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黒猫の三角
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黒猫の三角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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森博嗣のシリーズをひたすら読んでいます。 紅子は気が強いし頭も良いので見習う部分たくさんだ | ||||
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森氏のVシリーズの一作目で、これまた素人監視下の密室での殺人がメインとなっている。 例によって密室のトリックは使い古されたパターンの使い回しだが、真犯人の意外性とその独特な危険なレトリックはなかなか読みごたえがある。 S&Mシリーズと比べると青春小説的な雰囲気が濃厚になっており、差別化を図っている。 まあ森氏の作品としては標準的な作品で、きっちりとまとまっている。 | ||||
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正直ミステリ部分はどうでもいいというか、会話劇が醍醐味というか、邪道な読み方かもしれないけど面白かったです。 やられたー!っていうミステリを期待してたので、ミステリ部分の物足りなさから星3つです。 立ち立ちに立ったキャラ設定や「時にくだらなく時にウィットに富んだ」主人公たちの会話が、もったいぶっててオタクっぽくてちょっとイタいんですが、面白い。 ミステリーや全体の筋より登場人物についてもっと知りたくなってしまう感じが、これまたオタク心をそそるというか。 最初から漫画・アニメの原作として書かれたんですかね? 今時の漫画やアニメには疎いのですが、画像・映像がありありと浮かびました。 ひとつひっかかったのは、文字詰めとかなサイズ、おかしくないですか?読みにくかったなあ。 | ||||
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表紙を見てまた半分ほど読んで、これは80年代〜90年代初めの作品だろうと思いこんでいた(原作がそうなのかも)。携帯電話は存在しない、「ハイテク」な「トランシーバー」。今世紀だったらピンク・ハウスじゃなくてゴスロリだし(高価な服を着ている彼が裕福な家の子供だと言うのが一番納得できそう)、今「結束バンド」(インシュロック)はホームセンターで買える。つまり道具立てがいちいち古いんだが、それをいま、氏の美麗絵でコミック化する意味が分からない。思い出用?私には中途半端な昔過ぎた、もっと新しくて珍しい道具立てが見たかった。ノリきれなかったのは、もともとがサスペンスドラマやミステリー小説に興味が無いせいもあるのだが(あやしくない人物にあたりをつけたら犯人が当たる)。最後は身近な人物に傷つけられたのにケロリとしている大学生達、刃物を持った十四歳……あれ?どうなった?後半の多くの部分を占める連続殺人犯の手前勝手な長い御託もやや苦痛だった。デ○ノートの犯人の御託の方がまだいけるし、意外な犯人のクリミナル・マインド的な妄想が、ちょうど見過ぎていて腹いっぱいだったせい、かな……。登場人物の紅子が嫌うように、作中の犯人は私も嫌いだが、前半にもそういった「ヒトゴロシ」とは?「死刑」とは?という問答があって、結局作者のやりたかった部分はこの猟奇連続殺人犯の奇妙な論理という思いつき(思いつきというと軽すぎるのだが)なのじゃないかと思って、なんかもう作者の方も嫌いだ。また高校二年で理系コースをとっていないと謎掛けが分からない。ミステリー・ドラマに対し私が求めてるものが、鮮やかな犯人逮捕、警察官のガンバリだったことに気づいた作品。価格にしては分厚いのでお徳感あり。皇なつきファンならとりあえずイットケ。 | ||||
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森博嗣の新シリーズ。新キャラの紹介とラストの意外さのためにあるといっていい作品。それにしても、この展開には感心させられました。前作に比べて、ややミステリーっぽさが弱く、一条ゆかりの「有閑倶楽部」っぽい雰囲気。森さんのクールな雰囲気が好きなのですが、ドロドロした男女関係がテーマのシリーズらしく、星3つです。 | ||||
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S&Mシリーズは全部読みましたが、それと比較してしまうと面白さはダウンしてるかもしれません。 主人公の紅子が名探偵っぽく振舞うシーン(見せ場)があまりないのと、他の登場人物に対する評価が 個人的には微妙だったので。 続編を読めば評価は変わるかもしれませんが、とりあえず本作の評価は星3つです。 トリックは、この作者にしては平凡ですが、真犯人の意外さにはやられた!と思いました。 | ||||
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ややこしい人物名も最初こそ違和感があるが、慣れれば逆に記号化しやすく、読みやすくなってくる。シリーズ物として、そこのあたりは考えられているのだろうか。 個人的な好き嫌いはともかく、主要な人物は十分に魅力的に描かれていると思う。しかし、サブキャラクターは、どうも厚みが無く、顔や容姿をしっかり思い浮かべることができる人物のほうが少ない。シリーズ1作目なので主要キャストに重点が置かれているのかも知れないとは思うが、もう少し筆を加えて欲しいところではある。 ミステリとしては、作者いうところの遠足における紅葉、この演出をありとするか。この辺りで好き嫌いは分かれそうであるが、私はシリーズ1作目に持ってくる実験的な要素としては好感を持った。 ただ、この本が再読に耐えうる内容かと問われれば、答えは否である。 犯人の動機こそ特殊で十分に面白いが、この犯人の性格や能力を考えると犯行、計画があまりに杜撰であり、トリックも甘い。 紅葉で誤魔化している印象を与えない為にも、トリックがもう少し練られていればと思う。非常に残念である。 | ||||
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新シリーズということで非常にわくわくしながら読み始めました。 しかし、s&mシリーズに比べると全体的におもしろくないことは否定できません。トリックに斬新さや奇抜さが見られませんでした。ただ今回も登場人物は魅力的です。さらにs&mシリーズと比べると難しい会話が少なく非常に読みやすいです。 | ||||
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最初に言っておく。森作品は中学生以下の方が読んでも面白くないだろう。これは大人向きに書かれたものだ。初めて森作品を読んだ僕、読後の一言「面白いけどなあ、何か足りない・・・」だった。確かに面白かった。登場人物も魅力的だったと思う。誰が読んでも面白いと思うはず。トリックも文句なしだった。しかし、何かが足りなかった・・・「すべてがFになる」の森博嗣はどこに行ってしまったのだろう。これを読んだときには感動したのだが、今作品は「すべてがFになる」より劣るのではないか?そう思いながらも森作品は好きだ。大好きだ。皆さんも読んでみて欲しい。森作品を。個人的には小遊鳥練無が好きだ。皆さんは誰が好きだろうか?是非、森作品でお気に入りの人物を探して欲しい。 | ||||
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森さんの本は、「すべてがFになる」を読んで以来どうも自分とは合わないと感じて読んでなかったのだが、雑誌での漫画連載をきっかけにVシリーズの方を読んでみることにした。おお、なかなか面白い。理系に弱い私にとって、数字の問題を出されたところはやはり少し引いてしまったが。しかし目の前に突きつけられていた事実に最後まで気付けなかったのが悔しかった・・・ん、つまりこれは、物語りに引き込まれちゃったってことよね。登場人物に惹かれたという要素も強い。最後は少し切なかった。というより、怖かったのか?犯人の考え方に、恐怖を覚えたのかも。しかし、人を殺すという事について貴重な意見を知ることが出来たとは思う。 | ||||
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