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(短編集)

Iの悲劇



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【この小説が収録されている参考書籍】
Iの悲劇
Iの悲劇 (文春文庫)

Iの悲劇の評価: 3.88/5点 レビュー 73件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 1~20 1/4ページ
No.73:
(3pt)

そこへ向かっていたのですね

この小説はどこに向かっていくのだろうと思いながら読み進めていましたが、なるほど、最後はそういう事でしたか。
過疎地域の理想と現実ですかね。理想のみで地方行政は語れず。主人公と弟の会話は非常に考えさせられる。なにもできないけど。脳内では万願寺と観山のペアは「岸辺露伴は動かない」の高橋一生と飯豊まりえでしたね。トリックに多少無理があるでしょーと思いながらも納得の結末でした。
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No.72:
(4pt)

タイトルどおりとしか言いようがない

いくつもの地続きの短編から成る物語。
どれも面白く読めるけど最後は米澤穂信らしい強烈な毒を浴びせられてその後は数日間人間不信状態になった。
読後感はボトルネックに並ぶ。
この作者は時々登場人物に対して鬼畜かと思うほど残酷な仕打ちをする。それがクセになるのだけど。
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No.71:
(4pt)

過疎地域について考えさせられる本

(a) アマゾンの商品説明には以下の紹介文が載っています。
無人になって6年が過ぎた山間の集落・簑石を再生させるプロジェクトが、市長の肝いりで始動した。市役所の「甦り課」で移住者たちの支援を担当することになった万願寺だが、課長の西野も新人の観山もやる気なし。しかも、公募で集まってきた定住希望者たちは、次々とトラブルに見舞われ、一人また一人と簑石を去って行き……。
(b) この本の舞台設定は、これで十分に説明されています。この風変りな設定の中で、次々に起こるちょっと異色の事件を1章ごとに描いた連作短編集です。
(c) それぞれの短編は、殊更に深い話があるわけではなく、ちょっとしたミステリーばかりなのですが、さすがに米澤穂信さんだけあって「上手だなあ」と思ってしまいます。穂信作品らしく、独特のほの暗い空気感を楽しめる本です。
(d) 本書は、ミステリー短編集でありながら、1冊を通して読むと、地方とは何なのかとか、限界集落を維持する必要性はあるのかというふうに、高齢化が進み、人口減少や過疎化に直面する日本の地方の姿について考えさせられます。
(e) 楽しみながら読み終えて、独特のやるせなさを感じ、考えさせられる本であり、読むに値する良い本と思います。
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No.70:
(5pt)

本の表紙そのまま

もし、ドラマ化するなら上司は「佐戸井けん太」で部下の彼女は「木村文乃」、主人公は…
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No.69:
(1pt)

米澤作品にしては……

米澤穂信の作品にしてはトリックや話のレベルがかなり低く、おすすめしません。
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No.68:
(3pt)

「そして、誰もいなくなった。」

住人全て退去してしまい、無人となった集落、簑石。この簑石に住人を誘致して村を蘇らせよう、と市長が提案したプロジェクトが「蘇り課」だった。田舎で暮らしたいという人びとが簑石に移住してくるのだが、いずれもクセがあったり、様ざまな事情があり、やがて「事件」が勃発して…という「短篇連作集」。
 米澤穂信さんの小説を読むと、その真面目さ、勤勉さに、頭が下がるのだけれど、この一冊も「限界集落」「地方行政」「近隣住民とトラブル」という社会的テーマをミステリに盛りこんでいる。

 ここからけっこうネタバレ。短篇のトリックはけっこう予測がつくというか、あまりこっていず、また、「どんでん返しで有名」ということで購入して読んでみたのだが、物語を一貫させるために付け加えられた章で、だいたいの見当はついてしまうので、「米澤さん、そこまで読者に対してフェアでなくても…」と感じた。
 また、今まで読みつづけた最後につきつけられる「真相」が、むしろこの問題提起についてマイナスの印象を与えるのではないか?と正直、心配になってしまった。

 ぼくが感心したのは412ページの〈初出〉の部分。まず、本としては第一章に当たる「軽い雨」が2010年に(おそらく短篇)として書かれており、2013年には第四章「黒い網」、2015年に第三章「重い本」、2019年に第六章「白い仏」が書かれていて、その他の「序章」「第二章」「第五章」「終章」は単行本になる際に書き下ろされ、書き加えられており、これによって「一つの流れのある短篇連作集」としてまとまっている。
 おそらく作者のなかでは、第一章を独立した短篇として書いた時点でなんらかの手ごたえがあり、数年にわたって「シリーズ」として続けることによって熟成されていき、ついにまとまったのだと想像してみた。それにしても一冊の本を作るのに9年かかるのだなあ、小説は奥が深い。
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No.67:
(3pt)

クスッと笑ってしまうところがちょいちょいある

あまり内容を確認せず読んだんですが、なかなかユニークなお話しでした
最初ミステリーだっけ?と思って読んでいたんですが、どうやらそんな感じでもない、ほのぼの系?とミステリーの間ぐらいの感じです
一章ごとに登場人物が代わりその人毎のエピソードが完結していくんですが、その中に若干ミステリー的な要素があります
そして、最後に全体を通しての謎解きまではいかないですが、これら全ての出来の目的が明らかになります
それが日本の過疎というテーマで括られている
そんなお話でした
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No.66:
(4pt)

