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θは遊んでくれたよ
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θは遊んでくれたよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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Gシリーズ2作目です。 マンションから転落死した男性の額に、「θ」という謎の文字が書かれていたという事件から始まるミステリー。 珍しく密室殺人ではありません。 過去のシリーズの登場人物も出てきますので、S&MシリーズやVシリーズ、四季シリーズを先に読まれることをオススメします。 | ||||
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シリーズものとは知らずに購入しました。 薄気味の悪い登場人物たちが、うすら寒い会話を重ねるだけで、大して進展もないままに第3章に入ったところで、 結末にまるで関心がなくなっていることに気づいて、読むのを止めました 良い悪いではなく、この雰囲気が僕には合いませんでした | ||||
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前作Gシリーズ1作目とほぼ同じ登場人物ですが、私は赤柳さんの活躍に期待します。丁寧な仕事ぶり、細かい辻褄の確認、ビジネスマンとしてならこういう人と働きたいです。 真相解明パートはややせかせかしてますが、辻褄合わせの時間といった感じなので、それほど重要ではないかもしれません。 | ||||
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前作『Φは壊れたね』では、納得いく推理は披露されたものの、それが正しかったのか、事件がどのように解決したかという部分は書かれておらず不満点が残ったが、今回もそのパターン。 どうやらGシリーズはこれがデフォルトらしい。 所詮フィクションなので、辻褄があう推理が描けていれば、物語的にそれがどうだったか、というのは蛇足ということだろうか? まぁ、それはそれでありかもしれないが・・・ 前作では名前のみ登場だった犀川が今回はちゃんと登場。そして萌絵とのラブコメも健在。 萌絵の携帯番号を犀川が覚えていなかった事実が発覚したシーンは本書の白眉でしょう。 事件の推理ですが、ラスト数ページというところで一気に述べられ急転直下な展開になります。 高所から落ちて死んだ人たちがみな、体の一部にΘの記号を同じ口紅で描いており、どうやら謎の宗教団体がからんでいそうだ、という事件だったのですが、鮮やかな推理で面白かったです。 前作で裏切られた、と感じた人もこれはお薦めします。 | ||||
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評価が高かったので購入しましたが、正直 私にはサッパリ 面白さが分かりませんでした…。残念!! | ||||
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このボリュームで書くところがGシリーズの特徴なんだろうけど、やや粗雑な印象。 馴染みの濃いキャラクターが活躍する一方で、被害者の記述があまりに簡素であり、 最後は何番目の被害者って言われても思い出せないほどだった。 あと、N大ほどの一流大学の大病院で、脳外科の教授が検死をしたり司法解剖をしたり、 ましてや口紅の成分分析を(それも研修医が)するなんて全く考えられない。 森センセのことだからまさか下調べを怠ったとは思えないのだが……。 事情があって法医学教室が休止していたとか……。 ま、それを言い出したら工学部の院生が警察に介入できるわけないじゃんって話になるんだけどね。 | ||||
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心理描写や背景描写もあっさりしていて、キャラクタも一人を除いてあっさりしているのでサラダみたいに気軽な作品だと思います。 でもあっさりしている分、不気味な怖さがシリーズを通して流れている気もします。 S&Mシリーズと女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)二作が好きで、Vシリーズは地の文の煩雑さやねっとりとした人間関係のからみが苦手で赤緑黒白 (講談社ノベルス)と黒猫の三角ぐらいしか好きになれなかったのですが、これは面白かったです。 つまりVシリーズのような濃度を期待しているとがっかりするかもしれません。 θは遊んでくれたよ、は、途中で真相に気付いた時に何故かぞっとして本を閉じ、その日は読むのをやめたのを思い出します。 なぜぞっとしたのかはわかりませんが、描写があっさりしている分、コアのようなものが現れていてそれがリアルで怖いのかもしれませんね。 事件のからくり解明モノとしては面白いのかどうかわかりません。ぼんやり読んでいる私でも真相に気付いたぐらいなのでミステリをたくさん読む人には物足りないだろうなと思ったぐらいです。 謎解きやキャラクタの魅力でもたせようとしている部分がない作品に見えるので、この本をお薦めできるのは「何かをさらっと読みたい人」かなと思います。 ライトな感じなので本ですがレビューを書きました。 | ||||
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森トリックは健在。 タイトルが印象的なのにシータについてはついぞ解明されない。 1冊の本の中に謎は残さないでくれ〜と言いたい。 | ||||
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「Φ」よりは分かりやすく,またまたいろんな伏線が・・・ 果たして途中から読んだ人には分かるのかどうか。 「探偵」は予想がはずれました。そっか,そう繋がるのか。 呼称が「萌絵」から「西之園」に変わっていることにいまさら気づく。前作から? | ||||
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前作に続き、Gシリーズ二作目です。 森博嗣さんの作品を読む際、トリックや犯人について深く考えることはせず、 漠然と「こんな感じじゃないかな?」とか思いながら読んでいる僕ですが、 それでも十分に楽しめる魅力が、この作品にもあります。 前作もそうでしたが、やはり主人公達の会話や行動を楽しんでいます。 特に海月及介。彼自身、そして彼を取り巻く人間関係の描写は、僕にとって このシリーズの見所の一つとなりました。 φやθといった、記号が意味することにも期待を抱かされるシリーズです。 | ||||
