■スポンサードリンク


億男



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
億男 (文春文庫)

億男の評価: 3.40/5点 レビュー 245件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全245件 21~40 2/13ページ
No.225:
(5pt)

本当に大切なもの

知っているようで知らないお金の話。本当に大切なものは何かを考える機会を与えてくれる。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.224:
(3pt)

気分転換にどうぞ!

気分転換に軽く読めました。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.223:
(5pt)

こういう人生もあるのか

人生七転び八起きも有りだがこうなってほしくない表現がおもしろい
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.222:
(4pt)

シンプルに面白い

主人公が、1億円と共に去った親友を探して、その友人3人に会っていくというストーリー。
シンプルに面白い。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.221:
(3pt)

薄くて軽い

興味に持続はあるから最後まで読めるが、内容は薄め。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.220:
(2pt)

もっと強欲な話を読みたい

人は自分が実現できる範囲内でしか物事を想像する事ができないのではないかと、いつも思う。
例えば、「持ち家なんかいらない。欲しいとも思わない。」と発言する人が、たくさんのお金を手にすると「家でも建てようかな」と考え方が変わる事もあると思う。これは自然な事だ。
この本には全体的に「お金よりも大切なものがあるんだよ」という事が書かれているが、著者はそれなりの収入を得てきた人だと思うので、素直でないなと感じた。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.219:
(5pt)

本書は『お金と幸せ』について考えるための「読みやすい哲学書」である

【ネタバレ注意】

『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』
有名なチャップリンのセリフから始まるこの小説。いや小説の形態はとっているが、その実は『お金と幸せの答え』というテーマについて、主人公・一男が辿る数奇な出来事をとおして、読者に「考える」ことを迫る「読みやすい哲学書」と捉えるべきであり、その趣旨では大変秀逸な内容である。そのため、本書中には東西の偉人の名言がちりばめられ、読者の思考を本書の命題へと誘う構成となっている。
したがって、本書を「小説」とみると、その構成や表現に物足りなさを感じる向きもあるかもしれない。
特に『お金と幸せの答え』を知っている(つもり)の人は読む必要もないかもしれない。

一方で本書は、私を含め、日常の中で「お金」そのものについて深く考えることもない生活を送っている人、億単位の大金を手にしたことがない人(つまり本書中の一男のような人)にとっては、非常に有益な内容を提示している。

本書でのキーマンである「九十九」は、一男のたった一人「親友」と呼び合える人間だが、この九十九が終始こだわっている「信じる」という言葉が心に残る。
既に大金持ちだった九十九が『心の底から信じることのできる人、それ以上に自分のことを信じてくれる人』を求めていたというくだり。
そして、千住の『近づいているのです!九十九の居場所、三億円の在処、その先にあるはずのお金と幸せの答えに!~そのためにあなたは九十九を信じ続けなければいけない』との言葉が1つの結論を暗示していく。

今、私たちがお金を使って手に入れたいと思っているものは、本当に「心の底からほしいもの」なのか。
そう考えた時、冒頭のチャップリンのセリフが頭に浮かんでくる。
『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』
そして、最後に提示されるもうひとつのセリフ。
『戦おう。人生そのもののために。生き、苦しみ、楽しむんだ。生きていくことは美しく、素晴らしい』

ラストでまどかの背中に伸ばした一男の手は、きっと愛する家族を再びつかむことができたと信じたい。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.218:
(2pt)

小説として一応読めなくもないが、そんなに面白くはない。

書店の棚によく並んでいた小説。前から少し気になっていて、
最近この本を読む機会があり「まぁ読んでみるか」程度の気持ちで読んでみた。

ざっと内容を書くと、
 "宝くじに当たった主人公(一男)が、かつての親友(九十九)にそのお金を持ち去られて、
 その親友とお金を探すとともに「お金と幸せの答え」について見つけようとする…"
そんな内容。
何かの答えを見つけようといろいろな人間に会いに行くあたりは
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に似てるし、
お金にまつわる様々な言葉が出てくるあたりは「夢をかなえるゾウ」っぽい。
各章ごとに話・中心となる人物が変わり、章が繋がってるようで独立してるような感じが湊かなえっぽい。
また、物語の中で「過去に何かあったっぽい」を臭わせて、徐々にその過去を明かしていく
あたりはここ20年くらい使われてるテレビドラマの手法っぽくもある。

読んでて思うのが、話全体に3億円盗られたという緊張感・焦燥感が無い。
一男はお金を持ち去った九十九の関係者と次々と会うが、九十九の居所よりも
「お金と幸せの答え」の方が大事のようで、九十九を捜すというより
「お金と幸せ」のレクチャーを受けに行ってるように思えてくる。

