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メインテーマは殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
メインテーマは殺人 (創元推理文庫)

メインテーマは殺人の評価: 3.71/5点 レビュー 66件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 41~60 3/4ページ
No.26:
(5pt)

「カササギ・・」に続いて、やられました。まいりました。

「カササギ殺人事件」も、みごとにやられましたが
続く本作「メインテーマは殺人」も見事な出来栄え。
ワトソン役として「アンソニー・ホロビッツ」という小説家が登場。
きちんきちんと、読者に提示はされていますが
残念ながら凡庸な読者である私は、作中ホロビッツ氏と同様にみどとに騙されました。

英国ドラマ「刑事フォイル」の脚本も書いているホロビッツ氏
「絹の家」という小説も実際に書いているホロビッツ氏。
自作の小説にカメオ出演するという、仕掛けにもやられました。
ドラマ「刑事フォイル」、私大好きです。
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No.25:
(5pt)

イギリスのミステリーらしい

カササギを読む前に読みました。プロットが込み入ってて細かい。風景描写もイギリスのミステリーならでわ。十分楽しめました。カササギ、これから読みます。
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No.24:
(5pt)

それしかないよねぇ~

後から考えると、それしかないよねぇ~という点で秀逸。読み安いし、テンポも良いし、実はちゃんと諸侯提示されているし、非常によくできてます。お勧めです。
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No.23:
(2pt)

臍曲りと言われようと、面白くないものは面白くない

各ミステリーランキングに騙されて読んでみたら、案の定、ごくごく凡庸な作品でした。この作品に激賞コメントを寄せる書評家やミステリーファンの気が知れません。それとも、こちらの目が節穴なのでしょうか。もう二度とミステリーランキングなんかに騙されないぞ!(ちなみに、これは今物議をかもしているヤラセ「下げ」レビューではありません)
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No.22:
(5pt)

人の心を探るコツ

驚きの謎解き
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No.21:
(5pt)

伏線は大胆、ミスデレクションはクレバー

構成上の妙と謎解きの醍醐味を堪能した「カササギ」の味わいがわすれがたく、これ以上の満足度は期待できないかなと思いながら、こわごわ読み始めたが・・・。
やはり、うならされた。
直球勝負の犯人当てミステリーながら、語り手=ワトソン役であるホロヴィッツ氏の視点と記述が、大胆な伏線をちりばめつつ、一方でクレバーなミスデレクションを醸し出す巧妙さ。
虚実のあいまったエピソードも楽しい。
2019ベストワン評価は、伊達ではなかった。
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No.20:
(2pt)

これで授賞?

本人が作家。作品の自慢?延々と読者側は「凄ーい」の反応をしないといけない? 正直、うざい( -д-)
うざいがキツすぎて、面白いと実感できたのは後半から-----沢山の作品を出版してるようですが、私的に2冊目を読みたいの感動がわかない作家です。
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No.19:
(5pt)

探偵の虜に…

カササギ殺人の方は上巻を読んでそのまま、こちらを読んでしまいました。
作者自身がワトソン役で、本当に現代のシャーロックホームズのような。作者の仕事がそのまま本の中でも生かされていて、某映画監督や俳優の名前が出てきたり映画好きな人ならニヤリとするのではないでしょうか。

内容も本当に現実に起きた事件をまとめているようで、楽しく読めました。
探偵のホーソーンも最初はピンときませんでしたがだんだんと人間味が増していき、最後にはすっかりホーソーンの虜になっていました笑
謎も、どうせこんな感じかなと思っていたのと違っていて、どんでん返しとは違いますが結末まで楽しめました。

カササギ殺人は続編が出るようですが、是非こちらもシリーズ化して頂きたいです。またこの世界観に浸りたいと思ってしまいます。ひさびさに読み終わるのが惜しいと思いました。
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No.18:
(5pt)

ストレートな謎解きが楽しい。

元刑事のホーソーンと殺人事件をノベライズするホロヴイッツ。この二人がホームズとワトスン役を担う。本作品の著書であるホロヴイッツが作中で書かれようとしている本の著者として登場するという構造であるが、そんなに混乱するものはない。むしろ現実と作中の出来事がリンクするようで楽しく読めた。

物語では、ある女性が自分の葬式の手配を終えたその日に殺害される。そしてその女性の葬儀の日に息子が惨殺される。共通点は10年前の双子の自動車事故に関するもの。そこから捜査が始まるが、犯人は意外な人物だった。分かりそうで分からないトリック。うまく騙されました。個人的にはカササギ殺人事件よりも面白かったです。
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No.17:
(5pt)

