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大聖堂の殺人 ~The Books~



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【この小説が収録されている参考書籍】
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)

大聖堂の殺人 ~The Books~の評価: 2.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

無駄文章多すぎ…

シリーズ途中までは(3冊目ぐらい)面白かったのですが…。
十和田先生の扱いひどいし、神がかってる主要人物3人を表現するのに鬱陶しいくらいページ割いてる(その割にはいまいち伝わってこない)し、肝心のトリックも何だか今までで一番つまんないしで。
すごく残念な読後でした。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
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No.4:
(2pt)

火山の噴火はいただけない

膨張の図解は間違ってるのでは?
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
4065145325
No.3:
(1pt)

完結に敬意を表して星ひとつ

シリーズを通して読み終わりましたが『教会堂』以降はまともな推理をせず
ただただ「藤が導き神が解説する」だけでした。トリックも
「○○には~のような物理的性質がある」を提示するのみで
実行可能なのか,痕跡が残らないか等の検証を放棄しています。

エピローグ(?)が「研究に復帰した百合子が体験を基にした小説を
“周木律”のペンネームで上梓した」と脱力ものでしたし、解説も担当編集者が
書いているなど内輪ネタ・メタネタで終わったのも残念でした。

追記:「日蝕に合わせてターゲットを呼び込む」というパターンを
   どこかで見た記憶があったのですが、『太陽戦隊サンバルカン』の最終回でした(笑)。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
4065145325
No.2:
(2pt)

期待外れ

眼球堂の殺人が面白かったのと、密室殺人ものが好きなので全シリーズ読んだが、回を追うごとに面白くなくなってきているように思う。
本編の密室殺人よりも、数学や建物の持ち主の人格に対しての描写が多く、一気に読むには疲れてしまう。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
4065145325
No.1:
(2pt)

期待しすぎた感が...

ネタバレ含みます。

堂シリーズの総括として出版された本書ですが、今までの作品で描写されていた天才数学者藤衛の天才性、また堂シリーズのストーリー、それらに対する個人的な期待感が高すぎて、残念に感じました。
今回の核であるあたかも瞬間移動の如きトリックは、伽藍堂の二番煎じ感が否めず(加えて実際のスケジュールはトリック使えと言いたくなるような超人的体力前提。)また、遠隔操作による殺人はその装置を起動するタイミングが最終的には天才藤衛以外には運任せにしか見えなくて残念でした。
被害者に関してですが、それぞれの数学の分野の天才達であり、天才藤衛に誘導されて一人ずつ殺されるのですが—天才藤衛の天才的誘導の下にあった、天才数学者の天才的な性といわれたらそれまでですが—危ないとわかっていながら、しかも既に死者が出ている状態で一人でホイホイ出て行って案の定殺されているのも少し腑に落ちませんでした。
今作はこれらの粗を藤衛の天才的頭脳と超人的体力(主に体力)でカバーした殺人事件で、作中本人が連呼した"エレガントな証明"というものには泥臭い計算も必要だと考えさせられました。
教会堂の殺人装置を生み出した悪魔的発想力、鏡面堂でトリックを先読みして出し抜いた圧倒的天才性をトリック自体に反映して欲しかったです。
やや脇道にそれますが
被害者の一人は思わせぶりなキャラクターで自身を妖精と名乗るのですが、本当に思わせぶりなだけでただ凍死する中二病なのは如何なものかと思いました。

最後の解決パートでは、(過去作にて)オイラーの等式を例に出して、宮司百合子、うとう神、十和田只人が協力すれば藤衛に並ぶことができると散々言っていたのに、蓋を開けてみれば、もうこいつだけでよくね?的な感じになってしまっており、散々引っ張ってきた、闇落ちした元主役級の放浪の天才数学者、十和田只人に関しては実は腕力が強いという事が明らかになっただけでした(宮司百合子?知らん)。オイラーの等式とは一体なんだったんだという脱力物の結末です。十和田只人がどのように絡むのか?宮司百合子はどう絡むのか?とワクワクして読んだのに残念でなりません。また藤衛の真の娘は宮司百合子のみでうとう神は実は違うという事実が’全てが終わった後’にうとう神から宮司百合子(と読者)に対して明かされますが、ふーんそうなんだと思いました。(しかもうとう神だけで正直十分だったので血縁マウントとってるのかと感じました。)
シリーズ自己紹介にて、十和田只人が僕が束になってもうとう神には敵わないと言っていましたが、本当にその通りで、そのことが証明されたシリーズ完結作、大聖堂の殺人でした。

しかし堂シリーズ自体はとても秀逸で
、また本トリックのうちの一つ、断熱空間を利用した温度の操作による殺人というのはとても斬新で画期的だったという事、また作者名も利用したシリーズ完結は鮮やかだったので、今回の評価とさせてもらいました。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
4065145325

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