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罪の轍
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罪の轍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 101~120 6/8ページ
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登場人物の息使いが聞こえてきそうな人間描写が素晴らしく一気に読みきってしまいました。ただミステリー部分を期待すると少し違うかもしれません。 | ||||
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時代は東京オリンピックの1年前。最初は空き巣だけだったのが、殺人、誘拐と、どんどん事件が大きくなっていくと展開と、警察の執念の捜査がリアリティたっぷりに描かれていて読み応えがあった。 小さな証拠をコツコツ積み上げながら事件の筋を読んで被疑者を追い詰めていく捜査の様子が本当に丁寧だったし、被疑者側の心理描写も素晴らしかった。警察がメンツに拘るあまり、対応が後手に回る様子もうまく描かれていた。 最後はやるせない結末だったが、終盤まで目が離せなかった。587ページと大作だが、続きが気になって一気に読んでしまった。 | ||||
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587ページ、実に読みごたえがありました 臨場感もあり面白かったのですが、長い… オリンピック前の日本はこんな感じかぁと良く分かりましたが長い… せめて最後にあかされる動機が、もう少し感情移入できるものならなぁと思いました | ||||
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一気に引き込まれ、徹夜で読破しました。時代背景が、私のような老人の青春時代と重なるのがよい。同年の親友に渡しました。 | ||||
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刑事ドラマ、人間ドラマとして読むと良いのですが意表をつかれた!予想外の展開!まさかの結末!等の 面白さは一切ありません。 当初の見立て通りに話が運び終結しますので何となく物足りなさを感じます。 | ||||
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無駄に長い❗ 残念です。 | ||||
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誰が犯人なのか?はすぐ見当がつくし、ハウダニットの部分に関しては議場に上がってすらいない。 意外な犯人でアッと言わせるのでもなく、何かしらの仕掛け、トリックがある訳でもない。 小手先のトリックなんかではなく、ストーリーで勝負するのだという著者の意気込みが伝わってきた。 犯人が自分について語る部分はほぼない。一本の線を引いて明確にするのではなく、徐々に輪郭を浮き上がらせていく展開が良かった。 次は何を読もうか。と迷った時にとりあえず手に取る安心できる作家が皆さんにもいると思う。私にとって奥田英朗はその作家の一人だ。 | ||||
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著者の力を感じた。物凄く面白かった。 | ||||
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松竹辺りが映画化したら令和の「砂の器」と言われるかもしれない。所謂傑作社会派群像小説&ミステリーです。一気読みでした。 | ||||
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昭和38年の東京を舞台にした犯罪小説。 元時計商の強盗殺人事件に端を発し、男児誘拐まで展開した事件を捜査する刑事たちの執念が描かれる。当時の時代背景や警察組織の人間関係も織り込まれ、誘拐事件の捜査手法も確立されず犯人に翻弄される様子は、リアリティと緊張感に溢れる。 一方、北海道礼文島から上京した青年の不遇な生い立ちや心理描写も綴られ、哀しさや怒りが募り何とも遣り切れない。終盤の取り調べの場面はもう少し掘り下げて欲しかったですが、骨太な社会派ミステリーを読みました。 | ||||
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久し振りに本を購入しました。いつも図書館で本を借りていますが予約数を多く、購入しました。 奥田先生の本を久し振りに読みましたがこれが面白い!長編でしたが2日で読みました。 購入して良かった。「オリンピックの身代金」も面白いです。 | ||||
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流石に直木賞作家はうまいと思った。空中ブランコなどのユーモアたっぷり作風とかけ離れており正攻法の本です。昔、よしのぶちゃん誘拐事件を思い出した。犯人の幼少期の悲惨な過去がかわいそうで同情すら感じる。しかし、久々に感動しました。読んで損はないですよ。 | ||||
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これは警察犯罪ミステリーの大作だ! 群像劇を用いることで、いろんな立場の登場人物の心情が、手に汗握り楽しめた。 ある男の悲しい生き様と、犯人を追い続ける警察の執念が緊迫感が高まり続け、ドキドキしながら気を抜けなかった! 久しぶりに凄い作品に出会った! | ||||
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絶賛されているというので、気になって読んでみましたが、本当におもしろかったです! | ||||
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あまりに内容が暗くて今のこの混沌とした時代に読む気がしなかった。 | ||||
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重苦しさのあるヒューマンドラマ。ミステリー 筆力の高い作者の作品にふさわしい、じっくりと読み込みたい1冊になっていました。 プロットについて、個人的には、疑問があります。なぜ、「誘拐」という話になってしまったのか、そして、周りがそれに賛同してしまったか、そこに、不自然さ、無理を感じました。 | ||||
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オリンピックの身代金という作品が大好きだったので、同じ時代背景で刑事の面々も同じという本作には興味がありました。 読み始めてみると本当にどんどん読み進んでしまい、久しぶりに寸暇を惜しんで読書をしました。 大好きな奥田ワールドで大満足です。 | ||||
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すばらしかった。 これまでもたくさんの傑作を生みだし、そろそろ枯れてもしかたないお年頃。還暦前にしてこの作品。圧倒されます。 「無理」や「邪魔」は二度と読みたくないほど冷たく、一方で「家」シリーズは本当に同じ筆者なのかと思うほどやさしい。そしてこの作品には両方の奥田さんがいる。 これからも奥田さんの作品を楽しみに待っていていいんだと思えてとてもうれしい。 | ||||
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すごい本だった。 読んでいて鳥肌が立ったのは恐らく初めてだろう。 約600ページの分厚い単行本なのに、1ページも 無駄がなかった。 吉展ちゃん事件をモチーフにしたのだろうが 知っていたので余計に面白かった。 著者の代表作になると思う。 | ||||
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中盤以降はただの「警察小説」になってしまってる。署内の(主要な登場人物以外の)人物の名前が出てきた所で、その人数も多いので人物描写をハッキリと描けなく退屈で流し読み。 犯罪者の宇野視点の章は読み応えあるけれど、後半それがどんどん減っていくし、誘拐されて無惨にも殺害された吉夫ちゃんと宇野のやり取りは宇野の供述で語られるのみで物足りない。 あと、警察が例え昭和30年代でも初歩的なヘマしまくりだし、「自分はこう思いますがどうでしょうか?(部下)」「いやそれは無いだろう(上司)」のやり取りも多すぎて辟易。 かと思えば終盤「もしかして、、」と部下が提案した事が実は犯人逮捕に繋がる重要な鍵だったり(ありがち展開)最後の最後は犯人が逃げてそれを刑事総勢で走って捕まえる(ありがちすぎる展開)で読んでて白目剥きました。。。 肝心のEDも突然プツリと終わってしまうし。 ただただ長いだけのお話でした。 これでハマれば「最悪」なども読んでみたかったけど、また長いだけで時間の無駄は勘弁なのでもうやめておきます。残念。 | ||||
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