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λに歯がない



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λに歯がないの評価: 3.27/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(4pt)

謎が深まる

今回は、これまでタイトルに用いられてきたギリシャ文字のに加え、登場人物にも注目させられた。
赤柳、保呂草、謎の女性など過去の昨日のあの人のことかな?と色々考えさせられる一冊。
事件も解決したようなしなかったような...。
いずれにしても、今後の展開が気になる一冊。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.8:
(5pt)

さらっと

森博嗣さんのミステリーの独特な感じが満載です。 ミステリーにそれ程みんな興味がないというか、さらっと過ぎた感じ。 でもそれ以外のシリーズの謎というか展開が楽しみな感じでした。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.7:
(5pt)

Gシリーズ5作目「死の定義」とは

Gシリーズ5作目「λに歯がない」 猟奇殺人、密室、集団自殺、宗教と様々なテイストを含んだGシリーズ S&Mシリーズで主役だった犀川と萌絵はGでは後方に退いた感が続きましたが今回は犀川と萌絵を応援する私としては二人のシーンも多くてなかなか満足でした。 Gからのメインキャストである山吹、加部谷、海月も読むごとに愛着が湧いてきた三人です。しかしVシリーズのメインキャスト4人に比較するとどこか物足りなさを感じてしまうのです。 (学生キャストとはいえ小鳥遊練無や紫子の個性が強すぎたのもあるのかもしれない) 寡黙な秀才、海月及介はその洞察力、観察力に優れGシリーズの中でも魅力的なキャラクターであるけれど、秀才ではあっても階段一個ぶんはそれまで登場した秀才とは異なるのかもと思ったのが今作。 もし、大学生時代の萌絵と海月が同い年で肩を並べていたら密室殺人に対してどんなアプローチをしただろうと、ふと思いました。 萌絵の冴えた才能は作品を追うごとに柔らかく、ゆるやかになっているので、あのアグレッシブに事件に熱中した萌絵を少し懐かしく感じるのです。 今、萌絵の傍らには犀川が居る その事実が彼女を優しく留めているんでしょう。それは犀川にも言えること彼の凶気に蓋を出来るのが萌絵で、開くことが出来るのが四季博士だと漠然と思っています。 今作で萌絵が犀川に語る「死の定義」「自殺の定義」がかなり興味深く、その部分が一番印象に残ってます。 四季シリーズで「死」すら卓越した四季博士を読んだ後だから、尚更にかもしれませんが 卓越、いやもはや越えた存在を描いた後に、 改めて「死」を語る萌絵と犀川を描くのは生きている人間と「私はもう死んでいるのです」といった者の対比か? 紅子ならどう思考するのだろう? 私のなかで紅子は「殺人を描く」ことはあっても「死」は少し遠い でも今作はちょっとメンタルが落ちていたりする時は引きづられるところがある様に感じたので、落ち込んでる時には勧められない一冊です。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.6:
(5pt)

カッコいい感想は書けませんが。

今まで起きてきた出来事のどれかに何かとてつもなく深い意味がある!
そしてすべては繋がっている!
読んだ後、私の頭は漠然と、そんなことを考えていました。
この物語が向かう先はどこなのでしょう。
本当に楽しみです。

この物語の未来にわくわくさせてもらったので星5つ。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.5:
(4pt)

境界外における価値観

事件は山吹たちが実験をしていた研究所で起きる。4人の銃殺死体。死体は歯を抜かれている。そして、システム的に監視された環境下での密室である。

 このシリーズで一番『すべてがFになる』との関連性が意識されているように感じた。もちろん全く異なる部分も多いのだけれど、事件に見られる表面的な現象や犀川創平と西之園萌絵等の会話から受ける印象が似ているように思う。もちろん演者は変化しているのだけれど。
 そして、死という境界を越えた先を、人はどのようにとらえるのか、ということ。死後も生者と同様の価値観を保持するのか、脳波がフラットになれば何の価値もなくなるのか。死者が何も語らない以上、それを判断することは生者にしかできない。
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No.4:
(5pt)

やっぱり真賀田四季

何シリーズと呼ぶのか、その第何作に当たるのかも忘れてしまったが、森博嗣の西之園萌絵が登場するシリーズの最新作。
最近のこのシリーズは1冊単独では、ほとんど背景が分からず、シリーズものの前作は当然だけど、四季シリーズや他のシリーズも読んでないとダメだ。
ずるいような気もするが、S&Mシリーズからのファンにはうれしい作品群だ。
森博嗣の作品の中心は、やっぱり真賀田四季なんだな。
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4061824988
No.3:
(5pt)

もどかしさ

 とにかくもどかしい。この先には何があるのかが、全く読めない。今回の主題といか、私の感じた主題なのだが、「命」というものの議論、思考について共感させられた。何を持って「生命」なのかという事は永遠のテーマではないのだろうか?それに事件に関しても人間には必ずこのような感情をどこか一部分には持っているというもので納得できた。しかし、何故かもどかしい。S&M、Vシリーズをすべて読んでいる人はこの言葉にはできないもどかしさを感じるのではないのだろうか?視点が違うと、人格も変わって見えるのか、それともそれが成長といものなのか、それが分からない。分からないしもどかしいのだが、次が続くと思うととても楽しみだ。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.2:
(5pt)

あなたの命、あなたのものですか

トリックで読ませ、深い洞察で読ませる作品です。S&M シリーズもそうでしたよね。ネタバレになるので詳しく書けませんが、以前に四季の言っていた「命がバグで、無生物が正常」というような言葉をもう少し解説してみたような感じの話が興味深いです。今回、西之園は「みんな命を自分のもののように思っているが、それは正しくない」と気付きます。同様に、登場人物がそれぞれこの種の問題を、ちょっと説明しすぎと感じるほどに分かりやすく分析してくれます。もちろんそうした問題の答えが小説に書いてあるわけではなく、読者が自分で考えて楽しむようになっているわけです。トリックが気になってついついページをめくってしまいますが、どうぞじっくり考えながら秋の夜長をお楽しみください。どのタイプの森ファンにもご満足いただける、納得の出来。島田荘司と笠井潔を足して森博嗣を掛けた、精巧な思索ミステリです。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988
No.1:
(5pt)

楽しみ!

まだ読んでませんが、内容の面白さはもちろん、どんどん四季という世界が迫ってきている圧迫感に、とても楽しみにしています。
全部の話がつながっているように感じるけれど、森さんの頭の中はどうなっているのでしょうか。なんか果てしない3次元、いや4次元の空間をお持ちになっているのかもしれません。
タイトルでこんなに内容が想像できない小説も珍しいのでは・・・。簡単に言えば大好きです。
λに歯がない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:λに歯がない (講談社ノベルス)より
4061824988

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