(短編集)
シルエット
- 恋愛小説 (118)
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島本理生さんの原点です。 | ||||
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テレビで偶然話題に上がった作家さん。なぜか頭の中に残っていて、その名前を見つけたので読んでみました。うん、深いようで浅いというか薄い印象。感覚で読めないと面白くないのかな。人気のある作家さんらしいので他の本はおもしろいのかしら。この本は考えたくないときには良いのかも、です。 | ||||
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10代の孤独感と熱い想いが甦ってキュンとなる。 一瞬で、作品世界に没頭出来た。 10代の頃の作品とは…。凄い。 | ||||
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島本さんの作品はたくさん拝読していますが、未読であった、ナラタージュ以前の作品を、今更ながら読んでみました。表現や構成の粗さも少しあると思いますし、ラストシーンでの、最初の恋人のエピソードは少し安易な気もします。 しかし、筆者が17歳で執筆したこの作品が、島本文学の源流であることに疑いの余地はありません。作中で、ラストを暗示しているような部分があります。 『きらきらと小さなビーズのようにこぼれた血は、あっという間に流れ落ちて指先を赤く染めた。(中略)切った瞬間にはほとんど痛みを感じないのはなぜだろうと、私は回転の遅い頭でぼんやりとあふれ出す血をながめながら考える。どんな傷でも痛みだすのはきまってしばらくしてからだ。そうして強くなった痛みは目に染みるような血の鮮やかさと一緒に心を揺さぶり動揺を与える。』 傷はいずれ、かさぶたとなり、最後は傷跡だけが残ります。傷跡は、人を愛し、傷つき、それでも前を向くことを決意した証だと私は思うのです。傷跡の多い人は人を愛し、愛されたのだ、そう思いたい。傷跡が消えなくても、たとえいつまでも疼くことがあっても、それは幸せな事実だと私は思います。 私は先に引用した部分からも、17歳の筆者から、このような、恋愛に対する成熟を感じるのです。瑞々しさを感じさせながらも、彼女独特の登場人物の描き方や、男女の交錯の描き方、恋愛への深い思いは、のちの島本作品と何ら変わらないもののように思います。 「シルエット」は、青々とした若葉のような島本さんと、今も彼女が持ち続ける熱の両方を味わえる、「貴重な」作品だと思うのです。 | ||||
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とても面白く 女性の心理を学べました。 | ||||
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