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捜査線上の夕映え



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【この小説が収録されている参考書籍】
捜査線上の夕映え

捜査線上の夕映えの評価: 3.85/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(4pt)

普通に面白かった

このシリーズは全作読んでいますが、クオリティとしては過去作品には及ばないものの、普通に面白かったです。トリックが意表を突いているとか、凝っているとかはないですが、話のロジカルさがしっかりしていました。ただ、コロナを意識させすぎていたり、これがエモーショナル?と疑問に思うような点もあり、満足のいく内容ではなかったので星4つでした。
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No.18:
(5pt)

夕映え

シリーズファンなら唸るでしょう。コロナ禍を生きる2人に希望をもらいました。本当によかったです。
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No.17:
(5pt)

圧巻

とにかく面白くて最後まで飽きることなく読み切った。一見単純に見えるのに、なかなか真相の見えない事件。少しずつ絡まった糸がほどけるように明らかになっていくのを、わくわくしながら追いかけた。
そして途中の瀬戸内の島の景色の美しいこと。ここが一番作者の描きたかったところじゃないかな。大いに郷愁が沸き起こり、タイトルにもなっている夕映えの景色を思い描きながら読み進めた。
火村英生シリーズはほぼ読んでいるが、これが一番のお気に入り。電子で買ったけど紙も欲しい。お馴染み大阪府警の刑事たちの活躍も嬉しい。
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No.16:
(4pt)

まだ判っていないんですか?

このミステリーがすごい2022 第3位
死者1人の殺人事件の捜査で一冊持たせるのは
大変なのか途中で四国の捜査旅行がでてくる
ミステリーとしてはちょっと厳しいですが動機は納得できていい感じ。
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No.15:
(5pt)

作者もキャラクターの過去について「知る」

読み終わってひとまずの感想は、「読者への挑戦状」がなくて残念だった、に尽きる。新本格派としての最後の希望である有栖川先生もついに挑戦をしなくなったのかと悲しかった。ただ、今回はキャラクターの過去を知る、そして読者をキャラクターと同じ目線にさせてくれた。新しいアプローチだと思った。

いつものような、火村の推理に置いていかれ、あそこで気づいたのか、そこが伏線だったのかか、と気づく楽しさはない。でも今回は火村が見ている目線で謎を解くことができた。とてもおもしろかった。
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No.14:
(4pt)

満座で言われたものだが

252頁11行目、「早う結婚せえ」と上司に満座で言われたものだが、〜

これはいささか(もっとかな?)俗な表現で、「満座の前で言われた」とかに
すべきじゃなかろうか。辞書によれば、「満座」はその場にいる人々全てのこと。
これがSNSの内容なら文句も言わないけれど、酔っ払いの駄弁なので御勘弁を。
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No.13:
(5pt)

猫でてくるよ!

猫バレで怒る人もいないだろうが、今作は猫でます。

火村、アリスのコンビシリーズ作品は長編、短編問わず
時々、猫がでてくるので、気になった方は是非。

入門の書としてもおすすめです。
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No.12:
(4pt)

この作品ぐらいのレベルは期待してます

大丈夫です。
『火村シリーズ』として、読者が期待するレベルにあると思います。
そして、いつも以上に感情的な作品だと思います。

火村と有栖のコンビも登場してから大分年月が過ぎました。運良く登場当時に出会うことができ、ずっと愛読させていただいてます。
できれば『江神さんシリーズ』と交互に作品を出していただければ、と思うのですが…
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No.11:
(5pt)

あとがきはあっても良い

マンションの一室で発見された撲殺死体がスーツケースに詰められていたこと以外は地味な事件で、凡庸な容疑者たちも本格ミステリーとしては物足りないと思っていました。

警察捜査が延々と続き、アリバイ崩しが肝となるのかと思いきや、最終章の前あたりから一味違う展開が待っていました。
著者のあとがきにあるイメージの言葉が、まさに読後感にピッタリでした。
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No.10:
(4pt)

コロナ渦中の話です

作家アリスシリーズの新作です。
コロナ渦中の状況を織り込んだ良作でした。
シリーズのレギュラーキャラクターの過去が絡んできます。
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No.9:
(5pt)

2度読み必至。あれもこれも伏線だったのか!

お馴染みの火村と有栖のバディ登場。コロナ禍で引きこもっていた火村先生を引っ張り出すほどの事件とは? 動機がありそうな人物にはアリバイが…。鍵を握るのは意外な人物で…。
2度読めばあれもこれも伏線、好きなバディなのも相まって、星5つ!
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No.8:
(5pt)

一気読み

馴染みの府警のあの人が?!と思わせるストーリー展開でした。一気読みです。最後まで。満足です。
あまり「時事」的なことは取り入れないようにしている、というような作者コメントっを何処かで読んだ気がしますが、舞台はコロナ禍でした。
帯にもある火村のセリフ「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回はわからない」も効いてます。
火村、アリスのコンビは安定です。
一気読みできるときに読み始めるのをおすすめします。
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No.7:
(5pt)

