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猫島ハウスの騒動
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猫島ハウスの騒動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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続編である連作短編の「ポリス猫DCの事件簿」の後に読んだ。 後作では脇役である民宿・猫島ハウスのオーナーの孫、女子高生の響子が主人公。 また、七瀬巡査はまだ頼りなく、事件を解決するのは葉崎シリーズ「ヴィラ・マグノリア」と「古書店アゼリア」でお馴染みの駒持警部補(とDC)。 「ポリス猫」の方が登場人物のキャラが確立していて、話のメリハリが良いが、こちらも若竹さんらしい洒落っ気のあるコージーミステリー。安心して読める。 ところで、葉崎シリーズの前二作では、駒持警部の部下には春が来たようだが、今回、七瀬巡査にはそのような話はない。まあ猫島の臨時派出所は夏季限定だから…とはいえ、唯一無二のパートナーDCとの結び付きは確立したようだ。 | ||||
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若竹作品はいつもぐいぐい引き込まれてしまい一気に読んでしまうのですが…いつもの若竹節を期待していると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれません。キャラクターに個性はあって登場する猫達はみんな非常に可愛らしい。でも肝心のストーリー自体があまり面白くない。先が気になって次々ページを開いてしまうというよりは、今日はここまででいいかなあとつい本を閉じてしまう感じ。軸になる事件が小さいものばかりで、そのどれも特に犯人が気になるものでないので、後半で犯人が分かってもフーン…という感じでした。また、作中に細かに散りばめられた伏線とその見事な伏線回収が若竹作品の魅力でもあるのですが、その伏線もこの作品では正直微妙なものばかりでした。放置されっぱなし(「不明のまま」なのが味になっているとも言うのですが…)の伏線もあります。若竹作品(特に葉崎シリーズ)が好き、ミステリが好き、猫が好き、長編を読むのが苦ではない、という人向けかな。 | ||||
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