■スポンサードリンク
ファーストラヴ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ファーストラヴの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 41~60 3/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても文章が上手く詠みやすい。自分の実年齢と離れた若い女性、しかもモデル並みの美貌を持ち父親が高名な画家という別世界の人物の犯罪を取り上げながら、臨床心理士の由佳(30代?)を語り手にしたことが成功している。由佳自身は平凡な女性ながらも実の母との間に心理的葛藤を抱え、また誠実で優しい夫に隠していることがある、という設定で物語が進むので、由佳に肩入れしながら読むことができる。画家である父親を刺殺したとされるカンナは虚言壁があるうえ、何かを隠している、あるいは肝心なことを由佳の義理の弟である弁護士にも言わない。そのため、カンナの本心、カンナと父、あるいは母の間に実際は何があったのか、カンナ一家の隠れた人物像、家族像を突き止める家庭がミステリーとなっている。筋立ては面白く、映画化も納得なのだが、最後については賛否が分かれそう。そこがこの作品の優れたところでもあるとは思うが、このタイトルは結局何だったの、と肩透かしを食わされてがっかりする人も一部にいるかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
センセーショナルなようでいて、実は思いの外多いかもしれない性虐待やネグレクト、毒親の問題について取り扱っていて、意欲的な作品だと感じた。臨床心理士の活動や法務関係のことはあまり分からないのだけれども、興味深く読んだ。ただ、根本的なところで疑問が残る。①子ども時代に男たちの目に晒される恐怖をトラウマとして持っている女性が、いくら意識下に閉じ込めているとはいえ、女子アナになることを希望するものだろうか。言葉で表現できる能力が優れていることは、ストーリーの展開上必要だとは思うが。②臨床心理士をはじめとする心理系カウンセラーになりたい人の中には、自分自身、愛着や発達の問題や心の傷を負った経験を持つ人がいることは知っているけれども、由紀がこれほどの痛みを抱えながら、この事件に出会うまで自分の傷に気がついていなかったということも信じがたい。大学院での実習中やその後に職についてからのトレーニングでも、気づくきっかけがあるはずで、それが無かったというのは随分鈍感なのではないかと感じた。また、ラジオ番組に出たり環菜の事件を本にするという企画に乗ったりするというのも、由紀のキャラクターには合っていないように感じる。でも、物語全体としては面白く読めた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画の方の表紙が届きました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知らない世界など、自分だけでは経験の出来ないことを知れた気がする。人の心を感じようとした時に、それぞれのいろんなバックグラウンドがあるんだと改めて認識出来た。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
買春してた父親、謝ったら許されて一緒に暮らすんかーい、母ー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章はとても読みやすかったです。悪く言えばとても軽い。 正直この小説の何が主題なのか最後までわかりませんでした。軸がブレブレというか、あまりに色々なものを詰め込みすぎたというか、出版社の売り込みと作者の描きたかったことが違いすぎた結果なのか。 メインは推理、裁判ではありません。明確に。でもそうミスリードしかねない紹介のされ方をしている気がします。 では児童虐待?うーん。それにしては掘り下げが浅すぎる。 傷つきやすい大人たちの繊細な心の機微を綴ったラノベ?…これが近いかな?出来がいいとは思えませんが。 作中の言葉をあえて借りるなら、男のメンヘラが1人と女のメンヘラが2人です。 殺人という大変重いテーマと対比して描かれる主人公のトラウマの原因が少し軽く感じますし、主人公と義弟の過去の話なんて申し訳ないがメンヘラ同士のラノベを想像してしまいました。 もしそこにフォーカスを与えたいのであれば、殺人は無しにして書き切って欲しかったし、殺人の動機から伝えたいメッセージがあるのならそこだけをもっと掘り下げて描くべきだったのでは。 どちらかにフォーカスを絞って成功した名作はいくつもありますが、正直この作品はどっちつかずでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少し前にテレビドラマで観てわりと面白かったので、読んでみました。 小説で読んでみたら、もっと深く書いてあるのかと思ったら、薄いです。深みも重みもありません。 少女漫画を小説にしたかのようです。 まだ、若い作家さんだから、深みが出ないのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私自身もわかりやすく虐待されてたのでもう嫌になりました 児童虐待の話しです 誰がそういう話しを読みたいのかわかりませんが そういう話しだと知ってたら読まなかったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画の予告を見て原作に興味が湧き購入しました。色々な感情を丁寧に表現しており、引き込まれてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
