、満たされてるし、モノが少ない方がカッコイイという考えが流行ってるというだけかもしれないけど。
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No.24:
(3pt)

おもしろい

筆者がお金について考え続けて書いたことが伝わる。テンポもよく物語としてもおもしろい。
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No.23:
(3pt)

アニメならよかったかも。

「お金と幸せ」についての考えを
ストーリーに乗せて語る本。
確かに「お金と幸せ」について、
日ごろ漠然と「お金が欲しいなぁ」と思っているが、
改めて考えさせられた。

ただ、軽い文体のためか、リアリティがいまいちで、
話にのめりこむことはできなかった。
もっとも、主人公に3億円が当たった時点で
リアリティなどないのだが(笑)

アニメすれば、映像を補足すれば、
フィクションとして成り立つと思う。

いずれにしても、ラストがよく分からない。
結局万佐子とはどうなったのか。
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