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家康、江戸を建てる
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家康、江戸を建てるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 61~80 4/7ページ
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新しい発見がたくさんあり、一気に読み終えた。おすすめの本でした。 | ||||
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二つの点でこの作品を興味深く読むことができた。一つは今の東京のインフラがどのように作られてきたのか、という視点。もう一つは家康以外の個人からの視点がそれぞれ特徴をもって描かれていること。 中でも「金貨(きん)を延べる」は、大げさかもしれないが、プロ論の一つとしても読むことができる。 例えば、「それでよい、庄三郎。へりくだる人間は仕事もへりくだる。おのれを恃め。」という、家康が庄三郎に話す場面。プロであるならば自分のパフォーマンスにこだわれ、というのが家康の言いたいこと。人事コンサルタントの高橋俊介氏が著書で書いているように、仕事に忠誠を尽くすのがプロ、会社(後藤家)に忠誠を尽くすのがサラリーマンである。 * また、「庄三郎はこういうとき、『すべての責任は私にあります』などという男ではない。・・・がしかし、文官が同じことをやるのは無益どころか、(思考の放棄にすぎぬ)というのが庄三郎の存念だった。」というくだりは、失敗の真因を探すことが重要という考え方である。事実に基づいて考えるという庄三郎の合理的な面が出ている。 | ||||
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戦に勝つだけじゃ天下をとれないんだな・・・300年続く仕組みの土台を作った家康は本当に凄い人だったんだと改めてわかりました。 | ||||
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家康の先見の明あって、東に開かれた都市「江戸」。当時、異色とも言える都市計画は、仕事人の情熱と粉骨砕身の元に実現された。本書では、家康は、あくまで脇役という印象である。主役は、川の流れを変え、金貨を造り、飲み水を引き、天守閣を建設した、荒地だった東の土地を開発した仕事人達である。史実に基づきながら、それぞれの人物像が著者によって生き生きと描かれている。実に楽しい歴史物語だ。 | ||||
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各エピソードどれも面白かったです。Kindle版だったせいかすぐ読めてしまいました。 | ||||
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家康が江戸に来てから、江戸にはかつて利根川が江戸湾にそのまま流れていた。そのままだと米を作る田んぼも作れない。そのことから、少しづつ利根川を今の茨城の方に曲げていった話など5話。読みながらこれは本当なのか?と思わずネットで調べてしまった。約100年をかけて行ったがすごく根性があるなー と思ったほか、すごく無茶なことを家康があったんだなーと思った。 | ||||
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テレビで紹介されていたので購入。歴史の今まで知らなかったところを取り上げているのは面白い。読み物としての興奮度は普通。 | ||||
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2019年にNHKでドラマ化されるんですね。 金や名誉の為でなく、そこに住む人々の為に家康が人を選び鼓舞し、適材適所で人材を使う能力が発揮されてて面白いと思います。 | ||||
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家康が国や政権を支える基盤をどうしたかという話。治水、飲み水、防衛といったわかりやすい話に、貨幣、象徴といったものを基盤と考えてお話にしたのが面白かった。表現は現代風で読みやすい。ただ正直、利根川治水の長編が読みたくなった。この部分はこれだけだと少々物足りない。 | ||||
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「家康、江戸を建てる」というタイトルであるが、主人公は家康でもなく職人たちでもなく、主人公は「江戸」という土地そのものである。 都から遠く離れたド田舎である江戸が、日本の中心地として変貌していく様を描いた物語である。 今では日本の中心、いや世界にその名を知られる大都市「TOKYO」。 しかし、徳川家康が豊臣秀吉から譲り受けた時の江戸は湿地帯であり水害で米もとれず、わずかながら漁民が暮らすだけのド田舎だった。 そのド田舎を大勢の人が住みやすい街へと変えるために奮闘した人達の話である。 その街づくりをテーマにした着眼点が素晴らしい。 小説という形式をとりながら、歴史の勉強にもなる。ためになるし、面白い。 こんな小説は読んだことがない。 「街」の成長ストーリー。 もし、徳川家康が江戸を自分の拠点として選ばなければ、今日の東京はない。 従来の常識どおり、北条氏のように小田原を拠点に選んでいれば、現在の日本の首都は小田原だったかもしれない。 「もしもこの時こうなってれば今の東京はどうなってたか?」 というのをあれこれ想像しながら読むのも面白い。 また、地名の由来であるとか、現在につながるエピソード等も面白い。 世界都市「TOKYO」の黎明期の物語。 ここ数年で読んだ小説で一番感銘を受けた。 最高級の評価としたい。 | ||||
