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コフィン・ダンサー
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コフィン・ダンサーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 41~60 3/4ページ
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上質なシリーズ物はその質が高いほど大きなリスクを負っています。 その一、そのシリーズに熱烈なファンがつけばつくほど、彼らや出版社は次回作 を熱望して作者に別の仕事をすることを拒みます。本シリーズのように綿密な プロットや綿密な取材に基づくディテールを必要とする作品であればなおのこと 作者の時間はシリーズ物に費やされてしまいます。その二、シリーズが重なるほど 新しい読者は増え辛くなり、どんなに派手なマーケティング・プランを立てても 部数は頭打ちになる。シリーズ物というだけで敬遠する読者は多いだろうし、 今更第一作から順に読む奇特な人はそういるわけではない。そう私はその数少ない 奇特な読者です。先日本棚でほこりをかぶっていた「ボーン・コレクター」を 読んだ後、早速本書を手にしました。 本書を読むのであれば前作の「ボーン・コレクター」は必読になります。登場 人物の造詣は前作を読まずしては半分ほどしか理解できないかと思います。 ストーリーに関しては文句なく☆5つなのですが、前作を読んでいればリンカー ン・ライムの世界が立体的になり☆6つにも7つにも厚みが感じられます。これ がシリーズ20作以上となってくるとさすがに手が出しづらくなりますが、本シ リーズはまだ最新の「ウォッチ・メーカー」でまだ7作目なので、本好きであれば十 分射程圏内でしょう。シリーズの世界観は超一級です。 今からでも遅くありません。リンカーン・ライム・シリーズは第一作から順に 読むに値するシリーズ物だと思います。 | ||||
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一作目「ボーン・コレクター」も当然面白い。 だが、主人公が自殺志願だったり、ボーンコレクターの殺し方がかなりひどかったり、一部引くところもあり、娯楽小説ということを考えると今回の方がまとまっている感じ。 犯人との追いかけっこは「ジャッカルの日」を思わせ、狙撃の仕方は「スティーブン・ハンター」の著書を思わせます。 最後にどんでん返しが何回かありますが、確かに少し強引な気がしないでもなし。 ま、娯楽小説なので素直に著者に従い楽しんで読むのが一番でしょう。 | ||||
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上巻までは淡々とストーリーが展開しているような気がして、猟奇殺人だったこともあり前作のほうがハラハラドキドキしながら読んだな、なんて思っていたけど下巻の半分を過ぎたあたりからは一気にたたみかけるような展開が続いて最後の1ページまでジリジリした気持ちで楽しめた。臨場感伝わる着陸のシーンや、伏線を気にしながら読み進めていたつもりだったけど「そうくるか!」的などんでん返し、そしてアメリアとライムの関係…次作もさっそく読みたくなった。 | ||||
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上巻までは淡々とストーリーが展開しているような気がして、猟奇殺人だったこともあり前作のほうがハラハラドキドキしながら読んだな、なんて思っていたけど下巻の半分を過ぎたあたりからは一気にたたみかけるような展開が続いて最後の1ページまでジリジリした気持ちで楽しめた。臨場感伝わる着陸のシーンや、伏線を気にしながら読み進めていたつもりだったけど「そうくるか!」的などんでん返し、そしてアメリアとライムの関係…次作もさっそく読みたくなった。 | ||||
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不吉な予感と共に,シカゴ・オヘア空港へのフライトへ臨んだエドは,その不安と共に飛行機ごと爆破されてしまった。そのころ主人公である四肢麻痺の科学捜査学者:リンカーン・ライムは,FBI捜査官失踪に関する証拠物件である,目の前の顕微鏡に写された砂粒の由来という立ちはだかる難問へ臨んでいた。そこへニューヨーク市警捜査官:ロンが希有の殺し屋コフィンダンサーに関する事件をライムへ持ちかけてくる・・・ リンカーン・ライムシリーズの『ボーンコレクター』に続く第2作目。1作目よりもライムとその周辺機器もパワーアップ,そしてライムとダンサーの知的駆け引き,さらにどんでん返しと何でもありの展開で読者を飽きさせない作品である。この一作品にこれだけのものをよくこれだけの内容を盛り込んだなぁ・・・と感心させられるような内容である。個人的には,あまり派手な展開ではなく,1作目のように精神的にジリジリくるようなものが好きであったが,次作を間違いなく読みたくなるものであった。 | ||||
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不吉な予感と共に,シカゴ・オヘア空港へのフライトへ臨んだエドは,その不安と共に飛行機ごと爆破されてしまった。そのころ主人公である四肢麻痺の科学捜査学者:リンカーン・ライムは,FBI捜査官失踪に関する証拠物件である,目の前の顕微鏡に写された砂粒の由来という立ちはだかる難問へ臨んでいた。そこへニューヨーク市警捜査官:ロンが希有の殺し屋コフィンダンサーに関する事件をライムへ持ちかけてくる・・・ リンカーン・ライムシリーズの『ボーンコレクター』に続く第2作目。1作目よりもライムとその周辺機器もパワーアップ,そしてライムとダンサーの知的駆け引き,さらにどんでん返しと何でもありの展開で読者を飽きさせない作品である。この一作品にこれだけのものをよくこれだけの内容を盛り込んだなぁ・・・と感心させられるような内容である。個人的には,あまり派手な展開ではなく,1作目のように精神的にジリジリくるようなものが好きであったが,次作を間違いなく読みたくなるものであった。 | ||||
