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血の収穫(赤い収穫)
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【この小説が収録されている参考書籍】
血の収穫(赤い収穫)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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アメリカン・ハードボイルド小説の起源といわれる作品である。 主人公の私立探偵が調査依頼を受けて客先を訪問したところ、依頼者が何者かに殺されてしまうところから物語が始まる。 この作品の主だった要素として、下記があげられる。 1.具体的な事象を羅列して、各々の感情をあまり入れない。 2.話の展開がスピーディーで分かりやすい。 3.バイオレンス描写を生々しく描く。 話の流れとしては、主人公が私立探偵であるにもかかわらず、調査の成り行きからか、いつの間にか町の悪党らの仲間入りをしてしまうなど、少しハチャメチャではないのかという部分もあるが、全編通じて読み進めやすく、面白かった。ただし、本格謎解きの部分はイマイチと言わざるを得ない。 | ||||
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用心棒の映画に影響を与えた。悪い者同士を戦わせて全滅させるが、大勢死んであとあじがわるかった。この人が務めていたピンカートン探偵社は結構きたないこともやっていたのでしょう。 | ||||
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ハードボイルド小説の古典中の古典で、言い換えれば骨董品です。黒澤さんが「用心棒」を作るにあたって参考にしたそうですが、ハッキリ申し上げて、この小説はあまり面白くありません。登場人物の行動が説明されるばかりで、心理的葛藤が無さ過ぎます。主人公も、頭の回転が速くて機転が利くのはいいですが、どうにも行き当たりばったりというか、あまり戦略的には動いていないような。もっとも、「それこそが純正ハードボイルドだ」と言われりゃ、それまでですが。 | ||||
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もはや説明不要のハードボイル小説の金字塔。 現在の目から見ると、アクションシーンが味気ない感じがするかもしれない。 しかし、洒落た会話と無駄を排した表現描写など未だに色あせない書き方には舌を巻くこと間違いなし。 後世に読み継がれるのも納得の出来である。 | ||||
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新潮文庫・1960年5月刊「血の収穫」能島武文訳と読み比べました。 本書は89年発行ですから、約30年後の新訳です。抗争に荒れ果てた ポイズンヴィルの雰囲気やオプの会話も直截でストレートに伝わります。 ただし本書は、ひねくれ者同士の会話が多いためストーリーの展開を 忠実に追うには前書の能島武文訳に軍配が上がります。 | ||||
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