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(短編集)

九マイルは遠すぎる



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【この小説が収録されている参考書籍】
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)

九マイルは遠すぎるの評価: 4.00/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

安楽椅子探偵ものといえば

 安楽椅子探偵ものの短編集で、8編収録されています。表題作は最も有名な安楽椅子探偵ものと言っても過言ではない作品です。「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」という言葉だけで、ある事件の存在を見抜くという短編です。その論理はちょっと飛躍しすぎじゃないかと思ったりもしますが、想像力はなかなか逞しいです。これ以外の作品はちゃんとした事件で、論理も飛躍せず、かなり面白い部類に入ります。全ての収録作品が安楽椅子探偵ものではありませんが、探偵役はみなニッキイ・ウェルト教授。チェスを嗜み、どことなく話し相手を子供扱いにする人です。
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)Amazon書評・レビュー:九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)より
415071102X
No.1:
(4pt)

定番作品

アームチェア・ディテクティブ・ストーリーの定番として、ミステリに興味のある人間なら大抵は知っている作品。探偵役本人は事件現場に居合わせず、赴きもせず、人から聞いた情報だけで推理をおこなう。表題作を例に挙げれば、英語にしてたった十一語のセンテンス「九マイルは遠すぎる、ましてや雨の中ともなれば」から、可能な限りの推論を引き出すのである。同じ手法の作品は数あれど、『定番』も良い物だからこそ『定番』たりうる。一度読めば、その独特の推理ゲームのとりこになることは間違いない。
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)Amazon書評・レビュー:九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)より
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