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ライムの次なる敵は、依頼されたターゲットは決して外さない、殺し屋‘コフィン・ダンサー’。 拘置されている大物武器密売商の裁判で、彼を有罪にする3人の重要証人を抹殺するべく雇われた‘ダンサー’。そのうちのひとりが航空機に仕掛けられた爆弾で事故死するところから物語の幕が開く。ライムは、45時間後の大陪審まで残るふたりの証人を守り、‘ダンサー’を倒さなければならない。実はライム自身も、5年前、‘ダンサー’に部下をふたり殺されていた。今回はその復讐でもあるのだ。 ライムは、ときには顕微鏡でなければ見えないほどの微細証拠物件の解析と、それらをもとにして、先を読む鋭い洞察力で罠を張るが、‘ダンサー’も動物のような勘で次々とかいくぐり、目的を果たすべく、狡猾な頭脳と行動力で、執拗に獲物を狙う。 そして物語は、再び爆弾を仕掛けられた航空機をめぐる空中での攻防シーンから、‘ダンサー’最後の襲撃へとなだれ込む。 そして、さすがはディーヴァー、ラストにはとっておきの“どんでん返し”が待っていた。 本書は、迫り来るゼロアワーの制限のなかで、次々と繰り広げられるライムVS‘ダンサー’の息詰まる対決で貫かれており、密度の濃いスリルとサスペンスの波状攻撃に読者はさらされる。 前作同様、アメリア・サックスをはじめ、ライムを取り巻くメンバーと、科学捜査の粋を集めた豊富なディテールも健在だ。さらに今回は、‘ダンサー’逮捕に執念を燃やし、珍しく感情をむき出しにするライムの姿からは鬼気迫るものを感じる。 | ||||
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「ボーンコレクター」は今ひとつ乗り切れなかったのですが、今作はかなりおもしろかったです。48時間という時間的な制約と、空間移動をあまり広範囲にしていない構成がこの手の作品にありがちな物語の散漫を押さえていると思います。ハリウッド映画的な派手さに加え、追う者、追われる者のキャラクターもしっかり描けています。最後の二転三転もよくできていて、アメリカ産の良質なミステリーといった感じです。 | ||||
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いかにも「アメリカのミステリー」的な作品であってそれ以上でもそれ以下でもない気がしました。映像化すれば映える、最後にどんでん返し、etc・・・・・そういった感じなので安心して読めるのは良いですが、もうちょっと他の物も期待したくなります。 細部に関しては突っ込みたくなる時もありますが、それを言うとキリが無くなる小説も多いのでこのくらいなら問題ないでしょう。(笑) | ||||
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『ボーンコレクター』の主人公リンカーン・ライムが活躍するシリーズの第2弾です。 プロ中のプロの殺し屋コフィン・ダンサーとライムが知能の限りを尽くしてお互いを追い詰めていく話がメチャメチャおもしろいです。わたし的には、シリーズ第5弾の『The Vanished Man』まで読んだ中でのシリーズ最高作だと思います。 | ||||
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前作「ボーンコレクター」以上にワクワクして読めた一作です。作者の人気が納得できる傑作ミステリーでした。 殺し屋コフィン・ダンサーとライムの壮絶な頭脳戦、前線でダンサーと対峙するアメリア達との銃撃戦など息をもつかせぬジェットコースターノベルであり、かつ、綿密に書き込まれ読者を罠に導く憎らしい程の超一品ミステリーです。 今更、著名なシリーズを絶賛するのも恥ずかしいのですが、ここ数年で私が読んだ小説の中でもベスト級の出来映えでした。 読んでるこちらがコフィン・ダンサーで、作者がリンカーン・ライムかと思わされました。作者には脱帽です。 | ||||
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肯定的な意見が多くかなり人気があるようだ。でも私にはそこまで評価される理由がいまいちわからなかった。登場人物に感情移入できないし、主人公やサブキャラのほとんどを好きになれなかった。それ以上に問題だと思ったのが文章力。特に会話文はどうかと思う。洒落た会話も特になく、かなり説明調でただ物語の進行上必要だから会話文を書いているといった感じ。ただ文章自体がいかにもアメリカの作家といった感じなのでただの好みなのかも知れない。それでも会話文などはイギリスの作家のほうが一枚も二枚も上手であるように思う。ストーリーはたしかにどんでん返しもありおもしろいとは思うのだけれど、キャラクター、文章力と一番大事なものが欠けていて(あくまで私的には、だけれど)、どうものめりこむというところまではいかなかった。はじめに書いたように他の人の評価はすこぶる良いので、この作家が私には合わなかったというだけの話なのかもしれない。なのでまだ読んでいない人はとりあえず読んでみるのがいいかも。 | ||||
