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捜査線上の夕映え
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捜査線上の夕映えの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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途中までは事実の提示だけだったので読んでいて退屈で退屈で。 でも、瀬戸内の島、仲島の場面になってからはとてもおもしろく読みました。 仲島のモデル広島を知っていたからです。 登場する心経山(作中では昇経山)へも王頭山から青木へ抜けるルートで登ったことがあります。作中にもありましたが、あのあたりは岩がゴツゴツしていてなかなか変わった風景で。 「そうそう、ここはこんな景色が広がっていたなぁ」と思い浮かべながら読み進めるのはとても楽しいものですね。 夕映えはまだ見たことがないので、見に行ってみたくなりました。 | ||||
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このシリーズは全作読んでいますが、クオリティとしては過去作品には及ばないものの、普通に面白かったです。トリックが意表を突いているとか、凝っているとかはないですが、話のロジカルさがしっかりしていました。ただ、コロナを意識させすぎていたり、これがエモーショナル?と疑問に思うような点もあり、満足のいく内容ではなかったので星4つでした。 | ||||
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このシリーズは好きで、このたび賞にランクインもされたということで読んでみましたが面白くありませんでした、というか最後までもちませんでした。 | ||||
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シリーズファンなら唸るでしょう。コロナ禍を生きる2人に希望をもらいました。本当によかったです。 | ||||
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とにかく面白くて最後まで飽きることなく読み切った。一見単純に見えるのに、なかなか真相の見えない事件。少しずつ絡まった糸がほどけるように明らかになっていくのを、わくわくしながら追いかけた。 そして途中の瀬戸内の島の景色の美しいこと。ここが一番作者の描きたかったところじゃないかな。大いに郷愁が沸き起こり、タイトルにもなっている夕映えの景色を思い描きながら読み進めた。 火村英生シリーズはほぼ読んでいるが、これが一番のお気に入り。電子で買ったけど紙も欲しい。お馴染み大阪府警の刑事たちの活躍も嬉しい。 | ||||
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このミステリーがすごい2022 第3位 死者1人の殺人事件の捜査で一冊持たせるのは 大変なのか途中で四国の捜査旅行がでてくる ミステリーとしてはちょっと厳しいですが動機は納得できていい感じ。 | ||||
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話が普通に進んでいくだけでした。後半に「そうだったのか」というものが待っていますが、別にそれも…。 「このミス2023年」3位ということで期待しましたが、ハードルが上がってしまいました。1位と2位は抜群に面白かったのですが、2位と3位との間には大きな差があるように思います。 | ||||
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隣のビルから犯行現場のマンションにジャンプして侵入したんだ。あれ?じゃあ出て行く時はどうしたんだ? 駅のカメラに映ってるから容疑者にはアリバイがあるっぽい。映ってたのは実は容疑者ではなく似た別人でしたっておいおい。別人がそこを通るのも事前に調べて狙ってたってそりゃ無理だよ。ご丁寧に切符じゃなくてICで通過してるからばれるだろ。 コロナ禍のマスクでわかりにくいとかかけてるのかもしれんが無理矢理すぎる。 | ||||
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読み終わってひとまずの感想は、「読者への挑戦状」がなくて残念だった、に尽きる。新本格派としての最後の希望である有栖川先生もついに挑戦をしなくなったのかと悲しかった。ただ、今回はキャラクターの過去を知る、そして読者をキャラクターと同じ目線にさせてくれた。新しいアプローチだと思った。 いつものような、火村の推理に置いていかれ、あそこで気づいたのか、そこが伏線だったのかか、と気づく楽しさはない。でも今回は火村が見ている目線で謎を解くことができた。とてもおもしろかった。 | ||||
