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すべてがFになる



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すべてがFになるの評価: 3.56/5点 レビュー 351件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全208件 181~200 10/11ページ
No.28:
(5pt)

あなたは「理系」?「文系」? しかし、それは全く関係ない。

「理系ミステリィ」の誉れ高い本作品。しかし本作、ひいてはこの著者の魅力の本質はそこにあるのではない。 この作品における主人公、そして登場人物の多くの思考は極めて論理的である。なるほどそこだけ見れば確かに数式的=理系な印象を受ける。しかしそれは前菜、あるいはおつまみ程度にしか意味をも持たない。なぜなら実は主人公の考え方は非常にカオティックであるし、犯人の思想は「理系」「文系」など分類など用をなさない「天才的」なモノである。 この作者の驚異的なところは、このようなごく一般的な人間とはほど遠い天才的なキャラクターの思考を文章化しているところである。天才は凡人の解すところではないというが、これほど説得力を持った「天才」を描ける作家はいないのではないだろうか?ことこの作品に関しては「天才系ミステリィ」と呼ぶのがふさわしい。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.27:
(4pt)

通勤電車にもってこい

コアな人が読者に多い作家なのかと思いきや言われてるほど理系だとも感じず、読みやすい作品だと思った。人物設定が古臭い気がするのは、書かれた時代なんだろうか。読むのが早くて、推理小説のトリックにこだわらない人にはお勧めだと思う。専門用語が多く、それについての説明もないところは某、ぶあつーい文庫を出す作家さんににてるのかな。好きだけど。これからシリーズ読破したいと思う。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
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No.26:
(5pt)

四の五の言わずに最後まで読んでみるべき

「孤島」に「天才」のキーワードが来ただけでもう従来のコテコテの推理小説を想像してしまった。大きな間違いだった。哲学的な要素が多くちりばめられており、シャープな文と相成って全体に何とも知的な雰囲気。孤島の研究所員に大学助教授なんてそうそうたるメンツが居る中でも、主要キャラクタ・真賀田四季博士のもつ空気は彼らの中でも群を抜いている。ひねくれ者の小生はそれでもなお「ああ、またこの典型的な天才…訳の分からんことをべらべら喋って」「モニタ越しの会話!はん、笑っちまうぜ」と思いながらページを繰っていった。が。ラストで見事にひっくり返された。鮮やかと言うよりほかない。詳しくいうとネタバレになっちゃうからここらへんで引き上げます。…にやり。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.25:
(5pt)

ダイナミック!

理系ミステリと銘打たれる著者だが、それだけではない。古典的なミステリにも通ずる、ダイナミックさが魅力。舞台設定、登場人物、事件、すべてがダイナミック。それらが、システマティックに語られる模様は、ある意味残酷にも見える。だが、はまるとこれ以上の快楽はない。文系だからといって、この作者に触れない手はない。おすすめの一冊。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.24:
(5pt)

とても好きな作品です

森先生の作品は勿論好きなのですが、特に好きなのがこの犀川先生&萌絵シリーズです。その最初の作品なんですが、私は今学校で文系を選択しているのもあって頭が理数系でないので、初めは所々に出て来る難しい文章に戸惑いました。けれど、もう読んでいると本当に全然楽しいです。『楽しい』という表現は良くないかもしれませんが、とても引き込まれます。だから、もう3ヶ月に一階位の割合で私はこのシリーズを読み返しています。何度読んでも飽きません。ただし、いきなり推理小説初心者さんがお読みになったら多少の好き嫌いは出て来るかもしれません。けれど、私は大好きです。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.23:
(5pt)

切れ味長持ち

切り取られた切り口を眺めて楽しむ小説。切り取るものは視点、切り取られるのは世界。雑談の中でも哲学的とも思える問いにユニークな視点で切り込む。都市とは?現実とは?生物とは?液体と固体の違いは?・・・雑談が例題、ミステリーが演習問題。視点の取り方、思考実験の教科書。読者は例題をこなし、シリーズが進むにつれ読解力がついていく微妙なミステリーのシリーズ第一弾。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.22:
(5pt)

すごい。でもついていけない

このトリックはすごい。まあ、もとから基本OSに何か仕掛けがあるとは思っていたが、それ以上の真相に唖然。推理物としては脱帽でも、ここにあらわされる世界観はあまりにも異質で身震いしてしまう。天才であるがゆえに、倫理観を超越している存在の行動。人はここまでなれるものなのかと、言葉に言い尽くせない衝撃を受けた。理系的な合理性から来るものだろうか。星5つだが、このシリーズを読み続ける力は私にはない。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.21:
(4pt)

少し…

コンピュータの知識と想像力が要求されますね。とても緻密なストーリ設定と展開は引き込まれます。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.20:
(5pt)

森作品の初弾

大好きです。読者にとっては、後に連綿(使ってみたかった言葉)と続く森作品初弾となります。(多分・・・・)人間の思考、タイプ、について「ああ、同じ様に考えている人っているんだな~~~」 と初めて思った作家さんです。純粋な思考、きれいな推測が好きです。独自の調査によると 女性より男性のほうが好きになるようです。女性の場合「理屈っぽい」という印象があるようです。特に「夏の~」(確かそんなタイトル)は大好きです。でもきっと作者である森教授(多分すでに教授になってるんじゃないかな~~~~)にとっては読者の感想などまったく関係ないのでしょう。
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No.19:
(5pt)

