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罪と罰
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【この小説が収録されている参考書籍】
罪と罰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全425件 101~120 6/22ページ
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哲学者としても文学者としても有名な著者が心の欲求と絶望から出てきた実存主義を描いた本です。 時代背景や当時の哲学的背景が分からないと理解しづらく、何より長いので、気合が必要です。漫画(罪と罰─まんがで読破)もある様なのでこちらや解説サイトでストーリーをざっくり理解してから読み始めた方が良いと思います。 | ||||
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哲学者としても文学者としても有名な著者が心の欲求と絶望から出てきた実存主義を描いた本です。 時代背景や当時の哲学的背景が分からないと理解しづらく、何より長いので、気合が必要です。漫画(罪と罰─まんがで読破)もある様なのでこちらや解説サイトでストーリーをざっくり理解してから読み始めた方が良いと思います。 | ||||
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哲学者としても文学者としても有名な著者が心の欲求と絶望から出てきた実存主義を描いた本です。 時代背景や当時の哲学的背景が分からないと理解しづらく、何より長いので、気合が必要です。漫画(罪と罰─まんがで読破)もある様なのでこちらや解説サイトでストーリーをざっくり理解してから読み始めた方が良いと思います。 | ||||
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全三巻、計1500Pくらいかな。古典の長編のなかでは比較的みじかいほうとはいえ、内容も内容だし、読みきるのにけっこう体力がいりました。 光文社古典新訳はどの本でもかならず訳者のながい解説と、最新の研究でわかった情報などを盛りだくさんでいれてくれているので、ほんとうに役にたつ。自力でかみ砕けないポイントをおぎなってくれます。 あとがきで触れられる、亀山さんのサンクトペテルブルクでの講演内容に「カラマーゾフの時代は過ぎ、罪と罰の時代がきた」というはなしが好きです。 ドストエフスキーが時代をこえた普遍的な問題を描こうとしたのと同じように、訳者はつねに現代と未来を見すえながら作品と向きあってきた。そんな姿勢に共感を覚えます。 この作品の大事なポイントは、ラスコーリニコフの犯罪心理そのものより、それをとりまく外部の状況と人々の議論にあるのではないでしょうか。 十九世紀なかばのペテルブルクにおける、貧困、自殺、洪水といった社会的・地理的な問題や、復活してきたフーリエ主義そのほか分離派の思想といった政治的・宗教的な問題などです。 すべての登場人物に、おそろしいほど血がかよっていて、生命が生きていて、文学史上の傑作といわれるゆえんがわかります。 | ||||
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アマゾンで1番レビュー数が多かったこの訳を選びましたが正直あんまりよくないです。まず読みにくい。難解だとかではなく純粋に日本語の文章として読みにくくて、内容がいまいち頭に入ってこない。あと人物の台詞がジュリアスシーザー並みに戯曲的というか、芝居掛かったものばかりで全然感情が理解できない。原作がどうなのかわからないけど、やたら感嘆詞!をつけるのはあんまり好きじゃないです、個人的に。 | ||||
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時代もあるだろうが、高校生の時に読んだショックは再現できなかった。ガリシアマルケスのほうがやはり時代に合っている。 | ||||
