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カッティング・エッジ
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カッティング・エッジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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ライムシリーズのオールスター出演で、懐かしくもあり嬉しくもあり、最後の最後までグイグイ読ませるディーバーはすごい。 | ||||
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あの人がちょこっとだけ出るという点は嬉しかったものの、それ以外の登場人物やメイン以外の出来事の描写や扱いが雑な印象を受ける。 そこに至るまでの描写が少なすぎてラストの展開のこじつけ感が強かった。 しかしストーリーのメインラインとその真相については納得でき、しっかりしていると思えたので悪いわけではないのだろう。 メインを引き立たせるために用意したサブが多すぎたといった感じか? | ||||
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リンカーン・ライムが有名なので読んでみた。凝りに凝って最後まで奥深い仕掛けが待っている。 本作単独でも楽しめるが、他のシリーズものにたがわず、全てを順番に読んだ方がなおさら楽しめることは間違いない(本作は14弾)。 | ||||
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冒頭で惨殺される婚約中のカップルと宝石店主。その現場を目撃し犯人に発砲されて負傷する、ダイヤモンドをカットする手伝い(殺された店主の弟子)の青年。保険会社の損害調査員。銃撃戦で重傷を負った、リンカーン・ライムの元部下。逮捕された麻薬王とその主任弁護士。環境保護団体のリーダー。一見するとバラバラに見えるこれらの登場人物が、クライマックスに向けて次第に関連していく。この辺りは作者の得意とするところだ。 ジェフリー・ディーヴァーのファンならば、「どんでん返し」の名手と呼ばれる作者の手法に慣れているので、途中までの展開をある程度は予測できるだろう。「やっぱりこいつが怪しいと思っていたよ」という感想を持つ人もいるかもしれない。しかし、私は最後に「あの大物」が登場するとは思わなかった。それとなくリンカーンが匂わせていたのだが。 今回もリンカーンのタウンハウスにいつものメンバーが集結し微細証拠を科学分析する。アメリアはニューヨークを高性能な車で駆け回る。「ルーキー」も大活躍する。ただ、前作でアメリアとリンカーンは結婚したのに、今までと同じようにアメリアの命を危険にさらし過ぎないだろうか。新婚さんには少し酷な展開だと思った。その分最後がハピイーエンドになるようにしたのかもしれない。 | ||||
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最初から引き込まれますが、やはりストーリーの展開が期待通りに転回します。 | ||||
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後半の目まぐるしい展開にさすがティーヴァー!と唸ってしまいました。最後にあの人物に行き着いたことに思わずにんまり。 | ||||
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昨今のリンカーンライムシリーズは、専門性が高いものをテーマとする事が多いのですが、 今作はダイヤモンドがテーマとなっています。 ダイヤモンドをまつわる話から始まるものの、いつもの通り物語は大きく二転三転して、 最後までどこに物語が着地するのかが全く分からない展開に、最後まで楽しませてもらいました。 また、二転三転した上でたどり着いた地平に対して「ああ、なるほど」と読者の納得感が高いのが 凄い作品だな、と思います。ただ、ここで普通に終わらないのがリンカーンライムシリーズでして、 最後の最後に文章の中に強烈な爆弾を落として来ました。 正直、この人は出てくるんだろうな、と思っていましたが、あの引用部分は本当に最高でした。 作者の文章の切れ味が見事でしたね。 リンカーンライムシリーズはもう少し続きそうな予感ですが、アメリカでも続きは出版されてないため、 早く執筆して欲しいな、と思います。 | ||||
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もう少しエキサイティングなストーリーを期待していましたが、楽しめました。 | ||||