ユートピアと密室と

面白い。孤島の研究所という研究者にとってのユートピアで起こる殺人事件。夢やヴァーチャル・リアリティといったものが現実と見分けがつかなくなる境界の世界をうまく描ききっています。理系人間たちの書き分け方も見事。でもそれ以上にすごいと思うのは、これほどの小説を片手間に書いてみせる作者自身です。いったいどんな人なのやら・・・。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.18:
(4pt)

ひとつの理想世界の物語

この作家の本を、はじめて読んだ。謎のカギである「F」が何を意味するかについては、伏線がおしみなく張られているので、スグに想像がついてしまった。文章の流れは、やや説明的な部分が多く、ムダ筋もほとんどない。宮部みゆきのような描写で読ませる作家が好きな人には、物足りないかもしれない。ただ、それでもこの作品が魅力的なのは、物語の中心となっている研究所の世界。儀式的な挨拶なし、意味のない感情の起伏なし、いきなり本題、コミュニケーションは迅速に要点のみメールで済ませる。少し違和感を感じながらも、なぜかとても共感してしまう。ただ、共感できない人もきっといる作品だと思うので、星は4つ。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.17:
(5pt)

森ミステリィ入門書

孤島、密室、殺人事件と、数ã€...のミステリ作å"ä½œå"ã‚'読まれているæ-¹ã§ã‚れば、ハイハイ、というお膳立てかもã-れませã‚"が、そのトリックは決ã-て今までには存在ã-なかった手法。あの作å"ã¯ã"ã‚"なトリック、ã"の作å"ã¯ã"ã‚"なトリック。今回はどのトリックの応ç"¨ã ã‚ã†ï¼Ÿã¨è€ƒãˆã¦ã-まうと、絶対にわかりませã‚"。今まであった推理小説のトリックというものã‚'å...¨ã¦å¿˜ã‚Œã¦ï¼ã‹ã‚‰è€ƒãˆã‚‹ã¨è§£ã'るかも。自力で解ã"うと思うなら、とある専é-€çŸ¥è­˜ãŒãªã„と不可能です。「森ミステリは理系」とよく言われていますが、トリックã"そ理系ですが、個ã€...のキャラクタ、特にキーãƒ'ーソン真賀ç"°å››å­£ã®ç™ºè¨€ã¯ã€Œç†ç³»ã€ã¨ã„うよりもå"²å­¦çš„なものだと思います。そういう事も含めて、森さã‚"の作å"ã®é›°å›²æ°-ã‚!'つかむのに、最高の作å"ã ã¨æ€ã„ます。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.16:
(4pt)

コンピューター経験者をうなずかせるトリック

孤島、その中の研究所、その中の閉ざされた部屋といういわば「三重の密室」で発生した殺人事件の謎を解くのが本書の内容である。人物は精密に描き分けられているものの、受ける印象は将棋の駒のように無機的であり食い足りないが、パズル系のミステリーと割り切って読めば、面白い小説である。トリックはコンピュータの特性をよくわきまえていて自然である。多重人格・ヴァーチャルリアリティーなど最近の風物をふんだんに取り込んでいる所も作者の気合の入れ方が伺われる。
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No.15:
(5pt)

理系人間

わたしは完ぺきな文系(と思いたい)なので、理系ミステリ、と聞いた時、結構、引いてしまいました。たしかに、この物語は結構専門的なものを取り扱っているし、PCを扱っている人にはだんだんトリックが見えてきそうなところもあります。ですが、わたしのような文系人間でもとても楽しく読めましたし、この物語のトリックは物語り全体がトリックになっているような感じがしました。登場人物は、理系人間でしたが、こういう人っていそう…という人が多かったです。推理小説を今まで読んでなかった人も「単なる小説」として、楽しめると思います。ぜひ、読んでいただきたいです。
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No.14:
(5pt)

緻密な構成に感動。

森博嗣さんの作品は本書が初めてでした。既に10冊以上本屋に並んでましたが、やはりデビュー作を選んで正解でした。噂に違わぬ見事なストーリーで脱帽です。他の9作にもいずれトライしようと思いますが、最後の『有限と微少パン』は何であんなに分厚いのでしょうか…。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.13:
(4pt)

理系のミステリー

作者が工学部の教授なだけあってコンピューターなどの機会に詳しいのが随所で伝わってくる。文章はそれほど特徴は無いが読み易い文体に仕上がっている。犯人も途中でわかりそうになるのだがそこでまた一ひねりあって完全にやられた。一気に読んでしまえるので、読者を引き込む力は強い。
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No.12:
(5pt)

個人的に大好き

こういった特異な(といわれる)人物がたくさん登場してくる小説には、好き嫌いがあると思いますが、個人的には大好きで登場人物にも、違和感を覚えません。実によくできた作品だと思います。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
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No.11:
(4pt)

これは傑作かな

密室トリックの新発想を持ち込んだと思えるのでとても楽しめた惜しむらくは書き込みすぎていてトリックがある程度読めること
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.10:
(4pt)

理系ミステリ

筆のスピードの速さ、理系分野をミステリに持ち込み活用していることから日本のジョン・ロードと呼ばれる作者の第一作この話は完全に理系ですね密室から現れる、首無しの女性の死体登場場面は圧巻
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.9:
(5pt)

デビュー作にしてこの衝撃

 理系ミステリ作家・森博嗣の衝撃のデビュー作。 文章はやや読みにくかったが、まぁデビュー作という部分を割り引けば合格点。なにより、「F」が衝撃だった。理系学部に在籍していた僕に「なんで気づかんかったんだろ」と思わせ、悔しがらせた時点で作者の完勝。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011

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