絶対に騙されます

「カササギ殺人事件」は二度と使えない内容だと思ったけれど、こちらは正統派のミステリーという感じです。じっくり読んだのに騙されました。
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No.16:
(5pt)

ホントに最後まで犯人は解らないです、謎解きも凝ってますよ

アンソニー・ホロヴィッツという名前は前から、気になってました。ポアロものを見ていた時、面白いなと思える脚本には必ずこの名前がありました。そして刑事{フォイル」。これは全編彼なので大喜びでした。勿論カササギもとっくに読了。そしてこの「メインテーマは殺人」です。もう読むのももどかしく、しかも作者がワトソン役ですから、ご自身の作品も出てきて、なお面白い。とにかく読んでみてくださいませ。
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No.15:
(4pt)

すっきりした作品

動機やトリックのヒント提示がシンプルながら気づきにくい構成になっているので
解決編の読後感が爽やかです。反面、「やや過剰な業界裏話」「首をひねりたくなる薬物知識」
「イギリス(英語圏)ならではのヒント」も目に付いたのが残念でした。
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No.14:
(2pt)

これでミステリ4冠?

前作『カササギ殺人事件』はとても面白いと思ったけど、『メインテーマは殺人』の方はいまいちだった。期待していただけに、真犯人とその殺人動機がわかったときは、心底がっかりした。あまりに凡庸、あまりにありきたりで、新奇性がない。

破綻なくうまくまとめられてはいるけど、この程度でミステリ4冠なんて、ミステリというジャンルの低迷ぶりを示しているような気がする。
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No.13:
(4pt)

真新しさ的には前作に軍配あり

『カササギ殺人事件』は二重構造のミステリーでしたが、今作品は作者がワトソン役を買って出るという現実とフィクションが錯綜した作り。あまりにも現実に存在するものがたくさん作中に登場するので、いちいちスマホ片手に裏をとりたくなる衝動に駆られました。ミステリーものにありがちな「なんだ、肝心なヒントが書かれてないなら読者は絶対謎解きできないじゃないか」ということは一切ないので、そこはミステリーとしては評価大だと思います。個人的には作中でちょっと嫌われ者だったホーソーンのキャラは好きでしたが、ワトソン役のアンソニー・ホロヴィッツが延々と自作の宣伝とも自慢ともとれる話を語っているキャラには辟易しました。
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No.12:
(5pt)

作者自身がワトソン役を務めるという凝った趣向だけではなく、伏線の回収がフェアで鮮やかな傑作

「カササギ殺人事件」ではクリスティへの郷愁が漂っていた(その割には下巻が冴えない)が、本作はホームズ物の体裁で作者自身がワトソン役を務めるという凝った趣向のミステリ。ホームズ役は(型通りの)天才肌で変人の元刑事ホーソ-ン。扱うのは、自身の葬儀の手配を済ませた数時間後に絞殺された資産家の老婦人の事件。バーナビー、マープル、レンデル等の名称がさりげなく出て来て、遊び心が満載である。

ホーソ-ンが「俺を主人公にしたミステリを書いてくれ」、と押し売りした結果、作者が心ならずも本作を執筆したという設定で、2人の仲は必ずしも円満ではなく、コメディ・タッチの描写も多く(作者の饒舌も多い)が、ホーソ-ンの観察眼はホームズの如く直観推理の切れ味がある。少し調べると、老婦人は双子の子供を轢き逃げ(一方は死亡、他方は重大損傷)した過去がある事が分かる(老婦人が息子を庇った可能性もある)。続いて、その息子(今はハリウッド俳優)が惨殺されるが、これだけ大っぴらに書いておいて、双子の関係者が犯人では余りにも曲がないし、老婦人の直前葬儀手配の意味も解けない。しかし、ここからが見せ場で、ホーソ-ンの捜査は地道になり、轢き逃げ事件の真相を暴くと共に、過去の因縁を捜索・考察して、意外な犯人へと導く過程が見事。前半の伏線を上手くフェアに回収している点にも感心した。特に、老婦人の直前葬儀手配の問題を、「八百屋お七」にも似た動機・手段で解決している点が鮮やか。ミステリ的出来栄えは「カササギ殺人事件」より上だろう。

作者の脚本をスピルバーグが映画化するといった与太話を初め、出版界・映画界の虚実まみれのエピソードも楽しめる。ミステリ作家としての作者の力量が十二分に発揮された傑作だと思った。
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No.11:
(4pt)

去年の覇者は今年も覇者か

カササギよりはボリュームが少ない分だけやや劣るかも。非常に読みやすい文体で犯人も納得。日本でも今年起きた高齢者の運転により犠牲者がでて、しかも微罪で済まされるという状況がイギリスでも問題になっていたことに驚きました。あまりにタイムリーな設定!!小説中にスピルバーグやピータージャクソンが実名で出てくることにびっくり権利関係はどうなってるのだろう。
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No.10:
(3pt)