推理物のネタバレレビュー反対

大好きなシリーズです。
最近多く見かける(誰のどの作品かは言いませんが)くどすぎるキャラクターばかりが前面に押し出されてるばっかりで内容は大したことない作品が好きな人にはつまらなく思えるんでしょうけど、本格推理物好きの自分には満足のいく内容でした。

他の人の書き込みにもありましたが、推理物でネタバレを書くのはご法度です。
名前の横に大層な(?)肩書が付いてるけど、今までそんな基本的なルールも知らずに書き込んでいたんでしょうか?
自分で知ってからもう一度読み直すのと、他人にネタバレされるのとは全然違います。
これからはネタバレされるのが不愉快通り越して頭にくる人もいるというのを、頭の片隅に置いて書き込んでほしいです。
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No.6:
(5pt)

レビューにネタバレ書かないで

推理小説に限ったことではないですが、面白くなかったからといってネタバレになるようなことをレビューに書かないでほしい。
未読なので、星の数は関係ありません。
もしかしたらたいしたネタバレじゃないのかもしれないけど、本編の内容をばらされるのは不快です。
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No.5:
(4pt)

待望の新作

コロナ禍での事件捜査の描写や後半の旅のシーンは情感があって素晴らしく、シリーズとしての楽しさも満点なのだが、長編ミステリとして考えるとトリックを少し弱く感じてしまった。ラストもあっさり終わってしまったので、もっと犯人について色々と読みたかった気もする。
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No.4:
(4pt)

個人的には星5!

シリーズをずっと読み続けている者としては、登場人物に会えるだけで幸せ。作品世界に入れる長さが嬉しい。でも、この作品単体で見ると、冗長と感じる部分があるのも本当かな…連載だったせいもあると思うけど。

私は有栖川先生の品の良い文章が大好きなので、今作も満足。ある登場人物の夢についての言葉には共感してちょっと泣いてしまった。先生の優しいお人柄が表れてる感じがする。
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No.3:
(5pt)

お帰りなさい

久々の火村先生とアリスに会えて大満足だ。
コロナ渦の中、お互いがお互いを思うということが所々にちりばめられていて心が温かくなる。
誰かを思い、その誰かのためにどうするのか?多くの視点で語られていてとても良かった。
その選択の中で大きな間違いを犯してしまう。同じ思いなのにどこで間違えてしまったのだろうか?
最後はほろ苦くも救済にされたような気がした。
読了後、早速再読したくなった。
そして過去の作品も一気読みしたくなった。
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No.2:
(4pt)

安心して読める安定感のある本格ミステリ

時間軸は去年。火村とアリスが日々を生きる世界にもコロナ禍が振りかかっている。
そのことは本筋にはあまり関係ない。トリックも複雑怪奇ではない。どちらかといえば殺人に絡む人間関係に主眼が置かれているため、そちらは割とさらっと描かれている印象。ただ、私にはその人間関係が微妙に狭いと感じてしまった。
全体としてはきっちりと組み立てられ、編み込まれたミステリなので最後まで楽しくぐいぐい読めた。

…個人的要望としては、早く火村の過去が知りたい。流石に30年(私は途中参加だから25年くらいだが)は長いです先生…。
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No.1:
(4pt)

犯人に手錠がかけられる瞬間に哀愁が漂う

『狩人の悪夢』以来、5年ぶりの長編。

マンションの一室で男が鈍器で殴り殺され、スーツケースの中に詰め込まれた状態で発見される。男は元ホストで、容疑者として浮上したのは、ホスト時代の客で現在も関わりがある女性2人と男から金を借りていた男1人の3人。ただ、マンションの監視カメラに残された映像やそれぞれが主張するアリバイなどから、絞り込めない。事件が難航するなか、助力を要請された火村英生と有栖川有栖も捜査に乗り出すが…。

殺害方法、遺留品などに、トリッキーな部分がほとんどなく、事件全体は凡庸と言われてもおかしくない。それもあってか、大阪府警から火村らへの助力の要請は、死体が発見されてから一週間が経過してから。長編ということもあって、火村と有栖川の聞き込み、大阪府警の森下、茅野、高柳、繁岡らの行動や心情が丁寧に綴られている。これまでの作品の多くが、一気に事件の核心に迫る部分があったような感じだったのに比べると、ゆったりと事件に迫っているような感覚になる。
事件が大きく動くのは、茅野の粘り強い聞き込みがきっかけだが、さらに、火村がある一人の行動を目にしてから、彼の推理が大きく動き出す。

10年近く前に刊行された『菩提樹荘の殺人』では、火村や有栖の若き日の姿が描かれ、そこに「苦さ」「若さ」を読み取ることができた。本作では、二人のものではないがやはり「若さ」と「苦さ」が迫ってくる。しかも、その先には「哀しさ」が漂う。だからだろうか、事件そのものにさほど特色はないが、かなり好きな方に入る。

カバーに使われた夕映えの写真と同じものが本体の表紙にも使われているので、カバーを外して読んだものの、その美しさを楽しめた。
そして、犯人に手錠がかけられる瞬間に哀愁の漂う作品である。
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