綺麗な状態で、大変満足です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主文 え、ほんとに映画化するの? 理由 ・事故か殺人か判断してないのに懲役8年?(今西弁護士〜〜(つД`)ノ) ・誰が言った台詞か分からなくて何度かページを戻した(もう台本みたいにしてくれ) ・季節・時間帯の描写が中途半端でイメージしにくい(あれ?昼間だったんだ) ・被告人、その両親以外の人物の男女関係も気持ち悪い(美男美女は全てエロいんですよね) ・母ちゃんは救われたのか不明(性的虐待を振り下げる目的はないのね) ・芳根京子には雪丸花子が似合う(オレが脚本書くしかないのか・・) 以上です。 前売り買ったので観ますけど・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
親から受けた心理的虐待は、素直に愛情を表現できないという後遺症となって、孤独を選択することで心の均衡を保とうとしがちだ。 普通に愛情ある家庭で育った人にはなかなか理解しにくい心の癖のようなものだ。そんな癖を持つ者同士が出会い惹かれ合った時、二人に待ち受ける未来は、どういったものだろうか? タイトルに込められた作者の思いを読み取るには反芻する必要がありそうだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題がある人間関係がいろいろ絡みすぎてて若干現実離れしている気が するし、プロの専門家たちのアプローチが浅いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
裁判が始まるまでは恐る恐る読んでいましたが裁判が始まるところから最後までは一気に読みました。映画公開が待ち遠しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が美形揃いなんだぞ、と謎に説いてきます。 トレンディードラマじゃないんだから顔なんてどーーだっていいだろ、雰囲気だけ想像できる材料がありゃいいだろ、と半ば呆れながら読み進めました。 読後、島本氏のご尊顔を拝見し、色々と察しました。(笑) 取ってつけたような法廷のシーンは雑すぎてビックリだし、カショー(笑)との仲がこじれた理由も、しょーもなさすぎでビックリ。 すごく勿体つけてるから、人でも殺めちゃったのかなと思ってました。 逆ギャップ!萎えるやつ。 直木賞マジか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作中に 「自分の社会的な立場だったり、家庭のことを考えての判断でしょう」 家庭、と今度こそ環菜は呆然としたように反復した。 という一節が出てくるのですが、ここの「反復」という言葉の使い方に違和感があります。「反復」というのは同じことを何度も繰り返すこと、という意味で、この場面のように一つの言葉を一回だけ鸚鵡返しに言う場合には用いるのは少し変じゃないでしょうか? それとも私の感覚がおかしいのでしょうか。日本語に詳しい方に教えていただきたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真実が知りたくて、一気に読んでしまいました。でも、自分には想像もつかない場面や感情ばかりで、全てを読んでも彼女をちゃんと理解することはできなかったです。 ただ、こうやって苦しみに蓋をしている人がきっと沢山いるんだろうなと感じました。非常に心が動かされた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家さんの本は、「ナラタージュ」で初めて読み、それから読み続けています。 今作もやはり、心に傷を負った人々が何人も登場します。 そして、読み続けて行くと、彼らの後ろには、彼らを傷つけた人達を感じ、ヒリヒリと心が痛みます。 この小説を法廷ものと捉えるか、心に傷を負った彼らの再生の物語と取るかで、印象はかなり変わるように思います。 私は後者として読みました。 小さい頃の傷は気づかないところで自分を苛んでいきます。 環菜のようにその事を思い出したくなくて記憶から消そうとしたり、代替え記憶のように書き換えてしまう事もあります。 また、自己評価が低くなり、自分を傷付けるような行動も多く見られます。 自分が悪い、だからあんな事が起こったんだ、全部自分の責任だ、と自分を責める事も多くなります。 自分を愛してくれる人を求めて、それが身体の関係だけでもすがりついたり。 自分を愛して、と心が叫んでいるのです。 そんな登場人物達が、事件を通して昔の自分と向き合い、記憶を取り戻し、再生していく過程は読み応えがありました。 心の傷は癒えて行きますが無くなりはしません。 その傷と折り合いをつけて本当の自分と向き合う事で前を向いて生きていけるんだ、とこの小説は伝えていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お釈迦さんのお弟子さんですね。 我聞も仏教用語。お経に出てくる「如是我聞」というフレーズから取ってるんでしょう。 ごめんそれが言いたかっただけ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メガネをとったらイケメンとか 少女マンガのような展開にしらけます 胸糞わるい色々な出来事 最後もスッキリはしません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!