英国の知識人にはシェイクスピアが根付いているだろうなあ

したがって日本人には色々と種明かしされても、う~んって感じでした。まっ古典的ルールに基づいて作られているって感じ。目くらましも多数だし。「カササギ」よりは一歩も二歩も今一つ、でした。このシリーズ、まだ続くようだけど、どうなんだろ。
それにしても東京創元社よ、活字の大きさはどうにかならぬものか。読者層を想定して、もっちょっと大きくして欲しい。他の文庫も同様。見にくくてタマラン。読書しない、ではなくて、したくてももはやあの大きさの活字はつらいのよ、ジジイには。
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No.9:
(5pt)

ホーソーン登場!

「自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか?」(本文より抜粋)

アンソニー・ホロヴィッツ自身がワトスン役、ホームズ役にホーソーンという元刑事が加わり殺人事件に挑む。時代は現代で、出てくる人物も実在の人物が混じっていて、読みながら少し混乱する。混乱すること自体おかしいのだが、あえてそれを狙ったのならハマってしまった。
例えばホロヴィッツは脚本家という設定(事実、著者は脚本家から小説家になっている)なので、次回作の『タンタンの冒険2』に忙しい。その打ち合わせには、映画監督のスピルバーグとピーター・ジャクソンがアメリカから来ている。実際、『タンタンの冒険』はこの二人で2011年に映画化されていて、『タンタンの冒険2』が実際にシリーズ化されたのかと一瞬混乱する。ここで作者のホロヴィッツはアメリカと英国の映画業界の違いを並べ立て、スピルバーグにいたっては、『プライベート・ライアン』の血なまぐさい冒頭シーンを撮っているわりには暴力が苦手だとか、ピーター・ジャクソンとホーソーンを会話させたり、やりたい放題だ。そしてこうした実在の人物たちに混じって被害者である老婦人ダイアナ・クーパーの息子ダミアン・クーパーが有名な俳優であることから、彼も実在するのかと思わせられる。ダミアン・クーパーがハリウッドに進出してドラマ『ホームランド』の主役に抜擢された、とあるのはとても面白い設定だ。何故なら『ホームランド』の主役はダミアン・ルイスだからだ。

実在する人物と架空の人物が時折混在する中で話しは進み、新たな殺人事件も発生する。ホロヴィッツは英国のエンターテイメント業界で仕事をしてきただけに、ストーリー展開が上手い。ユーモアと皮肉混じりの文章にニヤニヤしながらあっという間に読了した。ミステリーでありながらも映画や海外ドラマ好きにはさらに楽しめる内容だ。このコンビで次回作も続くらしい。まだまだ謎の多いホーソーンの人物像がどのように描かれていくのか、期待が膨らむ。
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No.8:
(3pt)

もどかしい!

作家本人が事件捜査に巻き込まれるという設定で、本当かわかりませんが、業界のこぼれ話がたくさん出てきます。スティーヴン スピルバーグやピーター ジャクソンという超有名映画人の名前も。

作家の相棒となる元刑事はとにかく嫌な男でイライラさせられます。彼が思わせぶりで秘密主義なため、じれったくなります。

ストレスが極限まで高まったところで流れが変わって大団円。しかし、スッキリ感はありませんでした。終わりがあまりに唐突過ぎたのかもしれません。
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No.7:
(5pt)

探偵役ホーソーンと語り手ホロヴィッツの対比が面白い。

前作「カササギ殺人事件」が神作品だったので読んでみた。
「カササギ」程の斬新さや派手さはないが、ホロヴィッツ自身が語り手となっているやや変化球的な本格ミステリ。
しかし、タイトルの通り連続殺人の犯人当てがテーマであり、読者には作中にきちんと謎解きのヒントが呈示されており、フェアな作品である。読了後はとてつもない疲労感を覚えるし、頭が追いつかない部分があるが、二度読みすると納得。よくできた作品だと感動すら覚える。

探偵役は元刑事のホーソーン。地道に事実のみを集め検証し真実を導いていくホーソーンと、感情やイメージといった自分の主観で推理していくホロヴィッツの対比が面白い。ホーソーンがホロヴィッツを怒る場面がよく出てくるが、その理由も最後まで読めば「なるほど・・・」と納得してしまう。
このシリーズはまだまだ続編が出るらしいので、次回作が楽しみである。
メインテーマは殺人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:メインテーマは殺人 (創元推理文庫)より
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