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罪の轍
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罪の轍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 61~80 4/8ページ
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帯に「私は涙を拭うのも洟をかむのも忘れて小説にのめりこみ…」(角田光代)とあって、これはきっと、あの事件の犯人の母が「おまえは地獄にいけ。わしも一緒にいってやるから」といったという、その場面や背景が描かれるんだと思いましたが、そんな予想ははずれました。書名が『罪の轍』。実際の事件とは違う設定で、そして確かに「涙を拭うのも忘れて」のめりこめました。なんとも言えない、作家の凄みを感じます。だから小説を読みたくなるんだなと、改めて思いました。のめりこんで読んでおいてなんですが、この著者で、このボリュームでと、読む前からものすごく期待しすぎてしまったので、期待以上ではなかったという印象もあり、★4つでした。 | ||||
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600ページ弱、特に苦労せずに読みましたが、こんなに長い必要があったのか…。 犯人逮捕もあっさりだったし、読後のカタルシスもなかった。 Amazonの評価が高すぎると思うので、星ひとつです。 | ||||
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ストーリーにひねりも何もない。オリンピックの身代金が素晴らしかっただけに、同じ時代を背景とした犯罪小説ということで期待しただけに非常に残念。 警察の間抜けさ、犯人の身勝手さ・馬鹿さかげん、旅館の娘・息子の想像力のなさにイライラがつのるだけ。 魅力的な人物が一人もいない。読了後は不快感のみ。 | ||||
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文章に読ませる力はあると感じるが、帯にあるような「すべてのジャンルを超越する感動」や「犯罪ミステリの最高峰」というような要素は感じられなかった。評価がこんなに高い理由がわからず、それを期待して読んだだけにガッカリな印象が残る作品でした。 | ||||
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こういう作品は、好みが分かれると思いますが、最後まで読者を引っ張る力はあります。時代背景とか、登場人物のそれぞれの事情とか、考えさせられます。著者の作品の中では必読の一冊だと思います。 | ||||
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東京オリンピツクの時、自分は中学1年で、家庭が貧しく、犯人が東京で夢見たのも良く分かる、この時の社会描写がさすがに作者はうまい。 (オリンピツクの身代金)でも社会描写のうまさに驚いた。世の中が、豊になろうと突き進んでいたので、障害者、弱者に目が届かず、決果悲惨な事が起きたのではと思う。50年前にタイムスリツプし、時間が過ぎるの忘れ、熟読出来た。 | ||||
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久しぶりの有給の一日。一気に読みました。 本当に素晴らしい作家さんだと改めて感動しました。 ありがとうございます! | ||||
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奥田英朗は大ファンです。面白いよ | ||||
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好きな作家の一人。 ストーリーもさることながら文章のテンポが良いので一気に読み進める。 前回の東京オリンピック前という時代背景でありながら古さを感じさせないのはまさにこの作家の力量というべきだろう。 | ||||
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他の方のコメントにもあるように、産まれる前の昭和オリンピックの時代を背景に、現実味がなく、どーかなぁ。と思いながらも、著者の「邪魔」がとても面白かったので、こちらも購入しました。 つい最近、邪魔を読み、私の好きな作家さんの中に奥田英朗さんが入りましたが、こちらの「罪の轍」で、好きなランキング、トップになりました。 | ||||
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北海道出身の脳に障がいを持つ20歳の男と、警察内のお話、帰化した朝鮮人の娘目線のお話が次々と出てきます。 正直、最初の100ページまでは読み進めるのが大変でした。特に警察のお話では一気にいろんな人が多数あだ名で出てきてもう誰が誰だよ…という感じで。 ただ、100ページを超えたあたりでだんだん面白くなってきて、誘拐が起こったあたりになるともう次へ次へと読みたくなって、気が付けば夜明けという具合でした。 ずっとじらされ続けた警察側にすっかりと感情移入してしまい、最後のほうでは胸がいっぱいになりました。 | ||||
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昭和27年生まれの私にはまさにリアリルタイム。登場人物一人一人の感情描写、のめり込んで読んでしまいました。邪魔、最悪、インザプール…転がるように転落していく人の心が、悲しいです。 | ||||
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ナオミとカナコもそうでしたけど、ずるずる引き伸ばしてる感じがします。 余計なものが多い。人物も多すぎて、外見的な特徴も書かれていないので読んでいて楽しくない。半分で辞めました。 「イン・ザ・プール」は面白かったのに残念です | ||||
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救いのない話だけれど、それでも最後までグイグイ読ませてしまうのがこの作家の力量だろう。今流行りの行間スカスカ、超「読みやすい」体裁ではない、本物のエンタメ小説だ。 おまけに、時代考証がしっかりしている。当時の刑事で自宅に電話があるやつなんて殆どいないなど、細かい既述にもハッとする驚きがある。 たった一つの不満は、途端に展開が遅くなる後半200ページ。なんだかモタモタする感じ。もうちょっと絞れるのでは? | ||||
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なぜ、こんなにも評価が高いのか? ドキドキ、ハラハラしたかったが、 出来なかった。 たくさんのページ読んだのに。 帯にミステリーの最高峰とあったので、 買ってしまった。 著者の他の本は、良かったのが、あったので、期待していましたが、 いつ面白くなるのか?と読み続けていたら読み終えてしまった。 読ませる というのは分かるけど | ||||
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久しぶりの奥田ワ―ルド 昭和を書かせたらピカイチ 1963年、東京オリンピックの前年に起きた吉展ちゃん誘拐事件をもとにしていて、 あの当時の描写は秀逸 読後感が切ないのも 奥田ならではか 最後は息つかせずに読ませてくれるのは 流石でもあり 読者の喜びでもあり ちょっと長いが これだけ読ませてくれたら 仕方ないか | ||||
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奥田さんの文章は読みやすいので約1000ページすぐに読めた。最後の逆転を期待してたけど、うーーん、もう一捻り欲しかった。犯人役が四千等身の後藤で映像化して、話題のテセウスと同様、犯人変えても面白いかも。 | ||||
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著者のファンで、殆どの作品を読んでますが、これは正直全く面白くなかったです。どんなラストが待っているのか期待しましたが、なんのひねりもなく終わってしまいました。なんで、こんなに評価が高いのか全く理解できません。 | ||||
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待ちに待った著者の新作。訳あってようやく読了しました。 一言で言うと、「東京オリンピックの身代金」の時代、あの「吉展ちゃん誘拐殺人事件」を下敷きにした犯罪小説、警察小説です。 北海道礼文島の自然描写と薄幸の犯人の対比が、非常に印象的でした。警察機構の詳細や時代背景の丁寧なリサーチにより、昭和世代の私にはすんなり物語になじめました。 軽妙なエッセイやドクター伊良部の世界も楽しいですが、著者の長編には「救い」を求めて自分の人生に必死にあらがう市井の人々がとてもうまく描かれていると思います。 次作も期待します。 | ||||
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ひねりやトリックはないのだけれどミステリーランキングで上位という評価だけあって読み応えがある。当時の描写、その世界観がすばらしい。ニールがかっこいい。ニールを主人公にしたスピンオフが読みたい。 | ||||
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