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すべてがFになる
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すべてがFになるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全208件 21~40 2/11ページ
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以前に読んで楽しめたので知人にプレゼントしました。 | ||||
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様々なジャンルに精通している人の文章だいろんなものにつながる | ||||
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著者のデビュー作にして、S&Mシリーズの第一弾ミステリ。そして第一回メフィスト賞受賞作でもある。 本作品は、国立大学助教授の犀川創平と、犀川の恩師の娘同大学一年西之園萌絵が、密室殺人の謎を解くクローズドサークルものである。 犀川研究室の面々と萌絵が旅行で訪れた妃真賀島。そこは、若き天才プログラマ真賀田四季をようする高度にIT化された真賀田研究室のみが存在する孤島であった。 四季と知己である萌絵に促され、研究所を訪問した犀川。何人も入室できない四季の部屋から出てきたのは、四肢を切断され自走ロボットに乗ったウェディングドレス姿の四季であった…。 外部との通信が遮断された中、犯人探しをするはめ(!)になった犀川と萌絵。研究所の面々から施設の仕組みを聴くにつれ、これが如何に不可能な犯罪であるかに気づいていく。 14歳の頃両親を殺害した多重人格の四季、腹にいちもつありそうな犀川、天真爛漫な萌絵など、個性的なキャラが登場する。シリーズの幕開けとして、派手さといい、その後の展開が気になるひっぱり方といい申し分ない。 ヘリで四季の妹未来を連れて研究所に到着した進藤所長。到着間もなく進藤は刺殺されてしまう。混迷を極める連続殺人。犀川が手がかりを掴んだ時、第三の殺人が…という展開。 1996年の作品で今ほどIT化が進んでいない状況であるものの、時代が追いついてきたようで、違和感なく読むことができる。トリックも反則技にならない絶妙な仕掛けであり、感心してしまった(タイトルの意味はプログラマとしてはお馴染みではある)。伝統的などろどろの人間関係に猟奇殺人、それに最新のITを組み合わせたプロットが面白い。犯人の意外性も良い。 ただ、凄惨な死体の状況に、いち女子大生が前のめりになるのは疑問が残る。まぁ、パティものなので、大目に見るべきなのかもしれないが。 続きが気になる…かも? | ||||
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とても興味深い大作でした。ただトリックには無理な点があります。例えば死体の年齢が14歳も違って、警察の解剖でわからないはずがないだろう‥など。それらの点をスルーして読んでも十分面白く、そして恐ろしい話でした。 | ||||
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最初に読んだ時、夢中になって、たぶんドラマも見たので、ところどころの情景が残っていて、でも忘れているところも多いので、ワクワクして読めた。時限操作プログラム、ロボットAI、オンラインミーティング、VRの中だけど空飛ぶ車。これ初版1996年。恐るべき森博嗣。 | ||||
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IT用語が多いので、初めはいろんなワードで引っかかってしまいなかなか読み進める事ができなかったけど、途中からどんどん面白くなって引き込まれました。難しいことがたくさん書いてあるけど、全て理解しなくても十分楽しめました。専門知識がある方にはもっと違う面白さも感じられるのかな。 この本が1996年に出版された事にびっくり。今ようやく世の中がこの小説の中の世界観に追いついてるのかも。 | ||||
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友人に薦められて購入。読んで少ししてから、昔読んだなと気付きましたが、細かいトリックなどは忘れており、最後まで楽しめました。場面展開があまりなかったり、事件現場が窓のない密室だったりで、何となく彩りに欠ける部分がありますが、萌絵ちゃんの可愛らしさがそれを補完してくれます。天才のトリックを、普通の人にも分かるように丁寧に説明してくれ、最後は全て納得出来ます。読了感もいいし、また他の作品も読もうと思いました。 | ||||
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十数年前かな?ドラマを見て面白いと思った記憶があり今回あらためて小説を読み直した。すっかりストーリーを忘れていて、よくこんな種明かし考えられるよなと当時と同じくらい新鮮に楽しめた。 | ||||
