捜査線上の夕映え

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

捜査線上の夕映えの評価:

3.61/5点 レビュー 36件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1〜20 1/2ページ
No.21
(4pt)

エモーショナルな有栖

さすがの有栖川有栖…というべきでしょうか。時間があるとき一気読みが出来れば一番おすすめ。
トリックに少し無理がありそうな気もしますが。
作家有栖が挑む一番のミステリーは、火村英生の過去と内面。これからもこの二人を読み続けたいです。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.20
(5pt)

円熟の有栖川有栖

有栖川さんの作品は、熱烈なファンというほどではないが、なんだかんだ言いながら30年近く読み続けている。有栖川さんの初期の作品は、クィーンの熱烈なファンらしく、終盤で読者への挑戦が挿入されるなど、まるで読者と対決するような、推理とトリックの切れ味の鋭さが売りだった。設定にしても、孤立した山荘など、それこそ今なら名探偵コナンのマンガでしか出てこないような、非日常的なものも少なくない。松本清張に代表される社会派とは対極にある、人間ドラマよりも論理やトリックを重視したその作風は、新本格の旗手と呼ばれるにふさわしいもので、ずっと好きだった。

しかし、「鍵の掛かった男」もそうだったが、最近はその作風がずいぶん変わったように思う。新本格の欠点は、推理とトリックに傾注するあまり、往々に人間ドラマの部分を軽視したために、できのいいパズルの域を出ない作品が多いことである。そういう作品は、トリックが凄いと思ってもその時だけで、同じパズルを二度解く気にはならないように、作品を読み返すことはまずなくブックオフに売り払った。有栖川さんの作品は、これまでも新本格と言われる中では、人間ドラマの部分にも面白みがあったので、ブックオフには1冊も売り払っていない。しかし、1冊の作品のなかで、推理とトリックが突出していたことに変わりはない。それが、最近の作品では推理とトリックの鋭さは健在ながらも、それが突出することはなく、1冊の作品のなかで人間ドラマといい具合に共存している。だから、二度目も読みたいと思うし、パズルではなく小説として楽しめる。

「鍵の掛かった男」の陰の主役は私は中之島という街だと思っているが、この作品の陰の主役はコロナだと思う。マンガや小説、映画といったエンタメは、コロナを取り上げていないものが大半である。しかし、この作品を読むと、コロナ禍の社会の窮屈さを思い出す人が多いのではなかろうか。たしかに、少々ネタバレかもしれないが、推理やトリック、動機などにコロナが直接絡むことはない。しかし、コロナ禍だからこんな事件が起きたのではと思わせるような感じを私は持った。

他のレビュアーの方が指摘するように、刃物のような推理とトリックのキレ味をこの作品に求めると、少々物足りないと感じるかもしれない。しかし、この本は推理小説としてはもちろん、コロナ禍を描いた1冊の小説としても十分に楽しめる。私は初期の作品と最近の作品、どちらも好きだが、強いて選ぶとすれば、最近の円熟した有栖川さんの作品を選びたい。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.19
(4pt)

普通に面白かった

このシリーズは全作読んでいますが、クオリティとしては過去作品には及ばないものの、普通に面白かったです。トリックが意表を突いているとか、凝っているとかはないですが、話のロジカルさがしっかりしていました。ただ、コロナを意識させすぎていたり、これがエモーショナル?と疑問に思うような点もあり、満足のいく内容ではなかったので星4つでした。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.18
(5pt)

夕映え

シリーズファンなら唸るでしょう。コロナ禍を生きる2人に希望をもらいました。本当によかったです。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.17
(5pt)

圧巻

とにかく面白くて最後まで飽きることなく読み切った。一見単純に見えるのに、なかなか真相の見えない事件。少しずつ絡まった糸がほどけるように明らかになっていくのを、わくわくしながら追いかけた。
そして途中の瀬戸内の島の景色の美しいこと。ここが一番作者の描きたかったところじゃないかな。大いに郷愁が沸き起こり、タイトルにもなっている夕映えの景色を思い描きながら読み進めた。
火村英生シリーズはほぼ読んでいるが、これが一番のお気に入り。電子で買ったけど紙も欲しい。お馴染み大阪府警の刑事たちの活躍も嬉しい。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.16
(4pt)

まだ判っていないんですか?

このミステリーがすごい2022 第3位
死者1人の殺人事件の捜査で一冊持たせるのは
大変なのか途中で四国の捜査旅行がでてくる
ミステリーとしてはちょっと厳しいですが動機は納得できていい感じ。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.15
(5pt)

作者もキャラクターの過去について「知る」

読み終わってひとまずの感想は、「読者への挑戦状」がなくて残念だった、に尽きる。新本格派としての最後の希望である有栖川先生もついに挑戦をしなくなったのかと悲しかった。ただ、今回はキャラクターの過去を知る、そして読者をキャラクターと同じ目線にさせてくれた。新しいアプローチだと思った。

いつものような、火村の推理に置いていかれ、あそこで気づいたのか、そこが伏線だったのかか、と気づく楽しさはない。でも今回は火村が見ている目線で謎を解くことができた。とてもおもしろかった。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.14
(4pt)

満座で言われたものだが

252頁11行目、「早う結婚せえ」と上司に満座で言われたものだが、〜

これはいささか(もっとかな?)俗な表現で、「満座の前で言われた」とかに
すべきじゃなかろうか。辞書によれば、「満座」はその場にいる人々全てのこと。
これがSNSの内容なら文句も言わないけれど、酔っ払いの駄弁なので御勘弁を。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.13
(5pt)

猫でてくるよ!