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「読者への挑戦状」を出していた頃の有栖川有栖はいなくなってしまったのだと、新本格派という立場は終わったのだと感じました。 それが悪いというわけではなく、読者が面白いと思える小説を書くことが小説家という仕事であると思いますので、けなしているわけではありません。レビューを見ると楽しんでらっしゃる方が多いようです。ただトリックと犯人探しを目的として本を読んだ自分にとっては期待外れだったというだけです。 あとがきまで読んで納得したのですが、今回は描き下ろしてではなく連載だったのですね。おそらくではありますが、アリス先生。犯人もトリックも考えないで連載始めたんじゃないですか?スーツケースに入った死体、出入りが監視されているマンション、スーツケースの指紋、そして仲島旅行しか決めていなかったのではないかと思います。段階的に発表したために、序盤の設定を後半で無理やりこじつけている感じがします。連載のデメリットですね。 以下ネタバレありますので、ご注意ください (レビュー方法はひとそれぞれだとおもいますが、ネタばれ嫌な方の気持ちもわかるので、ネタバレ嫌いな人は読まないでください。) ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ 今回、トリックも犯人も決めないまま連載を始めたのではないかと思う大きな理由。それは「監視カメラでみはられたマンションの出入り」トリックです。トリックを考えないまま始めたはいいが思いつかなかったため、結局は「実はこんなルートがあった」と言い出すしかなかった状況が目に浮かびます。もし最初からこのルートをトリックとして考えていたのなら、なんらかしらの示唆は序盤にあったはずです。 結果として、隣のビルから飛び移りそこから非常階段に降りたわけですが、後付でしょう。連載でなければ序盤を修正をしたと思いますが、発表後であったため修正できなかった。 犯罪捜査のプロである警察が何十人と何回も調べて思いつかなかった侵入ルートが「実は」あったって、都合がよすぎるでしょう。ミステリーでそれやっていいの?どうやって隣のビルの屋上にあがったの? コマチさんは気づいていたようなことを言っていましたが、「出入口はカメラで監視されている」のであれば、監視カメラのない場所からの侵入を疑うのは当然のことです。素人である犯人や共犯者が思いついたことを警察が見逃しますか?無理やりパルクールを持ち出していますが、パルクールだろうが何だろうが、要は身が軽い人間ならできることです。警察が一度検討したけど「まさかこんなところは通れないだろう」と否定したならまだしも、まったく気づいてなかったなどありえないし、ミステリーとしてもありえない。 また推理小説と言えないなと思うのは、読者に対して全く情報がないまま「実は…」とやっているところ。推理できるわけがない。読者への挑戦状を出すほどに「本格派」であったはずなのに、もうそれはやめたのだと実感しました。 スーツ内の指紋についても結局は火村が序盤で否定した「捜査のかく乱」が正しかった。 いや、正しかったと言うよりも、もっとなにか理由を考え付くだろうと否定してみたものの結局は考え付かず、自分で否定した結論となったように感じました。ここも連載ゆえですね。 他にもいろいろひどいな、と思うところが多々。 出入口はカメラにより監視されていて、そこを通った不審な人物はいるがアリバイが証明されている。 こんな状況で、なぜ住人を疑わないのですか?なぜ外部犯と決めつけているのですか? 住人であれば出入り口でカメラに写っていても不自然ではないし、カメラに映らずに部屋に出入りできる。スマホの発信も同じ建物内からであればいくらでも偽装できる。 「何年も前から被害者が引っ越してくるのを待ち伏せていた…ありえない。」 そうですね、ありえませんね。もっと簡単な考え方は「住人同士のトラブル」です。騒音とかゴミ出しとか、恋愛トラブルもあり得ますね。 「ずっと誰かの部屋にかくまってもらっている。ありえない。」 そうですね、住人なら会社や学校に行っているでしょうから、部屋にかくまってもらう必要はないですね。とっくに出かけています。 なぜ犯人を外部からの侵入者と決めつけているのでしょうか。全く理解できません。 警察は不審人物のアリバイ崩しよりも住人同士のトラブルの聞き込みをすべきでしょう。実際の事件であれば、間違いなく住人が疑われていますよね。住人調査と監視カメラ外の侵入ルート調査を警察は並行してやっていると思います。 登場人物があまりにも頭の悪い行動をするのは、最近のなろう小説ならまだしもデビュー30年にもなる推理小説家としてどうでしょうか。 また、被疑者の故郷をなぜ火村とアリスが訪ねるのかも意味不明。そんなの現地の警察に依頼してもいいし、大阪府警から出張してもいい。被疑者たちの交友関係を調べるために故郷を訪ねる。十分警察の調査対象でおかしくないと思います。捜査権限のない二人だけで行く必然性がない。しかも行ったら行ったで事件のことは伏せたままの調査。さらに都合のいいことに被疑者たちの同級生が民宿経営。しかも口が軽い。コマチさん本人が気づかなかった恋愛感情まで気づいている。ちょっとあまりにも都合がよすぎる。二人で旅行をさせたかっただけでは? 文章力と確立された二人のキャラクタで、ちゃんと成立しているように見えますが、ミステリーの観点からするとあまりにも粗が多すぎる。 今までこのシリーズ結構読んでいるんですが、今回はくどすぎるキャラクターばかりが前面に押し出されてるばっかりで内容は大したことない作品に思えました。 と、ここまではミステリーとしての評価。★☆☆☆☆ 小説としては★★★☆☆ 共犯者が事後処理を請け負うに際しての心情がもう少し欲しかった気もします。 同性愛関係も、うん、まあ。いいですけど。そんな感じは文章から受けませんでしたね。読み終わってから再読したんですが、最初からそういう目で読んでもそんな感じは受けませんでした。 「それは相手にバレないように行動してるから」 そうじゃないです。登場人物同士は気づかれないように行動していても、読者には匂わせる必要があります。じゃないと、取ってつけた後付け設定にしか思えないから。実際そうだと思いますが。 ここも連載の弊害が出てる感じです。 | ||||
