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すべてがFになる
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すべてがFになるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 21~40 2/4ページ
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感情面の表現が乏しいので、単に謎解きごっこを楽しんでいるだけに感じました。 さらに、オチが、、、。 あんまり、ご都合主義や非現実的なオチに逃げられるのは、私はげんなりしてしまいます。 最後に行くにしたがって、あ~ぁ、となっていきました。 ちなみに、2人の主人公は発達障害かな。 感情の流れがちょっとおかしいので。 | ||||
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理科系ミステリ作家として語られる著者のデビュー作。 しばしばミステリにおける探偵というものは浮世離れした非常識な人物で、それ故に常人ならざる洞察を持っていたりするものですが、本作の探偵役もその範疇に漏れず世間からややズレた研究者です。 その他の登場人物も所謂理系の人間が多くを占め、作中に示される彼らの理路も過剰に論理的であったりするので、非合理な現実に流されがちな小市民である私としてはそれらにどこか小気味良さを感じながら読み進める事ができました。 ただそんな論理的かつ合理的な登場人物達の中に潜む犯人によって企てられた本作における殺人は、その目的に比して余りに迂遠で不合理なものに映りました。それは簡潔で加不足なく必要十分である事に美しさを見出す理系的な価値観との齟齬があるように感じました。まるで冗長で美しくないコードのようです。 読後そういった違和感が拭えなかったせいで、私はミステリに期待する種明かしによるカタルシスを本作から充分に得られませんでした。 本作を批判するとすれば理系的であるせいで動機や人物の描写に欠けるというよりは、寧ろ合理性を欠いている点、つまり理系的である事を充分に突き詰められていない事にあるのではないでしょうか。 | ||||
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この作品はかつて出版と同時に読んだことあり,当時はスタイリッシュな理系ミステリーとして,とても面白いと思った記憶があります.メインのコンピュータのトリックも,途中で登場するVRのシーンも,当時の理系研究者の日常の「ちょっと先」を感じさせる部分があって,だいぶ引き込まれました.現実世界には存在しない(と書いたら言い過ぎか)理系ヒロインの姿も,よいスパイスになっていたと思います. 今回kindle unlimitedの対象になっていることもあり,久しぶりに再読しました.当時感じた面白さはまだ保たれているし,現実が当時の設定を追い抜いてしまったことによる陳腐さもさほどありません.今回も面白く読ませていただきました.ただもともと非現実的な設定だし,作られた世界での「なんでもあり」のミステリーなので,☆は3つにしておきます. | ||||
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まず文章は、とくに地の文は “理系” 畑の作家だからか、情緒のない無味乾燥なもので、シンプルで読みやすい反面、味気がない。ときにナンセンスながらも気の利いたようにも見える会話があるのだけれど、「文体」で読ませる作家ではないという印象。 キャラ造形は全体的に浅い。端役はおろか、主要登場人物の外見的特徴さえさほど記述されていないので、頭のなかで各キャラの具体的イメージを形成することができず、キャラクターに感情移入しづらい。主人公ペアは若き国立大学助教授と傑出した才能を持つ令嬢ということなのだが、キャラクターに襞がないので、“ものすごく頭のいい人”、“ものすごくお金持ちの人” というマンガ的なキャラクターの域を出ていないように思う。 ミステリとしては、トリックがかなり大がかりなため、かなり無理がある。それでも一番目の殺人トリックは “机上” でしか成立しえないものだとしても、きちんと計算されているため、おもしろかった。しかし、そのわりに二番目の殺人トリックがかなり運任せで場当たり的に見える。最後に主人公が犯人のトリックがいかに優れているのか説く場面があるのだけど、あまり説得力を感じられなかった。 そのほかにも本作の設定や世界観が1990年代のテクノロジー事情を多分に反映しているので、今見ると古くさいところは否めない。同時代に読まないとおもしろさが半減する作品だとも思う。 けれども分量が多いわりに読みやすく、会話にはられた伏線の回収の仕方もうまい。“理系” 的なネタがふんだんに散りばめられているけれど、それらにあまり通じていなくても、文章をなんとくなく理解するだけで話を読み進められるように書かれてもいる。本格ミステリや社会派ミステリとしてではなく、肩肘はらないミステリとして読む分には十分楽しめた。 | ||||
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理系ミステリーと聞いてガッツリ文系の自分に理解できるだろうかと思い、気になりつつも長らく積みっぱなしだった本。 予想に反して文章自体は堅苦しくなく非常にわかりやすい。 トリックに関しても鮮やかでまったく見破れなかった。 ただ登場人物がことごとく無機質というか、感情の機微がほとんど感じられないのが残念。全員が全員トリックを成立させるために台本通り動いてるといった感じ。 殺人事件が起きて外部に連絡が取れず犯人も捕まっていないのだからもう少しあわてふためいてもいいのでは?と思ってしまい、始終冷静でのほほんとしている登場人物たちに共感はできなかった。 四季博士以外の天才ではない人々に関しても何故そういう行為をするのかという説得力が欠けていた点が多々あり、人間同士の感情面では正直☆1でも多いくらい。 しかしミステリー小説として肝心要なトリックには唸らされるのでその分の☆3です。 | ||||
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よかったです。本紙もきれいで、気に入っています。また購入したいです。 | ||||
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テレビを観て原作購入しましたが、まあまあですね。 全体に設定が甘い気がします。 ライトノベルの範疇ですね。 | ||||
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中古ですし、まぁこんなもんかなと。数ページの小さい折れと表紙の汚れ、傷がある、程度でしたのでそこまで不満はありません。まっさらな新品同然ってわけではないので、中古でもそういうの我慢できない人は気にしちゃうかなーと。包装は丁寧です。ありがとうございました。 | ||||
