日曜日ラビは家にいた



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初公開日(参考)1975年08月
分類

長編小説

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日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)

1975年08月31日 日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)

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日曜日ラビは家にいたの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Cランク


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No.3:
(5pt)

伏線とダミーが多すぎる……でも面白い。

人の住まなくなった廃屋で、地元の青年が死んでいた。
遺体はビニールシートでぐるぐる巻きにされていて、死因もそれによる窒息死。
被害者はアフリカ系アメリカ人の青年と仲が悪かった。
被害者は父親とも仲が悪かった。
女の子のことでも他の青年の恨みを買っていたらしい。
更に、被害者の服のポケットから、マリファナのはいった袋が出てきた。
……犯人は誰だ?
……サービス精神旺盛なのはいいけど、伏線とかダミーが多すぎる感を拭えない。
……あれだけ思わせぶりな伏線を張っておいて、ぜんぶダミーかよ!って言いたくなります。
……218ページの話の、最後の7ページで事件が解明されます。……って、引っ張りすぎ!!
それと、この作者の”ラビシリーズ”(何曜日にラビがどうしたという題で、金曜日から、週を一回りして1週間分書いている)を読むと、ユダヤ人の教会というのが、どういうものかというのが、分かってきて、興味深いです。
……つまり、ある場所に、だんだん人が移住してきて、人口が増えてくるときに、その土地で、割合裕福な人が、金を出して教会を建てる……そこに移住してきた人たちに、毎日か金曜日の礼拝に参加するように呼びかける……生まれた子供の割礼や、結婚式や葬式、ユダヤ教の宗教行事にも参加できるようにしてやる……その代わり、教会を建てた人たちが、教会の理事になり、教会のことや、教会に属する人、更にその地域のことに関して、発言し、権力を持つようになる。
……“一定の額の金を負担すれば、仲間に入れてやる。
……結婚式や葬式や割礼のときは、それに見合うだけの追加料金を負担しろ。
……そうすれば仲間に入れてやる。
……大金を出さなくてもいい。
……だが口も出すな。
……俺たちの言うとおりにしろ。”
……これは、ユダヤ教だけではなく、どの宗教でも、また宗教とは関係ない組織でも、同じことです。
同じことが、同じようにして行われてきました。
……個人の意思·信条とは無関係に、組織というものが、常に権力や金と結びついて、形成され、成長してきたということが、ユダヤ教の教会の歴史に、よく表れていると思います。
……その意味でも、"ラビ·シリーズ"は、教えられることが多く、興味深いです。
日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)より
4150012504
No.2:
(3pt)

神がおっしゃったとは、どういう意味です?

ケメルマンによるラビ・スモールものの第3弾。バーナード・クロシングという地域にあるユダヤ教会では理事会内部の対立が大きくなり、若いラビ、デイヴィッド・スモールは板挟みになっていた。そこへ地域の若者たちがピクニックの途中で雨宿りのために空家に侵入して、泥酔した一人を置き去りにする。ところがその後発見された時にはその若者は死んでいた…。

誰でも侵入できる場所で起こされた殺人なので、特別なトリックもなく状況証拠を一つ一つ積み重ねていく過程で、犯人の動機がわかっていく。サスペンス性は少ないし、テンポがゆっくりなので退屈に感じるかもしれない。あちこちに散見するアメリカにおけるユダヤ教の在り方についての批評、ユダヤ系住民が何に関心をもっているかという情報は日本人にとって目新しく感じる。探偵役のラビ・スモールは、誠実で頑固に思えるほど原則にこだわる人で、私はそこが好ましいと思っています。
日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)より
4150012504
No.1:
(3pt)

われわれユダヤ人は現世に満足しています

ケメルマンによるラビ・スモールものの第3弾。バーナード・クロシングという地域にあるユダヤ教会では理事会内部の対立が大きくなり、若いラビ、デイヴィッド・スモールは板挟みになっていた。そこへ地域の若者たちがピクニックの途中で雨宿りのために空家に侵入して、泥酔した一人を置き去りにする。ところがその後発見された時にはその若者は死んでいた…。

誰でも侵入できる場所で起こされた殺人なので、特別なトリックもなく状況証拠を一つ一つ積み重ねていく過程で、犯人の動機がわかっていく。サスペンス性は少ないし、テンポがゆっくりなので退屈に感じるかもしれない。あちこちに散見するアメリカにおけるユダヤ教の在り方についての批評、ユダヤ系住民が何に関心をもっているかという情報は日本人にとって目新しく感じる。探偵役のラビ・スモールは、誠実で頑固に思えるほど原則にこだわる人で、私はそこが好ましいと思っています。
日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:日曜日ラビは家にいた (Hayakawa pocket mystery books)より
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