猫バレで怒る人もいないだろうが、今作は猫でます。

火村、アリスのコンビシリーズ作品は長編、短編問わず
時々、猫がでてくるので、気になった方は是非。

入門の書としてもおすすめです。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.12
(4pt)

この作品ぐらいのレベルは期待してます

大丈夫です。
『火村シリーズ』として、読者が期待するレベルにあると思います。
そして、いつも以上に感情的な作品だと思います。

火村と有栖のコンビも登場してから大分年月が過ぎました。運良く登場当時に出会うことができ、ずっと愛読させていただいてます。
できれば『江神さんシリーズ』と交互に作品を出していただければ、と思うのですが…
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.11
(5pt)

あとがきはあっても良い

マンションの一室で発見された撲殺死体がスーツケースに詰められていたこと以外は地味な事件で、凡庸な容疑者たちも本格ミステリーとしては物足りないと思っていました。

警察捜査が延々と続き、アリバイ崩しが肝となるのかと思いきや、最終章の前あたりから一味違う展開が待っていました。
著者のあとがきにあるイメージの言葉が、まさに読後感にピッタリでした。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.10
(4pt)

コロナ渦中の話です

作家アリスシリーズの新作です。
コロナ渦中の状況を織り込んだ良作でした。
シリーズのレギュラーキャラクターの過去が絡んできます。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.9
(5pt)

2度読み必至。あれもこれも伏線だったのか!

お馴染みの火村と有栖のバディ登場。コロナ禍で引きこもっていた火村先生を引っ張り出すほどの事件とは? 動機がありそうな人物にはアリバイが…。鍵を握るのは意外な人物で…。
2度読めばあれもこれも伏線、好きなバディなのも相まって、星5つ!
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.8
(5pt)

一気読み

馴染みの府警のあの人が?!と思わせるストーリー展開でした。一気読みです。最後まで。満足です。
あまり「時事」的なことは取り入れないようにしている、というような作者コメントっを何処かで読んだ気がしますが、舞台はコロナ禍でした。
帯にもある火村のセリフ「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回はわからない」も効いてます。
火村、アリスのコンビは安定です。
一気読みできるときに読み始めるのをおすすめします。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.7
(5pt)

推理物のネタバレレビュー反対

大好きなシリーズです。
最近多く見かける(誰のどの作品かは言いませんが)くどすぎるキャラクターばかりが前面に押し出されてるばっかりで内容は大したことない作品が好きな人にはつまらなく思えるんでしょうけど、本格推理物好きの自分には満足のいく内容でした。

他の人の書き込みにもありましたが、推理物でネタバレを書くのはご法度です。
名前の横に大層な(?)肩書が付いてるけど、今までそんな基本的なルールも知らずに書き込んでいたんでしょうか?
自分で知ってからもう一度読み直すのと、他人にネタバレされるのとは全然違います。
これからはネタバレされるのが不愉快通り越して頭にくる人もいるというのを、頭の片隅に置いて書き込んでほしいです。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.6
(5pt)

レビューにネタバレ書かないで

推理小説に限ったことではないですが、面白くなかったからといってネタバレになるようなことをレビューに書かないでほしい。
未読なので、星の数は関係ありません。
もしかしたらたいしたネタバレじゃないのかもしれないけど、本編の内容をばらされるのは不快です。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.5
(4pt)

待望の新作

コロナ禍での事件捜査の描写や後半の旅のシーンは情感があって素晴らしく、シリーズとしての楽しさも満点なのだが、長編ミステリとして考えるとトリックを少し弱く感じてしまった。ラストもあっさり終わってしまったので、もっと犯人について色々と読みたかった気もする。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.4
(4pt)

個人的には星5!

シリーズをずっと読み続けている者としては、登場人物に会えるだけで幸せ。作品世界に入れる長さが嬉しい。でも、この作品単体で見ると、冗長と感じる部分があるのも本当かな…連載だったせいもあると思うけど。

私は有栖川先生の品の良い文章が大好きなので、今作も満足。ある登場人物の夢についての言葉には共感してちょっと泣いてしまった。先生の優しいお人柄が表れてる感じがする。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.3
(5pt)

お帰りなさい

久々の火村先生とアリスに会えて大満足だ。
コロナ渦の中、お互いがお互いを思うということが所々にちりばめられていて心が温かくなる。
誰かを思い、その誰かのためにどうするのか?多くの視点で語られていてとても良かった。
その選択の中で大きな間違いを犯してしまう。同じ思いなのにどこで間違えてしまったのだろうか?
最後はほろ苦くも救済にされたような気がした。
読了後、早速再読したくなった。
そして過去の作品も一気読みしたくなった。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846
No.2
(4pt)

安心して読める安定感のある本格ミステリ

時間軸は去年。火村とアリスが日々を生きる世界にもコロナ禍が振りかかっている。
そのことは本筋にはあまり関係ない。トリックも複雑怪奇ではない。どちらかといえば殺人に絡む人間関係に主眼が置かれているため、そちらは割とさらっと描かれている印象。ただ、私にはその人間関係が微妙に狭いと感じてしまった。
全体としてはきっちりと組み立てられ、編み込まれたミステリなので最後まで楽しくぐいぐい読めた。

…個人的要望としては、早く火村の過去が知りたい。流石に30年(私は途中参加だから25年くらいだが)は長いです先生…。
捜査線上の夕映え Amazon書評・レビュー: 捜査線上の夕映えより
4163914846