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一年に一度のお楽しみのジェフリー・ディーヴァーの最新作。今回はダイヤモンドにまつわる犯罪。宝石に全く興味がないので、ダイヤの知識はせいぜいレオナルド・ディカプリオの映画『ブラッド・ダイヤモンド』で得たくらい。血のダイヤと言われるアフリカの悲惨な現状と共に、デビアスが仕掛けた婚約指輪にダイヤモンドを贈る習慣。その為に価格を吊り上げ、市場に出回る量を調整しているなど、ダイヤモンドの歴史は闇に包まれている。ディーヴァーのこの作品でも、新たな知識を学ぶことができ、そうした他のミステリーにはない知的な面もこのシリーズの醍醐味の一つだ。 スリリングな展開は相変わらず上手く、お馴染みの登場人物たちに囲まれて、リンカーンはくつろぎ、サックスは華麗にアメ車を疾走させて犯人を追いかけている。 真相が判明し、ホッとしたのも束の間、二転三転する話に息つく暇もない。隙間時間に読むのだけはお勧めできない。たぶん読み出したら止まらなくなる。 シリーズ物は回を追うごとにマンネリ化するのも仕方ないところだが、リンカーンシリーズに関しては全く当てはまらない。むしろますます話に奥行きが増し、登場人物たちが生き生きと目の前に現れる。彼らに会いたくてまた来年まで楽しみに待つのも良いものだ。 | ||||
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大満足。 | ||||
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全体の印象が「キレイに纏まってる」だった むしろ纏まり過ぎ?という位 テーマってやっぱり「流行」ってのがあるのかなあ?鉱物流行りで自分も結構興味あるから、ダイヤ加工や蘊蓄が楽しく読めたので、嬉しい 面白く読みました | ||||
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楽しみにしているリンカーンライムシリーズ。ダイヤモンドのカッティングに奇跡的な才能を見せるヴィマルが狙われる。どんでん返しはいつものジェフリーディーヴァーのお約束通り。とても楽しめた。 | ||||
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科学捜査官(現役は引退してますが)リンカーンライム シリーズの最新刊です。 初めて読む方も決して置き去りにすることなく毎回丁寧な人物像を解説してくれているのですんなり入り込めると思います。 相変わらずの何ひねりもあるどんでん返しは健在。長年のファンならば最後の最後に、ほー!そーきたか!と言う驚きも用意されています。まだまだ続きそうな嬉しい予感。 | ||||
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ニューヨーク、ダイヤモンド・ディストリクトと言えば、ウィリアム・ゴールドマンが描いた「マラソン・マン」を想起しますね。映画(1976年)は、ナチの残党の歯科医、ローレンス・オリヴィエが強烈でした。繰り返しダスティン・ホフマンに尋ねます。「それは安全か?それは安全か?」 そして、「カッティング・エッジ("The Cutting Edge")」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)を一気呵成に読みました。 リンカーン・ライム・シリーズの前作「ブラック・スクリーム」はミステリー性よりも"The Burial Hour"という「希望のない国」から逃げ出した難民たちという社会性を帯びたテーマが印象的な良作でしたが、このところのディーヴァーはその綿密に構築されたロジックを覆うようにグローバルでアクチュアルなテーマを持ち出してきています。今回は、ダイヤモンド、ダイヤモンドに取り憑かれた米国、世界、そして或る種の「環境問題」。 ダイヤモンド店で3人の男女が殺害され、ダイヤモンドの妄執にさいなまれた「プロミサー」と呼ばれるサイコパスから異様なメールが届き、最初の殺人に遭遇した目撃者はある理由から逃亡を図ります。キンバーライト。スピリチュアルな価値よりも優先される富と虚栄心に塗れた米国社会。そして、いつものようにリンカーン・ライム+アメリア・サックス及びそのチームがその事件を解決すべく巻き込まれていくことになります。ダイヤモンドに纏わる連続殺人。インド、カシミール、環境保護団体。 前半は、思いのほか静かに進行していきますが、もう書けるのはここまでだと思います(笑)。今回はこの本のキャッチにもあるように(私も大好きな)「エンプティー・チェア」、「ウォッチメイカー」を代表とするこのシリーズが、過去作品の荘厳なオーラを背負って見事に蘇ると思います。一人のスリラーの読み手として、ストーリーを語るのは本当にここまでですね。フェアネスに敬意を払うためには「フェアネス」が必要だと思います。そして、本当のフェアネスは残りページの厚みにあるのだとも思います(笑) 気がついたこと。小説の密度を高めるべく「証拠物件一覧表」があるにも関わらず陰に隠れています。 そして、飽くまで付録のようなものかもしれませんが、「二度と同じ間違いはしないと約束する」リンカーンとアメリアの夫婦としての「成熟」にもパセティックな感情が流れたと言っておきたいと思います。 | ||||
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