さすが読ませる日本版『そして誰もいなくなった』

さすが、読ませる。
著者も『そして誰もいなくなった』に憧れ、それを日本に“甦らせた”かったからこその「甦り課」だと思われる。
しかし、やはりこのテーマの宿命として、救いがなく、虚しく、物悲しい終末しか許されないようだ。
殺人が起こらないせいか、住民の減少に元作のような緊迫感の高まりが感じられないのは、思い返して残念。
小品の良作ではあるが、オマージュとしては期待とはいささか異なるものだ。
でも、行政現場の実態や、少子化と過疎化による限界集落の現状については、身に迫るようなリアリティと誠実さがあって、とても勉強になる本。
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No.65:
(3pt)

嘔吐感を催すような醜怪な犯人像

犯人、というより、黒幕、と呼ぶべきか。途中で何となく察しがつくのは良いとして、彼らは彼らのなりの言い分も罪悪感も吐露はしているのだけども、むしろ逆に醜怪な印象が深まってしまった。まだ残虐な凶悪犯であったほうがすきっりしたかも知れない。まともな思考能力や感性を持った人間がやることじゃないですぜ。人の人生を何だと思ってるんだ。社会問題提起として重要なものを含んでいることは認めるものの、エンタテインメントとしては疑問が残った。あえて「最凶犯人小説」を狙ったとも思えないふしもあるし。
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No.64:
(5pt)

人物像と組み合わせと構成と

人物像はリアルです。会社にも、知人にもいそうです。それだけでは、エンターティメントにはならないので、米澤さんは、それらの人物を交差させて、コンフリクトを生じさせ、ミステリーに仕上げていきます。
 視点は万願寺さんで、インプレッサを運転させます。プリウスや86、クラウンではないところに、彼の人物像を想像させます。
 弟と廃れていく地方問題を会話させるだけに留まらず、除雪費用や救急車両の所要時間にふれながら、米澤さんは、物語の成立をごく自然に読者に納得させてしまいます。
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No.63:
(5pt)

毎回同じ結果の短編だが、今後の日本の地域復興を考えさせられた

章ごとにすべて結末は同じ。それは気にならないが、地域復興の難しさを実感させられた
2040年か50年には半分の自治体が消滅する。
他人事ではないん
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No.62:
(4pt)

設定のせいか

米澤さんの作品が好きでほとんど読んでいますが
本書はめずらしく読後に物足りなさを感じました。
最後のどんでん返しがなければ普通の作品でした。
主人公の設定が無難過ぎたと感じます。
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No.61:
(3pt)

いうほどでもない

短編の形式をしていて最後に繋がる。この作者の常ですね。
全体的に軽いというか最後のオチも「でしょうね」といった感じで驚きはないです。
あと「10しかけたうち1うまくいった」のを見せられればそら「都合よくいきすぎでは?」と思われても仕方ないと思います。
途中、主人公と弟の価値観の違いによる討論がありますが、それでこの小説の全てで、答えはでません。話的には弟側でしょうか。現実的な問題でもありますし。
ただまぁ、全体的に面白くなかったです。「そうはならんやろ」って思っちゃうので。
あと、目的の割に結構リスキーなことしてると思うんですよね。下手したらというか運が良かっただけで死人出てもおかしくないですし。
胸糞悪いとは思いませんが、そこまでやる価値ある?って感じでした。
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No.60:
(5pt)

理にかなっている

次々起きる事件は現実離れしているものの、話しとしてよくよく理解できる。
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No.59:
(5pt)

主人公のその後

話の結末自体は2/3も読めば想像がつくし、既存の米澤作品を知っていれば大体分かる。それよりも余韻が素晴らしかった。主人公のその後が気になるように書かれている。自分としては、公務員を辞して弟のところへ引っ越したのではと思っているのだが。
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No.58:
(4pt)

本編は素晴らしい

後半、主人公と弟の電話での会話に著者がこの国に感じている憂いと憤りが現れていて、それこそが読者に伝えたいことなんだと迫ってきたのが印象的でした。
素晴らしい作品です。

しかし、、、

解説がクソです。のっけから「上手いこと言ってやった」というアピールが強くて不愉快極まりない解説。読むに値しません。なんでこんな解説を掲載したのか。
それこそがこの本の最大の「謎」です。

本編を読み終わったら、そのまま本を閉じてください。
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No.57:
(3pt)

うーん、微妙

うーん、公務員というのは市民、国民の生活の安全安住を支えることに従事するというのが原則だと思うのだが、なんか彼らがやっているのはその原則に対になるというか逸脱しているように思う。また、主人公に謝りたいというシーンがあるが、いやいやあーたが謝るのは税金を納めている人たちでしょ、と思う。
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No.56:
(1pt)

それぞれのハプニングがあまりにも非現実的で、途中で読むのを断念しました。

読み続けたいとの意欲が湧きませんでした。
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No.55:
(4pt)

面白いけど

本当に個人的な感想になるけど、ラストがな~。前向きな作品が最近は好きなのでちょっとそれだけ残念ですが、作品自体は面白いです。人が死なないミステリーが好きなので
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No.54:
(3pt)

最後だけちょっといい

読み進めるのがつらかったが、最終章まで読了し、完全な時間の無駄ではなかったと少し思えた。
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