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Gシリーズ第2弾は、θというマークを残された連続自殺事件。久しぶりに密室ではなく、シリアルキラ物ということ、N大医学部、反町愛が主役ということもあり、萌絵の出番も十分あり、楽しめました。リトル犀川、海月及介のキャラも定着。サスペンスとして楽しめる作品でした.ただ、キャラ小説としては、今までのシリーズに比べてかなり弱いことは、否めません。これからの展開に期待しましょう. | ||||
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「彼女は個人的な信頼を失うことになります」なんて気遣い発言するとは随分な大人だ……。ただ、かつての西之園嬢は エキセントリックな人格を『演じて』いただけなので、当然と言えば当然ですな。羨ましいのはこのシリーズから遡ってS&Mシリーズにいく方々……。 きっと『萌絵』に腹が立つはず(僕は立った)。 相変わらずラヴちゃんは良い。 | ||||
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新シリーズ(Gシリーズ)の2巻目。 マンションの真下に動かなくった青年が横たわる。警察も住民も誰もが自殺であると疑わなかった。しかし一点の謎・・・それは青年の額に描かれた赤い「θ」の印。これが全ての始まりであった! 前回はこて調べであったかのように今巻から密度がグッと高くなる。 山吹らのメンバーをはじめとして西之園も再び事件に挑むが、友人の反町愛もこの奇妙な事件の検死に立ち会い巻き込まれる。今作は森作品(S&M、Vシリーズ)の人物もチラリと見えたりするので、けっこう相関がゴチャゴチャするのはのちの展開への伏線か?はたまた作者の愛着のあるキャラクターを登場させたいという思いか?どちらにしろ前巻よりも交錯する思惑が描かれている。 個人的に院生の山吹が学会誌に投稿する論文を犀川先生に見てもらう(隣には国枝先生)場面はかなり緊張感のある描写がなされていて院生も大変なのだなと感じてしまった。 今回も最後は断定を避け、読者に考えを委ねた形にしている。 もちろんトリック・犯人は挙げられているけど、きっちりと明かしてほしい。 でも意外と山吹、海月、加部谷の3人は好きなキャラクターだ。 | ||||
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これまた微妙な展開と結末だが・・・前作よりはまだ読みやすいかも。 それにしても、犀川といい国枝といい、おまけに海月という他人には一遍の興味も無し!的なキャラクターが増えてくるとさすがに鼻につく。 エキセントリックな博士的キャラは1人で十分だよ・・・どんなに優れた頭脳を持っていても、肩書きがなければただの無礼なヤツだよ。 各章に配置された形而上的な引用は、最初は深い意味があるのかと真剣に読んでいたが、最近は考えても分からない=意味が無いものとして読み飛ばす私(笑) 馴染みのキャラクターである程度は楽しく読めるが、作品自体には深い意味がありそうで、結局何も心に残らない。 | ||||
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話は面白いんだけど、物足りないような気がしないでもない。シリーズ全体に大きな謎が隠れてそうな気がするけれど、どうなんでしょう。そういう話楽しみで、どんどん小粒になってきてるような気もする。 うーん。 しかし、海月くん、浦賀和宏の安藤シリーズの後期の安藤に似てますね… | ||||
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前作もそうでしたが、ちょっと微妙。まあ森ミステリの特徴ですが、トリックというよりも、どちらかというと登場人物に重きが置かれている感じがします。確かに登場人物は魅力的です。良く描かれています。実はこのトリックはよくあるパターン。しかし前作からの流れがあるので、簡単には見破れませんでした。でも楽しめたから、良しとしますかね。それにしても、前作から引き続いているような部分が気になります。いつか解明されるのでしょうけど。きっとこのシリーズ全体に、何か大きな仕掛けがあるんでしょうね。 | ||||
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2005年5月7日リリース。Gシリーズ第二弾。 タイトルから連想したのがツー・シータのエンジンの車で遊ぶ森博嗣&西之園萌絵の姿だった。何しろ萌絵は車内では一切音楽を持ち込まず、エンジン音を楽しむお嬢様。まさしく、『θは遊んでくれたよ』だと思ったが、そうでもないようだ。(●^o^●) Gシリーズは講談社ノベルズの伝統だった二段組縦書きの伝統を最初から無視している。もっと無視していたのは島田荘司の『ネジ式サゼツキー』だったけど、あれは色々内容的な事情(特に英文の(●^o^●))があったためでやむを得ない。だからマジで無視したのは森博嗣が初めてだろう。なんともわがままではある。(●^o^●)作品としては?な出来映えで残念である。 閑話休題。第四弾は『εに誓って』と言うらしい。φ→θ→τ→εさあ、次は何だ。(●^o^●) | ||||
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両者がバランスよく練りあわされた1作、という印象。 海月君を取り巻く人間関係が興味深いですね。あまりに本人の印象が薄いと、逆に見る側が"どういう目で彼を見ているか"という部分が浮き上がってきます。そのために、彼の近くにいると、"では、自分の方はどんな目で見られているのだろうか?"ということが気になってくる。 そんな追求する側とされる側の倒錯も、探偵小説(あえてミステリとは言わない)では時に奇妙な魅力となります。考えてみると作者の好きな作家や小説にも、そういうテイストは顕著な気がする。 事件を解明するのは犀川助教授や海月君なのだけど、物語のオチは、それを関係者がどう受け止めるか、で決まる。"あなた(犯人)"がどうか、ではなく、「それが(私と)関係あるのかどうか?」。それが「Θ」の意味するところかな、とか思いました。 | ||||
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ここら辺が集大成? | ||||
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ストーリーがとあるドラマに似ていると感じた。ストーリーのすべてにおいてドラマの方が面白かった。推理もドラマにソックリで読むのが辛く感じた。もう二度とこのシリーズは読まないと思った。 | ||||
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