著者の考えなのか、物語の都合上そうなのか、
お金に関して悪い・暗いイメージがベースになってるのも特徴的。
突如入った大金で人一人の人生が狂ってしまうのはよく聞く話だが
勢いのあるベンチャー企業(技術・サービス)の買収話(お金での揺さぶり)なんて
割とよくありそうな事だと思うが、それで会社・会社の仲間同士のつながりまで
瓦解してしまうのはいくら何でもという気がする。
またその仲間個人個人がその後、大金を持ちつつ歪んだ価値観・歪んだお金との付き合い方で
苦しんでる様子も 何だかなぁという気がしてくる。

以下、その他で疑問点・気になったこと
・九十九がお金と幸せの答えを探す「旅」に出た動機がイマイチ分からん
・一男の妻・万佐子が「欲を無くすこと」「他人に欲を断たせようとすること」を悪のように
言ってたが、万佐子がやろうとしてることも一男と娘・まどかの欲を無くさせることには
ならないのだろうか?ここがとても矛盾に感じる。

何となく私個人の解釈だが、この本においての「お金とは?」については目次に書かれてるような気がする。
目次各章の人物名の上を取ると「一、九、十、百、千、万、億」と並んでる事なんてどうでもよい。
むしろ下、お金とは「世界」であり、「金(そのまま)」であり、「愛」であり、「賭」であり
「罪」であり、「欲」であり、「未来」でもある…と。
では幸せについてはどうか?本に不幸な人しか出てこないので何ともいえないが
結婚前の図書館によく来ていた頃の万佐子、娘・まどかあたりに答えがありそうだ。
(「ありそうだ」にとどめておく)

本の評価だが、そんなに面白くはないし感動・共感等もないが
一応小説としては読めなくもないので星2つ。
私は他人にはこの本を薦めない。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.217:
(2pt)

お金持ってちゃいけないのか

申し訳ないのですが、全体的に何を言いたいのかよくわからなかったです。
何億円もの大金持つと人生ってそんなに不幸な方向に進むのでしょうか、て感じです。
登場人物のお金に対する価値観がことごとく悪い方向に偏りすぎているような気もします。
お金は悪だ、て言いたいのでしょうか。

バフェットやビルゲイツみたいな大富豪がお金に変な考え持ってるんですかね。多分普通です。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.216:
(4pt)

映画も観てみよう

期待していたスカッとした終わり方ではなかった。
お金に関する話題だから答えがぼんやりしているのは仕方がないのかもしれない。

原作をそのまま映画にしたら、2時間も持たないのではないかという内容だった。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.215:
(4pt)

読み物としては良いと思う。しかし……

シンプルで読みやすく、物語運びもスムーズ。作者の言いたいことも分りやすかった。「小説」というよりは、「限りなく小説に近い物語形式の自己啓発本」とも捉えられる。読了までそれほど時間はかからないし、お金をテーマにとても丁寧に書かれた作品なのでオススメできそうです。奥さんとの馴れ初め、競馬の描写、千住との会話のラストシーンの演出がお気に入り。
ただ如何せん、作者の思い・考えを伝えるにはちょっと弱い。「金が有り余りすぎて苦しむ」なんざ高尚なお悩みだこと。シラケる。劣等感があるのは否めない。私自身に、そんな大金持った経験はないから。登場する不幸せなお金持ちたちの苦悩に、正直あまり共感できず終わってしまった。3億円手に入れた一男くんを見ていて「とりあえず弟の借金返して自転車を買えよ!怒。余った金のこたぁ後から考えればいいだろ!!」とイライラ笑。九十九やかつてのお仲間であるお金持ちたちも、使い道がなけりゃ人に分け与えればいいのでは?慈善活動するのも、偽善者っぽくて嫌なのかな?仲間との亀裂から湧いてでた大金など持っていても心地よくないものなら、世の中に有益な形で手放してしまえばいいのに。いたずらに金をばらまいたり隠したり。ちょっとよく分からない。あー勿体ない。
モロッコの大富豪以外にも、幸せなお金持ちをもっと登場させてほしかった。ヒントにしたかった。お金によって得られる豊かさは紛れもなく大きい。読む人によっては、「結局お金で買えないものが素晴らしい」と極端に解釈してしまいそうで勿体ないと思えた。
ということで、小説としては楽しく読ませていただいたけど、作者との思想や生い立ちの違いからか、共感できない部分も多く、所々もやもやした。あくまで「作者はこう思っているんだな、こんな経験があるのかも」と客観的に捉えて読むと良いかも。ちなみに、この本は「お金と幸せ」については書かれているけれど、どうすればお金をたくさん稼いでかつ幸せになれるのか?ということに関しては読者におまかせ。九十九くんみたいに、利害を顧みず夢中になってやっていればそこに付加価値が生まれる、ということだろうか……??
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.214:
(1pt)

貧乏を推奨する小説

お金に対して、間違ったことを教えている小説です。
人間は金から解放されて初めて、自分の生まれた意味を知るという欲を持てます。
金がないままでは、生存欲求とか、安心欲求に遮られ、自分の欲が見えなくなってしまいます。
金持ちになる事によって、欲がなくなるというのは間違いです。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.213:
(2pt)