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252頁11行目、「早う結婚せえ」と上司に満座で言われたものだが、〜 これはいささか(もっとかな?)俗な表現で、「満座の前で言われた」とかに すべきじゃなかろうか。辞書によれば、「満座」はその場にいる人々全てのこと。 これがSNSの内容なら文句も言わないけれど、酔っ払いの駄弁なので御勘弁を。 | ||||
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猫バレで怒る人もいないだろうが、今作は猫でます。 火村、アリスのコンビシリーズ作品は長編、短編問わず 時々、猫がでてくるので、気になった方は是非。 入門の書としてもおすすめです。 | ||||
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大丈夫です。 『火村シリーズ』として、読者が期待するレベルにあると思います。 そして、いつも以上に感情的な作品だと思います。 火村と有栖のコンビも登場してから大分年月が過ぎました。運良く登場当時に出会うことができ、ずっと愛読させていただいてます。 できれば『江神さんシリーズ』と交互に作品を出していただければ、と思うのですが… | ||||
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マンションの一室で発見された撲殺死体がスーツケースに詰められていたこと以外は地味な事件で、凡庸な容疑者たちも本格ミステリーとしては物足りないと思っていました。 警察捜査が延々と続き、アリバイ崩しが肝となるのかと思いきや、最終章の前あたりから一味違う展開が待っていました。 著者のあとがきにあるイメージの言葉が、まさに読後感にピッタリでした。 | ||||
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作家アリスシリーズの新作です。 コロナ渦中の状況を織り込んだ良作でした。 シリーズのレギュラーキャラクターの過去が絡んできます。 | ||||
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お馴染みの火村と有栖のバディ登場。コロナ禍で引きこもっていた火村先生を引っ張り出すほどの事件とは? 動機がありそうな人物にはアリバイが…。鍵を握るのは意外な人物で…。 2度読めばあれもこれも伏線、好きなバディなのも相まって、星5つ! | ||||
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馴染みの府警のあの人が?!と思わせるストーリー展開でした。一気読みです。最後まで。満足です。 あまり「時事」的なことは取り入れないようにしている、というような作者コメントっを何処かで読んだ気がしますが、舞台はコロナ禍でした。 帯にもある火村のセリフ「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回はわからない」も効いてます。 火村、アリスのコンビは安定です。 一気読みできるときに読み始めるのをおすすめします。 | ||||
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大好きなシリーズです。 最近多く見かける(誰のどの作品かは言いませんが)くどすぎるキャラクターばかりが前面に押し出されてるばっかりで内容は大したことない作品が好きな人にはつまらなく思えるんでしょうけど、本格推理物好きの自分には満足のいく内容でした。 他の人の書き込みにもありましたが、推理物でネタバレを書くのはご法度です。 名前の横に大層な(?)肩書が付いてるけど、今までそんな基本的なルールも知らずに書き込んでいたんでしょうか? 自分で知ってからもう一度読み直すのと、他人にネタバレされるのとは全然違います。 これからはネタバレされるのが不愉快通り越して頭にくる人もいるというのを、頭の片隅に置いて書き込んでほしいです。 | ||||
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推理小説に限ったことではないですが、面白くなかったからといってネタバレになるようなことをレビューに書かないでほしい。 未読なので、星の数は関係ありません。 もしかしたらたいしたネタバレじゃないのかもしれないけど、本編の内容をばらされるのは不快です。 | ||||
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コロナ禍での事件捜査の描写や後半の旅のシーンは情感があって素晴らしく、シリーズとしての楽しさも満点なのだが、長編ミステリとして考えるとトリックを少し弱く感じてしまった。ラストもあっさり終わってしまったので、もっと犯人について色々と読みたかった気もする。 | ||||
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