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作者の本は初めて読んだのでまだ文章のリズムが私と合わなかったのかも知れないが正直期待倒れでした。シリーズ化されているので続きについては時間を置いてから挑戦したいと思います。 | ||||
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私には、文章が硬くて登場人物にも共感できず、途中でギブアップ。娘が代わりに読んでくれた。 | ||||
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トリックは秀逸でした。 美しく、話は収束します。見事です。 文庫は持っているけど、kiindleにも入れておこうと ストアを見たら・・・ この表紙ですか。 文庫のシンプルな表紙でよかったのに残念。 | ||||
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他の方々も書かれている通り、長いです。 別に長い作品は苦と思わないのですが、 此の本では「それを感じさせない筆力がなかった」としか言いようがありません。 細かい描写(or無駄な描写)が多く、アニメやドラマを見ているみたいな感じにはなるのですが、 それが却って結末を遠のかせ、展開を遅引させている印象を受けました。 研究所内の入室シーンも逐一記述されているとことか・・・ 犀川と萌絵がキャンプに戻るシーンとか・・・ ネタバレしないでレビューを書こうかと思ったのですが、 大きな不満があるんですけど 言っちゃっていいですかね? 天才ならナイフで刺すな!!!(笑) | ||||
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「長い」という意見が多いですが、自分はそうでもなかったです。 確かに読んだあとに、あれは事件に関係ないような、と思う部分は多いですが。 ミステリー小説では当たり前かもしれないですけど 前半(特に死体が現れるシーン)もさることながら後半の謎解きはゾクゾクする面白さでした。怖かった・・・。 ただ、全体的に理系理系しているので、冷え冷えとした話が随所に出てきてちょっと寂しくなりました。 個人的に言うと読み終わったあと、重松清の「とんび」を再読したくなりました。 あと細かいことですけど煙草の描写がしつこい。 吸わない身としては、そんなにヘビースモーカーアピールしなくてもいいのに、と思ってしまいます。 結論を言うと、理系の人はもちろん推理小説好きの人なら一度読んでみてもいいかと。 普段あまりそういうの読まない人はちょっと抵抗があるかも。 とはいえこれを言っちゃおしまいかもしれませんけど、結局のところ相性だと思います。 ごちゃごちゃと長たらしくかきましたけど、作中の 息を吸って、そしてゆっくりと吐いた。 入るものは出てくる。 でも、そのままのものではない。 という文は最高にかっこよかったです! | ||||
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初めて読みました。 どうやら連作ものの初期作品の様です。 理系小説?って感じで専門用語バンバンですが、スルーしても問題ではないです(笑) 天才少女の起こした事件みたいな話ですね。 クローズドミステリーなので想像しやすく楽しめました。 どんでん返しみたいな大きな展開がある訳でもなく、線香花火の様に終わりました。 かえってそれが物語の今後を期待させてしまいます。 続きの話が気になった作品です。 | ||||
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長すぎます! 半分くらいに削ってくれたら、面白かったのに。 研究室のメンバーは何のために登場したのか… | ||||
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「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」(森博嗣)[Kindle版]を読んだ。面白かった。 のか?そう言えるのか? このままこのシリーズに足を踏み入れても良いものなのかどうかを決めあぐねているのである。 | ||||
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もともとミステリーは読まないのだが、友達に強く薦められて読んでみた。 SEという仕事柄、「F」の意味は読む前から予測できていたのだが、そこまでの道のりを楽しもうと思っていた。 結果としては、、、まぁまぁ面白かったのかなぁ。ミステリー慣れしていないが故に、善し悪しという判断がつきにくい(苦笑)。 まぁこのS&Mシリーズはまだまだ続きがあるので、それを読み進めていってから全体の判断をするのもまた一興かと。そういう意味では非常に楽しみではあります。 ミステリーって、みんな推理しながら読んでるのかな? | ||||
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森博嗣の小説を読む前に腕ならしのために、漫画を読んだのだが、どうやら失敗だったようだ。 浅田寅ヲ氏の絵が頭にこびりついて離れない。 案外、ミステリーというものは視覚化されていないから恐怖を感じず読めるのかもしれない。 あぁ…すでに恐怖を植えつけられた状態で、小説の『すべてがFになる』を読むことが果たしてできるのであろうか。 時間を空けて小説は挑戦しよう。 | ||||
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まあまあ面白かったです。 ”誰が犯人か”ではなく”一体どうなってるのか”って言う話です。 文章表現は理系的な表現で,同じ理系の私からすると非常に読みやすかったです。 ストーリー中に符線もしっかり張られてて,ラストで回収されています。また,トリック等も合理的であって,特に異議を唱えるような物は感じませんでした。まあ,ストーリー設定自体は除きますが。 二度読もうとは思いませんが,まあまあ面白い話だと思います。ちなみに,1週間程で読めました。 | ||||
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建物全体を司っているOS自体がトロイの木馬だった・・・て!! そんなことできるなら、もはや誰も殺さなくても、15年も待たなくても、いつでも逃げれたやん!! 文系の人は、筆者の繰り出す数学やコンピューターサイエンスの概念や専門用語が何か魔法じみたもののように思えて幻惑されてしまうのかもしれませんが、実際には空疎な張子の虎としてしか機能していません。 | ||||
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