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あまり小説を読んだことがない人が、この本をいきなり読むと挫折するかもしれません。私もその一人でした。この作品やドストエフスキーのことは、この作品を読もうとする前に別の本で知りました。以前から知っていたし、ずっと興味を持ち続けていたので、いつかは読んでみたいと考えてみました。そして読んでみたわけですが、何が何だかよくわからなかった。この作品のストーリーが殆ど頭に入らなかったのです。何度挑戦してみても面白いとは思えず、挫折を繰り返しました。そのため私もついに愛想をつかして少しの間放置していたわけですが、ある日『まんがで読破 罪と罰』を手に取りました。マンガは、小説のストーリーのエッセンスが詰め込まれており、かなりシンプルでわかりやすい内容でした。このマンガを読んでから小説の方に懲りずにチャレンジしてみたところ、これまでできなかった頭(脳みそ)にストーリーがスッと入ってくる感覚を持つことができたのです。これは、事前にマンガを読んでいるためにできたことだと思います。つまり、大よその内容をマンガで読んで理解しているため「この場面では、小説ではこういうふうに描かれているんだ。」という風に小説で描かれている内容が理解できたのです。たとえば、主人公のラスコリーニコフの住居の様子が小説の中の文章で説明されていますが、具体的にどんな風なのかはマンガの絵を見れば一目瞭然です。訳者については、私は当初この亀山さんを選びました。その後、新潮社の工藤さんの訳でも読みました。それほど大きな違いはありませんが、どちらかというと亀山さんの方が読みやすかった気がします。そして、肝心のこの作品の内容についてですが、それは他のレヴューやウィキペディアをご覧になって下さい。個人的には、後期後大傑作といわれる『罪と罰』、『カラマーゾフの兄弟』、『白痴』、『悪霊』、『未成年』のうち、2番目に好きな作品がこれであり、一番読みやすかったのがこの作品でした。ちなみに1番がカラマーゾフの兄弟で3番目が未成年、4番目が白痴、5番目に悪霊です。この作品を読み終えて楽しめたようだったら、ぜひ他の作品に挑戦してみてください。ドストエフスキーが世界の文豪として頻繁に引き合いに出される理由が分かると思います。 | ||||
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古い時代の翻訳本に馴染んでいるせいか、現代感覚の文章は19世紀のロシアのイメージが湧かない気がします。明治の文豪の文章を現代語訳されたような・・・。個人の好みの問題ですが。 元のロシア語がわからない自分にはどっちが正しい解釈なのかはわかりませんが。 | ||||
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主人公のラスコーリニコフは世の中には凡人と非凡人がいる。凡人は奴隷、非凡人は支配者。非凡人の理想の実現のために非凡人は凡人を殺してもいい権利を持つとゆうようなことを思ってます。 天才は天才ゆえに天才の理想を実現するためには愚かな人々を殺していい、だって俺は天才だから。愚かな民草は天才の犠牲になれ。こんな感じです。超中二病です。100年以上も前の小説に、こんな中二病が出てくるのに驚きです。人間の考えることは変わらないんですね。 こんな中二病で人を殺したラスコーリニコフさんの物語です。読むのはめちゃめちゃめんどくさいです。あと、でてくる登場人物が全員おかしい。あたまのおかしい人しかでてきません。こいつらおかし~んじゃねえのと突っ込みどころ満載です。 | ||||
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上・下合わせて読み終わるのに1ヶ月くらいかかる、ページ数の多い本でした。内容も重たいので元気があって時間に余裕のあるときに読むのがいいと思います!登場人物が馴染みのない名前でカタカナで長いので、誰が誰だかこんがらがりやすいので相関図を 見ながら読むと内容が入ってきやすいです。人は殺してはいけない、1つの罪悪は100の善行によって償われる。そんな事はないですよね… | ||||
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この作品は文学の最高傑作である | ||||
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私が住んでいる地域にはこれしか売っていなかったので、これしか無いと思い思い切って2冊買って3ヶ月かけて読みました。原作がどうなっているのかは分からないので訳した物を読んでいるのですが、とにかく訳の日本語が古くさい表現でわかりにくい。そのほか人間関係や人の名前の呼び方が同一人物でも3つあったりすると誰が誰だか分からなくなり、結局行ったり来たりしていたら話が分からなくなったりと大変でした。2回読むと分かるのかも?それには長すぎる。読み終わった後で、他の訳された同じ本をを立ち読みしたら3冊に分けて発行されている本は細かい注釈や、登場人物も書かれていて最初からこれにすればと思いました。何度も読むならこれでいいと思うのですが、とにかくわかりにくいので最初に読む人はこれはお勧めできないです。訳している人の出身地に住んでいるのですが、残念です。 | ||||
