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ファーストラヴ
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ファーストラヴの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.51pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 101~120 6/8ページ
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| 直木賞受賞作品&性虐待をテーマに描いたミステリー法廷劇作品です。 今作で扱われる性虐待は、刑法上は犯罪にならない虐待ですが、刑法上の性犯罪の主の強姦ではなくとも、ここまで被害者の魂と肉体が破壊される事を描いた点がまず素晴らしく、 加えて性犯罪被害の傷や後遺症の重さの統計では、始まりが幼少期被害の方が重くなりがちであり、加えて家族や親族が加害者となる方が重くなりがちだと個人的には感じているので、上記の犯罪を描いた点も素晴らしく思いましたし、 小説の性犯罪被害者としては描きにくい『性感覚を破壊され歪ませられた後、性行為に近付く(依存)タイプの被害者』を描いた点も素晴らしいです。 ただ、今回の犯罪は強姦までは至ってない=家族や親族からの強姦犯罪というのは世間の認識よりも遥かに多い現実を伝える事が出来ない点は唯一残念でありますが、今作品は続編も作れる描き方となっているので、家族や親族からの強姦犯罪まで描いた続編も書いて欲しいなと願うばかりです。 それでも僕のように個人的な体験を経て『性犯罪を憎み世界から無くしたい』者からすれば、世間的にタブーとされたり重い内容だからと敬遠されがちな性犯罪被害の実態を正しく少しでも多く知ってもらう事は大きな願いなので、 今作品は強姦まで至ってないとする事によって一般の読者にも他の性犯罪テーマ作品よりは読みやすくなりましたし、 量もこの種の作品にしては少なく読みやすいですし、ミステリー要素や法廷劇要素もきちんと盛り込みラストもこの種の作品にしてはきちんと救いまで至った読後感の良い終わりでしたし、 個人的には性犯罪被害テーマ小説としては『最大限に読みやすく分かりやすく、法廷劇ミステリーとしてもスリリングに仕上げ救いへ至る良いラスト=きちんとエンターテイメント性も備えつつ性犯罪被害の実態の入門書としては最適な神作品』に感じました。 ちなみに今作の補足として、 性犯罪によって性感覚が破壊されて歪ませられた場合、大きく分けると、 異性や性行為から遠ざかったり避ける=逃げるパターンと、愛情がなくても異性や性行為そのものに溺れる・依存=近付くパターンに分かれます。 基本的に理解されにくい近付くパターンが今作品では描かれており、理由として『(自分の魂が傷付けられた)性的なものなんて大した事じゃない』と思いたかったからと書かれていましたが、 他にも代表的理由として『(性犯罪で心身共に壊れて無価値になった)自分の価値を唯一感じられるのが性的な事だから』という場合もありますし、勿論上記と異なる場合もあります。 被害にあったにも関わらず、自ら被害行為へ近付くパターンの被害者が理解されにくいのは分かりますが、そうなる事も有り得る程に『性犯罪が与える性感覚の破壊と歪み』が甚大で恐ろしいものだという事が少しでも伝わって欲しいと願うばかりです。 ちなみに近付くパターンへ至った僕の亡き婚約者は、(直接的な加害者ではない)父親を深夜に出刃包丁で刺し殺そうとしたものの、父親が空手の達人だった事から危うく事前に取り押さえられて犯罪を未然に防がれたという事がありました。 また、性的興奮の要因として男性は視覚情報によるものが最も大きく、今作品のような性犯罪作品でも映画や漫画にしてしまうと、一般男性の場合は感じたくないのに余計な性的興奮を少しでも感じる可能性があり、少しでも性的興奮を感じてしまうと伝わって欲しい真実の伝わり方が低下する恐れもあるので、今作品が小説という媒体なのも素晴らしいですし、中でも注目を浴びやすい直木賞に選ばれた事は更に素晴らしく、審査員の英断には心から拍手を送りたいです! 今作品が少しでも多くの方に読まれて、読まれた方が少しでも幼少期・家族加害の性犯罪に関して、理解を深めてくれたり考える時間を持って下さるよう心から願うばかりですし、 偶然にも今作品を誕生日の複数の楽しみの締めとして読めた事が、幸せの極みでした! 重さはありますが、性犯罪被害テーマ小説としては『最大限に読みやすく分かりやすく、法廷劇ミステリーとしてもスリリングに仕上げ救いへ至る良いラスト=きちんとエンターテイメント性も備えつつ、性犯罪被害の実態の入門書としては最適な神作品』となる本書を、直木賞記念に良かったら読んでみて下さい。 | ||||
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| 直木賞受賞作品ということで注目し、概略を読んで購入しました。 心理ものが好きなこともあり、環奈や由紀、かしょうの思いが心に刺さり、最後は涙が止まりませんでした。読み終わったあと、何とも言えない心地よさが残りました。特に、あらゆる世代の女性に読んでほしい作品だと思いました。 | ||||