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. N大学助教授の犀川創平は西之園萌絵ら学生を引率して妃真加島へゼミ旅行に出かける。そこには民間のハイテク研究所があり、天才工学博士・真賀田四季が少女時代から軟禁生活を送っている。彼女は幼い頃に両親を殺害したが、心神耗弱を理由に釈放された後、親族の配慮もあってこの島に長年隔離されてきたのだ。そして密室状態の四季の部屋から両手両足を切断されてウエディングドレスを着せられた彼女の死体がロボットに載せられて現れる。殺人博士として著名でもあった人物の殺人事件に、犀川と萌絵が挑む……。 ---------------- 1996年に発表され、今も人々の口の端にのぼることの多い著名なミステリー小説ですが、今回初めて手にしました。そういえば発表当時、私の親しい友人が興奮気味にこの書に言及していたことを思い出しました。 俗世間とは隔絶した孤島、猟奇的な密室殺人、「すべてがFになる」という不可解なダイイングメッセージ――こうした禍々しい舞台設定もさることながら、執筆時はウィンドウズ95発売前でありながら登場人物たちがメール、チャット、VRを介してやり取りを進めるというサイバー空間を駆使した先進性がなんといっても目を引きます。30有余年前に紡がれたことがにわかには信じられないほど、現代にも通ずるストーリーです。 そして500頁に及ぶ大部の著でありながら、そのリーダビリティの高さにも目を見張ります。90年代半ばにインターネットに関する知識が浅い状態でコンテンポラリー作品として読んでいたら理解が追いつかなかったかも知れませんが、さすがに21世紀も20年を過ぎた今は、お話に十分ついていけます。それでこそ古臭さは微塵も感じられません。 Fの意味こそ少々理系度が高いので読んでいて少しまごついたことは否めませんが、2000年問題に多少の恐れを抱いた経験のある身としては全くの五里霧中に終わることはありませんでした。 むしろ大きな謎として残った感があるのは、真犯人の動機です。犀川自身、犯人を突き止め、さらにその巧妙なトリックを解き明かした後ですら、その犯人に向かって「何故、あんなことをしたのか」と率直な疑問をぶつけます。そして相手から返ってきた答えに納得できない犀川の戸惑いが、読者である私自身の心に重なりました。 . | ||||
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題名だけは耳にしたことがあり、unlimitedに入っていたので思い切って開いてみたのが始まりだった。 読んで良かったと心から思う。 | ||||
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なんか今みたいな世界観な気がした。それとも、2009年からそんな変わっていないのか? | ||||
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著者が工学博士ということで知的且つ、 哲学的でもあるミステリー。 まさかの展開が面白く、登場人物それぞれに親しみが湧く。 | ||||
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天才、まさに天才。 | ||||
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タイトルのエフの意味がわかったところで、殺人のトリックは絶対にあばけない。 合理性と理不尽さが混合していて、具体的に言うと動機はきわめて理知的で合理的だけどトリックが理不尽すぎるので、手放しに星5にはできないけれど、面白かったです。 ただ、オブジェクト指向やjava等のプログラミング言語、ターミナルでコマンドを叩いたことがある読者の方がより味わって楽しめるなと思いました。ぜひそういう方には、プログラミングに触れてからこの本を読み返してみて欲しいです。そうすれば、理不尽なトリックがちょっと理不尽じゃなくなります。 | ||||
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(ネタバレあり感想) 兼ねてからお名前だけは拝見していた本作。 色々なところでもおススメされており、さぞ面白いのかなと期待して読んでみましたがう~ん。。。 けして面白くないわけじゃないんですよ。 おそらく本作品が発売された当初はさぞインパクトがあったんだろうなと思うのは感じます。 ただ、月日も流れ様々なミステリが世に出た昨今。 今、このタイミングで本作品を読むとう~ん。。。って感じに(笑) 以下、ネタバレ含む感想になります。 ===ここからネタバレ=== ウェディングドレスの死体がロボットに乗って迫ってくるのは衝撃的なインパクトはありました。 ただ、「両手足が切断されている」時点で「この死体は別人なんだろうなぁ」って容易に想像がつきます。 さらに独自OSの暴走が出た瞬間、「もう犯人あいつしかいないじゃん」ってなるわけですよ。 特にプログラムかじった人間だったら分かりますが、「ウィルスは絶対に入ってない」「でも変な動きしてる!」