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(短編集)
本と鍵の季節
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本と鍵の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 1~20 1/5ページ
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図書委員二人の青春ミステリーで、短編集として各話が綺麗に収まっている。それに加えて、全体の流れもちゃんとあり、最終話に行きつくまでに二人のキャラクターがしっかりと読者に印象付けることに成功している。最初は「青春物かぁ」とあまり期待していなかったが、いい意味で裏切られた良作だった。 | ||||
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探偵役が二人。 ホームズと助手と思いきや、補完関係。 切ないというか、セピア色のイメージ。 情が無いわけではないが、何かが枯れている。 日常系ミステリの巧者、米澤氏の人間関係の描き方に惹かれる自分が居る。 | ||||
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作者の描く高校生のミステリが大好きです。 推理はする、事実も導き出す。 それでも、真実までは到達しない。事実を知ってどう受け取るか、解釈は読者に委ねられる。 大人と違って、高校生というだけでいろいろな制約があって。 楽しかったけれど、限られたコミュニティとそこでの評価に苦しんでいた。 戻りたいとは思わないけれど、楽しくも苦しかったあの頃の気持ちを思い出しながら読めました。 次巻も楽しみです。 | ||||
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面白くて最後まで一気に読み終えました 登場人物も使う言葉も、作者らしいというか好きでした 氷菓がお好きな方は好きだと思います | ||||
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爽やかで、少しダーティーな所もあり、絶妙な読後感です。 読んでいる間は、素敵な時間空間に飛んでいたような気分です。 人に勧められて入手しまして、主人公の年代が若いので楽しめるか若干心配でしたが、予想外に良かったです。 | ||||
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「名探偵と助手」ではなく「探偵が二人」という構図が珍しく、事件によって名探偵役がどちらになるのか分からないのも面白い。 二人は図書委員という接点しかないが、なにかと二人で事件に巻き込まれる羽目になる。 互いの推理力を認めあっている二人だが、性格が似てるようで似てない二人だからこそ、同じ事件に向き合っているのに推理が異なることもある。ページが進むにつれてそれらの理由や、本質が明らかになっていく。二人の人格形成が推理に影響を与えているのも、青春ミステリーならではの醍醐味のように思う。 軽すぎず重すぎず心に残る物語になっていて、物語個人的にはかなり面白かった。 | ||||
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こんなに印象に残るラストシーンは久しぶりだった。読んで良かった。 | ||||
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良かった | ||||
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まぁこんなものかな | ||||
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図書委員の高校生コンビが活躍する連作。米澤穂信氏のヒット「氷菓」シリーズに通じる、魅力があふれています。どちらがホームズで、どちらかがワトソンというわけでなく、二人がそれぞれの立場で推理し、互いに補完的に話が進められていく。ここがこの作品の面白みでしょう。最後に切ない話があり、青春のほろ苦さもあってそれが読後に響く。 | ||||
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サクサク読めます。 どのような結末になるのか楽しいながら読めます。 しかし、謎解きとなると少し薄い印象。 今時のライトノベルに近い? | ||||
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推理というか妄想というか... 辻褄合わせをする為なのか話が肥大化してる気がします。 | ||||
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とにかく続編が読みたい! この2人の日常青春ミステリーの空気感が好き。 性善説と性悪説で、切り込み方の違う視点がいい。 解けそうで、解けない、絶妙な謎の答えが良い。 | ||||
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ホームズとワトスンではなく、お互いを認め合える2人の高校生の青春ミステリー。 段落ごとに完結しているので読みやすく、図書委員である2人の心情や背景、関係性が深まっていくのがわかります。 終わり方が綺麗すぎて、続編を読みたくない! | ||||
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途中でリタイヤしました。現実味ないし、あんまり面白くない。 | ||||