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リンカーン・ライム&アメリア・サックスシリーズの中で一番のお薦めです。ジェフリー・ディーヴアーお得意の最後のどんでん返しが一番強烈な作品だと思います。最新作の、魔術師(イリュージョニスト)は、最後には、なんだぁ結局そこに行っちゃうんだ.... なんかがっかりという感じで読みましたが、それは先にこれを読んでいたからだと思います。ライムに対抗する犯罪者としては、”マレリック”はスケールが大きいですが、江戸川乱歩の二十面相のような”安っぽさ”を感じてしまいました。それに比べると、コフィンダンサーはなかなか「これくらいの仕事請負人」がその辺りに居そうな恐さを感じてしまいます。 | ||||
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捜査上の化学分析で使われる用語や、飛行機のメカニックに関する用語は難しい。ただ判らなくても、ストーリー理解においては大した問題ではありません。展開はスピーディで、本を閉じるのが躊躇われるぐらい引き込まれます。でも、ところどころ「有り得な~い!」とツッコミを入れたくなる箇所がある。これが映画なら「ハラハラドキドキ」の手に汗握る大事なシーンになるのでしょうが、冷静に文章で読んでる分には苦笑するっきゃないというか。 | ||||
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『ボーン・コレクター』に続くリンカーン・ライムシリーズの第2弾。今回はリンカーン・ライムが、コフィン・ダンサーと呼ばれる殺し屋を相手に、フィリップ・ハンセンという武器密売人を裁く裁判の重要証人3名を守ろうと奮闘する。いつものどんでん返しがいつあるのだろうと、どんでん返しを食らわないように、注意しながら読んでいたつもりだったのですが、ものの見事に食らってしまいました。私のようにちょっとやそっとでは驚かされないぞと思いながら読んでいる読者も多いでしょうが、本当にディーヴァーには脱帽です。お見事!爽快です。リンカーン・ライムシリーズの第3弾『エンプティー・チェア』も、文庫化される日が待ち遠しいです。 | ||||
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出し抜くか出し抜かれるか、ライムと犯人の息詰まるような頭脳の戦い。展開はスピィーディーで530ページが長いとも感ずに読めました。 ただし、緻密な小説であるはずなのに、追跡する側が全く信じられないような判断をするところとか、最後ごろの二回のどんでん返しは、展開がむちゃくちゃで納得できません。伏線があろうとなかろうと、納得できる内容ではなく、この小説の面白さに水を差していると思います。 それでも、ライムと犯人の駆け引きが息詰まる内容なので、☆四つにしました。 また、私は初心者なので、英語は難解だと思いました。 | ||||
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僕はリンカーン・ライムシリーズでは現時点ではこれが最高傑作だと思います。複雑にはられた複線と精密なストーリー展開、証拠を分析する機器の完璧なまでの描写、アメリアとライムの会話のひとつひとつどれをとっても最高です。何故、「ボーンコレクター」が映画化されてこれがされないのかホントに不思議です。どうやら次の映画化は「青い虚空」になりそうですが・・・。手に取って絶対損はありません。きっと3時間後には500ページを読破しているでしょう。 | ||||
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冷徹な狙撃手を相手にした Lincoln Rhyme と Amelia Sachs の話は、この先どうなるのか?とはらはらしながらページをめくっていき、いつの間にか最後のページになっているという、Deaver らしい素晴らしいストーリーテリングです。どこから弾が飛んでくるのかわからない。誰が何の目的でそのようなことをしているのか。冷酷無比な相手を切り崩していくそのプロセスも堪能できます。 | ||||
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前作ボーンコレクターを読んでいたので少し残酷な殺人があるのかと思ったらそれは大間違いでした。(あーよかった。)ライムと犯人との頭脳戦が最初から最後までハラハラドキドキ展開されます。本筋からは目が離せないのは当然ですが、ライムとアメリアの関係にも新展開があってこっちの方にも気をとられてしまいました。アメリアもやっぱり女の子だったのね・・・ってなんだかホッとしました。シリーズものは1作目から読んだ方がよりストーリーを味わえると思います。でも!これから読んでもいいかも。 | ||||
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面白かった!Highly recommendedとしか言いようがありません。中身は読んでからのお楽しみにして下さい。昨今のForensics系のサスペンスノベルは、やたらとぐちゃぐちゃ血なまぐさい描写が多いのですが、これは本当によく練ってあるとおもいます。それと、男性作家特有といってよいのかわかりませんが、車やら機械の描写が上手ですね。これらがかなり効いています。ところで毎回おもうんですけれど、このシリーズに出てくる女性はかなりマッチョですよね。とにかく、これは「面白かった」の一言に尽きます。 飛行機の中で是非読みたい一冊でえええす。 | ||||
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