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本を読み始めて、最初の方が全然頭に入ってこなかった。普段外国の方が書いた小説を読まないので読み慣れていないのと古い作品なので文章の表現が今と少し違うためか分かりませんが全く頭に入ってきませんでした。ですが、そこを乗り越えると普通に読めました。内容としての感想は下を読んでからにします。 | ||||
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もともとこの小説は、「告白」、そして「酔いどれたち」と言う二つの小説で、世に出るはずだったと言う。けれども、別々に発表されていたら、まったく違った後世の評価が生まれていたのではないだろうか。 名作と言われる小説の中でも、最も有名なもののひとつがこの「罪と罰」ではないだろうか。貧しい1860年代のロシア、ペテルブルグに住む貧しい学生である、ロジオーン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフが、高利貸しの老婆を殺す、と言う内容の小説である。恐らく、世界文学で取り上げられないということが考えにくい作品である。こうして初めてこの小説を手に取ってみると、いやもう幾度も手に取ってみたのだが読み切ることができなかったのだが、けれども読み通すと、内容の豊かな小説であることがよく分かった。 舞台は帝政ロシアの首都、サンクト・ペテルブルク、1865年7月、元法学部学生のラスコーリニコフは、食うや食わずで、ボロボロの服を身にまとい、今にも倒れそうである。ところが不思議なもので、ラスコーリニコフは、酒場で元役人のマルメラードフと知り合う。この男は、ともに再婚同士のカテリーナと言う妻を持っており、また18歳の娘ソーニャがいる。そしてソーニャは、周囲の人から売春婦になるよう仕向けられ、ついにそれを生業にするようになる。この場面については、ある作家のエッセーで読んだことがあるのだが、やはり胸に迫るものがある。ところがマルメラードフは、娘の稼いだ金まで、呑み代にしてしまうのだ。 一方ラスコーリニコフには、故郷に母と妹がおり、貧しいにもかかわらず、仕送りをしてくれていた。だが妹のドゥーニャは、自分を犠牲にして裕福な弁護士ロージンと結婚しようと考えるに至った。 そこにラスコーリニコフは、自分が金を借りている高利貸しアリャーナを殺すことを計画する。ところがアリャーナを殺したところに、義妹のリザヴェータが現われてしまい、結局2人を斧で殺す羽目に陥ってしまう。そして苦悩するラスコーリニコフの助けに現われたのは、ラズミーヒンら学生時代の友人たちであった。一方娘を売春にまで追い込んだマルメラードフは、泥酔して帰宅するところを馬車に轢かれて死んでしまう。 高利貸し殺し、そして酔いどれたち、が別々に書かれていたら、まったく違う小説が出来上がっていただろう。記憶に間違いがなければ、村上春樹はこの小説を数回読んだ、とどこかのエッセーに書いていた。それから、この作品では、ドストエフスキーの才能、つまり登場人物の性格づけが、際立っている。 また作者の19歳年下だけれども、同国出身のチャイコフスキーの音楽が、頭の中に鳴り響いていた。特によく響いていたのは、交響曲第5番だけれども……。 | ||||
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この巻での重要な登場人物は、ラスコーリニコフの妹ドゥーニャの婚約者である弁護士ルージン、そして郷里でドゥーニャが住み込んでいた家の主人であるスヴィドリガイロフ、そして第1巻で死んだマルメラードフの娘、ソーニャではないだろうか。 ラスコーリニコフは、ペテルブルクに到着した母と妹ドゥーニャと再会し、金を当てにしたロージンとの結婚に反対する。最初はルージンとの婚姻に傾いていたドゥーニャも、やがてルージンを嫌う。ところがそこに現われたのは、郷里で住み込んでいた家の主人スヴィドリガイロフであった。 しかしこの巻で、最も重要な役割を果たすのは、ソーニャではないだろうか、と言うより、ラスコーリニコフの良き相談相手として登場するのだ。そしてヨハネによる福音書である。イエスの友人であるラザロは、同福音書によれば、イエスの命により、布にまかれたまま甦るのである。 | ||||