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| この物語は、男性に傷つけられる事が当たり前だった女性の父親殺しにスポットが当てられ物語が進みます。彼女の人生に何があったのか?この発言の真意は?と謎が謎を呼び、読者にページをめくらせます。 それと同時に、主人公の真壁由紀はじめ、登場人物の気持ちの描写や発言に違和感を感じる部分が序盤から非常に多く感じました。 端的に言えば、メンヘラという事です。 加害者女性だけでなく、主人公とそれを取り巻く人々もどこか精神的に弱く、脆いです。 理解できない言動や行動が多く、男も女もメンヘラ気質です。 正直、構ってちゃん達の傷の舐め合い物語くらいに甘く評価しておりました。 この認識で読み解いていくと、ある一文に出会います。 「そんな言葉は、使うものじゃない」(P207) これは加害者女性が、真壁由紀の夫の弟への評価として真壁由紀に伝えた言葉です。 メンヘラがメンヘラの知り合いのメンヘラに少し傷つけるための言葉としてメンヘラと言って、こう返したわけです。 甘くみていた自分でも207ページも読み進めれば、登場人物の過去を知り、こんな精神状態になっても仕方ないという考え方に変わりました。 しかし、心のどこかで登場人物らを少し引いた目で見てしまう自分がいました。 その中でこの一文に出会い、本当に家庭環境や過去の経験から弱った人たちは苦しく、悩んでいて、もがいていて、時の流れに溺れている。なによりも本人はメンヘラなんて一ミリも思っていないんだと気付きました。 メンヘラなんて言葉は普通以上に生きてきた人間から出てくる言葉であり、その人を見ない上っ面だけの言葉、もしくは同じような人間が同族嫌悪で傷つける言葉なんですね。 主人公らは普通以上には生きてきておりません。それは本人ではなく環境や周りの人物に原因があります。 特に女性は男性に弄ばれ、傷つく事が多いと痛感しました。傷ついた女性の気持ちは私含めどんな男にも一生分からないでしょうが、男性の性的な視線は女性にとってどれほど影響を与えるかが分かります。 女性が悦んでるなんて思う男は自分の快感のためだけにしか生きてないんだと痛感しました。そう見えるのは女性が男性に合わせて生きてくれているからと言うだけのこと。 そしてそれは、人を殺します。 何を伝えたいか分からなくなってしまいましたが、とにかく男に読んで欲しいです。 旦那の弟もこのレビューにおける「メンヘラ」な人物でしたが、一旦置いて女性への認識を再度確認する意味で、登場人物の女性を人間として深掘りし、見て考えみるのもいいのではないでしょうか。 | ||||
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| 臨床心理士である主人公が、自分の父を刺すという殺人事件の女性被疑者のドキュメントを書くために、被疑者自身との面会や、関係者への取材を通じて彼女の心の闇を探る。その探索過程と、徐々に暴かれる女性被疑者の過去をメインストーリーに、主人公自身の過去の心の傷を克服してゆくさまを隠されたサブストーリーとして、物語は進む。 主題は小児への性的虐待だが、そこに主人公と義理の弟との間の「ファースト・ラブ」とも言えない過去のいきさつが絡み、最後はどの問題もストーリーの中で回収され、解決への道筋を暗示させて物語は終わる。 これといったはっきりとしたプロットはないと言えるが、最終的な読後感に爽快感を残す。明確な割り切りをしない、多面的な小説だと思った。 | ||||
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| 第159回の直木賞受賞作。最初に読んだ「ナラタージュ」から随分経ってしまいました。 女子大生環菜が父親を殺害したという事件に、ノンフィクションの執筆を依頼された臨床心理士由紀が、探偵役としてその謎に挑むミステリー仕立ての小説です。 タイトルが「ファーストラヴ」となっているのですが、これは最初に出会う愛情と言うことで、「家族愛」を言っている様に思えます。ここに登場する「家族」にはそうした「愛情」と言うものが欠落している様に思えます。本の中で「愛情」が「尊重・尊敬・信頼」の上に成り立つものと定義しています。そうしたものの存在しない「家族」の中には、「愛情」と言うものは存在しないのかも知れません。それどころか、虐待や支配が先行すれば、そこには「自責」の念にかられた子どもが育ってしまっても仕方がないのかも知れません。 直木賞作品なだけに、「読ませる」作品になっており、テーマも明確であることを考えれば素晴らしい作品だと思います。ちょっと要望を言えば、もう少し最後の大団円を盛り上げて欲しかったなと言う気もします。 ある人がこの本の評として、「涙を流さずに泣くことの意味」について書いていました。こうした「涙を流さずに泣く」人が、世の中にどれだけいるでしょう?少しでもそうした人が少なくなることを祈るばかりです。 | ||||
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| 起こったことだけを見て判断するのか?その背景も考えて判断するのか・・・? 本当のことは当事者しかわからないということ、また物事にはいくつのもの側面があることを改めて考えさせられました。 文章は読みやすく、話が進むにつれていろいろな事実が判明してくるため読んでて楽しいと思います。 「誰が本当のことを言っているのか」と混乱する楽しみがありました。 | ||||