ってなったら、それはもう「そうプログラムされてるから」でしかないんですよね。 プログラムは決して勝手な動きはしません。書いた通りの事しかやりません。 であれば、死体の状況と独自OSに仕込みを入れられる人物となった時点で犯人は明白なわけです。 後から来た妹と入れ替わってるんだろうなと思ってたのは若干外れてしまった感はありますが、あんないきなり娘だされてもそれはフェアじゃない。 まぁ、年のわりに若く見える描写とか伏線は張ってたけど、いきなりラスト直前になって「実は叔父とできていた」「娘がいた」とか言われても「はぁ?」って感じです。 これならまだ作中で話の出てたロボットのパーツを小分けに持ち込んで自殺したって話の方が面白い。 特に2つ目の事件はひどくて、「刺されてたけど気合いで演技してました」ってなんじゃそれ(笑 個人的には主人公が突然イキってソース解析し始めるあたりで、なんとも言えないモヤモヤする恥ずかしい気持ちになって読むのが若干辛かったです。Integerのカタカナ表記とかゾワゾワしました(笑) そもそもですよ。 ソースの中にそんなIF文書いてて、タイマー変数で分岐してる処理が沢山あるのにそれを見落とすってことがプログラマーの私からしたらありえません。 「なんでメールが送信できないんだ!」とか言ってるけど、ソース見たらタイマー変数が指定の時間超えてたら送信処理スキップするIF文が書いてあるんですよね? 普通のWindowsOS使ってるなら環境問題やウィルスを疑うけど、独自で作ったOS使ってるならまずそっちのソース見ませんか??って。 頭のいい集団のように書かれてるけど、目で見てわかるレベルが気づかない時点で本作のリアリティがないというか、一気に学芸会レベルになってしまって残念でした。 せめて、そのIF文などがぱっと見わからないような仕組みが入っているならまだよかったけど、素人が目で見て検索してすぐわかるレベルの処理をなんでお前らわからないんだと(笑 とりあえずCtrl+Fして送信処理探してみれば5分で解決するじゃねぇかと突っ込まざるをえません。 (ただ、当時の事を考えると作中に出てくる人たちはそんなにプログラムに明るい人たちではなかったから気づかなかったのかなと好意的に解釈はできますが。) おそらく当時は今ほどITも普及してなかったし、そういった意味でプログラムを使ったアリバイ工作とか色々目新しさもあってヒットしたのかもしれませんが、今となっては犯人に意外性もなく、動機や結末までの進め方も無理があり、ITレベルの低さが浮き彫りになる状況なので、読んでも特に絶賛するほどの感想には至りませんでした。 色々と個人的な感想を書きましたが、この作品をあの年代に書いたことはすごいと思うし、ミステリ好きであれば一度は読んでおくのは一つの嗜みとしてありなんじゃないかなと思います。 また、個人的にはカウントアップ直前の状態を指してこのタイトルをつけたのはとってもおしゃれで好きだなと思いました。 | ||||
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とても面白かったですが 誰があれを作ったかを考えれば答えまでもう少しなのに、天才たちが誰も気が付かないのはちょっと不自然かな しかも、あれが乗っ取られたら逆に何でも出来ちゃうので、それをトリックに使うのは反則だと思う | ||||
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小説も仮想って考えても、面白いものは面白いと思うよ。 でもだいたいが仮想的なものだと思うよ。 わりかし現実も仮想的だし。 ノンフィクションとフィクションの違いってなにか重要なことなのかなぁ? 人のお財布のことみたいどっちでもいいことだと思う。 | ||||
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確かに「すべてがF」…スゴいです。素晴らしい。シチュエーションからトリックまですべてS級と感じました。 ひとつ難点を挙げれば、主要登場人物がことごとく超天才なので、何度か読み返さなければ私には意味がつかめなかったところでしょうか。 | ||||
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ダヴィンチって本の本で紹介されて読んだ本。あ。混乱をさせましたかね? 本を紹介する雑誌・ダヴィンチで知りました。 たしか、タイトルで読んだ本ベスト10だったかな? 2位はハサミ男だったかな? 何位かに、限りなく透明にちかいブルーもありました。 そんなわけで、なんの期待もせずに読んだのですが、『ハマる!!』に尽きます。 「こんな作品が、そんなに有名にもならずに、ただ、ある時代なのか」と蔵馬みたいな事を思ってしまった。 読めば、意識を持ってかれます。 読めれ! マンガはつまらん・・・。 (2007年5月14日) | ||||
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後味スッキリ ハラハラ感も存分に味わえる良品 数学好きな方、オススメです。 | ||||
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