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ドゥーニャに決別を宣告されたルージンは、ラスコーリニコフらを貶めようと、ソーニャを呼び出し、彼女のポケットに100ルーブル札を忍ばせた。ところがルージンの同居人であったレベジャートニコフに目撃され、またラスコーリニコフにも論破され、敢え無く退散せざるを得なくなる。一方ソーニャの義母は夫であるマルメラードフを追うように、結核で亡くなってしまう。 そして遂にラスコーリニコフは耐えきれなくなり、ソーニャに高利貸し姉妹の殺害を告白することになる。ところがこれを壁の向こう側で聴いていたのが、スヴィドリガイロフであった。これを材料にしてスヴィドリガイロフは、ドゥーニャを呼び出し、脅迫する。ところがドゥーニャは、拳銃でスヴィドリガイロフを撃ち殺そうとするも、失敗してしまう。ところがスヴィドリガイロフは、その拳銃を使って屋外で自殺する。 ラスコーリニコフは、母と妹に別れを告げ、ソーニャの教えに導かれ、『……十字路に行って、そこに立つの。そこにまずひざまずいて、あなたが汚した大地にキスをするの。……』と彼女の言うとおりに行動する。ところが自白できないラスコーリニコフだったが、一旦出てきた警察署の前で、ソーニャは『……ぱんと両手を打ちあわせた。彼の口もとに、醜い、途方にくれたような笑みがあらわれた……』、そして薯内に戻り、火薬中尉に、自供するのである。 この後の、ドゥーニャ、ラスコーリニコフの友人ラズミーヒン、そしてソーニャのラスコーリニコフに対する支援がすばらしい。 この本を読み終える頃に頭の中で鳴っていたのは、意外にもBeethovenの最後のピアノ・ソナタ、ハ短調、作品111の第2楽章であった。Beethovenの後期の音楽の中で、救済を音の形にすることに成功した作品のひとつである。 | ||||
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多くを語る必要は無い名作。20歳くらいの頃に一度読んで、約30年後もう1度読み返しました。個人的な感想としては、30年後の方がはるかに心に伝わってくるものがありました。農奴解放当時のロシアの時代背景という知識と、主人公たちを取り巻く絶望的な貧困が彼らの思想に与える影響などは、私自身ある程度の人生経験を積んでから無いと理解が難しかったような気がします。 ドストエフスキーなら、本書と『カラマーゾフの兄弟』は人生のうち1度は読んでいた方が良いと思います。自分を含めた人間の心の問題を深く突き詰める良い機会を与えてくれる本です。 | ||||
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小学生の頃一度読んで以来30年ぶりに読みました。 特に心にも記憶にも残っていなかったのは、小学生には微妙な心理描写などが、ごく当たり前のことのようにスルスル入ってしまい、特に疑問に思えなかったためかと思います。 様々な人々に出会いある程度の人生経験を積んだこの年になって読み返すと、自分の半分の年の青年の心の動きに青さや甘さや透明感を感じ、破滅に向かって行く未熟な心の危うさに心惹かれました。 巻末の解説に実際に起こった出来事を元に書かれた小説だということで、昔一度訪れたことのあるレニングラードの風景や人々が脳裏に浮かび、小説に描かれている川や通りや貧しい生活をよりクリアに頭に描くことができ文化的にも興味深い作品のように感じました。 | ||||
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まぁー、読みにくいです(笑) あっちの話してこっちの話して〜とADHDの方が喋ってるような文章です。 面白いのは面白いのですが、読むのに時間がかかりました。 人間の異常心理や狡猾さの描写が本当に上手く、引き込まれてしまいます | ||||
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夕食のあとソファに座って読み始めました。難しいのかなとおもいきや..ドキドキしながらのめり込んでいました。280ページまで読んで、ふと時計を見るとAM3:00!続きが気になってしょうがないです! 文学に疎い私でも楽しめましたよ。みなさまも是非読んでみてください。 | ||||
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