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| このタイトルを見て、聞いて甘い恋愛小説を思い描いた人が多いのではないでしょうか?自分も皆さんと同じ感想を最初受けました。しかし、読み進めていくと甘いどころかむしろ逆でここにズシンとくるような作品です。 臨床心理士の真壁由紀が父親を殺した聖山環菜と対話を重ねながら環菜の隠された心の内に迫っていきます。解き明かされていく環菜の過去に衝撃を受けると同時に、どんどん話の中に引き込まれていくと思います。読んでいる最中、何度も心が辛くなり思わず目を背けたくなる描写も多々ありました。それでも、最初は、自分の考えていることも言葉にできなかった環菜が、過去と向き合い、悩み、最後には環菜だけの考えを法廷で述べている姿に感動します。 向き合いたくない、目をそらし続けていたい過去は誰にでもあるかもしれません。向き合うことが正解かはわからないけれど。自分の本当の気持ちを押し殺したくない、逃げるようなことは絶対にしたくないと思います。 皆さんの感想をぜひ聞かせてください。 | ||||
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| 評価5はいくらなんでも、と言うしかありません。読むのが苦痛でしたが、読まずに評価はできなかろうと最後まで結局行きました。結果、時間の多大な浪費でした。 まあここに悪口を書いて鬱憤晴らしができて良かったんじゃないの、と納得するしかありません。 臨床心理士、十代少女の心の闇、虐待、トラウマ、うん。ワイドショー的ですね。実際由紀さんなる臨床心理士は作中ワイドショーみたいなものに出ていますが。 カショウなんていうキラキラネームまがいの名前を最後まで読まされるのも苦痛のひとつです。終盤の法廷シーンは、頑張って書いたんでしょうが、まるで中学生くらいの学芸会のようです。 深刻ぶって謎の解明とか過去の精算とか言っても、興味の持てない話題に始終付き合わされているだけの感じがします。臨床心理士さんとキラキラネーム君がむかし同衾したことがあったが男が立たずに終わったって、それが何だというのでしょうか。その程度の過去にモヤモヤしてる人が、父を刃物で死なせた女性の心の闇に迫るだなんてオコガマシイと思わないんでしょうか。小説とは嘘八百の話をもっともらしく語るものですから、もちろん作り事の殺人・作り物の葛藤でいいわけですが、もう少し真実らしさを装う必要があります。 直木賞といえば野坂昭如を自分はイメージしますが、直木賞もとうとうここまで…と思わざるを得ません。 | ||||
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| 重いテーマが読み易く流れるように描かれていて感銘を受けました。 こういった境遇の人の救い、理解の助けになればと思います。 | ||||
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| タイプライターズで、この小説が紹介されていて、気になって購入しました。素晴らしい小説でした。 | ||||
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| 誰でも被害者・加害者に成り得るということ。 人間の感情はYESかNOかだけでは語れないこと。 当たり前のことに気づかされて、ハッとした小説でした。 久々に良作にありつけて、今夜はぐっすり眠れそうです。 | ||||
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| 自分が男性全般を代表するような立場にもなく、器でもないのに、男として女性にお詫びをしたくなる苦い内容でした。男の視線だけでもとても恐怖を感じる女性が、我々が知らないだけで、実は少なからずいらっしゃるということなのですね。 一方で、親の理不尽なパワハラという問題も、これは性別に関わらず、深いと思います。 法律的にも、経済的にも逃げ道がない未成年、中でも自意識も社会性(制度的な救済)も備わっていない中学生以下の少年少女への親の理不尽な仕打ちは親権の壁により、第三者も関与できない実質的な密室でのこととなります。 文学作品として味わうだけでなく、社会から隠されている少年少女への理不尽な邪悪について、自分は何が出来るのか、真剣に考えていこうと思いました。 | ||||
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| 読んでいて少々重いストーリーですが、思いっきり引き込まれます。一気に読了。 | ||||
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| この物語には少なくとも2つの、いや、3つの男女関係が描写されている。 何れの男女関係が表すものとして、最近の若い女の子が弱くなった事と、最近の男が凶暴に、威圧的に、そして迦葉のように身勝手になったという事だ。 瀧井朝世氏が指摘していた内容とは別の面で怒りを感じ、不快な気分となった。迦葉を見て明智健悟を思い出した。 読み進めていくうちに環菜が痛々しく見えてしまう。 ラストのラストではハッピーエンドとして締めくくられているが、最近の男女の変化を意識せずにはいられない、考えさせられてしまう、といった作品だったと思う。 | ||||
