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(短編集)
本と鍵の季節
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本と鍵の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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図書委員二人の青春ミステリーで、短編集として各話が綺麗に収まっている。それに加えて、全体の流れもちゃんとあり、最終話に行きつくまでに二人のキャラクターがしっかりと読者に印象付けることに成功している。最初は「青春物かぁ」とあまり期待していなかったが、いい意味で裏切られた良作だった。 | ||||
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探偵役が二人。 ホームズと助手と思いきや、補完関係。 切ないというか、セピア色のイメージ。 情が無いわけではないが、何かが枯れている。 日常系ミステリの巧者、米澤氏の人間関係の描き方に惹かれる自分が居る。 | ||||
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作者の描く高校生のミステリが大好きです。 推理はする、事実も導き出す。 それでも、真実までは到達しない。事実を知ってどう受け取るか、解釈は読者に委ねられる。 大人と違って、高校生というだけでいろいろな制約があって。 楽しかったけれど、限られたコミュニティとそこでの評価に苦しんでいた。 戻りたいとは思わないけれど、楽しくも苦しかったあの頃の気持ちを思い出しながら読めました。 次巻も楽しみです。 | ||||
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面白くて最後まで一気に読み終えました 登場人物も使う言葉も、作者らしいというか好きでした 氷菓がお好きな方は好きだと思います | ||||
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爽やかで、少しダーティーな所もあり、絶妙な読後感です。 読んでいる間は、素敵な時間空間に飛んでいたような気分です。 人に勧められて入手しまして、主人公の年代が若いので楽しめるか若干心配でしたが、予想外に良かったです。 | ||||
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「名探偵と助手」ではなく「探偵が二人」という構図が珍しく、事件によって名探偵役がどちらになるのか分からないのも面白い。 二人は図書委員という接点しかないが、なにかと二人で事件に巻き込まれる羽目になる。 互いの推理力を認めあっている二人だが、性格が似てるようで似てない二人だからこそ、同じ事件に向き合っているのに推理が異なることもある。ページが進むにつれてそれらの理由や、本質が明らかになっていく。二人の人格形成が推理に影響を与えているのも、青春ミステリーならではの醍醐味のように思う。 軽すぎず重すぎず心に残る物語になっていて、物語個人的にはかなり面白かった。 | ||||
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こんなに印象に残るラストシーンは久しぶりだった。読んで良かった。 | ||||
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良かった | ||||
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図書委員の高校生コンビが活躍する連作。米澤穂信氏のヒット「氷菓」シリーズに通じる、魅力があふれています。どちらがホームズで、どちらかがワトソンというわけでなく、二人がそれぞれの立場で推理し、互いに補完的に話が進められていく。ここがこの作品の面白みでしょう。最後に切ない話があり、青春のほろ苦さもあってそれが読後に響く。 | ||||
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とにかく続編が読みたい! この2人の日常青春ミステリーの空気感が好き。 性善説と性悪説で、切り込み方の違う視点がいい。 解けそうで、解けない、絶妙な謎の答えが良い。 | ||||
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ホームズとワトスンではなく、お互いを認め合える2人の高校生の青春ミステリー。 段落ごとに完結しているので読みやすく、図書委員である2人の心情や背景、関係性が深まっていくのがわかります。 終わり方が綺麗すぎて、続編を読みたくない! | ||||
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短編小説。ミステリー。伏線。 この3要素が好物なら絶対にオススメ。 短編小説にこれでもかと伏線を張り、次々と回収。 生意気で冷めた男子高生松倉詩門もいいキャラクター。続編も楽しみ。 | ||||
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老若男女関わらずみれる良作です。 ミステリーとして丁寧、人の思いのほろ苦さ、 なんとも言えずよい。。。 | ||||
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米澤さんの作品の中で一番好きです。 高校生の時の仲間のことを思い出しました。 | ||||
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このレビューを見たら何も言わずに読んでほしい、きっと期待を裏切らないだろうから そう言えるくらい良い作品でした。素敵な時間をありがとうございました。 | ||||
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『本と鍵の季節』(米澤穂信著、集英社文庫)は、図書委員の男子高校生二人が謎解きに挑戦する連作短篇集です。 収められている『913』は、私のような図書館大好き人間には堪らない作品です。 高校2年生の堀川次郎と松倉詩門は、図書委員を引退した先輩、3年生の浦上麻里から、亡くなった祖父が遺した金庫を開けてほしいと頼まれます。ダイアルを回して番号を合わせて開ける方式の金庫だが、番号を教えてもらう前に祖父が亡くなってしまったというのです。 二人は謎解きに立ち向かうが、「松倉は足を止め、僕の方を見もせずに、足元に目を落として呟くように言う。『この話は、もともと愉快な冗談だった。おじいちゃんが可愛い孫にしかけたお遊びだ。だけどいまは違う。もうお子様向きの冗談は終わっていて、もっとろくでもない、欲得ずくの話になってるよ。堀川、あの家ではなにかが起きてる。やっぱり俺たちは、他人の金庫なんかに関わるべきじゃなかった』」。「屈託のない、人を引き込むような笑顔だ。浦上先輩は欲得のため僕たちを利用しているのだ、と松倉は言う。けれどこの笑顔を目の当たりにした瞬間、松倉は間違っているという気になる」。 遂に、二人は金庫を開けるための番号を突き止めることに成功します。ここで物語が終われば、鮮やかな暗号推理小説ということになるのだが、何と、その番号は恐るべき真実を告げていたのです。そして、金庫に入っていたのは・・・。 | ||||
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一気読みした。男子高校生コンビの爽やかな謎とき ミステリーかと思いきや、各章のさいごにフワッと薫る 不穏な、不吉な怖さがたまらなくよかった。 ラストは生きていくリアルを感じられた。 | ||||
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知的謎解きとしての面白さは抜群だと思う。けれど、私自身がこう云うタイプ(新しい作家?)の感覚に馴染めないから☆4つになりました。青春ミステリーにも、どこかに背後の生活感と言うか、人間形成の過程と言うか、家族や現実の暮らしの臭いのような生々しさや感情の交錯が欲しいと思った。 主人公の二人の男子高校生に、実在感が持てなかったので~ | ||||
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面白かったです。古典部シリーズが好きな人は絶対に好き。続編も読みます。 | ||||
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ある日買った記憶のない本がkindleにあって驚きました 寝落ちと誤タップの複合技かと思います レビューも悪くないし、自分は読んだことがないけれど有名な作家さんのようなので、せっかくだから読んでみました 間違えて買った自分、ありがとう | ||||
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