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罪と罰
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【この小説が収録されている参考書籍】
罪と罰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全425件 61~80 4/22ページ
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すごく状態が良かった | ||||
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プライム会員はKindle版が無料なので、試しに1巻を読んでみました。初めはロシアの人物名が頭に入ってきづらいので、メモしながら読みました。翻訳自体は読み易いです。翻訳について色々と批判する人もいるようですが、そもそも150年以上も前に書かれたロシア文学の作者の本当の意図などわかりようもないし、そこまで誤訳でなければ、小説なんだから面白ければいいんじゃないかと思います。最近の小説は仮想世界や超能力など、虚構がすぎる題材が多いので、途中で嫌になりつつ読破してますが、これは主人公の心理描写を通じて考えさせられることが多く、続きが読んでみたいです。 | ||||
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日本語訳がとてもわかりやすく、すらすらと読める。全三巻だが、あまり時間がかからずに読めた。 物語自体は、ダラダラと長いし、主人公は最後まで自己中心的で、被害者に申し訳ないという気持ちもなければ、反省もないので、読後はやりきれない気分になる。 | ||||
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本が綺麗 | ||||
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ナメクジの歩みのようにゆっくりと、この饒舌な小説を読了しました。齢73歳にしての、長年の重荷がとれた気分です。ともかく独白に次ぐ独白で、上巻・中巻は青春の日々に残してきた忘れ物を取り戻すべく、半ば義務感で読み進めてきました。 下巻に入って、ソーニャに光があたるのにつれ、暗かった場面に明るい陽が射し、暖かな気分になりました。 ヴァーグナーの楽劇にあるような、乙女によって救済される男性というテーマが、なんとなく期待外れだったのはなぜか、よく反芻してみることにします。 | ||||
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ラスコーリニコフは床にひれ伏すと、ソーニャの足に接吻する。そのときの言葉がこれ。 ソーニャは「神」を知る人だった。それ故、期せずしてラスコーリニコフも「神」を知ることになる。 しかし、まだそのことに気が付いていない。 全人類の苦悩を背負って生きて行かれた方がおられることを。 | ||||
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ドストエフスキーを読んでみたいと思ってたところで、無料で読めることを知り初めてKindleを利用。買うほどではないのかもと、興味あるものは気軽読めてとても良かったです。ドストエフスキーの世界に魅力されました。 | ||||
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よかった | ||||
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まあよかった | ||||
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これはよかった | ||||
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ロシアの名作。暗いお話ですが、一度は読んでおきたいですね。 | ||||
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一生に一度は読んでおきたい。 | ||||
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文学書です、読まれる事をお勧めします。 | ||||
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昔の小説は表現が面白くない。 | ||||
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昔の小説は面白くない | ||||
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非常に暗くて辛い状況を見事な表現力で書かれていた。正直全てを読み終わるまで根性が必要だった。ところが最近見た映画のトランスポーター3を見ていたらこの名作の事を言っている場面があって笑えた。 罪と罰を読んでいて良かったと思った。 | ||||