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ありがとうございます。のっけから引き込まれています。 | ||||
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家康が関東を支配するようになってから、江戸の街づくりの様子を描いた短編集。 自分の好きな順番で読んでも楽しめます。 河川の工事や、貨幣づくり、城を建てるときの石垣や天守を担当する職人さんなど、さまざまな人や出来事が出てきて面白かったです。 名もない多くの人たちによって歴史は作られていくということを実感しました。 ただ、どちらかというと歴史というより、建築の話が主なのかな?建築や工事についての説明が出てくる割合としては 多いです。 歴史の話が中心かなと思って読んだ私としてはそこが物足りなかったので星を1つ減らして星4つで。 | ||||
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江戸の成り立ちが興味深く書かれており、面白いです!最初、アマゾンのオーディオブルで出会ったのですが、聞くのも楽しいです。 | ||||
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何気なくAudibleで聴いて、あまりの面白さにKindle版も購入してじっくり味読しています。一つ一つの物語は家康が主人公ではない。家康が抜擢した家臣たちの活躍を描く作品群で、当時の京都・大阪から見れば湿地帯の広がる辺境の荒れ地に過ぎなかった関東を世界に冠たる大都市江戸にまで育て上げた現場監督こそまさしく家康であり、その家康の期待に見事応えて江戸を作り上げた男たちの物語、ワクワクしながら聞きほれ、読みふけりました。 Audible版もなかなかいいですよ。東正実さんの朗読がきびきびとテンポがよく、通勤中に聴いていて危うく電車から降りるのを忘れかけたことも何度か。今年一番の収穫だった。 | ||||
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子供が学校の図書館から借りてきて、ハマったようです。 本人が忙しすぎて「借りる期間を延長、延長してるけどなかなか読めないから」 と購入を頼まれました。 中古ですが、他の方のレビュー通り美品で、発送もスムーズでしたので、 満足しています。 | ||||
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東京、関東の地理と歴史上の人物が生き生きと結び付く。歴史の大局を一目でわかるように示しながら、人物描写やそれぞれの事業の細部が必要十分に描かれ、飽きることなく、疲れもせず読めていく。なかなかの分厚さだが、読書が止まらなくなる。 | ||||
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家康が江戸をどのように都市として機能させていったか、あまり表舞台(小説)にはでてこない人物を中心に水利や貨幣について描かれている。単に家康が江戸を開拓したという事実にとどまるのでなく、その背景にあった多くの人々がどのような苦労をしながらそれを成し遂げたが手に取るようにわかるような本である。 | ||||
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徳川家といえば徳川四天王に代表される本多忠勝、井伊直政などの武将が思い浮かぶ。 しかし、実際に知恵を働かせ、人を集め、江戸を造ったのは聞き馴染みのない名の文官たちだった。 同時代では世界最大級の都市として栄えた江戸を、どのように家康が青写真を引き、部下が造り上げたがわかる歴史の裏方を書いた作品。 治水工事に始まり、貨幣の鋳造、飲み水の確保、上水道の整備など都市が機能する上で絶対に必要なパーツを組み上げてくストーリーが展開する。 ゲームで言うと「信長の野望」よりも「シムシティー」が好きな方にうってつけ。 シムシティー大好きな自分は「武」の歴史は何度も読んでいるが、初めて「民政」を書いた作品を読み非常に新鮮だった。 こういった裏方にスポットライトを当てる作品をもっと作って欲しい! | ||||
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河川工事、小判、江戸城の石垣、壁など、様々な側面から江戸の成り立ちを描いて とての面白い。 | ||||
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江戸を開き、新しい都市として築く上で、如何に多くの人々が代第関わった か、また徳川の初期将軍がその英知を如何に引き出したかが紹介され、治水 築城、その先見性は現代でも将来を考えると参考になる。 | ||||
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