神曲
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三知男、響子、花音。それぞれの視点で章立てられて進むストーリー展開が面白い。文体も変化して読んでいて驚きと新鮮さがありました。それぞれが思う正しさと信念で進む姿、そして読み進むとともに少しずつ明かされていく家族の実態。最後の最後まで驚かされあっという間に読み終わってしまいます。登場人物のインパクトがそれぞれ強くて面白い一冊でした。 オススメの方 1.信仰について考えたい方。 2.信仰宗教と家族について考えたい方。 3.家族の物語を読みたい方。 | ||||
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この世界や宇宙や科学や生物そして神の存在の定義をさらに神秘的なものに感じました。愛する人がその人の神のような存在であり、守ってくれると言う最後はやっぱり感動しました。 | ||||
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文章は全体的に読みやすいが、特に胸にグッとくる部分は無かった。 犯罪被害者が新興宗教に狙われて取り込まれていく描写は多少興味深く感じたが、神の正体は..の表現など全く凡庸でガッカリした。 帯につられて読むと損した気持ちになると思う。 | ||||
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面白かったので批判的なレビューが多いことに驚きました。 ありきたりだとか、最後のどんでん返しが欲しかったとか、 そうしたレビューが多く見受けられました。 わたし個人的にはページをめくる手が止まらず、 いつもは10時半には就寝するのに気づけば夜中の12時。 今も寝不足で仕事がはかどらずフラフラです。 とつぜん息子を通り魔に殺された家族に起こる様々な出来事 という物語としては確かにありきたりかもしれません。 しかし、川村さんは書き方が上手い、 エンターテイメントとして読者が素直に楽しめる内容です。 川村さんがなぜベストセラーを連発されるのか 本書を読めばよくわかります。 私は書き手なのでとても参考になりました、ことも含めて5点満点 | ||||
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息子を通り魔に殺され、それを機にカルト宗教にハマる母、それを止めようとしつつ受容する父、揺れ動く娘を描いた作品。 この三者の視点で一章ずつという構成は分かりやすい。 第一章の父のは犯罪被害者の会を中心とする描写は現実味もあり、読めた。 だが、二章のカルトにハマる母からはいただけない。まさに狂気の世界。というか、あまりにも浅いと感じた。子を失った母の悲しみも、宗教に縋る心も、薄っぺらい。歌ひとつでここまでになるものか?という疑問が残った。 三章の揺れ動く娘の描写薄い。さらに、カルト幹部の狂気が明らかにされる流れ、そして極めつけは、取ってつけたような娘の恋人となる大学生の、イスラエルでの経験。ここだけはやたらと現実的!グダグダのフィナーレ?では? 信仰も、息子を失った痛みも、恋心も、なんとも薄いと残念に感じた。 同じテーマを扱った今村夏子『星の子』が現実味がありつつ、余韻を残した終わりだったのと対照的。 | ||||
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