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| 読み始めた途端に引き込まれて最後まで一気に読んだ。 子どもは自分が置かれた状況に適応しようと自分を変えてゆく。 そして「それが普通」だと思い込む。 それしか知らないから、そこで生きてゆくしか術がないから。 そう、親に依存するしか生きる術のない子どもは 親から愛されたいと切に願う。 だから親は悪くない、自分が悪いんだと考える。 だって、自分は何も悪くないのに酷いことを言われたりされるなんて 親から愛されていないって事になってしまうから。 自分が悪いって事にすれば、 酷いことを言われるような事を自分がしたんだ、という事にすれば、 親から愛されていないわけじゃない、とまだ思えるから。 そうしているうちに、何が自分の本当の気持ちなのか混乱して分からなくなる。 混乱から出た発言は、他人には虚言癖だと映るかもしれない。 本来なら思春期ごろに親離れをして自分と親を切り離して 考えられるようになるのだろうけど 家庭の状況によっては、子どもは混乱したまま成人して 仮に経済的には独立しても精神的には親離れが出来ていない事がある。 由紀と迦葉と環菜、それぞれが親への複雑な気持ちを抱えているなかで 環菜のもつれた状況を明らかにしていく過程と 混乱しながらも環奈が自分を取り戻してゆく様が とてもとても面白かった。 最後の我聞の言葉は全てを包んで許すようにとても優しくて、 こんな人が側にいたら素敵だなと思うと同時に 本当は自分で自分にこんな言葉をかけられる様になりたいな、と思った。 | ||||
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| 13年前の「ナラタージュ」の衝撃を私は忘れていない。一生に一度のつらくて美しい恋をみずみずしい文章で描き切った作品はいまも光彩を放っていて、昨年には映画化された。新刊の「ファーストラヴ」は、「ナラタージュ」とはまったく異なる主題を扱いながら著者のこの間の成熟を示す作品に仕上がっている。私はふたたび心揺さぶられた。 父親を刺殺した女子大生 ・環菜は逮捕された時に「動機は自分でも分からないから見つけてほしい」と供述した。環菜のノンフィクションを書くように出版社から依頼された臨床心理士の真壁由紀は、環菜との面会のために拘置所へ通う。自分の気持ちが見えない環菜に由紀は辛抱強く語りかけ、生い立ちや家庭環境を調べ、彼女と接点をもった人たちに会いに行く。由紀に導かれて環菜は自分の閉ざしてきた気持ちに気づきはじめる。環菜は大人たちの言動に傷つき、自分で自分を罰してきたのだった。しかし、心から向き合ってくれる人が現われれば人は強くなれるし、自分らしく生きていける。 物語は心理ミステリーというべき体裁で、環菜の心理のひだをまるで薄皮を少しずつはがすように明らかにしていく。しかし、この小説の主題は家族である。家族が安住の地であるはずなのに家族によって傷つけられて苦しむ子どもたちがいる。つまり、幼児虐待などの家族がもつ危うさを扱っているので、いままさに時機を得た出版である。また、この小説は、環菜の心理を追求しながら主人公が自らの積年の苦しみに向き合うという二重構造になっていて、その構成が読み手の心を激しく揺さぶる。 読み終わって気づくのは、著者の登場人物に向けられた優しいまなざしである。それは「ナラタージュ」の時と少しも変わっていない。そのため私は主人公たちに感情移入してしまった。なお、タイトルの「ファーストラヴ」は初恋のことではない。この「ファーストラヴ」にはいろんな解釈が可能であろう。愛とは何かを問う、とてもいいタイトルだと感心した。 | ||||
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| 人間は生きているうちに重荷を背負う存在だ。そんなことを読者に感じさせ、読書に重荷を背負わせる。登場人物はみんな重荷を背負っている。しかも子供の時から。作中人物にはそんな境遇があり、それぞれの人生はそれぞれの展開をする。幸か不幸かなどは関係ない。当人にとって、重荷を重いと感じるか感じかないか程度の展開の差だ。と同じに、自分が背負う重荷についても考えてしまう。作中人物は重荷を降ろすことができるのか、そして自分はどうなのか、文学とはこんなにも読者に重荷を背負わせるものなのか、罪深いものだ。 | ||||
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| ファーストラヴって、、、最初の愛か。 親からの愛情のことなんですね。 初恋物語だと思っていたので、あれ?と思いましたが、 一気読みさせる文章で引き込まれました。 | ||||
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| 私自身あまり考えたことがない 知らない分野のことが展開されていて 興味もあり どんどん読めた 想定内の結末が嫌ではなく 結構満足できた | ||||
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| どんどん引き込まれていって、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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