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短編小説。ミステリー。伏線。 この3要素が好物なら絶対にオススメ。 短編小説にこれでもかと伏線を張り、次々と回収。 生意気で冷めた男子高生松倉詩門もいいキャラクター。続編も楽しみ。 | ||||
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読後に他のレビュアーのレビューを読んだら「儚い羊たちの祝宴」の著者だと知って驚いた。 本書は週刊誌か月刊誌の書籍レビューコーナーで、他が三冊で一頁のところ、本作だけ一頁丸ごとだったので、ブックマークしていた。「儚い羊たちの祝宴」も雑誌の書評から手に取ったが、まさか同じ作者だとは思わなかった。 それで、「本と鍵の季節」のレビューを書くにあたってAmazonのレビューに自分があげた「儚い羊たちの祝宴」のレビューを改めて読み返したら、ほとんど同じ様な感想で驚いた次第。 全体的に言うと、設定は抜群に面白い。しかし状況詳細や謎解き部分が稚拙で、結果「浅いな~」と言う印象になってしまう。 公立進学校の図書委員の二人という設定。登場人物が高校生なので薄めの恋愛要素とか図書委員の女性キャラクタが登場するかと思ったが、それが無い。この点は非常に面白いと感じた。 また、堀川次郎と言う平凡な名前の人物が語りてで、美形の松倉詩門が探偵役かと思ったが、そうでは無く、語りての堀川次郎がどんどん謎解きを始めてしまう。 ・「913」 図書委員の先輩、浦上麻里から依頼された亡き祖父の遺した金庫の解錠を依頼された二人。謎解きは面白かったし、主人公が“お茶”の謎に気づく部分も面白いが、亡き祖父の家という舞台状況が、無理が有り過ぎた。 ・「ロックオンロッカー」 これは酷かった。行きつけの美容院が友人と同時カットでそれぞれ40%offというチケットをくれ、偶々行きつけの床屋が閉店となり困っていた松倉詩門が話に乗り一緒に美容院に行く事に。 退店後に店で騒動が起きると予感した二人は、店の反対側の歩道にあるベンチで店の様子を伺う。一見普通だけど、一般的に車道とガードレールで区切られた歩道にあるベンチは、車道に背を向ける形で設置されているのが普通ではないかと思う。カットや洗髪などの際につけるケープをつけたまま会計をさせるというのもそうだが、物語の進行を優先させ過ぎて現実との乖離が甚だしい。 ・「金曜に彼は何をしたのか」 これも酷い。事件のオチ(つまり職員室そばの窓ガラスを割った犯人)の動機が「そんなものなの?」とがっかりする。動機もそうなら犯行によって得られる“果実”も確実では無く、むしろ可能性は低い。これも推理に重きを置き過ぎて、現実との乖離がある。この時点では明かされていないが、犯人の家庭事情を考えても、犯人の知識レベルから考えても別の方法を取ったはず。 ・「ない本」 上級生が図書室にやってきて貸出の記録をみせろと言う。理由は先週自殺したその上級生のクラスメートが、図書館で借りた本に遺書らしきものを挟んだかも知れないから。 これも推理部分は秀逸。そこまで違和感のある設定も無かったので、本作では一番面白かったかも。 ・「昔話を聞かせておくれよ」 主人公二人が、お互いの“昔話”を披露する。堀川次郎は子供の頃に親戚と行ったプールでの出来事を話す。上手い具合に高校二年生の現在まで通じる堀川の性格を表現しているのは上手いと思う。 一方、松倉の話しは非常に重たい。 事件解決のカギは、まさに鍵にある訳だが、やはり方法論としては無理が有り過ぎる。若しくは別の方法の方が確実で確かだからだ。恐らく著者は車の長期保存について詳しくないのだろう。車が酸性雨などの影響で朽ちてしまう可能性、6年間の間に完全に抜けてしまうタイヤの空気、長期間ほったらかしによるいたずら。大家側も賃料以上に発生するトラブルを考えるだろう。 ・「友よ知るなかれ」 “昔話”の続編。“昔話”のオチというか結末、更にはこの数編に渡る二人の結末と言っても良いかもしれない。 でも、この「昔話を聞かせておくれよ」、「友よ知るなかれ」の流れも推理は面白いかも知れないが、現実との乖離があり、疑問に感じる点も多い。当然、警察は金の流れを捜査する訳だがその捜査過程で所持品は徹底的に洗うだろう。当然所持品の中には不動産を持っていたら登記簿、賃貸だったら賃貸契約書。車を保有していたら車検証。車検切れでも廃棄手続きをしない限り自動車税は送付されてくる。民事で訴えられない灰色の金でも、刑事は窃盗側の窃盗内容及び窃盗した金品の現状を調査する。 総合的に、舞台設定は面白いし、ワトソン役かと思った語り手が、実はどんどん推理をしていく手法は面白いが、推理ありき過ぎて無理やりな部分が目立ってしまった。 | ||||
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老若男女関わらずみれる良作です。 ミステリーとして丁寧、人の思いのほろ苦さ、 なんとも言えずよい。。。 | ||||
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多くの人が高評価をつけているのが不思議です この本は高校生2人が主人公ですが、会話がおっさんくさく、また内容も面白くないので全く親近感が湧きません 謎も無理やり感がすごく、冷ややかな目で見ている2人が推理してた事がいつの間にか当たっていて、ちょっとした結末がついて終わりというものばかりで、一昔前のライトノベルのような展開が多いなと感じました。 ライトノベル出身の著者ですが、米澤穂信の筆力が活かされるのは深い人間心理にあると思います 追想五断章や儚い羊たちの祝宴など、彼の作品の中でもっといい作品は沢山あるのでそちらの方がオススメです | ||||
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米澤さんの作品の中で一番好きです。 高校生の時の仲間のことを思い出しました。 | ||||
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