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たくさんの翻訳版が出ている中、まぁ一部から批判の声も聞こえるが 比較的読みやすく情緒を失わない翻訳になってるかと思います。 酔っ払いの独白や母からの長~い手紙、この辺りで挫折してしまう人は多いでしょうね。 登場人物が多いので大変、名前が似ててわからない、と言われているけど全然気になりませんでした。 主要人物はどれもアクが強いのであっという間に頭に入るし、主人公の呼び名がいくつもあるけど、 そんなに頭がこんがらがるほどではない。これが難解で読めないって人は「飛ぶ教室」や「老人の海」なんかが 読みやすいんじゃなかな、あちらも名作文学ですし。 | ||||
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初めて読んだのが35年前、高校生の時でした。あまりの衝撃に読むのを止められず、睡眠時間を削って2日で一気に読みました。その後、ドストエフスキーの作品は全部読みました。その中でも「罪と罰」は「地下生活者の手記」と並んで大好きな作品です。今でもよく読み直します。 僕がドストエフスキーから学んだのは、思想・哲学とは「解析」するものではなく「体験」するものである、ということです。多くの場合、思想家・哲学者は思想を体系的に理論化・構造化して説明しようとしますが、ドストエフスキーは思想・哲学とは客観的・第三者的に外から「説明」するものではなく、自らがその中にどっぷりつかって「体験」するものであること教えてくれました。主人公の意識の流れに身を任せて、一緒になって流れを体験することの重要性です。そうでないと本当の意味での本質には近づけない。 ラスコーリニコフが「理屈で正当化して」金貸しの老婆を殺害するときの意識の流れと、その直後にたまたま居合わせてしまった老婆の妹を「理屈でなく」殺害する時の意識の流れのコントラストは凄い。結局、理屈で考えて行動しても、偶然(居合わせた妹)に翻弄されて理屈も崩壊してしまうという現実の迫力。犯行後、橋の上からコインを川に投げ捨てて、自らを「すべてのもの」(自分を愛してくれている母親や妹)から切り離す時のラスコーリニコフの意識。でも結局は愛する者と自分を切り離すことはできないという現実。ラスコーリニコフがソーニャに殺人を告白する時の両者の心理描写の凄さ。家族のために自らの尊厳を捨てて娼婦に身を堕としたソーニャが唯一の拠り所としているのが「神様はわかってくださる」という信仰。その信仰を「理屈」で踏みにじるラスコーリニコフ。ところがソーニャは「理屈」ではなく「心」で反応する。ソーニャは「理屈」で信仰を踏みにじられても傷つかない。ラスコーリニコフは空虚な「理屈」に振り回されているだけで、自分がでっち上げた「理屈」を全く信じていないという「本質」を「心」で見抜く。そしてラスコーリニコフが苦しんでいることを「心」で感じて救おうとする。 当時、数学と物理学が大好きで「論理」の信奉者だった青臭い高校生だった僕には頭をハンマーで殴られたような衝撃でした。論理というレンズだけで見ることがいかに視野狭窄症であるかを思い知らされた本です。その後の僕の人生観を変えた一冊です。 ちなみに、大学は工学部に入りましたが、ドストエフスキーを原文で読みたくて、第一外国語は迷わずロシア語を履修しました。幸運なことに当時大学でロシア語を教えていたのは江川卓先生でした。もっとも「江川卓」は訳者としてのペンネームで、大学では本名の馬場宏先生でした。50歳を過ぎた今、まだまだ頼りないロシア語ですが、原文での読破に挑戦中です。 | ||||
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歴史的な作品だと思います。 色々な角度から楽しめる。つぎは賭博者?あたりにいってみようかと狙っております。 | ||||
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本作は、 階級、権力と非権力のような、 強い人間原理 ( 人間至上主義的 ) がはたらく社会背景が色濃い作品の印象ではある。 終末は、母と許し、自尊心との対比で物語が進んでいく。 - フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー (1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、 ロシアの小説家・思想家である。) 利権に執着すればするほど、集産主義的なシステムに近づいていき、 視野狭窄的な主観解釈のループに入り、 ナショナリズムが台頭、少数派が支持し、 対立が起きる可能性を持ち合わせ、 多様性に対して非寛容なシステムとなっていくのかもしれない。 ( トロッコ問題のような視野狭窄的な選択肢 ) 人の心理は移り変わりやすいものという観点、 別の選択肢の余地と、自分はいずれ独り死に行くものという観点、 なぜ高利貸しが存在するのかという観点、 作中で釈尊が登場したらといった思考実験的な観点などで、 より色眼鏡を削ぎ落した主人公が見えてくるのかもしれない。 お金という紙切れとは何か? といった問いに向き合いながら、 散逸構造的な歴史の構造を考察することができる。 | ||||
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