あまりおもしろくない

映画化してるしと思って面白いのかと思い買いましたが、そんなに内容がなく、雰囲気だけの内容でした
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.212:
(5pt)

私の答え

逃れる事はできないと分かっていてなお長年自分が目を背けて来たことに向き合う決意を思い出させてくれた本でした
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.211:
(1pt)

タダでもこの本はいらない

映画は未視聴。映画の予告はおもしろそうに感じ、図書館で借りた。
こんなにつまらないのに映画化出来るって‥

作者のお金に対する哲学をダラダラ聞かされてるだけのような小説。
盛り上がりも意外性も謎もなんにもなし。ただただ薄っぺらい。
お金で買えない、この本読むのにかかった時間を返してくれ!
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.210:
(3pt)

80点でもいいんだけど、40点でもいいかもしれない。

文章と言うより、全体の流れが稚拙な割に、複雑で、有り得ない答えに
立ち向かっているから、ややこしくなってしまうんだろうなあ。
 ってのが読後感ですね。

 最近、職場の売店に並ぶ本が、とても魅力的で、その中の一冊。
 億男。映画になるんだ。ってな感じ。
 主人公は一男君。落語研究会出身の図書館司書さんが、弟さんの
借金の肩代わり。失ったものは家族。
 たまたま当たった福引の景品が宝くじ。それが当たって3億円。
 さてはてその使い道は?
 悩んだ一男君が、相談したのが九十九君。九十九君が導いたのが
十と百と千のお友達。辿り着いたのが万の位で、本当に失ったのは
一体何だったのか。それぞれのドラマと、それぞれのストーリー。

 落語の芝浜をプロットして、そこから描いたストーリー。
 最後に手を伸ばした一男君の両腕がどこに届いたのかな、という
余韻。

 80点でもいいんだけど、40点でもいいかな。
 正直、若い方が背伸びして、宗教めいたことを諭すように語るのは、
あまりにも底が浅すぎて、ちょっと笑っちゃったかな。
 実際に、どん底に落ちたことがないんでしょうね。この方。だから、
うわっ滑りなんだね。で、だいぶ年長者の私には、薄い覚めたコーヒー
みたいなお味かしら。

 面白いんだけどね、伏線も工夫しようとしてるんだけどね、テーマも
良いんだけどね、流れも良いんだけどね、映画を意識した脚本みたいで、
みらいのみらいみたいになっちゃったかな。
 読む価値は十分あります。賛否は両論、どちらの意見も賛成します。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.209:
(1pt)

読む価値のないゴミ

冒頭の宝くじに当選で15年来の知人に相談の連絡をしようとした所で読む気を失い最終章だけ読みました。
おそらく、その男が3億円を持って失踪し、最終的に戻ってくるまでにお金について考えるという話なのでしょう。
それ以前に考えるべきことがいくらでもあるだろw

実体験として億レベルのお金を動かしてる人、借金で苦しい思いをしたことがある人、苦しい思いをしなくても、例え住宅ローンでも借金というものを経験したことがある人は違和感を感じて受け入れられないでしょう。
不自然に愚かな登場人物を出さないと物語を書けないレベルの人がベストセラーになってることに驚きます。
何かしらの理由があるのでしょうね。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.208:
(4pt)

ネタバレしても 面白い。

面白かった。嫌な人が一人も出ずほっこりした小説。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.207:
(4pt)

オカネと真摯に対峙した人々のお話

「魂を売る」などという言葉があるが、ここに出てくる人たちはオカネに対してそれを「良し」とせず最後まで向き合ったのかなと思う。「プライスレス」~本当に大切なものはオカネでは買えないというのはやはり真実で、そこから逃げて逃げて逃げての最終形の生き様が描かれている気がする。

私の父はカネにはあまり縁が無い男だったが「カネは使ったほうがいい」とよく言っていた。今考えてみるといろいろ意味がありそうだ。残念ながら確かめようもないが。おそらくだが、カネを使うことによって「得るもの」「失うもの」があるけれど、使い方を間違わなければカネは有益だと・・言いたかったのではないかと思う。
今、自分がまぁまぁの年齢になって、まぁまぁの金を手にするようになって思うのは、大切なものはやはり金では買えないし、状況が許す限りはそっちを優先させるのが自分としては大切だということに尽きる。

作者は錚々たるキャリアの方だが、40歳にも満たない年齢で、こういう「坩堝」のような話を書けたものだと感心した。人間を見る、観る目を突き詰めると、こういう話をドラマにできるものなのか・・と思う。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268
No.206:
(5pt)

大いに考えさせられた

有り余る金を手に入れた人間にとって「金」とは何なのか? それとは程遠い私だけど、自分にとって生きる上で大切なものは何か? 考えさせられた。三回目、読み返してみます。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
4167910268

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!